ヒガンバナが枯れ始めた!!
▼4月のはじめというのは、ほんとうに地球が回転速度を上げているのだろうか。と疑いたくなるぐらい時間が経つのが速い。今日は、はやくも7日である。
こう感じるのは、自分のなかでの時を刻む時計が「ゆっくり」すぎるのかも知れない。
しかし、まわりの生命たちはちがう。
きっちりと地球の回転スピードにあわせていっているようだ。
▼いろんなところで見るサクラが咲きはじめている。
サクラもそうだが、私にはもっと注目したいものがある。それがヒガンバナだ!!
春をむかえたまわりの植物たちに反比例して、これまで冬のあいだ他の畔を独占していたヒガンバナが枯れ始めている。この姿は必見!!である。
▼枯れが進んでいくと、いったん畔から姿を消す。
このときが移植のチャンスでもある。姿を消したまま夏をすごす。
そして、秋の彼岸が近づくと、花茎の芽がニョキニョキとのびてくる。なんと見事な戦略であることか。
何度も何度もこのサイクルをみてきた。
しかし、何度見ても感動してしまうのである。
▼昨年のヒガンバナのこのサイクルをひとつの文章にまとめてみた。
現役時代の最後のしごととなった。
★シリーズ新・生命の輪・30
ほかの植物たちと競合しない見事な生存戦略
人の暮らしに密着するヒガンバナ
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こう書きながら、思いだした。
『日本ヒガンバナ学会』は年中無休だ!!
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