「ファラデーラボ・かがくカフェ」へ行った!!
▼昨日は夕方からが楽しかった。ファラデーラボに行ったからである。
今年の3月12日(3.11の翌日)にスタートして、次々と科学を楽しむ催しが展開されていた。時間の余裕ができたらぜひ参加させてもらいたいと思っていた。
▼そのチャンスがきた!!
行く前から少しワクワクしてきた。車でたった50分だ。
そんな近いところにこんな楽しいところがあるなんてうれしい限りである。
昨日のファラデーラボ・かがくカフェのテーマは『日本列島3億年の歴史の岩石実物図鑑をつくろう』であった。
話をされたのは觜本格さん(かがく教育研究所長・サイエンスボランティア)である。
▼フロアーにブルーシートが敷かれた。その上に觜本さんが海岸(海岸の石はきれいに洗われて観察に最適だそううだ)で拾ってきてくださった石が広げられた。
この石のなかから、目的の石を拾い出し実物図鑑をつくろうというのが今回の趣旨である。
▼觜本さんの話は地球の歴史からはじまった。
この人の話は何度聞いても面白い!!
聞くたびに発見があるのである。ややもするとたいくつな「地球科学」が、生き生きとした「壮大な地球物語」になるのである。そして、次なる「ふしぎ!?」が浮かび上がってくるのである。
素朴な「ふしぎ!?」にも、答えてもらえるのはとってもありがたい!!
▼やがて「日本列島3億年」の意味がわかってくる。
いよいよ標本の「石拾い」になる。
最初は、どれも同じ顔したただの石ころに見える。色が白いか黒いかがわかる程度ある。
ところが、觜本さんの解説つきだと、ひとつひとつの石が「その石の物語」を語りはじめるから不思議だ。
実に面白い作業に変わっていく。
<チャート>
<石灰岩>
<玄武岩>
<泥岩・頁岩>
<砂岩>
<流紋岩>
<凝灰岩>
<花崗岩>
<安山岩(サヌカイト)>
どれも、どれも面白い。
時間が経つのをすっかり忘れていた。
今朝起きて、外にでたら思わず門先の石ころを拾い上げていた!
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コメント
ご無沙汰しています。
こういう話を近くで聞けたら…というのを切実に思います。
というのも、娘の同級生の中に、
石や化石に興味を持ってる子がいるそうなんで。
京大の博物館でも教えようかな、とは思ってるんですけどね。
今の館長が古生物の研究者なんで。
投稿: いっちゃん | 2011/05/10 09:23
いっちゃん
コメントありがとうございます。
ほんと、石、化石の話って面白いですよね。
1個の石ころにも、その石ころの物語がある。
その物語は、動く大地の物語につながる。
思えば思うほど面白いです。
その物語を読むためにはいいガイドあるといいですね。
今回の講師の先生は、名案内人でした。
へー、いい人知っているんですね。
いい案内人ほどわかりやすく面白いですね。
あれ「ふしぎ!?」です。
投稿: 楠田 純一 | 2011/05/11 06:22