【授業】電流と電圧の関係
▼授業の方は、どうしてもとぎれとぎれになりがちだ。
回路と電流、回路と電圧でひとつ区切りをつけて、オームの法則にいたる実験である。
用意した抵抗体は20Ωと40Ωである。
電流計と電圧を回路に組み込み
電源は、ここからは電源装置(パワーハウス)を利用する。
▼表にまとめ、それをグラフ化する。
そして、
電流増すには 電圧あげろ
電流減らすには 電圧さげろ
この「あたりまえ」を公式化する。
そして「抵抗」の概念を導入する。
オームの法則を導入する。といういちれんの流れの授業である。
▼気づいたこと、思ったことをあげてみる。
・「抵抗体」を使うことについて、これは以前によく使っていたニクロム線なんかに比べると安定していていい。
しかし、豆電球や、ニクロム線などに比べると、電流が流れて「仕事をしている」という感覚を抱きにくいものである。
・最初に、実験によって法則を導く段階だから、この「抵抗体」でいいのか。
それとも「仕事」実感しなおかつ安定したものがいいのか。疑問は残る。
・グラフ化の有効性をどのように「感動」的に受け取らせるか。
・グラフ化、公式化に、「科学の方法」を会得させるものがあるのか。
▼少し概観して、考えてもると
ここでの究極のねらいは
『電気を使える子どもたちを育てる』
というところにある。
では、どうすれば…豊かに、楽しくねらいが達成できるのか。
まだまだ検討の必要なところである。
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