「圧力」の授業を構想する。
▼今週のはじまりもやはりヒガンバナ観察からであった。いちばん身近なヒガンバナ、定点観測地Aのヒガンバナがあぶない。門先の土手から、ボロボロと下の田んぼに浮き株が落ち始めているのである。移植する必要がありそうだ。しかし、それでは10年以上「定点観測地」として観察を続けてきた意味をなくしてしまう。どうしたものだろうと迷うところである。ヒガンバナは、そんなこと関係なく「葉の季節」と確実に移行していくところである。
▼授業の方も移行である。
【力学の第一歩】から「圧力」へとかわっていく。「圧力」の授業を構想してみた。
いつものように教科書を追うところからはじめてみた。
面白そうな実験からはじめている。
「圧力」の概念形成からはじめている。
圧力[N/㎡]=力[N]/面積[㎡] おっ、これは単位換算がけっこうたいへんそうだ。
そして、「大気圧」、「水圧」、「浮力」とつづく。
力の学習にくらべると、より身近にそれを実感するネタはころがっていそうである。
▼教科書に引き続いて、新学習指導要領を見てみた。
(イ) 圧力
圧力についての実験を行い,圧力は力の大きさと面積に関係があることを見いだすこと。また,水圧や大気圧の実験を行い,その結果を水や空気の重さと関連付けてとらえること。
内容の取り扱いにおいてはこうだ。
オ イの(イ)については,水中にある物体にはあらゆる向きから圧力が働くことにも触れること。また,水中では物体に浮力が働くことにも触れること。
しばらく時間をかけて、身近な「くらし」をみつめなおし授業を構想してみたい。
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