第二世代のコヒガンバナの「種子」が「発芽・発根」してきた!!(2024/05/09) #コヒガンバナ #二倍体 #コヒガンバナの種子 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

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▼あのコヒガンバナの「種子」が、「発芽・発根」してきた!!
 アタリマエだけど、やっぱりうれしい!!
 緑の「発芽」がうれしい。
 ここで光合成をして、土中の根っこに栄養を送る。
 そして、「球根」を育てるんだ。
 やがて地上部から姿を消して、秋には「出葉」してくるんだ。
 だから、今は「発芽・発根」してきたと呼んでいるんだ。
 「発芽・発根」してきたものは、今のところ4つあった!!
 
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▼この「種子」は、9年かけて「種子」から育て、昨年やっと花を咲かせた実生コヒガンバナのもの。
 つまり第二世代の「種子」ということになる。
 「種子」を蒔いたのは、3月のことだった。

●コヒガンバナの「種子」を蒔いた!!(2024/03/06)

▼そもそもの「はじまり」をたどれば2014年になる。

●コヒガンバナの種子を手に入れた。\(^o^)/ #higanbana(2014/10/26)

▼第二世代コンガンバナの「種子」は、いくつまで「発芽・発根」するだろう!?
 秋には、いくつが「出葉」してくるだろう!?
 毎年「出葉」を繰り返し、9年先には花を咲かせるだろうか!?

 もうそろそろコヒガンバナは2倍体(2n=22)デアル、認めていいかな。

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コヒガンバナの「種子」を蒔いた!!(2024/03/06) #コヒガンバナ #二倍体 #コヒガンバナの種子 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会


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▼昨年ついに9年かけた実生コヒガンバナ(「種子」から育てた)の花が3つ咲いた!!
 その花から「種子」を採取・回収したのは11月だった。

◆実生コヒガンバナは今!!(2023/11/13) #コヒガンバナ #二倍体 #コヒガンバナの種子 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

▼実生ヒガンバナ実験のときと同様に、チャック付きナイロン袋に入れ冷蔵庫に保存していた。
 はやく「種子」を蒔かねばと思いつつ、一昨日(2024/03/06)になってしまった。
 ひとつの袋に2個入れていたものもあったので
 最終的に保存していたのは15個だった。

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▼「種子」蒔きは、実生ヒガンバナのときと同じ要領で行った。
 使った土は市販の「花と野菜の培養土」を用いた。
 育苗プラグトレーを使用して、一粒ずつ蒔いていった。

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▼さあ、「第二世代」のコヒガンバナは「発芽・発根」してくるだろうか。
 やっぱり コヒガンバナは2倍体!!
 となるだろうか!?

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【ヒガンバナ情報2024】のページをはじめた!! #ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナ研究

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▼庭の定点ヒガンバナにも春がきていた!!
 今年はずいぶん遅くなってしまったが、【ヒガンバナ情報】のページをはじめた。

◆【ヒガンバナ情報2024】


▼考えてみると、この取り組みの歴史も古かった。
 はじまりは、私がはじめて自分のホームページをつくった1998年の春からであった。

◆98ヒガンバナ情報(春~初夏編)

 それから数えて、今年は27年目ということになります。
 思えば遠くへ来たもんです。

▼ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追う研究もいろいろ発展して行きました。
 ついには、「学会」までつくってしまいました。

◆Facebook版「日本ヒガンバナ学会」

 また研究の中心が、ヒガンバナの「種子」の「ふしぎ!?」を追うことになりました。
 そして、2013年には、ついに自然結実ヒガンバナ群生を発見しました。
 それ以降、他所でも「種子」をいっぱいみつけ、その「種子」をつかっての実生実験を繰り返してきました。
 その後の展開は、2018年7月にいちどまとめてみました。

◆私のヒガンバナ研究・その後

 
▼その後のその後もあらたな展開を見せていきました。
 昨年(2023年)には、ついに実生コヒガンバナの花が咲きました。
 昨年までの「記録」は【ヒガンバナ情報2023】にくわしいです。

◆【ヒガンバナ情報2023】

 これからの「課題」もあきらかになりつつある。
 なのに
 事情があって、これまでのように自由に動きまわることができなくなってしまった。
 しかし、可能な限りの「研究」は続けていきたいと思う。

(つづく)
 

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実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2023/12/20) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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▼2019年の秋に採集・回収した「自然結実」ヒガンバナの「種子」は530個。
 2020年の春からはじめた実生実験。
 前回の報告は

●実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2023/10/18) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

