blog版「はしりもの・かわりだね」の可能性は
▼昨日、立秋の日の朝、私は出勤前の一時間ばかり、お墓のそうじにでかけた。
毎年の恒例の行事である。
このときに、ちょっとした「楽しみ」をつくっている。
それは、この墓への道端と、墓の入口に、「クサギ」という木が、ちょっとした群落をつくっている。
この「クサギ」を観察するのである。
この「クサギ」を意識的にみるようになったのは、Web版「はしりもの・かわりだね」で、四国の蜂蜜さんに画像を送っていただいたころからである。
▼雑木林のなかで、「ありふれた」存在である「クサギ」。
その「クサギ」に花が咲く。それも、きわめてドラマチックな咲き方だ。
面白い、そんなこと知らなかった。
こんな目立つところに生えているのだ。毎年、きまってここへきているはず。
それまでにも、何度となく眼にしてきていたはず。
それなのに、「みてはいなかった」のだ。
クサギのドラマは、花が咲くときだけではない。
秋も深まり10月~11月ごろになると
なんともみごとな「天然のブローチ」ができるのである。
みごとな藍色の実は、真っ赤に染まった萼の中心にできる。
その色のコントラスト、
そして花が咲くときのドラマを想起すると、何倍にも楽しめる。
▼こんな楽しみを教えてくれた四国の蜂蜜さんとは、ヒガンバナを追いかけるなかで
オンラインで知り合った。
童話作家志望の蜂蜜さんの自然を観察する眼は、どこかやさしく
かつ、するどく 自然界でおこる「ドラマ」を見逃さなかった。
教えられるところいっぱいであった。
今年もまた、「日本ヒガンバナ学会」でお世話になるかな。
▼こんな蜂蜜さんや、和歌山の阪本さんたちにお世話になって、夢中になっていた
Web版「はしりもの・かわりだね」は、いつしかblogに移行してしまった。
もともと、教室での実践からはじまった『はしりもの・かわりだね』の実践。
これが、Webの進化とともに、どんな展開が可能なのか。
blog版「はしりもの・かわりだね」の可能性は
あらたなSNSでの可能性は
どんなコンヴィヴィアリティな世界を現出させてくれるだろうか。
考えるだけでも、わくわくするような話だ。
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