ヒガンバナの「種子」をみんなで探そう!! #higanbana
▼「科学」には絶体はない。だからこそ面白いのだ。だからこそ学びがあり研究があるのだ。
「日本のヒガンバナは三倍体であり、不稔性で「種子」をつくらない。」は絶体ではないのである。
現に「種子」をみつけて発芽させたという情報もあるし、私自身も結実した「種子」もどきを見たこともある。
▼「種子」を手に入れるには、今二つの方法がある。
ひとつは、今の時期にヒガンバナの咲いていたところへ出かけていき、できるだけ子房がふくらんでいる花茎を切り取り、水栽培をやってみることだ。
もうひとつは、もう少し遅れた時期に群生地へ出かけていき、自然結実をしたものをみつけることだ。自然結実したものを比較的簡単である。他の花茎は倒れ枯れ果てていっているなかで、それらの花茎だけが立っていることが多いのだ。自然結実途中のものを持ち帰り、水栽培というのもいいかも知れない。
完熟した「種子」は黒光りしていて丸く大きい。
自然結実したものをみつける確率は少ないかも知れない。しかし、多くの人を眼をとおして観察すれば話は変わってくるかも知れない。
▼「小さな科学」、それは「等身大の科学」と呼んでいいかもしれない。「小さな科学」のためには、特別の装置も知識もいらない。必要なのは「ふしぎ!?」を追いかける意志と行動力だけだ。
「小さな科学」がいっぱい集まってつながれば、未来を切り拓く「科学」になるかも知れない。
▼幸いなことに、私たちは今、「小さな科学」の可能性を具現化する道具を手にしている。情報をリアルタイムに等身大に発信する道具だ。Web、blog、SNS、メール、Twitter、FacebooK等々である。
文字情報のみならず、画像情報のやりとりだってできるのだ。これらを使わない手はない。
「みつけた!!」「手に入れた!!」という情報はすごいけれど、それだけではない
「ヒガンバナの群生地に出かけいったけど、そんなもの一本もみつからなかった!!」というのも貴重な情報だ。
ヒガンバナ「種子」探しで、「小さな科学」をみんなで楽しもう!!
| 固定リンク
コメント
ブログにヒガンバナの種子の画像を張り付けておきました。TWITTERもまだうまくできないのでここからお知らせします。フォーミー?にも相変わらず接続できません。情けないです。
投稿: 理科大好き人間 | 2011/10/23 22:24
理科大好きさん
ヒガンバナ情報ありがとうございます。
さっそくblogの方も見せていただきました。そこにもコメントさせていただいたのですが、どうもこれまでに私が見てきたものとちがうようなきがするのですが、もう少しくわしい画像情報をお願いすることできないでしょうか。よろしくお願いします。
投稿: 楠田 純一 | 2011/10/24 06:43