「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2019/10/17) #ヒガンバナ

_dsc0331

▼昨日(2019/10/17)、今年4回目の「自然結実」ヒガンバナ群生地巡りをした。
 前回(2019/10/10)から一週間がたっていた。結論から言う、一週間でまったく想定以上のことが起こっていた。
 私はいささか、いやかなり興奮していた。!!
 一夜あけて、報告のための写真を整理していて、再び興奮が高まったきた!!
 報告は「事実」デアル!!
 勝手な話、他人が報告していたら、ちょっと疑うが、私が見た「事実」だから、私は信じるしかない!!

 巡ったコースは、前回までと同じく「安富」→「夢前」→「福崎」の順番である。
 まずは「安富」である。
 前回までにその田の稲刈りはすんでいた。東西の畦のヒガンバナの花茎は、思っていた以上に枯れがすすみ、倒れかかっていた。
 もっと倒れてからの方が、「自然結実」花茎をみつけやすい!!
 それはここ7年間の観察からくる経験則だった。
 まったくその経験則を無視するように、倒れかけの今でも、次々と「自然結実」花茎をみつけることができるではないか!!
 みつけたものすべて採集していたらきりがないほどだ!!
 前回のときに、「自然結実」花茎の存在は確認していたが、これほどまでとは想定しなかった!!
 今年はきわめて高頻度に「自然結実」している!!
 なかには、一本の花茎に2つも「自然結実」したものまである。
_dsc9780

_dsc9787

_dsc9798

_dsc9834_20191018063701

_dsc9865

▼興奮のさめぬまま次の「夢前」に向かった。
 「夢前」は、開花が少し遅れていた。やっと「葉の季節」へシフトしかけたところだった。
 花茎も直立したものが多くみつけるが難しいだろうと思っていた。
 それに、昨年は、ここから採集した「自然結実」花茎は0だったから、あまり期待はしていなかった。
 ところが、観察をはじめるとすぐに「異変」に気づいた。
 ここにも、そこにも、極々アタリマエに「自然結実」しているではないか!!
 同じ株の花茎に集中しみられるところもあるではないか。
 まだ「若い」と思いながらも、みつけたことのうれしさのあまりついついフライング採集してしまった。
 最後に集約してみたら、ここから採集した花茎がいちばん多かった。(^^ゞポリポリ
_dsc9954

_dsc9961

_dsc9980

_dsc9992

_dsc0016

▼ここで、一度いつもの場所で休憩した。
 巡りは午前中のつもりで朝早くからはじめたのだが、あまりの「想定外」で休憩の時点でお昼になっていた。
 昼食は帰宅してからにして、最後の「福崎」に向かった。
 ここの花茎も思っていた以上に倒れていた。溝からあふれ出た水のせいだろうか。
 溝にはみ出して倒れた花茎の先はきまって、「自然結実」していた!!
 ここも例年以上、高頻度に「自然結実」花茎がみられた。ここは近くだから、いつでもこれるから採集はひかえようと思うが、みつけたらついつい採集してしまうのだった。まだ未確認の畦は半分以上残したまま今回の観察を終えた。
 一本の花茎に「自然結実」ふたつでもびっくりなのに、3つというのまでみつけてしまった!!
_dsc0062

_dsc0074

_dsc0098

_dsc0172

_dsc0203

▼帰宅して、さっそく「水栽培」の準備をした。
 群生地ごとに、海苔の空き瓶を一つ用意した。もうペットボトルでは間に合わない数だった!!
 海苔の瓶の「花瓶」に一本ずつ挿しながら、カウントしてみた。

◆「安富」…花茎49本(内、2つ結実した花茎3本)

◆「夢前」…花茎65本(内、2つ結実した花茎6本) 
 
◆「福崎」…花茎47本(内、2つ結実した花茎1本、3つ結実した花茎1本)

採集した「自然結実」花茎、合計161本!!

 7年間の「自然結実」ヒガンバナ群落観察でこんなのはじめてである!!
 もはや「偶然」などではない!!
 今年は特にきわめて高頻度に「自然結実」が起こっているのである!!
 なぜだろう!?
 何が起こっているのだろう!?
 ヒガンバナの開花が一週間から10日遅れたことと関係するだろうか!?

