音の波形を見るソフトは?
▼すべてに「歴史」がある。そういうときの基準となる「時間」というのがあるのだろうか。十日とか、一ヶ月ではあまり「歴史」とは言わない。では、私が土曜日は定例の観察としている『大賀ハス』は、もう「歴史」を持っていると言っていいのだろうか。
いちばんはじめに大賀一郎先生が検見川の泥炭層のなかから、「大賀ハスの実」を発見したのが、1951年
3月30日である。それからまもなく60年をむかえようとしている。全国に今、どれくらいのこの末裔が存在するのであろう。そのうちのどれだけがこの夏、花開いたことだろう。
ここには、やっぱり「歴史」があると言っていいだろう。
私の観察池の大賀ハスは、植え替えから24週目だった。どんなにさがしても花はない。葉だけの夏が過ぎようとしている。「歴史」の一ページにはならないままに。
▼とんだ思考が飛躍する。
音の授業の構想をつづける。
音の「歴史」のことが、頭をよぎった。
宇宙のはじまりからあった「音」。人類誕生からずっと「音」を聞き続けてきたはず。
●「音」の認識の歴史は
●「音」は波である。それを最初に誰がいつ
●「音」の波形を見えるようにしたのは、いつ誰が
●オシロスコープはいつ誰が、何を目的として…
つぎつぎと知りたくなってきた。そして、もう少し授業にそって
今、中学校の「音」の学習をすすめるとき
「オシロスコープ」を使っておられるのはどのぐらいの割合だろう。
それに変わるのものとして、パソコンで
音の波形を見るソフトは、どんなものが使われているのだろう?
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コメント
ご無沙汰しております。
この春から現場を離れてしまったので,こういった話があまりできずにつまらない毎日です。
さて,音声を見るソフトですが,ボクは
NY Spectrum Analyzer がおススメです。
鍵盤とリンクしているので直感的にわかりやすいところやいわゆる声紋をみられるところもいいですよ。
http://park1.wakwak.com/~y-nagano/Programs/Spectrum/
投稿: 栃木庭球屋 | 2010/09/13 23:50
栃木庭球屋さん
こちらこそ、ご無沙汰してしまっています。
コメントありがとうございます。
現場を離れたんですか。授業の報告をはげみにさせてもらっていました。深謝。
ソフトの紹介ありがとうございます。
面白そうですよね。子供たちが興味を持ちそうなところですね。あいかわらずの「初心者」ですので、自分でも体験するのに時間がかかります。
また使えるようになったら報告します。
投稿: 楠田 純一 | 2010/09/14 05:51