 ほぼ2ヶ月前である。

▼<葉の季節>の今、葉はどこまで成長しただろう!?
 2023/12/20に観察した報告をする。

 まず【安富】【夢前】の鉢が置いてある場所からだ。
 前回に清掃したはずだが、また落ち葉等がけっこうたまっていた。

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【安富】
・「出葉」している鉢はかわらず2つである。(17㎝、20㎝)
・育苗トレーからのもの。(16㎝) 

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【夢前】
・「出葉」している鉢は、これまでとかわらず3鉢である。
・一鉢は、1枚の葉がよく伸びてた。(22㎝)
・一鉢は、2枚の葉が伸びていた。(15㎝、10㎝)
・一鉢は葉が3枚ものびてきていた。(16㎝、17㎝、22㎝)
・前回にくらべると葉はずいぶん伸びてきている!!

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▼次は群生地【福崎】である。

【福崎】
・「出葉」している鉢は前回と同じく12鉢である。
・二枚以上の葉をのばしている鉢は多数ある!!葉が7枚の鉢もあった。
・複数枚の葉をのばしている鉢ではすごいことが起こっていた。
 明らかに「分球」(球根が2つに分かれる)をしている。これがより明確になっていた!!
・「分球」した株も葉はよくのびていた。
・葉の長さは、今のところいちばんよく伸びた葉で28㎝であった。
・多くの「出葉」は10~30㎝とよく成長してきていた。
・木漏れ日があたっているところは、心持ちよく伸びているように思った。アタリマエ!!

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【その他】
・「出葉」している鉢はここも前回と同じく3つあった。
・「分球」した株の葉もよく伸びていた。

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次は「育苗プラグトレー」から大きな植木鉢に植え替えたものについてである。
【育苗トレー】から
・前回同様に5鉢までが「出葉」していた!!
・2枚以上「出葉」しているものは4つもあった。
・葉が5枚のものもあった。(20㎝、20㎝、16㎝、14㎝、13㎝)

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▼結論として、「出葉」している鉢の数は前回と同じく26鉢である!!
これまでを再度まとめると次のようになる。

◆【2019年採集分の実生実験】の現段階での結果(2023/12/20)

【2019年】 530個の「種子」採集・回収

【2020年】
・発芽率  140/530×100=26.4 %
・出葉率  54/140×100=38.6%
 全体で  54/530×100=10.6%

【2021年】
・2年目の出葉率 27/54×100=50.0%

【2022年】
・3年目の出葉率 27/54×100=50.0%

【2023年】
・4年目の出葉率 26/54×100=48.1%

 この「出葉率」は、基本的に維持できると考えている。
 ますます「分球」が進んできていることにも注目しておきたい。

 いつの日か、あのコヒガンバナのように、花茎が伸びてきて「開花」することはあるだろうか!?

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実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2023/12/16) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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▼それは、ちょうど2ヶ月前だった!!
 同じ<葉の季節>であると言っても、ずいぶん様子がちがっていた。

●実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2023/10/16) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

光合成は偉大なり!!
やっぱりヒガンバナは3倍かな!?

▼実生ヒガンバナ(2019年以前分)実験中の9つの鉢を明るいところに持ち出して観察してみた。
 実生実験開始が古い順番に詳しく見て行く。

●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始→植木鉢3つ
・「出葉」しているのは一鉢だけ。
・葉の数は、一枚増えて5枚!!
・葉の長さはほぼ36㎝、33㎝、33㎝、32㎝、30㎝ !!
・2ヶ月で葉はずいぶん伸びたものである。

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▼次は2016年に採集・回収した分である。

●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始→植木鉢3つ
・こちらも「出葉」しているのは一鉢だけである。
・「分球」はより顕著になっていた!! 野ではこのようにして殖えていくのが普通なんだろう。
・葉の数は2株とも4枚。全部で8枚!!
・葉の長さは 24㎝、23㎝、23㎝、16㎝
 もう1つの株では 24㎝、24㎝、18㎝、18㎝
・冬のあいだにどこまでのびるのだろう!?

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▼最後は2018年採集・回収分である。

●2018年「種子」採集→2019年実生実験開始→植木鉢3つ
・「出葉」している鉢はこれまでと同じ二鉢だ。(A、Bのみ)
・「出葉」している葉の枚数Aは2枚、Bは4枚だ!!
・Aの方は2枚になっていた!!
 A… 22㎝、14㎝
・Bの4枚の葉はAよりよくのびていた!!
 B… 25㎝、21㎝、21㎝、14㎝

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 さて、この9鉢のなかからコヒガンバナのように花茎がのびてきて「開花」するものが出てくるだろうか!?
 それは、まだまだ先のことなんだろうか!?
 冬場は稼ぎ時の<葉の季節>!!
 どこまで伸びるだろうか!?

