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種子植物の「ふしぎ!?」

Dscf8013▼あいかわらずの忙しい日々である。やるべきことをならべてみて、優先順序をつけて、順番にやっていくだけ、こんな単純なことでも、なかなかうまくいかない。こんなとき、思わず「時間よ止まれ!!」と叫びたくなってくるのである。(そう言えば、半世紀以上前になるだろうが、NHKのテレビ番組でそんなあったような。ピンチになると少年が「時間よ止まれ!!」と叫ぶ。そしたら自分以外の時間は止まってしまう。そしてピンチを脱するのである。そんなの今ははやらないかな。)
▼なぜ、こんなこと考えはじめたかというと、やっぱり「大賀ハス」である。発芽してしまった大賀ハスの種子、どんどん成長する幼芽をみていると、とても「ふしぎ!?」に思う。
 このエネルギーは、どこに仕舞い込まれていたのだろう。
この生命の営みは、一時的に「休眠」状態にあったのである。
つまり「時間を止めていた」のである。
なんという驚異のシステムだ。環境条件が整うまで「時間を止めて」おくなんて…。
それも、この大賀ハスは、2000年ものあいだとは…。
▼植物たちが、この驚異のシステムを獲得したのはいつごろだろう。粗製濫造の胞子で殖えていた時代から、種子植物の時代になったのはいつのことだろう。
 「休眠」という「時間を止める」システムを導入したのはいつどのようにしてなんだろう。
種子は生命のタイムカプセル!?
そのメカニズムとは?
種子植物の「ふしぎ!?」に興味がわいてくる。

 今日は、植物たちの生命活動そのものである「呼吸」の授業をやる。

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