今、「検索フレーズランキング」が面白い。

Dscf1015▼昨日も「追いつく」のでは、新しい「自分のスピード」をつくるために、ゆっくりと仕事にでかけました。はじめたのは、「空間の整理」からです。
 「空間の整理」→「情報の整理」→「思考の整理」とのぼりおりを繰り返していくうちに、少しずつ状況は進化していく。それは、佐藤可士和が教えてくれた方法。
今では、私にいちばん有効な方法だと思っている。
 ちょっと疲れたら、散歩。あいにくの雨だ。窓の外に見える、ケヤキの枝の水滴、満開に向けての雨のサクラ、山を登りたつ雲。なんと、自然は豊かに美しいものなんだろう。
▼ここにも何度か書きとめているが、自分のblogを読むときに楽しみにしているものがある。自分では「更新」したつもりではないが、自然と毎日、更新されているのである。
それが、「検索フレーズランキング」いつから、こんなのつくようになったのだろう。
私は知らない。知らないあいだにサイドバーにつくようになっていた。
自分の意図とはまったく関係なく、自分が書き込んだエントリーを検索して、アクセス順にランキングされているのである。ちなみに、これを書いている段階ではこうだ。
検索フレーズランキング
1位:電流 磁界
2位:佐伯 胖
3位:スピーカー 電磁誘導
4位:食塩の結晶のかたち
5位:京大型カード
6位:着任式 いい言葉
7位:バナナを顕微鏡でみる
8位:コンヴィヴィアリティ
9位:発想法 KJ法
10位:盆栽 鈴掛の木
▼一日に一回朝方に更新されるから、きっと数時間後にはかわっているだろう。面白いのは、これを逆にたどっていくのである。そうすると、まったくちがった新しい世界と出会うということもあるのである。
自分が書いた記憶がなくなってしまっているフレーズがランキングされることもある。それも面白い。
▼Webの醍醐味のキーワードは、私にとっては最初は
「コンヴィヴィアリティ」だった。
そして、「リンク」「シェア」「フラット」になった。
さらに進化して、それは「ロングテール」となった。
この「検索フレーズランキング」は、「ロングテール」を具体的にみせてくれているものなのかも知れない。
次なる時代のキーワードはなになんだろう。(・_・)......ン?それを考えるのも面白い。

さあ、今日のランキングはどうなっているだろう。楽しみだ。o(^o^)o ワクワク

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ウェブブック『生きるための水が湧くような思考』を読む

Dscf3202▼猛暑がつづく、この猛暑の夏の空をみながら、やりたいことがあった。
それは、例の「非接触温度計」を、この空に向けてみることだった。
今年、手に入れたモノのなかで、今のところ最高に気に入っている科学グッズ・アイテムだ。
「雪は天から送られた手紙である」でも大活躍してくれた。
ことあるごとに生徒や先生にも自慢げに見せてきた。
それが、それがである。
失ってしまっていたのだ。どこにでも持ち歩いていたから、どこかで落としてしまったのかも知れない。
こんな大事なものを…。
 さあ、今度は、夏の入道雲に向けて…
というときに。
捜しに捜したがみあたらない。
あきらめて、再度購入することを決意して、ネットでみていたら、なんと「品切れ」との表示が出ている。
まずい。(^_^;)
もうあれは…。少しねばってみつけてさっそく注文をした。それが昨日の夕方、宅急便で届いた。
うれしい。ふたたび これが使える。
夏空に向けて…。何度を示すだろう。
▼もうひとつ 楽しいことをみつけた。
あの梅田望夫の新刊(!?)がでた。『ウェブ進化論』以来 彼の大ファンになってしまった。
次々とインパクトのあるメッセージ群を発信してくれているが、今度はなんと「ウェブブック」という形態をとっての「出版」である。ひょっとしたら、これが、本の未来形かも知れない。
これならいつでも どこでも 気がむいたときに読めるのだ。
値段も無料である。無料での情報発信の「おすそ分け」だ。

■ウェブブック「生きるための水が湧くような思考」(梅田望夫著)

 これからの若者に向けてのメッセージ群だ。
しかし、なぜか年老いたポンコツ教師にも響いてくるものがある。それはなぜだろう。
何度でも 気がむいたら
思考がたちどまったら 読んでみよう。
最終的に「時間」(「唯時間論」なんという造語だ!)を持ってきたところにも えらく共感してしまうのである。


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「生活綴り方」とblog

▼今日で5月も終わりである。
この書き込みで、この5月も毎日blogを書いたことになる。
もうすっかりと、このblogを書くことが「生活」の一部となってしまった感がある。
毎朝、起きると同時に、このblogを書く。
前日のこと思い出して、生活のなかの喜び・悲しみ・発見・授業を綴っていく。
私が、私と向き合う貴重な時間である。
▼4月1日は、大きく生活環境がかわった日ということで「空白」である。
それ以外は、ほんと「毎日」なのである。
そこに、意義も持たせているつもりである。
思考が空転する日は、「空転」すると綴り
いっぱい書き込むことがある日も、やっぱり一blogときめている。

