【授業】星座を描いてみると…
▼昨夜は遅かった。帰宅して、やっぱり夜空を見上げた。ちがう!!見え方がちがうのだ。そこには、黄道がひかれていた。私の「まるごとプラネタリウム」が大きく進化しているのだ。
今朝起きてもすぐ外にでてみた。残念ながら雲だ、それでも「黄道」は引ける、あの雲の方向に、オリオンは位置するだろうと想像はできる。なんということだ、こんなのを「科学の方法」というのだろうか。
▼授業のつづきの報告である。
ちょっと、頭の中が混乱しそうなところにさしかかった。各季節に見える星座を考えていく。
午前0時南中する星座をシミュレーションしてみる。
なんとか理解できる。その次だ。
その次は、明け方に南の空には…、西の空には…、東の空には
?(゚_。)?(。_゚)?
混乱してくる。わかっているつもりだったのに…。
問題はふたつあるように思う。
◎スケールの問題
◎方位の問題
複合された問題ではあるが、とりわけ方位の問題は、なかなか手強い。
▼なにか、簡単にシミュレーションしやすい「科学の方法」はないもんだろうか。そう言えば、何度もこれには挑戦してきたような。
今回は、あの多用してきている直径13㎝の「地球」に人形とエンピツを乗せてみた。エンピツの先が、「東」の方向を向くようにして、これを三球儀と連動させるようににして地球を自転をさせてみる、エンピツの先はいつも「東」をさす。反対にエンピツのおしりの方が「西」だ。
なんとくわかったような気になる。これは、平面の問題にも強い。エンピツなら、いつでも筆箱のなかにあるだろう。
それを取り出して考えればよい。
今、名付ける。 「エンピツ方位器」!!
▼もうひとつ気づいた等身大の「科学の方法」がある。
これは授業を準備しているときに気づいた。
「星座を描いてみる」という方法だ!!
教科書にある図を「見る」だけでなく、自分でできるだけ正確に模写するのである。
まずは「オリオン座」、そして、「誕生月の星座」を…。
<つづく>
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コメント
こんばんは。楠田さんも方角の指導で苦労されてますね。ところでここに貼られた写真を私の指導に使わせてください。今オリオン座の年周運動をしてますが、まず地球上の方角を指導してからオリオン座の動きにつなげます。教科書に載っている絵では理解しにくいので楠田さんの写真をミラーコピーして使わせていただきます。その写真は理科の部屋にアップしておきます。
投稿: sakamoyo | 2009/12/09 17:16
どうも、おはようございます。阪本さん
星座を描きながら、私は熊楠の記念館で見た、あの膨大な「写本」と極度にくぼんだあの「硯」を思い出していました。「描く」「模写」するという学習方法を考えてみたいですね。
なにかつけ、熊楠を思い出しってしまいます。
投稿: 楠田 純一 | 2009/12/10 05:34