 謎解きは少し後回しにしても、「事実」がもっともっと欲しい!!
 近くのヒガンバナ群落にでかけいって、あなたの見た「事実」を教えてください!!

_dsc0287

_dsc0367

_dsc0401

_dsc0452

| | コメント (0)

Facebookで「日本ヒガンバナ学会」スタート!! #ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

Dscn2021

▼「一日でいちばんきれいな空」が美しかった!!
 やっぱりそうだ!!
 あきらかに膨らんできている!!「自然結実」がはじまっていたのだった。
 朝の散策で気になっていたその場所に行ってみた。と言っても、すぐ近くだ。
 玄関を出て、数十歩進んだ道路沿いである。毎日通っている場所だ!!
 そこにもアタリマエのように「自然結実」ヒガンバナはあったのである。

 想像する以上に高頻度で「自然結実」ヒガンバナは存在する!!

 この作業仮説を立証するためにはより多くの「事実」が必要だった。
_dsc9693

_dsc9716

_dsc9740

_dsc9746

▼そんなヒガンバナ情報の共有をめざす「日本ヒガンバナ学会」に新たな展開がはじまった。
 これまでもずっと一緒にヒガンバナの「ふしぎ!?」を追い続けてきた野島高彦さんと一緒にFacebookで「日本ヒガンバナ学会」の取り組みをはじめることにした。Facebookを活用しての取り組みはふたつある。
 ひとつは

◆Facebook版「日本ヒガンバナ学会」

である。「グループ」をつくっての展開である。
▼もうひとつは

◆「日本ヒガンバナ学会」
 
である。「ページ」をつくっての展開である。私にははじめての経験である。
 いろいろ教えてもらいながらすすめたい。多くの人の「いいね」お待ちしています。
▼いずれもはじまったばかりで、くわしい展開については、参加してくださるみなさんと一緒に考えていきたい。
 12年前にスタートしたときの「思念」を継続しつつ、あらたな展開に挑戦していきたい。

◎時空を超えて学び合う会(=学会)をみんなで創ろう。
 未来派「学会」に。
「学び合う」楽しさ・喜びをみんなで。 

◎あなたがノックするところがドア(入口)です。
 自分の興味あるところから入ってきてください。
 なければ自分で作ってください。

 多くの人の参加をお待ちしています。
 みんなでヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いかけましょう!!

 昨夕の夕焼けもまた美しかった!!
Dscn2051


| | コメント (0)

Webテキスト『ヒガンバナ』(partⅡ)を構想する。(1) #ヒガンバナ

_dsc9598

_dsc9595

▼庭の定点ヒガンバナはすっかり萎れてしまった。
 その庭の草むらからニョッキリと紫の綺麗な花が顔を出した。イヌサフランである。
 まるでそれはヒガンバナと入れ替わりのようであった。
 季節は前に進んでいるのである!!
 イヌサフランもまた不思議な花だった。あんなみごとな花を咲かせながらも、葉が見あたらないのである。
 花だけが地上に顔を出しているのである。
 葉は花が咲き終わったあとに交代して「葉の季節」になるのだった。
 これもまたヒガンバナとよく似ていた。
▼「あんなみごとな花を咲かせているのに葉が見あたらない!?」
 このヒガンバナの第一の「ふしぎ!?」から、出発したのが

◆Webテキスト『ヒガンバナ』(2013年版 2013.09.01解説版)

だった。それから6年の歳月がたった。
 6年のあいだには、あらたな「ふしぎ!?」にも出会った。
 多くの発見もあった。それらを集約して、Webテキスト『ヒガンバナ』(partⅡ)をつくってみたいという思いがうまれていた。
▼Webテキスト『ヒガンバナ』(partⅡ)を構想するにあたり思い出すのは、やっぱり栗田子郎先生のあの言葉だった。
 『進化生物学入門~宇宙発生からヒト誕生への137億年~』(栗田子郎著 講談社学術文庫 2013.4.10)の「まえがき」にあった。
 ホモ・サピエンス(Homo sapiens 賢い者)と自らを名付けた我々「ヒト」も「チンパンジーとの遺伝的差はほとんどない」 としながらも、二つの大きな特徴があると書かれている。