もうずいぶんと昔から、こうして綴り続けているように思うが
「連続」してという態勢に入ったのは、そう古くはない。
2007年の11月24日
からである。
 だから、半年と少しということになる。
▼ blogの面白さは、
自分の書いたものを「いつでもすぐに読み返してみることできる」というというところにある。
読み返してみることによって
自分というものが、よく見えてくる。
自分の脳のなかで展開されていることながら、案外見えていないことがいっぱいある。
新たに「発見」したと思っても、実は何度も、何度も考えていることであったりする。
それも、また面白い。
▼4月の終わりの日のblogを読み返していると、今と似たようなことを書いている。
一ヶ月ひとめぐりして、また同じところにきたのだろうか。
それはちがうような気がする。
一ヶ月の時間は間違いなく進行しているのである。
似たような位置にきているかも知れないが、
位相が同じなだけで、
けっして「位置」までが同じではない。
時間の経過ととも「スパイラル」にものごとが展開しているのである。
ソノハナシハ\(^^\) (/^^)/コッチニオイトイテ
▼その4月の終わりにもふれているのだが、
かつて、日本の教育の歴史のなかに「生活綴り方」教育というものがあった。
こんな過去形で書いたりするとお叱りを受けるかも知れないが、
私の中では、「あった」なのである。
生活をありのままに綴る、そのことによって「自分と向き合う」
そして「自分を変えていく」「自らの生活を変えていく」
ときには、自分を取り巻く生活環境をも変えていく。
日本の教育が、世界に向けて誇れる教育実践であり、
日本の子どもたちが書いた「作文」は、日本の教育の大いなる財産であると思う。
▼私は、この「Webの時代」の今、この教育的手法・財産は、
復権の可能性を孕んでいるのではないかと思う。
では、どのように・・・。
それを考え、語っていくには、私には「不透明」でありすぎるが
ただその「予感」だけはする。


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梅田望夫の講演『僕はこんな言葉に未来を見て来た』

▼いくつもの時間に迫られた「仕事」がある。
そんなときに限って、別のことがやってみたくなる。
それは、なんだろう。
あとで悔やんでみたり、反省したりすることも多かった。(^^;ゞポリポリ
でも、それは「ばっかり主義」に陥らないための防衛反応かも知れない。
▼梅田望夫の『ウェブ時代の5つの定理』
刊行記念講演の映像の一部がYouTubeに配信されている。
ここで聞いてみた。
それは、すでに記録はされているので読んではいたが、
やっぱり映像でみると、説得力がちがいますね。
面白い。
▼なにか、この人の話には夢がある。
わくわくさせるものがある。
未来志向だ。
若者に向けてのメッセージが多いだろうが。
彼よりは10才は年上の私なんかにも
「おすそ分け」くれるなにかがある。

彼が、ベスト3にあげた。次のことばなどを聞くとゾクゾクするのである。

■p.256
君たちの時間は限られている。
その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない。
ドグマにとらわれてはいけない。
それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。
他人の意見の雑音で、自分の内なる声をき消してはいけない。
最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。
心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、
もうとうの昔に知っているものだ。
だからそれ以外のことは全て二の次でいい。── スティーブ・ジョブズ
Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma─which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others・opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.──Steve Jobs
Steve Job's Commencement address at Stanford University, June 12 2005

▼彼の新刊が出た『私塾のすすめ』だ。また、つん読を一冊ふやしてしまった。(^^;ゞポリポリ

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SNSの楽しみ

▼4月も終わろうとしている。私にとっては激動の月だった。今月も1日をのぞいて、毎日このblogを書き続けることができた。朝にここに書き込むことが、私の生活の一部となりつつある。サブタイトルのとおり、思いのままに「等身大」に書きつづっているのである。
▼blogというの「生活綴り方」と同じ効能があるのではないかと思ったりしています。書き綴るうちに「見えてくる」ものがいっぱいある。その第一は「自分」である。
「過去の自分は他人」
「記憶よりも記録」
なんてことを繰り返す必要までない。
自分が書き込んだものを読み返していると、明日の自分が見えてくる。
それがblogの楽しみかな。
▼blogも楽しいが、さらに面白いのがSNSである。
私にとっては、SNSはblogの集合体に思える。
ここでSNSと言っているのは、具体的には【理科の部屋】4@folomyのことである。
ここに行けば、昔からの友人、恩師、これからの友人等々、みなさんがおられる。
「あの人」がいる世界
コンヴィヴィアリティが現出した世界
blogが大集合した世界
別宇宙が拡がった島宇宙
島宇宙を創出しようとする時空間
等々
なんと表現すればいいのかな。
ともかく『あなたがノックするところがドア』
そんな世界なんだ。ノックする頻度がすくなくなってしまった4月だった。
来月は、もう少しノックしてみよう。

