サイエンスコミュニケーター宣言(67)
▼「一点こだわり方式」「イモズル方式」それが流儀だ。昨日の朝、まだ薄明かりのなか私は道ばたにしゃがみ込み例の「ヒガンバナの実もどき」にデジカメを向けて、シャッターを切りまくっていた。やっと接写のツボがわかりかけたかと思ったが、この明るさではむつかしいか言い訳しつつもこだわり続けていた。「ヒガンバナの種子!!」この一点にこだわって植物のさらには生命の「ふしぎ!?」を追い続けたかった。接写にこだわって自然の「記録」の仕方まで発展させたかった。それが今の私にできる唯一の方法だと思っているから。
▼サイエンスアゴラ2011についても同様だ。
サイエンスアゴラ2011のプロクラム(PDF)が公開になった。さっそくプリントアウトしてみた。
あらためて驚いてしまう、その豊富な内容に。
こんなものしらみつぶしに回っていたら、いくら時間があっても回りきれるものではない。そこで「一点こだわり方式」「イモズル方式」だ!!
プログラムに面白いマークがついている。そのブースが主に誰を対象者にしているかと内容が一目でわかるようにしてあるのだ。まずは「科学コミュニケーター」「教育関係者向け」をチェックしてみた。
少しは絞り込みができたように思った。でも、それだけでもたくさんノミネートされてきた。
▼まずは、ここへの参加の動機を与えてもらった理科ハウスに行こうと思う。
■理科ハウスが選ぶ全国科学館オリジナル商品の展示(理科ハウス)
理科ハウスが選んだ30点とはどんなものだろう。面白そうではないか。
きっと理科ハウスの「科学館」にかける思いとセンスで選ばれたものだろう。それを見せてもらえるだけでもうれしいが、手に入れることもできるようだありがたい!。これはぜったいにお薦めだ!!
どこか「教材」にかける思いと似ているように思うのは、我田引水がすぎるだろうか。
ここから出発点(起点)にして、「イモズル方式」で回ってみよう。
▼昨日、どうしても参加してみたいところが出てきた。
■検証・原発震災報道 メディアはリスクをどう捉え伝えたか
私はTwitter的にこだわっている。
私がTwitterをはじめたころ、「tsudaる」というコトバが流行っていた。
その元祖・津田大介さんが登壇するというのである。USTではさんざん津田さんを見たが、生では見たことがない。これは絶好のチャンスだ。これをのがすわけにはいかない。
ひところTwitter本というもがいっぱい出てきたが、そのなかで津田さんが書いた『Twitter社会論』は、Twitterを語るときの原典となると思った。その津田さんが、「今」をどう語るか。ぜひとも聞いてみたいのだ。
<つづく>
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