 しかしヒトという種にはほかのどんな生物にもない(と思われている)きわだった特徴が一つあります。自分自身の由来、ひいては万物のルーツを知りたがるとともに、まだ存在しない未来に思いを馳せるという性質です。チャールズ・ダーウィンが『種の起源』を著し進化論を説いたのもこの衝動に駆られたからでしょう。(中略)  いま一つのヒトの特徴は、細胞外で複製・増殖することのできる遺伝因子、つまり言語(言葉、文字)と映像を操る能力です。生きとし生けるものはすべて、自らを存在させているプリン塩基とピリミジン塩基で記された基礎情報(遺伝子)を次の世代へ残そうとします。ヒトも例外ではありません。しかし、この情報は時間軸に沿って垂直にしか伝わりません。ところが言語や映像という形の情報は水平方向にも伝わります。しかも、細胞核内に収められた情報は親から子へと伝わるのみで、その逆は不可能です。言語情報はこれが可能です。この第二のヒトの特徴が、私をしてこのようなテキストを綴らせたようです。(『進化生物学入門』「まえがき」p11より)

 Webテキスト『ヒガンバナ』をつくるのは、ヒガンバナの「ふしぎ!?」を「水平方向」に伝えたいからです!!

▼Webテキスト『ヒガンバナ』(partⅡ)のはじまりはやっぱり
 「花は咲けども」の「ふしぎ!?」からはじめたい。
 それはほんとうだろうか!?
 ほんとうに日本のヒガンバナは「種子」をつくらないのだろうか?
 「自然結実」ヒガンバナ探索を自分でやってみたくなるようなものになるといいな。

 未来の共同研究者に「水平方向」に伝わるものに!!
 
 ゆっくり 急ごう!!

(つづく)

| | コメント (0)

実生ヒガンバナは今!!(2019/10/14) #ヒガンバナ

_dsc9426

▼昨年採集回収した34個の「自然結実」ヒガンバナの「種子」を使って実生実験をすすめていた。
 発芽・発根した2つを植木鉢に植え替えたのは2019/06/11だった。
 あとから一鉢を加えて三鉢の植木鉢があった。
 その一鉢Aから緑の芽のようなものが…!!
 「出葉」だ!!
 やっぱり「出葉」してくれたのだ\(^O^)/
 他の二鉢にはまだ変化はなかった。
_dsc9432

_dsc9451

▼同じような実生実験を2例で展開中だった。
 ●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始→植木鉢3つ
 こちらの方も一鉢だけ「出葉」していた。
_dsc9476

_dsc9480

_dsc9484

▼最初に実生実験に成功したのはもうひとつのこちらだった。
 ●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始→植木鉢3つ
 こちらも一鉢だけ「出葉」していた。
 すでに葉の数は2枚になっていた!!
_dsc9497

_dsc9515

_dsc9509_20191015051001

▼9つの植木鉢をならべてみた。
 ヒガンバナに何かが起こっている!!
 それは確かだった。ここにその「事実」があるのだから…。
 まだまだその「謎解き」は続く!!

 今季葉はどこまでのびるだろう。何枚まで「出葉」するだろう?
 他の鉢はどうだろう?
 観察を継続しよう。

_dsc9389

| | コメント (0)

「日本ヒガンバナ学会」のこれから!? #ヒガンバナ

_dsc9077

▼子規庵の糸瓜は、想定以上に巨大に成長していた!!
 なかでも思わぬ場所に蔓をのばし、成長した「ふたつ」はいつも風にゆらゆらゆられいた。
 蔓の丈夫さには驚くばかりだった。
 しかし、今回の台風の風はいつもとちがって北風直撃だ。不安になってナイロンひもで近くの柱にくくりつけた!!
_dsc9108
 
 定点ヒガンバナに風雨も…
 日本全国のヒガンバナは今どうしているだろう!?
_dsc9124

▼日本全国のヒガンバナの情報が欲しい!!
 ヒガンバナのことなら、どんな小さな情報でも!!
 そんな思いから、12年前に小さな「ヒガンバナ」情報に特化したコミュニティがはじまった。
 「日本ヒガンバナ学会」である。
◆「日本ヒガンバナ学会」(mixiコミュニティ)
繰りかえしになるが、そのwelcomeメッセージをあげておく。
*******************************************************
「ヒガンバナに興味・関心がある。」という一点だけで共通項をもつみんなで創るコミュニティです。