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コンヴィヴィアリティとは

▼ながくこだわっている言葉がある。独自の思い入れをその言葉に吹き込んでしまい、人に「どんな意味」と問われると、答えに窮するそんな言葉。そんな言葉のひとつに「コンヴィヴィアリティ」という言葉がある。概念と呼んでもいいかも知れない。
元はイリイチの『コンヴィヴィアリティのための道具』からきているのだろう。「convivialty」をどう日本語にするか。なかなか難しい問題である。直訳では「宴会的」「みんなでワイワイと楽しく」ぐらいの訳になるのだろうか。先の著の渡辺京二さんの日本語訳は「自立共生的」である。
 それを「共愉的」と訳した人物がいる。それが『インターネットが変える世界』(1996 岩波新書)の著者古瀬幸広さんだ。今のところ、私にはいちばんびったりくる訳語だ。以前にこのblogで、これを話題にしたとき、【理科の部屋】で誰かがこう訳していたと言っていたが、これは誤りで、古瀬さんがはじめのようですね。【理科の部屋】でも、好んでこの言葉を使っていた時期があることはたしかですが・・・。
▼convivialtyな「道具」として、コンピュータがつくられ、インターネットにより加速度的にコンヴィヴィアリティな社会・世界が実現しようとしている。Web2.0の時代になって、この展開は益々、スピードアップしてきているように思う。次の「より良い場所」とも響き合う。

■p.180
私たちは、グーグルを「世界をより良い場所にするための機関」
にしたいと切望している。── ラリー・ページ
We aspire to make Google an institution that makes the world a better place.──Larry Page
Letter from the founders,

▼コンヴィヴィアリティな生活とは、どんな生活だろう。
これを具体的に実現することが、私の今の生活のテーマである。
コンヴィヴィアリティは「概念」で終わらない
コンヴィヴィアリティは「生活」でなければ
コンヴィヴィアリティではない。

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めざせ「手ぶらの知的生産」

▼あいかわらず、いろいろと、捨てながら「整理」をしている。「整理」が目的ではない、そう自分に言いかけさせながらの仕事だ。でも、やっぱり残してしまうのである。「こんなのもったいない」「また、いつか使うことがあるだろう」それは幻想だ。そんなもの使うことなんてないのだ。残された時間がいくらでもあるわけでない。なにより考える時間がもったいない。わかっているが優柔不断な私は、立ち止まってしまうのである。ゴミ箱いきの手をとめてしまうのである。なんともなさけない話だ。そこで、あれを読もうと思った。
▼『ウェブ時代をゆく』で梅田望夫は、今の時代を「知のゴールデンエイジ」と呼び、「知」を志向する人間にとっては、人類が出会ったことないような、すばらしい時代と力説している。
そして、今は「手ぶらの知的生産」が可能な時代と言っている。次のように

(1) 「しらべ、読み、考える」対象となる素材が、ウェブ上に無償でほぼ無限ともいえるほどに溢れ、それが今後さらに充実していく。

(2) 「知的生産の道具」(整理する道具、書く道具)が飛躍的に進化したとともに、クラウド・コンピューティング(第一章)の進展により「手ぶらの知的環境」が私たちにもたらされ、誰にも知的生産の可能性が広がろうとしている。

(3) 「知的生産の成果」(書いたもの)を誰もが自由に世界中に向けて公開(発表)し、その成果を多くの人と共有できるようになった 。

(4) 「知的生産の成果」の公開と共有をきっかけに、知の志向性を同じくする人々と知り合い、知をめぐる自由な対話が行える新しい環境が生まれ、それを通して個が成長する可能性も同時に開かれた。

(5) 「知的生産の成果」をウェブ上に公開する道具(その初期がブログ)を得たことでそれが個人にとっての信用創造装置としても機能し、個人が組織に頼らずとも「知的生産の成果」と「飯を食う」可能性を結びつけた。

(6) そんな諸々の個人の「知的生産」活動のプロセスがオープンに公開されることはネット空間を知的に豊穣なものとすることに寄与し、知らず知らずのうちにそれが社会貢献活動となっていく (例:教育効果などを生む)。

(7) 脳という物理的制約の中に閉じ込められてきた個人の経験や思考が他の人たちとゆるやかに結びつき始めることでたちあがる「群集の叡智」というフロンティアが生まれた。(p147)

