【授業】運動をとらえる
▼昨日も出かける前に、プチ「大賀池」にいった。植えかえ5週間の大賀ハスは順調に成長しているように見える。若干勢いがないように見えるのは、他の野山の「みどり」の勢いに圧倒されてしまったせいだろうか。このあたりで追い肥で応援してやる必要があるのだろうか。この連休あいだに検討してみよう。
▼連休に突入である。新年度からピッチをあげてやってきたこともここで一息だ。最初の峠かな。
こんなときは真壁仁の「峠」だ。
この峠は、そんなに高くないふりかえって見える風景は「一ヶ月」だけだ。
峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい。
みちはこたえない。
みちはかぎりなくさそうばかりだ。
連休あいだは、しばし2009年度最初の小さな「峠」に佇んでみよう。
どんなみちが誘ってくるだろう。

「記録タイマー」という実験器の意味と使い方の次は、最初の「運動をとらえる」は、力学台車を床の上を走らせてみた。
記録タイマーで打点されたテープ、6打ごと(0.1秒ごと)に線を引き、番号をつけその順番にノートにはりつけていくという作業をした。
ひとりずつ、自分のテープをつくるために実験を繰り返す。
力学台車を走らせているときは、まるでおもちゃで遊んでいる幼児のにぎやかさだ。
テープ切りの作業に入ると途端に静寂。
ときたま「あわーごっつうはやなっとる」などの声。
どうも「速さ」をとらえたのだということが見えてきたようだ。それができれば充分だ。
教科書に準じて、区間、移動距離、速さ(㎝/秒)の表づくりはそんなにむつかしい作業ではなかったようだ。
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コメント
おはようございます。
連休中日ですね。今日は朝から大賀池に行って、池の中の雑草を抜いてきました。アシカキという匍匐性の茎を伸ばすやっかいなやつが、池のあちこちから顔を出していたので、全部は無理でもできるだけ抜きました。ちょっと腰が痛いです。(^^;
楠田邸の大賀ハスも順調のようですね。そろそろ追肥されてもいいと思います。園芸店で売られている固形有機肥料なんか入れておかれたらいかがでしょう。
私の運動の導入は、手の速さを測っています。記録テープをつまんで思い切り引かせて、瞬間最大速度はどのくらいか記録テープから計算させています。
投稿: sakamoto | 2009/05/04 10:40
阪本さんからのこのアドバイスを待っていました。
ありがとうございます。
明日、さっそく固形有機肥料を購入してきたいと思います。ところで、ここのところ水面の様子が変なんです。
先日まで、水面に小さな泡よく見えていました。これは、酸素かななどと思っていました。それだけ活発に光合成をやっているだと、感心したりしていました。
ところが、ここのところ油が浮いたような状態で、泡もみることできないです。今日は、竹の棒で水面をかき混ぜやりました。ボウフラも発生しているようです。
「ポンコツポンド」の様子を呈してきました。
(^^ゞポリポリ
※「運動」のはじめは手で体感ですね。賛成です。
ちょっとだけやってみました私も。
連休明けたら斜面です。
投稿: 楠田純一 | 2009/05/04 20:30
こんばんは。台車ではなく、テープを手で引っぱった時のテープを同じように座標に切って貼り、そこから瞬間の速さ(区間1つ分)、平均の速さ(4区間から6区間)を計算させました。ついでにcm/sをkm/hに換算しどの程度の速さか実感させました。
瞬間の速さで一番大きかったのは40km/h、平均の速さで20km/hほどでした。だいたい自転車並の速さですね。計算は電卓を使い、その過程はプリントに順を追って示しておきました。1名がテープを紛失しへそを曲げて作業を投げ出しましたが、他の生徒は最後まで計算をすることができました。
投稿: sakamoto | 2009/05/09 21:10
阪本さん
おはようございます。いい実践報告をありがとうございます。こうすると換算することの意義、「速さ」の実感につながりますね。やっぱり、今は時速が実感しやすいのですかね。「電卓」使用というのもいいですね。
参考になります。ありがとうございます。
投稿: 楠田純一 | 2009/05/10 08:16