◆時空を超えて学び合う会(=学会)をみんなで創ろう。
 未来派「学会」に。
「学び合う」楽しさ・喜びをみんなで。 

◆あなたがノックするところがドア(入口)です。
 自分の興味あるところから入ってきてください。
 なければ自分で作ってください。
*******************************************************
▼ところで「mixi」と言って今日どれほどの人が知っておられるだろう。
 知っておられても、「昔、そんなのあったよな。」「なつかしいな。」程度の認識かも知れない。
 かく言う私自身も同じようなものだ。
 でも不思議に思うんだ。確かにいっときくらべれば利用しておられる方の人数は減ったかもしれないが、確実に一定の方が今も継続して活用されているんだ。こんな変化のはげしい世界にあって、それだけでも凄いことだ。それだけの魅力があることの証明でもある。
 なんと言っても、最大の魅力はみんなでつくるコミュニティだ!!
▼だから、「日本ヒガンバナ学会」(mixi版)は、可能な限り継続しつつ、新たな展開に挑戦してみたいんだ。
 12年前の思念は「不易」である!!
 
ホンモノの「流行」は「不易」を内包する!!
ホンモノの「不易」は「流行」を創造する!!

を具現化してみたいのだ。
 Facebook版「日本ヒガンバナ学会」等も検討してみたい。

 蓮根の植え替えから29週目の大賀ハス観察池にも、強い北風が吹いていた。
_dsc9082
 

| | コメント (0)

「自然結実」ヒガンバナを探しに行こう!! #ヒガンバナ

_dsc8956

▼昨日も朝から、いつものヒガンバナ散策道に「自然結実」ヒガンバナを探しに行った。
 たしかに「かもしれない」ものがいくつか見つかった。
 今の季節では、花茎がすべて立っていて、花びらは萎れからまり花茎にまとわりついている。
 このなかで「自然結実」をさがすのはなかなかむつかしい!!
 面白いモノをみつけた!!
 花から実へのプロセスを物語るモノだ。
 ほとんどは結実することなく朽ちていくのである。
_dsc9055

_dsc9048

_dsc8955

▼一昨日(2019/10/10)の「自然結実」ヒガンバナ巡りでも確信した!!
 多い少ないはあるだろが今年もいくつかのヒガンバナの「種子」を手に入れることができそうだ。
 そうなると、実に7年連続である!!
 こんな偶然はあるだろうか!?
 なにも特別の技能が私にあるわけではない。ただただあると信じて探しただけである。
 少しずつ少しずつひとつの結論(作業仮説)に近づいている気がしていた。

(1)日本のヒガンバナも想定する以上に高頻度に「種子」をつくっている!!

(2)これまでみつからなかったのは、時期を選んで本気で探さなかっただけ!!

▼この作業仮説の正しさ立証するためには、多くの「事実」が必要だ。
 ひとりよがりの拙い私の「観察」「事実」だけでは「科学」にならない!!
 誰もがアタリマエにみつけることができてこそ「科学」になるのだ!!
 「自然結実」ヒガンバナ探しを呼びかけ続けた。うれしいことに昨年はお二人の方が、みつけてくださった。
 お一人の方は、ネットで画像をみせてくださった。
 もうひとりの方には、「自然結実」した花茎の現物を見せてもらった!!

 今年も繰りかえし呼びかけたい!!
 「自然結実」ヒガンバナを探しに行こう!!

▼「秘策」あるのか!?
 「秘策」と呼ぶほどのことではないがある!!

(1)観察の時期を選ぶこと!!
 今年のヒガンバナは、例年にくらべ一週間~10日以上開花が遅れた。従って「自然結実」ヒガンバナを探す好機もずれ込むだろう。
 地域差もあるだろうが、10月下旬~11月上旬が絶好機だろう。
 少し、下調べをして確認しておくとよい。ほとんどの花茎が倒れているか、倒れかけている時期が最適である。
 「自然結実」花茎は緑を残し直立しているのである。スバラシイ!!

