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【授業】天気図を書こう-(2)

Dscf0365▼ポカポカ陽気の春がやってきた。用件があって、校区を北から南の端までドライブした。けっこうな距離である。ほんとうに、空ばっかりになっているあいだに、地上に春はやってきていた。
小川のせせらぎに、フキノトウ(「ふきまんぷく」この言い方がすきだ。)、ツクシ、タンポポ、ホシノヒトミ、ホトケノザ等々野はお花畑だ。季節はまちがいなく「春」だ!!
▼【天気の変化】の授業も最終章の最終だ。今、天気図でしめくくろうとしている。
終わってしまうのに、変な話だが、一冊の本を注文していた。それが届いた
『天気図の歴史~ストームモデルの発展史~』(斎藤直輔著 東京堂)
なぜ、この本を購入したかというと、一般的な天気関係の本を読んでいるとよく、参考文献としてあがっていた、それとこのタイトルだ。
 「天気図の歴史」で検索をかけると、この書がよくヒットしたからだ。
この道のスタンダード本のようだ。
さっそく、開いてみた。おっと、これはすぐさま読み切れるものではない。私には歯が立ちそうにない部分もある。
でもなにか面白そうことが書いてある。
 「はしがき」と「エピローグ」を読んだ。これは、さすがである。
これはホンモノだ。時間をかけてゆっくりと読んでみようと思った。
▼授業の記録を少しでも続けておこう。
残りが少なくなった時間なので、大切に
「失敗の記録」の方が大切、と常々言いながらも、なかなか「うまくいかなかった」ことに対しては書きづらいものがある。生徒たちにとっては、失敗で終わらすことのできない切実な問題なのだから…。
 まだ続けて、3月15日の天気図である。頭の中では、何日分かに挑戦できたらと思っていた。
ことは、そう簡単なものではない。各地のメモした気象情報を天気図に書き込んでいく。
一見単純で地道な作業である。次に「漁業気象」である。
ここが、実は「天気図を書こう」本番なのかも知れない。
ともかく、この天気図を書く作業は、【天気の変化】総復習を含んでいる。
▼教科書から「天気図を書く」が消えてしまっている現状、時間数などを考慮すると難しいことはわかる。
しかし、今度の改訂で、少しは時間的余裕は確保できるかも知れない。
そこで、体験的に提案する。
さわりだけでもいい。一度は
「天気図」を自分で書くことに挑戦してみよう。

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