実生コヒガンバナの植え替えをした!!(2019/02/07) #ヒガンバナ

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私は久しぶりに見るコンガンバナの姿に驚いた!!
 葉はずいぶん長く伸びた3枚になっていた。(19.0㎝、18.0㎝、17.0㎝)
 なにより驚いたのは地下にあってずっとみることなかった鱗茎だ!!
 ラグビーボールのようなかたちに長細く育っていた。
 全長は4~5㎝あった!!
 その下に10㎝に達すような根が伸びていた!!

 あの一粒の種子が4年近くのあいだにここまで育ったのだ!!
 私にはこのアタリマエが不思議でならなかった。

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▼私のヒガンバナ研究を語るとき、この「実生コヒガンバナ物語」を語ることははずせなかった。
 このコヒガンバナとの出会いがなければ、ここまで実生ヒガンバナにこだわっていなかったにちがいない。
 またまた「私のヒガンバナ研究・その後」(『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』所収)から「実生コヒガンバナ物語」を引用してみる。

3 コヒガンバナの種子の「発芽」「出葉」に挑戦  

 どんな「研究」でも同じスピードで展開していくわけではない。ひとつの「発見」「出会い」で、急激に加速されることがあるのである。
私のヒガンバナ研究においては次の2つのことがそれであった。

(1)「自然結実」ヒガンバナ群生地の発見!!(2013.11.13)
(2)大量のコヒガンバナ種子の入手!!(2014.10.26)

 コヒガンバナは、ふつうに見られる日本のヒガンバナとちがって2倍体(2n=22)だと言われている。従って、「種子」をつくってアタリマエのヒガンバナなのだ。
ほんとうだろうか!?
どうしてもそれを自分で確かめてみたかった。そのためには「種子」が欲しかった!!
ずっと念じておれば叶うものである。
 51個ものコヒガンバナの「種子」を友人からゆずってもらったのだ。
 さっそく2015年の春、種子から育てる実生実験に取り組んだ。

そしたら、ほんとうに次々と「発芽」(発根)して来たのだ。
 そして、なんと最終的に49個の種子が「発芽」したのである。

 発芽率49/51=97.6%。

 さらに驚くことがあった。春に発芽したものを土の中に眠らせた。
そして、秋をむかえた。今度は土の中から葉が出てきたのである。
 そして、最終的に「出葉」したのは41個あった。

 出葉率41/49=83.7%!!

 51個の種子から「出葉」まで辿り着いたのは41個である。 

 41/51=80.3% !!

 ほんとうにコヒガンバナは2倍体だ。このアタリマエがうれしかった!!
気をよくした私は2015年末から面白いプロジェクトをはじめた。
 名づけて
◆「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト
である。
 私一人で育てて行くのでなく、出葉したコヒガンバナを何人かに「おすそ分け」して育ててもらうというプロジェクトだ。
 出葉を何年か繰り返し、鱗茎を太らせ、何年か後に花茎をのばし花が咲く日がくることを夢見てのプロジェクトだ。何人かで取り組めば、私ひとりでは無理でも誰かが成功するかも知れない。
その花は、またきっと種子をつくるだろう。
そしたら、また多くの人が「コヒガンバナは2倍体」に納得するだろう。
 それは何年先だろう!?

▼前回に実生コヒガンバナを観察し記録を残しているのは、2018/10/10である。
 それから4ヶ月!!
 実生コヒガンバナはそのときからくらべてもずいぶん成長していた。
 元々植木鉢に植え替えていたひとつを加えて17株が成長していた。
 葉三枚…3
 葉二枚…12
 葉一枚…2
 
 もうずっとずっと大きな植木鉢に植え替えたいと思っていた。
 しかし、なかなか踏ん切りがつかなかった。
 多数植木鉢、置く場所等を考えると、正直煩わしさもあった。(^^ゞポリポリ

▼昨日ついにその決断にいたった。
 大きく成長した鱗茎を見ていると、
 「なぜもっと早く植え替えをしてやらなかったのだろう!?」と反省するばかりだ。\(__ ) ハンセィ

 植え替えた植木鉢、元々の植木鉢を加えて17個ならべてみると圧巻だった!!
 はたしてこのなかから、花茎をのばし花を咲かせるコヒガンバナはでてくるだろうか。
 それは何年後だろう!?
 その花はきっと「種子」をつくるだろう。
 
 そのとき私は心底「コヒガンバナは2倍体」を納得するだろう。

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今年も実生ヒガンバナ実験を開始した!!(2019/02/06) #ヒガンバナ

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▼昨日(2019/02/06)冷蔵庫から、2018年晩秋に採集・回収した「自然結実」ヒガンバナ種子34個を取り出した。
 今年は暖冬のようだ。異様にあたたかかった立春すぎて少しは逆戻りしたとはいえやっぱりあたたかい。
 例年より少し早めであるが、実生ヒガンバナ実験を開始することにした。
▼これまでの試行錯誤の取り組みから実生実験方法に勝手に名前をつけていた。

◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!! 