(2)「ある」と信じること!!
 なんかこんなこと言うと「科学」と縁遠い精神論に聞こえるかも知れないがちがう!!
 究極のクリップモーター誰か一人が回すといっきょに堰を切ったように誰もが回す。
 「立春の卵」もそうだ。みんな誰もが半信半疑だ。誰かひとりが立たせると、「ほんとうに立つんだ!!」ということになり次々と立てていく。「科学」の歴史もそんなものかも知れない。
 「ある」と信じるからこそ、同じ畦もちがう方向から歩いてみることになるのである。

 私自身も、新たな「自然結実」ヒガンバナ群生地を求めて、播磨地域一帯を可能なかぎり巡りたいと思っている。
 「自然結実」ヒガンバナ探しに特化したオフも計画中である。

 今年も「みつけたよ!!」の報告待っています。<(_ _)>

_dsc8987

_dsc8988


| | コメント (0)

「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2019/10/10) #ヒガンバナ

_dsc8464

日本のヒガンバナは3倍体で「種子」をつくらない!!
 球根(鱗茎)の分球によって殖える!!

 そう言われてもにわかには信じがたかった。だって、あんなみごとな花をいっぱい咲かせているではないか!?
 「花が咲けば実がなり種子をつくる!!」
 「種子をつくるための花!!」それが鉄則ではないのか。
 あんなにいっぱい咲かせるのだから例外もあるのでは…!?
 単純な私はなかなか納得できなかった。そして、ついに2013年の晩秋、「自然結実」ヒガンバナの群落を発見した!!
 それから連続して6年!!毎年あるはずないヒガンバナの「種子」をいくつも手に入れてきた。
 今年も手に入れたら7年連続ということなる!!
 
 昨日(2019/10/10)、今年3回目の「自然結実」ヒガンバナ群生地巡りをした。
◆「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2019/09/20) #ヒガンバナ
◆「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2019/09/27) #ヒガンバナ

▼巡回コースは、前回までと同じく「安富」→「夢前」→「福崎」の順番に巡ることにした。
 まずは「安富」だ!!
 「その田」の稲刈りはすんでいた。しかし、ほとんどの花茎はしっかり立っていた。
 このなかから、子房部が膨らみかけた「自然結実」花茎を探すことは、砂浜でダイヤを探すほど至難の業デアル。
 過去6年の取り組みでとっておきの「秘技」を開発していた!!
 実に単純な方法だ!!
 時期を待つのである。この花茎たちはもう少し日が経つとすべて倒れていく。
 ところが「自然結実」した花茎は、いつまでも直立しつづける!!
 なにしろ「自然結実」したということは、そこに「種子の赤ちゃん」できたということ!!
 花茎は直立し、地下から「水」と「栄養」を送り続けるのである!!スバラシイ!!
 その「秘技」を使うには、昨日はまだ日がはやすぎた。
 根気よくひとつ確認していくしかなかった。しかし、「絶対にある!!」という私の確信はさらに強くなった。
 現段階で「自然結実」の可能性のある花茎は、10本以上みつけることができた。
 葉の季節にシフトするところだった。
 なかには遅れん坊ヒガンバナもいた。しばし、赤とんぼとにらめっこをした!!

_dsc8449

_dsc8472

_dsc8589

_dsc8526

_dsc8476

_dsc8539

▼次は「夢前」だった。
 こちらはさらに遅れていた。まだヒガンバナ群落に赤みが残っていた。
 溝の両脇のヒガンバナも満開はすぎ、花茎だけにはなっていた。
 昨年、最終的にここから回収した「種子」は0だった。今年はどうだろう!?
 どうやら可能性は皆無ということではなさそうだ。
 遅れん坊ヒガンバナと赤まんまのコラボがとってもすばらしかった!!

_dsc8625

_dsc8670

_dsc8681

_dsc8690

_dsc8703

▼最後は「福崎」だった。
 こちらの田は、稲刈りがまだだった!!
 溝の水面にも花茎のみが映っていた。
 稲穂とともに直立する花茎の群落から、「自然結実」をみつけることはなかなか難しかった。
 でも、ここでも「絶対にある!!」という確信は、根気よく観察する力を生み出してくれた。
 ここでも、今年もいくつかの「種子」を手に入れることができそうだ。
 楽しみである。o(^o^)o ワクワク

 今回の群生地巡りでは、花茎を採集ということはしなかった。
 今年は例年より一週間~10日以上開花が遅れた。
 それは「自然結実」も同様それほど遅れが出てくるだろうという判断のもとだ。
 次回には花茎を採集したい!!

