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ヒガンバナの「ふしぎ!?」追い続けて(3) #higanbana

Dscn0441▼私は人やモノに出会うということでは、なかなかラッキーな人間であると思っている。この夏にもずっと出会いたいと思ってきたものに出会っている。そのひとつが「クマムシ」だ。
ギンゴケのなかにすむ「世界最強動物」、クマムシは地球上のどこにも住んでいるのだから凄い!!等など話はいっぱい聞いていた。「こうしたら出会えるよ」と指南してくれる人もいた。
でも自力で自分の住む近くからは発見していなかった。ほんとうの「出会い」を果たしていなかった。ところが、この夏はほんとうに「出会った」のだ。これまた不思議なものであるいったん出会ったとなると、比較的簡単に次々と出会えるものなのである。昨日は、ついに七匹目のクマムシに出会った。それも「脱皮」しているかに見えるものだった。
▼ヒガンバナの「ふしぎ!?」にもどる。
『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社 1998.9.1)を読みかえしていると実に面白い。
「ふしぎ!?」の謎解きが如何に面白いものか、ドラスティクに描かれている。まるで推理小説のような展開だ。
日本のヒガンバナは三倍体である。
だとしたら、東北以南でみられるヒガンバナはすべてクローンということになる。それでは、そのクローン体がどのように拡がっていったのか。
 そもそもヒガンバナはいつ、どのように日本にやってきたのか。
そのルーツは?謎は謎をよぶ。
この謎解きに多くの人が参戦していた。
▼浅学無知を省みず、私もこの謎解きに参加したいと思った。
私のモノに出会う方法は、いつも無手勝流だった。
わかること、出会ったモノをならべてみてツナイデみる。そして勝手な仮説をたてる。
それを確かめるために動いてみる。可能な限りの動きをしてみる。
私が、今、ヒガンバナでぜひ出会ってみたいものは
ヒガンバナの種子だ。種子もどきは発見したことはあるが、そこから実生はしなかった。
三倍体というかぎりはアタリマエだ。でも何年もかけて実生させている人もいるのだ。
それはどういうことだ。偶然にも「二倍体」にもどってしまったということだろうか。
それが知りたい。

いつもラッキーな私には、ひょっとしたら念じていれば「出会い」があるかも知れない。
なんと非科学的な発想と笑われてしまうかな。 

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