サイエンスコミュニケーター宣言(61)
▼11月だ!!月日が経つのはなんとはやいものだ。10月最後に見たヒガンバナはもうすっかり「葉の季節」に入っていた。定点観測地Aから引っ越しをしてきたヒガンバナも8本の花茎をたて「花の季節」をむかえた。その花茎も倒れ、花茎が立った以外のところも地面を割りたくましく伸びてくる葉。たくましくいのちの営みを持続するヒガンバナが「おっ、おまえはどうしてる?」と訊いてきた気がした。
▼「サイエンスコミュニケーター宣言」から7ヶ月過ぎた。
何をしているんだろう?どこまできたんだろう?
最初の課題は
●1912年ウェゲナーの「大陸移動説」
それから100年!!
●1831年 ファラデーの「電磁誘導」発見
それから180年!!
この「100年」「180年」の歴史をくらしの「科学」、未来の「科学」につなげていくことだった。
▼その最初の作業は、これまでの私の授業と日本の理科教育史を重ね合わせてみることだった。
それはどこまですすんだのだろう。状況は緊急性を増してきたかに見える。
しかし、私にはこの方法しかないのである。
ひとつだけ見えてきたものがある。
それは、「原子論的物質観の延長線上にこれからの「科学」をつなげること」の重要性だ。
▼11月に楽しみしていることがある。
サイエンスアゴラ2011への参加だ。ずっと一度行ってみたいと思いつづけてきたが、やっと参加できる。多くの人の「私の科学」と出会い学んでこようと思う。
そこで、サイエンスコミュニケーターとしてのあらたな方向性を発見できるかも知れない。
発表する側での参加ではないが、できるだけたくさんのことを学ぶために準備にかかろうと思う。
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