_dsc8768

_dsc8796

_dsc8783

_dsc8808

_dsc8868

_dsc8898

_dsc8910


| | コメント (0)

実生コヒガンバナは今!?(2019/10/09)#ヒガンバナ

_dsc8062

▼同じヒガンバナの種類でも、ごくアタリマエに「種子」をつくるヒガンバナがあるという!!
 名前は「コヒガンバナ」!!
 そんなものがあるのなら、自分の目で確かめたい。そう思い、京都の宇治市植物公園に出かけて行ったのは5年前の8月の終りだった。
 求めよさらば与えられん!!
 はほんとうだった。私はこの「種子」が欲しいと念じ続けていた。同じ年の10月26日(2014.10.26)、友人から51個も「種子」をおすそ分けしてもらったのだ。
 ここから、私の「実生コヒガンバナ物語」ははじまった!!
 それから5年の月日が経った。
 昨日(2019/10/09)、ヤツデの木陰から実生実験中の17鉢のコヒガンバナを秋晴れのもとに出してきた。
▼今年に入って、これまでに二度、実生実験中コンガンバナの報告をしていた。
 一度目は
◆実生コヒガンバナの植え替えをした!!(2019/02/07) #ヒガンバナ
 である。このとき、やっと植木鉢に植え替えたのだった。
 そのとき見た!!大きく成長してきた球根(鱗茎)を。
 そのときいただいた栗田子郎先生のコメントがうれしかった。
 「みんな元気そうですね。
 7年後には花が楽しめることでしょう。」
▼もう一度は、枯れゆくコヒガンバナの報告だった。
◆実生コヒガンバナは今!?(2019/05/09)#ヒガンバナ
 この報告のあと、葉は完全に枯れてしまい、地上部から完全に消えてしまったのだ。
 そして夏をすごしたのだ。
▼コンガンバナの花はふつうのヒガンバナにくらべると一ヶ月ばかり早く咲くが、葉も同じく一ヶ月ばかり早く出葉してくるのだった。
 先月末から気にしながら観察を続けて来た。
 いちばん目立つところの鉢は、葉が6枚にもなった。そこで、17個の鉢を陽の当たる場所に出してならべてみた。
 葉の数を数えてみた。
 ・6枚… 1
 ・3枚… 6
 ・2枚… 6
 ・1枚… 3
 ・0枚… 1
 まだ、葉が見えない鉢もひとつだけあった。
 まだまだこれから葉は成長していくことだろう。6枚の葉の鉢をみているとうんとたくましく見えてきた!!
 来年の春まで、この葉の季節はつづくのだった。
 せっかく出した葉をムダにしたくなかった。今、鉢の置く場所に思案している。
 もうひとつ不安なことがあった。それは、植木鉢からはみ出しのびてきた根っこだ。
 この鉢では小さすぎなのだろうか!?
 
 栗田先生のおっしゃった「7年後」は来るだろうか!?
 楽しみである!! o(^o^)o ワクワク
_dsc8106

_dsc8049

_dsc8252

_dsc8267

_dsc8083


| | コメント (0)

私のヒガンバナ研究・これから(2) #ヒガンバナ

_dsc7895

▼雨のあとの定点ヒガンバナは憐れさを誘うような姿であった。
 あの燃え立つような真っ赤なみごとな花はもうそこにはなかった。しかし、
「ヒガンバナの花は散らない!!」
 これもまた事実だった。赤い花びらは色が抜け、縮れ縺れて花茎の先にからまりつくのです。
 そんな「小さなこと」の観察をはじめ、ザ・植物「ヒガンバナ」のほんとう観察は、「これから」はじまるのです!!
_dsc7947

_dsc7910

_dsc7923

_dsc7932

_dsc7936

▼私のヒガンバナ研究・これから もつづけてみよう。
 もう何十年と観察を続けて来たヒガンバナ!!
 これから先、いくらがんばっても「これまで」ほどに長くは観察することはできないだろう。そんなこと考えていると、少し大風呂敷を広げて「これから」を語ってみたくなった。実現可能かの話は \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ

(1) Webテキスト『ヒガンバナ』partⅡ をつくる!!
 2013年版以降、「自然結実」ヒガンバナ群落発見であらたな展開をみせてきた。
 これらの取り組みを含めて、新版・Webテキスト『ヒガンバナ』をつくりたい。