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実生コヒガンバナは今!!(2023/12/15) #コヒガンバナ #二倍体 #コヒガンバナの種子 #葉の季節 #日本ヒガンバナ学会

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▼「種子」から育てた実生コンガンバナ実験は、まだまだ継続中であった。
 前回の報告で、「種子」の採集・回収をしていた。

●実生コヒガンバナは今!!(2023/11/13) #コヒガンバナ #二倍体 #コヒガンバナの種子 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

▼その後は、すっかり<葉の季節>に入っていた。
 倉庫西においた10個の鉢のコヒガンバナの葉はずいぶん太くなり伸びていた。
 西日を中心に陽はあたりづけているようだ。
 より明るいところの鉢の葉は、ずいぶん伸びている。
 どの葉も30~40㎝ものびている。いちばんよく伸びた葉で45㎝にも達していた!!
 葉の本数も多くなって いた。一番多い鉢で30本近くになっていた。
 たった1個の「種子」が、ここまで成長したか と見てみると感慨深いものがあった。

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▼実生コヒガンバナの鉢は、あと6個あった。
 極度の乾燥を防ぎたいという思いから、八手の木陰に置いていた。
 こうなると、このアタリマエに感動してしまうのである。
 先の10個の鉢の葉とまったく成長の度合いがちがうのである。
 葉は細く、本数も少ないのである。
 光合成は偉大なり!!
 今回は勇気を出して、よく陽のあたるところに出してみた!!
 今年の冬は、ここですごしてもらおうと思う。

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▼前回に「種子」を採集・回収した「花茎」であるが、9年目にやっとのびてきた3本の「花茎」として、記念に置いておくことにした。
 来年は、何本の「花茎」がのびてくるだろう!?
 いくつのコヒガンバナの花を観察できるだろう!?
 今年採集・回収した「種子」は、「発芽・発根」するだろうか!?

 私の「コヒガンバナ物語」はまだまだ続く!!

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実生コヒガンバナは今!!(2023/11/13) #コヒガンバナ #二倍体 #コヒガンバナの種子 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

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▼しまった!!
 でも、まちがいない!!これはコヒガンバナの「種子」である。

 いっきょに冬めいてきた昨日(2023/11/13)。
 もうそろそろ「自然結実」したコヒガンバナの「種子」が目玉おやじ状態になっているころではと覗いてみた。
 前回の報告は2023/10/04である。
 それ以降も、できるだけていねいに観察をつづけているつもりでいた。
 でもその瞬間を見逃してしまった。
 花茎の先の膨らんだ子房部は、枯れ葉のなかに落ちてしまっていたのだ!!

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▼私はいささか慌てた!!
 せっかくめぐってきたチャンスをのがしてしまったのかと!?
 でも落ち着いてじっくり観察して見ると、黒々と完熟した「種子」は、ほぼそのまま落ちていたのだ。
 やっと咲いたコヒガンバナは3つあった。
 咲き始めた順番にA、B、Cと命名していた。
 倒れ込んだ花茎の先あたりをゆっくりゆっくり「種子」をさがしてみた!!
 回収できた「種子」はつぎのようになった。
 Cの花茎の先には、まだ1個の「種子」がくらいついていた。

 A 4個
 B 8個
 C 2個(1個は、花茎の先に)

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▼花が咲いた鉢も、咲かなかった鉢も、コヒガンバナはすっかり<葉の季節>になっていた。
 少しでも日の当たる部分の鉢と、日陰の鉢の差は歴然としていた。
 今年花が咲いたのは、すべて少しだけ日の当たる場所に置いた鉢だった。
 アタリマエだが、やっぱり光合成は偉大なり!!

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▼回収した13個の「種子」を実生ヒガンバナ実験のときと同じようにチャック付きナイロン袋に入れて、ならべてみた。
 やっぱり圧巻だ!!
 ついにこのときが来たのかと感慨深いものがあった。

 2倍体(2n=22)であるコンガンバナが花を咲かせ、そこから「種子」ができた!!

 やっと、このアタリマエを実証した。感動である!!
 同時に次なる「ふしぎ!?」が2つ。

(1)このコヒガンバナの花、いつ、どのようにして「受粉」「受精」したのだろう!? 
(2)これらの「種子」は、来年の春に蒔けば、「発芽・発根」をするだろうか!? 

