【授業】気圧と風
▼今朝、起きて外に出てみると雨だ。昨夕からの雨が続いているのだろうか。部屋に帰って「天気図」で確かめる。首からぶら下げた「マイ気象台」を見る。(首からぶら下げたまま眠っていた、ちょっとやりすぎ(^^;ゞポリポリ)996.1hPaを示している。昨日の「雲見」もあわせて、大気の動きをイメージしてみる。やっと、少しずつ思考がついていけそうになる。でも、まだまだ「雲をつかむ」領域も多い。
まあ、ゆっくり行こう。繰り返し繰り返しやってくれるのだから…
▼授業は「天気は気圧だ!」から「大気の水平方向」の移動に移っていく。
そして、「天気図」のパーツ学習へと入っていく。垂直方向の究極が『上がるとザアザア 下がるとカラカラ』だとしたら、水平方向の究極は、『光は東から 天気は西から』だろうと思っている。
しかし、一挙にはいかない。ステップバイステップである。
▼まずは、大気は「ギュウギュウ」(気圧高い)から「スカスカ(フワフワ)」(気圧低い)へ移動することを確認する。
このあたりまえが、とっても大切。「あたりまえ」組み合わせて「科学」ができているのだから。
次に風向だ。16方位の確認だ。
教科書ながめるだけでなく、ノートに書いてみる。それで、気づくこともある。自分が今いる位置から、その方角を確認することも必要かも知れない。
次に「風力」である。先日の「春一番」などを例に、具体的な風力をイメージできるようにする。
これは、ここ一回で終わられることでなく、日々の天気でドリルが必要だ。
そして、ここではずしてはならない「あたりまえ」がある。
「北風」は「北から吹く風」のこと、ここのところは強調した。
あの天気図の羽にも原因があるのだろうがけっこう誤解したままというのも多い。
▼こうして、天気図パーツ学習に入っていく。パーツにはまり込んではならない。と自分で自分を戒めながら…
それにしても、あの「天気図」の学習はどうしてなくしてしまったのだろう。
時間の問題だったのだろうか。意義を見いだせないという判断だったのだろうか。
あれをこよなく愛する生徒が出てくることを知ってのうえだろうか。
数少なくなってしまった「○○博士」をつくるチャンスなのに…。
では、今回はどうするか。学習をすすめながら、検討しているところである。
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