▼私のヒガンバナ研究にネットの活用は欠かすことができない。これは「これから」も同様である。

(2)「日本ヒガンバナ学会」の新展開!!
 mixiコミュニティに創った未来派「学会」=「日本ヒガンバナ学会」!!
 最高顧問的役割をしてくださっていたリコリスさんこと栗田子郎先生は今はおられない。
 このごろあまり発現をしていない私が言うのも気がひけるが、新たな展開をめざしたい。
 mixi版も可能な限り継続しながら、Facebook版の検討もしていきたい。
 今一度、創設の思念を思い起こしつつ。

▼これこそ、大風呂敷の極みであるが

(3)名著『ヒガンバナの博物誌』の続編が書きたい。
 名著『ヒガンバナの博物誌』が出たのが1998.9.1だ。それから21年がたった。
 あらたに研究が深まったこともあるだろう。また、「ヒガンバナ」に対する人々の認識もかわったところがあるだろう。
 「博物誌」だから、ヒガンバナに関するあらゆる情報を含む。
 こんな大きな仕事は、シロウトの私にはひとりでは無理である。
 そこで、新展開が期待される「日本ヒガンバナ学会」で共同執筆するのである。

 これらの大風呂敷が、とんだオオボラ話になるか、夢ふくらむ物語になるかは 「これから」にかかっている。
 とりあえず
(つづく) としておく。
  
 
 

| | コメント (0)

私のヒガンバナ研究・これから(1) #ヒガンバナ

Dscn1763

▼柳田国男の「ジュズバナ」(数珠花)の話を読んでいるうちに、なつかしくなり久しぶりに自分でもつくってみたくなった。

自分たちの郷里では、子供はこの植物について三つの名を知っていた。その一つは前に挙げた狐の剃刀で、これは専(もっぱ)らその葉をさしていい、次にはジュズバナ、今一つはテクサレであるが、この事は後でいっしょにいう。ジュズ花というのはこの花の茎を折って、珠数(じゅず)の形に真似(まね)て首に掛けて遊ぶからで、播磨(はりま)一国だけでなく三河の宝飯郡・石見の邑智(おおち)郡等にも同じ語がある。(『野草雑記』「狐の剃刀」より)

 庭の定点ヒガンバナで、今いちばん盛りの花茎一本を使ってやってみた!!
▼思い起こせば、ヒガンバナほどつき合いの長い花はない。
 ものごころついてから、ずっとつき合ってきた。ずっと田舎暮らしの私には、もっとも身近な花かも知れない。
 お彼岸が近づいて来ると、ニョキニョキと花茎が伸びて、またたく間に田んぼの畦を、川の土手を真っ赤に染めてしまう。
 そんなヒガンバナの「ふしぎ!?」とのつき合いも古かった!!
▼いつとはなしに、その素朴な「ふしぎ!?」が生まれた。
・あれっ!?花が咲いているの葉がない?
・いつも、秋のお彼岸が近づいてきたら咲くのはなぜ!?
・「そのとき」をどうして知るの?
・あんなみごとな花を咲かせるのに、「種子」をつくらないのはほんとう!?
・蝶だってちゃんと寄ってきているのに!?
・ではどうして殖えるの!? あんなにいっぱい!!
・どうして嫌われる花なんだろう? あんなにきれいなのに!!
・「テクサレ」はほんとうかな?
等々
 あげればきりのないほどの「ふしぎ!?」があった。
▼それらの「ふしぎ!?」を、少し大げさに「私のヒガンバナ研究」と題して追いかけ続けてきた。
 その取り組みの「これまで」を2つにまとめた。

◆Webテキスト『ヒガンバナ』(2013年版 2013.09.01解説版)

◆「私のヒガンバナ研究・その後」(『かがく教育研究所研究紀要 創刊号』)

 さて、「これから」はどう展開していこうか?
 まだまだこの「ふしぎ!?」とのつき合いは続くのである。

(つづく)
_dsc7543

 ヒガンバナほどの長いつき合いではないが、10数年のつき合いになる花があった!!
 大賀ハスである。
 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから28週目。起死回生はなるか!?
 せめて来年に向けての蓮根を太らせよ!! 
_dsc7517 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