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実生ヒガンバナ(2022年採集分)は今!!(2023/10/25) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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なんと8つも「出葉」している!!

 この予想外の展開に驚いた!!
 こちらの方は、ずっとフタ(シェルター)をかぶせたままでいた。
 なんと「発芽・発根」が認められなかったものまでが「出葉」してきているのだ。
 葉の長さはいちばんよく伸びたもので6.0㎝までのびていた。
 群生地【安富】から採集したものも「出葉」してきていた。
 今まさに「出葉」したばかりのものあった。

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▼私は、残念なことに2022年の秋より、これまでのように自由に「自然結実」ヒガンバナの群生地めぐりができなくなってしまっていた。
 それでも、限られた範囲であるが、59個の「種子」を採集・回収していた。
 今年の春から、59個の「種子」を使っての実生実験を開始していた。

●59個のヒガンバナ「種子」の実生実験をはじめた!!(2023/03/21) #自然結実 #3倍体 #ヒガンバナの種子 #実生実験

▼今年の6月段階の「発芽・発根」の様子も記録していた。

●実生ヒガンバナ(2022年採集分)は今!!(2023/06/05) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

 なんとこのときに「発芽・発根」していたものは不確かなものも含めても3つだけだったはずなのに!!

▼現段階(2023/10/25)の「出葉」しているものは

●【安富】1+【福崎S(散歩道)】7= 8
 
●現段階(2023/10/25)の出葉率は 8/59×100= 13.5 %

 このあと、冬の間はフタ(シェルター)をとっておくことにした。 

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実生ヒガンバナ(2021年採集分)は今!!(2023/10/24) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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2021年に採集・回収したヒガンバナの「種子」はなんと823個あった!!
 それらの「種子」を使った実生実験を2022年の春よりはじめていた。

 これまでの段階をまとめてみよう。
●2022/03/15 2021年に採集・回収した823個の「種子」を使った実生実験を開始する!!

●2022/07/29現在、「発芽・発根」した種子の総合計199個である!!
 現段階の暫定発芽率は 199/823×100= 24.2%
 【安富】にいたっては 69/208×100= 33.1%

●2022/10/21現在、「出葉」まで達した種子の総合計39個である!!
 現段階の暫定出葉率は 39/823×100=4.7%
 「発芽・発根」したもののうちでは 39/199×100= 19.6% 

●2022/12/12現在、「出葉」まで達した種子の総合計48個である!!
 現段階の暫定出葉率は 48/823×100=5.8%
 「発芽・発根」したもののうちでは 48/199×100= 24.1%

●2023/02/09現在、「出葉」まで達した種子の総合計50個である!!
 現段階の暫定出葉率は 50/823×100=6.1%
 「発芽・発根」したもののうちでは 50/199×100= 25.1%

▼私は前回の観察の記録の最後に次のように書いた。
 

さて、今年の秋にはどれだけ「出葉」してくるだろう!?
 葉が枯れきった段階で、またフタ(シェルター)をかぶせておこうと思う。

 「大失敗」をした!! 春~夏のあいだこのフタ(シェルター)をかぶせるのを忘れてしまっていたのだ。
 育苗トレーは、すごいことになってしまっていた。「荒野」と化していたのだ!! 「出葉」してきたヒガンバナの葉に気をつけながら、観察できるように整備した。
 これが、なんとも一大作業になったのだった。
 恐るべし 光合成!!

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▼前回「出葉」をチェックしていたものを中心に観察してみた。
 群生地ごとに「出葉」しているものをカウントしてみた。
 
 例により群生地ごとにチェックしてみた。

【安富】(出葉数5)
・総体的に「出葉」している葉は今は短い。
・最長は8㎝程度である。
・2枚の「出葉」しているものが2つあった!!
・そして、なんと前回は「出葉」が見られたのに、今回は見られないものがある。

【夢前】(出葉数0)
・なんと今年は「出葉」したものが、見られなかった!!


