サイエンスコミュニケーター宣言(57)
▼庭先のヒガンバナ紅白競演もそろそろ終わりになってきたようだ。まずは赤の方から、花茎の足元から「葉の季節」になりつつある。季節は移ろい、時代はすぎていく。
今年も祭りがやってきた。今日から村祭りだ!!今日が宵宮、明日が本宮だ。
▼今年も「ヒガンバナばっかり病」に罹っているあいだに祭りがやってきた。
昨日、久しぶりにホームセンターに出かけた。こんな楽しいところはない!
実は今度する力の授業の教材捜しにいったのだ。そうだ、私はまだ少しだけ授業を続けている。
目的物にいくまでに目に入ってくるものが、「あっ、これってあの授業に使えそうじゃないか」と目移りがしてしまうのだ。もうまるで教材の宝庫!!なのである。
くらしと「科学」の交差点だ。理科準備室だけに教材はあるのではないのだ!!
スーパーマーケットだってそうだ。食品としての「植物」「動物」教材がいっぱいなのである。
▼現役時代に整理・処理できなかった教材がまだ段ボール箱のなかに眠ったままにしている。
少しずつ、処分をしていっている。
「断捨離」失敗編だ。ポロリと出てきた教材にその一時間の授業を思い出して時間を費やしている。
これではダメだと後悔はするもののいつしかちょっと居直り気分になる。
「私には、これしかないではないか」と。
▼「理科授業」と「サイエンスコミュニケーション」、
「理科教師」と「サイエンスコミュニケーター」
どんな関係にあるのだろう。ぼんやりとそんなこと考えていたら、一日がすぎてしまった。
祭りの今日も、そのこと考えるかな。
私には、それしかないから…
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