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【授業】この地域からアンモナイトの化石が!?

▼「地球」から「地域」への学習のはじめにやったのは「化石」であった。
化石には、「示準化石」と「示相化石」とがあって、「示準化石」が教えてくれるのが、その生物の生きた時代であり、「示相化石」が教えてくれるのが、その生物の生きた自然環境である。
それぞれの代表的な化石には…
と、一応の教科書流の説明をつづけた。
▼そして、示準化石の話から、「時代」を追いかけた。
ここに、この単元最大の難所である「時間」の問題が待ち受けていた。
昔と昔々、大昔、超昔の区別がつかない。
数値で表すとわかるか。
100万年前と1000万年前、さらには一億年前、十億年前…
追いかけているの数値だけ、具体的なイメージがついていかない。
それをなんとかしたかった。
▼可視化するために、これまでにいくつかの方法をとったことがある。ひとつは、ながいながい年表づくりをしてみたこともあった。
個人個人で4.6mのミニ巻物の年表をつくる。それぞれの代表的な化石をそこに貼りつけていく、そんな試みだ。
教科書もとりあげている「地球カレンダー」もひとつの方法である。
  今回は、一マス一億年の年表(極地方式研究会作成)の塗り絵で可視化をはかった。塗り絵をしていたら、ほとんどが先カンブリア代である。そして「古生代」「中生代」「新生代」そして「第四期」…と。
▼なんとも、気の遠くなるような昔の話だ。
それだけでは、遠くなるばかりの話だ。
ここでなんとか身近にツナガル話にしたかった。
『町史』にこの地域からアンモナイトの化石が発見された(1953年)ことが出ていた。
山中の林道工事の際に発見されたようだ。
驚きである。
この「ふしぎ!?」を追いかけたい。

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