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サイエンスコミュニケーター宣言(146)

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▼考えてみるとなんともしぶとくしたたかである。大賀ハスの葉である。枯れたのは昨年の秋だ。それなのに今なおその当時の姿、かたちを残すのである。ついにはこの冬を越してしまったのである。
大賀ハスの蓮根の植え替えから46週目である。今年の植え替えは今月末の予定である。身欠きニシンを準備しておこう。
▼3.11が近づいてきた。TVや新聞のメディアが「この一年」をふりかえりはじめた。
私も私なりのやりかたではじめよう。
私の場合はこの「サイエンスコミュニケーター宣言」がすべてであるのかも知れない。
私の文脈を整理してみる。
・「授業」はサイエンスコミュニケーションの最前線だ。
・授業者である理科教師は最前線のサイエンスコミュニケーターである。
・サイエンスコミュニケーターとして「これからの理科」を語ることが必要である。
 なにかトンチンカンなことを私は言っているのだろうか。
こう言いながらも、なにか違和感のようなものを感じたのは事実である。
▼そこで、私は 「日本理科教育史」を追ってみることにした。3ヶ月近くかかる作業になった。
我田引水になるが、それはきわめて興味深い内容になった。
明らかにしたかったのは、次の三つである。

(1) 私たちの「理科」はどこから来たのか。
(2) 私たちの「理科」はどこにいるのか。
(3) 私たちの「理科」はどこに向かうのか。

そして、大ざっぱであるが「これからの理科」というかたちでまとめた。

(1) 文化としての「科学」を学ぼう。教えよう!!
(2) コンテンツに右往左往するだけでなくコンテクストを紡ごう。
(3) 21世紀の科学にふさわしいカリキュラムの作成を。
(4) クラウド時代にふさわしい教材整理(教材研究)をしていこう。
(5) 授業は教育実践の最前線であることを自覚し、授業研究のすすめ方を再検討しよう。

これでは具体的にどう動くのか。まだまだ見えてこない、いましばらくの時間が必要なようだ。
▼そのためにも、この126年の歩みの遺産のなかから「これから」も有効そうなものをいくつをあげてみた。
蛇足になることをおそれつつも…。

(1) 『自然は最高の教科書!』とする自然観・自然科学教育観
(2) 実践記録を綴るという作風。
(3) 実験・観察の工夫、アイデア
(4) 「科学」を楽しむ作風
(5) 「ものづくり」を楽しむ作風

ここまできている。
さあ 次の一歩を歩み始めよう!!
127年目に向けて!!

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