【福崎】(出葉数16)
・やはりここが圧倒的多さである!!
・アタリマエだが、集中して(採集場所・採集日・回収日の近いモノ)、「出葉」しているところがある。なんとも示唆的デアル!!
・最長は15.0㎝まで伸びていた。
・さらに驚くことは、あらたに「出葉」が認められたものが、3つもあった!!
・逆にあらたに「出葉」がみられなくなったものもある。

【その他】(出葉数8)
・ここもまた集中して「出葉」している場所があった!!
・これは、「自然結実」ヒガンバナ花茎採取場所が同じであることも意味していた。
・そこの株になにかが起こっていると見るのは早合点だろうか!?
・最長は16.0㎝までのびていた。

▼昨日(2023/10/24)段階での「出葉」総合計は次のようになった。

●2023/10/24現在の「出葉」総合計=【安富】5+【夢前】0+【福崎】16+【その他】8=29

 2年目の「出葉」は、ぐっと減ってしまった!!
 
●現在、「出葉」まで達した種子の総合計29個である!!
 現段階の暫定出葉率は 29/823×100=3.5%
 「発芽・発根」したもののうちでは 29/199×100= 14.5%

 さて、この「記録」を、最初にヒガンバナの「不稔性」を指摘した牧野富太郎先生だったらどう見るだろう!?

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実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2023/10/18) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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▼2019年の秋に採集・回収した「自然結実」ヒガンバナの「種子」は530個あった。
 これらの「種子」を使った実生実験は2020年の春からはじめた。
 その「今」を報告する!!
 前回の観察は、2023/02/06 であった。

●実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2023/02/06)

 このとき観察した葉はすべて枯れてしまい、地上部から姿を消した!!
 野のヒガンバナが、<花の季節>から<葉の季節>にシフトしたのに合わせるように、今、「出葉」してきているのだった。

▼まず【安富】【夢前】の鉢が置いてある場所からだ。
 まわりの草、笹など、また八手の葉の枯れたモノが覆い被っていた。
 それらをとりのぞくのにずいぶん時間を要してしまった。
 そして、いよいよ観察である。

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【安富】
・「出葉」している鉢はかわらず2つである。(3㎝、6㎝)
・大きな鉢のモノひとつを加えていた。これは、育苗トレーを処理していてみつけたものだ。(5.5㎝)
・最初に発見した「自然結実」ヒガンバナ群生地から採集・回収したものは合計3つということになる。

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【夢前】
・「出葉」している鉢は、これまでとかわらず3つである。
・二鉢は、1枚の葉がよく伸びようとしていた。(7㎝)(11㎝)
・一鉢は葉が3枚ものびてきていた。(12㎝、7㎝、8㎝)
・枯れたヤツデの葉などで日当りが悪かったことが、葉の伸び、枚数に影響しているのだろう。
 それはごくアタリマエのことに思えた。それはとても重要なことに思えた!!

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▼次は群生地【福崎】である。

【福崎】
・「出葉」している鉢はこれまでより一鉢減って12鉢である。
・二枚以上の葉をのばしている鉢は多数ある!!葉が5枚の鉢もあった。
・複数枚の葉をのばしている鉢ではすごいことが起こっていた。
 明らかに「分球」(球根が2つに分かれる)をしている。これがより明確になっていた!!
・「球根」が浮き株になり、「分球」がよりはっきるするものもあった。
・葉の長さは、今のところいちばんよく伸びた葉で13㎝であった。
・あきらかに昨年より、「出葉」は進化・定着してきていた。
・一鉢をのぞき、まったく昨年度と同じ鉢で「出葉」してきていた。

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【その他】
・「出葉」している鉢はこここれまでと同じく3つあった。
・ここでも「分球」が確認できる鉢もあった。

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次は「育苗プラグトレー」から大きな植木鉢に植え替えたものについてである。
【育苗トレー】から
・前回同様に5鉢までが「出葉」していた!!
・2枚以上「出葉」しているものは2つもあった。
・予想に反して、葉がのびるのはまだまだこれからのようだ。(7㎝、7㎝、4㎝)(7㎝、6㎝)

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結論として、「出葉」している鉢の数は26鉢である!!
現段階(2023/10/18)における「出葉」はこれまでよりひとつ減って26個である。

現在「出葉」している鉢は、すべて昨年まで「出葉」していた鉢である!!

これまでをまとめると次のようになる。


◆【2019年採集分の実生実験】の現段階での結果(2023/10/18)

【2019年】 530個の「種子」採集・回収

【2020年】
・発芽率  140/530×100=26.4 %
・出葉率  54/140×100=38.6%
 全体で  54/530×100=10.6%

【2021年】
・2年目の出葉率 27/54×100=50.0%

【2022年】
・3年目の出葉率 27/54×100=50.0%

【2023年】
・4年目の出葉率 26/54×100=48.1%


 この「出葉率」は、基本的に維持できるのでは考えている。
 「分球」が進んできていることにも注目しておきたい。


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