【授業】コウガイビルの「ふしぎ!?」報告
▼授業再開、2時間目。まずは、「細胞分裂」のつづきで、今度は観察したものを教科書に沿いながらまとめた。
いちど、それらしきものでも観察したあとだと、ずいぶんリアリティがちがう。
細胞分裂における染色体のふるまいに注目しながらまとめていく。ちょっと古めかしいが、模型があったのでそれも使ってみた。こういうのも、けっこう有効であること再認識した。
中学校理科におけるスタンダード模型の歴史についても調べてみたくなった。
▼染色体の数と生物のちがい、染色体に含まれる情報とは、まだまだ、不思議を残しながらであるが、どうしてもここでやっておきたいことがあった。
それは、あのコウガイピルの「ふしぎ!?」の報告である。もう少し、まとめての報告ということも考えられるが、それではリアリティをなくしてしまう。タイミングは今しかない。それは私の勝手な思い込みだろうか。
時間にして、10分程度のつもりだった。
用意したのは、例のナイロン袋と「iPS細胞」開発の最新新聞記事。
このふたつがつながっていることを言いたかったのだ。それは、きっと今まさに学習していることともつながるはずと…。
▼最初は、8/2にあのコウガイビルが消えてしまったことを報告した。
そして、261日間の「ふしぎ!?」について
それに対しての渡辺先生の答えを紹介した。「自己消化」
そして、コウガイビルの全能細胞の話、そこから「iPS細胞」にまでつなごうとしゃべりまくった。
やっぱり、短時間では無理である。これではせっかくの「ふしぎ!?」が失われてしまう。
冷静になると反省する。
でも、どうしても今、報告したかった。
コウガイビルの「ふしぎ!?」をこれで終えるつもりはない。もう一度しきりなおして、タイミング見計らって再度登場させたいと思っている。
▼もうひとつ、時間的に無理なこと承知で、タイミングとしては今しかないというものがあった。
「ウィルス」だ。新聞記事を印刷していたので、それをくばるだけにしたが、
よくこの後の関連情報に注目すること、相手は「ウイルス」、できる対応考えながら生活しようと…。
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コメント
26日に、子供たちの学校が授業を再開しました。
とはいえ、今週中は学童へお弁当を持たせていかなければ。
給食がありがたいです。
23日に科学の祭典へ行ってきました。
今回は「街中で化石を探す」ツアーと、
「科学館ツアー」をメインとしました。
友の会の方がされる説明を聞きながら、疑問符いっぱい状態の子供たちも面白かったのです。
親のほうは改めて、自分も勉強したい(せんとまずい)という自覚も。
予定てんこ盛りの夏休みの上、自由課題で歯ごたえのあることに取り組んだ(刺し子)だったため、
上の子の夏休みの宿題が終わったのが、夏休み明け当日の朝ごはん前でした( ̄Д ̄;;
投稿: いっちゃん | 2009/08/27 06:52
いっちゃん
「科学の祭典」報告等ありがとうございます。
いっぱい「ふしぎ!?」されたようでなによりです。
親御さんの方も、そうだったのがすばらしい。
私も同じです。
たくさんの「ふしぎ!?」と出会う夏休みでした。
今まででいちばん「充実」していたかも知れない。
投稿: 楠田純一 | 2009/08/28 05:55