みごとである。これからの道標である。すばらしい時代の読みとりである。
そうなんだ、もうこの時代にあっては、「手ぶら」でいいのである。
▼実は、もう捨てることに躊躇する必要はないのである。「手ぶら」でいいのである、それで充分に「知的生産」はできるのである。めざそう「手ぶらの知的生産」!!
「もったいない」のは、時間だ。どんどん捨てよう。脳だって、そうすることによって、よりアクティブになれるのである。

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知恵の集積回路はまだ遠く

▼ 私たち、今まさに「知識の集積回路」を手に入れようとしているのかも知れない。
しかし、いまなお「知恵の集積回路」は遠いのである。

■p.180
私たちは、グーグルを「世界をより良い場所にするための機関」
にしたいと切望している。── ラリー・ページ
We aspire to make Google an institution that makes the world a better place.──Larry Page
Letter from the founders,
『ウェブ時代 5つの定理』より


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時代と季節を読み解く『ウェブ時代 5つの定理』

▼この本に凝ってしまいそうである。昨日にひきつづきであるが、『ウェブ時代 5つの定理』である。私は、この度の『知的生産の技術』を読むで、自らの文脈で本を読むことの重要性を再認識したところである。そのことを実践するのに格好の対象となるような本をみつけた。それが、この本である。
著者梅田自身も講演のなかで次のように語っている。

この本は手元に置いて、何年かに一度でもぜひ開いてほしい。そのときどきのベスト10を選んでみてください。まったく違った言葉を選んでいる新しい自分を発見するはずです。
そのときのあなたを映し出す鏡となり、そのときどきに勇気を与えてくれると思います。
そんな座右の一冊としてこの本を長く使っていただけたら、大変嬉しく思います。

▼時代と自らの季節を読み解く『定理』がここにある。これは、「読む」と言うより、「引く」と表現したほうが、その営みにふさわしいのかも知れない。そこに書かれているのは「定理」なんだから。自らの必要性に応じて辞書を引くように、そのときにピッタリの「定理」を見つけだし、その定理を使って、その課題を解決していけばよい。
▼2008.3.23現在、今朝の私が、この本を引いてみよう。
ぴったりときたものいくつかあげてみよう。
◆今の気持ちについて
■p.256
君たちの時間は限られている。
その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない。
ドグマにとらわれてはいけない。
それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。
他人の意見の雑音で、自分の内なる声をき消してはいけない。
最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。
心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、
もうとうの昔に知っているものだ。
だからそれ以外のことは全て二の次でいい。── スティーブ・ジョブズ
Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma─which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others・opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.──Steve Jobs
Steve Job's Commencement address at Stanford University, June 12 2005

◆今の私の「季節」について

■p.98
世界を変えるものも、常に小さく始まる。
理想のプロジェクトチームは、会議もせず、
ランチを取るだけで進んでいく。チームの人数は、
ランチテーブルを囲めるだけに限るべきだ。── ビル・ジョイ
World-changing things always start small. The ideal project is one where people don't have meetings, they have lunch. The size of the team should be the size of the lunch table.
──Bill Joy
Hope Is a Lousy Defense, Wired, December 2003

■p.73 不動産における三つの重要な要素は、 「場所、場所、場所」とよく言われる。 同じように、スタートアップの形成で重要なのは、 「人、人、人」である。── ゴードン・ベル It is often said that the three most important factors in real estate are “location, location, and location.”Likewise, the three most important factors in the formation of start-up companies are “people, people, and people.”──Gordon Bell Gordon Bell, High-Tech Ventures, Addison-Wesley Publishing Company Inc., 1991

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『ウェブ時代 5つの定理』

▼いろんなことを決断をせまられる季節である。人間は欲張りだから、いくつもの道を選ぼうとする。でも生きる道はひとつしかない。とりわけな不器用な私などは、このようなときに迷うのである。迷うことばかりに時間を費やしてしまって・・・。
迷ったときに人はどうするか。自分の生きてきた道で体験し失敗から得た教訓によって、次なる「一本道」を選ぶのである。梅田望夫のいうところの「けものみち」がこれかも知れないと思いつつ。
▼ここに時代の未来を切り拓く人々の言葉群がある。それは、Webの時代を開拓してきた人々の言葉である。このような人々のことをビョナリーというらしい。
『ウェブ時代 5つの定理』(梅田望夫著 文芸春秋 2008.3)
この時代の「道標」がここにある。
どれをとっても示唆に富む道標である。
言葉群をこのリンク集で読めるのもありがたい。ひとつだけとりあげてみよう。

■p.83
チームワークは木のようなもの。
コミュニケーションが幹の部分を形成し、
根っこの部分には、お互いの尊敬と
共通の目標の認識がなくてはならない。── ゴードン・ベル
Teamwork is like a tree, with communication as its trunk and with mutual respect and recognition of common goals as its major root structures.──Gordon Bell

 道に迷ったら、この「道標」群を参照してみよう。

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