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ヒガンバナの開花時期を決めるのは? #higanbana

Dscn0788▼ヒガンバナの開花情報が届くようになってきている。そこで、我が「定点観測地」ではまだかと目を凝らすが、花芽の気配もない。朝の散歩で少し入念に散策してみるがまだである。
 どんな場所で「初見」あるのか楽しみである。ただし、今年は家の周辺は大規模な工事をしているので例年の場所はなくなってしまっているので新しい「初見」の場所の発見ということになる。それはどんなところだろう?
▼これまでの観察で、大ざっぱには開花時期については「水分と土壌の温度」が関係すると思っていた。
野島高彦さんに「この「ふしぎ!?」はどこまでわかっているのだろう。」と聞かれてはたと考えてしまった。
そうだ!!
この「ふしぎ!?」どこまであきらかになっているんだろう。
これまでに出会った文献などのなかでは
◆『夏期の気温上昇がヒガンバナの開花に及ぼす影響』
がいちばん参考になった。
 しかし、この「ふしぎ!?」のすべてが解明されいないようだ。
▼そもそも、ヒガンバナの開花時期というもののデータはあるのだろうか。
そう思ってネットで探していると、
●ヒガンバナの開花日の結果について
をみつけた。2008年の調査結果のようだが、なかなか面白いことが書いてある。
要するに、ヒガンバナの場合は、桜前線などのように、はっきりした気候条件で開花時期が決定できるものではないようである。そう一筋縄ではいかないということか。
▼だからと言って、この「ふしぎ!?」を追うことを断念するつもりはさらさらない。
8月下旬から9月の下旬、10月初旬あたりまでの一ヶ月で日本各地で展開する「ヒガンバナ開花」!!
なんらかのルールがあるはずである。
それはなにか。
 地上から姿を消している時期に地下で何が起こっているのかに注目しながら、もう少しこの「ふしぎ!?」を追いかけてみようと思う。

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コメント

彼岸花の開花条件に関して
体験的に思うのですが、気温の変化と雨降りが関与しているのではないかと思っています。夏を越した彼岸花の花芽は、地表スレスレの地中で気温の変化(低下)を感じ取り、そしてひたすら雨(水分)を待っています。そしてまとまった雨が降ると、一気に茎をぐんぐんと伸ばし地上に突き出ます。まだ自分で調べたことはありませんが、開花前の気温や雨量を調べれば開花の仕組みが解明できるのではないかと、考えています。
開花直後の彼岸花の茎は手で簡単に折ることができます。構造的に垂直方向に強く水平方向に弱い繊維形状になっていて、ほぼゲル状の水に満たされているように思えます。
そんな訳で、開花条件として「冷たい雨」がキーワードのように思えるのです。

投稿: 浜四津成信 | 2013/10/05 14:20

浜四津成信さん
はじめまして
とても興味深いコメントをありがとうこざいます。
特に次のところはハッとしました。

>開花直後の彼岸花の茎は手で簡単に折ることができます。構造的に垂直方向に強く水平方向に弱い繊維形状になっていて、ほぼゲル状の水に満たされているように思えます。

そのために絶体的な量の水が必要ということと理解していいですか。

今後とも末永くよろしくお願いします。

投稿: 楠田 純一 | 2013/10/06 12:35

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