である。これまた「私のヒガンバナ研究・その後」(『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』所収)から引用してみる。

◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!! 

【Step1】「種子」を手に入れる。
(1) お彼岸の前後にビカンバナが群生しているところをみつけておく。候補地はできるだけ自宅から近くで複数がよい。(9月中下旬)
(2) 「自然結実」している花茎を採集する。花は萎れ葉が目立ちはじめ頃、「自然結実」した花茎は直立していることが多く目立つ。(10月中旬~11月上旬)
(3) 採集した花茎を「水栽培」する。ペットボトルなどに水を入れ、花茎を挿して置く。
(4) 子房部が割れ、黒い「種子」が見えてきたら注意深く観察し、落下したら回収する。(11月中旬~12月上旬) 

【Step2】「種子」を保存する
(5) 「種子」を1個ずつチャック付きナイロン袋(12×7㎝)に入れる。袋には採集場所、花茎採集日、「種子」回収日をマジックで記入しておく。(11月中旬~12月上旬)
(6) すべての「種子」が回収し終わったら、ナイロン袋をケースに入れ、冷蔵庫で保存する。(12月中旬~)

【Step3】「種子」を発芽・発根させる。
(7) 保存して置いた「種子」を冷蔵庫から出してくる。(2月~3月中旬)
(8) 「種子」を一粒ずつ「タネまき土ポット」(市販品)にまく。そのとき採集場所、花茎採集日、種子回収日の記録されたナイロン袋は工夫をしてつけておく。
ポットを入れる容器は、プリンの空容器等を工夫する。
(発芽、発根だけであれば適当な容器に濡れたティシュを敷いて床としても可)
(9) 発芽・発根を観察する。(~5月中旬)

【Step4】植木鉢に植え替える。
(10) 発芽してから、小さな鱗茎がふくらみ緑の部分が消えかかるまで観察して、土ポットごと植木鉢に植え替える。使用する土は市販の「花・野菜栽培用土」で可。(~6月中旬)

【Step5】「出葉」を観察する。
(11) 植木鉢の土のなかから葉が出てくるのを観察する。(9月中旬~) 
(12)翌年の春、葉が枯れるまで観察する。
※もしその年に「出葉」しなくても植木鉢はそのままにしておく。

【Step6】花茎がのびてきて花が咲くのを待つ。
(13) 【Step5】の「出葉」観察を何年間か繰り返し花茎がのびてくるのを待つ。
(14) 花茎がのびてきて開花すれば、実生実験は成功!! \(^O^)/
以上である。


 
▼この方法に従い「【Step3】「種子」を発芽・発根させる。」の作業である。
 前日(2019/02/05)から、市販の適当な容器を準備しその中に土ポットを入れ、あらかじめ水を入れておいた。
 水を入れると土ポットはふやけて少し大きくなっていた。
 昨日(2019/02/06)には、種子を蒔く準備は完全にできていた。
 後は土ポットのまんなかに種子を置き、種子を入れていたナイロン袋は識別札代わりにはさんでおいた。
 これで、もし発芽すれば、どこでいつ採集した種子かがわかるようにした。
▼この方法は正解なのか、私は知らない!!
 後になれば、こうすればよかったのにという方法がみつかるかも知れない。
 「保存方法」についてもこれがベストかどうかわからない。
 多くの人の試行錯誤で、よりすぐれた方法がみつかればうれしいかぎりだ。

 さあ、このなかから「発芽」「発根」する種子はいくつでてくるだろう。
 楽しみである。o(^o^)o ワクワク

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実生ヒガンバナは今!!(2019/02/05) #ヒガンバナ

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▼久々に木陰で、「実生ヒガンバナ」実験中の植木鉢6つを日当たりのいいところに引っぱり出してきた。
 2014年採集した自然結実「種子」の実生実験中の鉢3つ、
 2016年採集した自然結実「種子」の実生実験中の鉢3つ である。
 
 前回観察記録を残しているのが2018/10/11であるから、およそ4ヶ月ぶりということになる。
 ずいぶん成長したものだ。
▼ここで自分の整理のためにも、6つの鉢の経緯をふり返ってみる。
 「私のヒガンバナ研究・その後」(『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』所収)から少し長くなるが引用してみる。

2 「自然結実」ヒガンバナ種子の「発芽」「出葉」に成功  2014年に新しい群生地も発見しアタリマエのようにみつけるようになった「自然結実」ヒガンバナ種子。しかし、このときは「完熟」種子であっても少し「種子」ときめつけることに躊躇していた。 少し遠慮して「種子もどき」とよんでいたときもある。

正真正銘の「種子」ならば、発芽して育ち一人前のヒガンバナになるはずだ。

では実験だ。種子から育てる実生実験だ!!

 2014年採集した30個の種子のうち翌春に発芽したのは3個だけだった。

 発芽率は3/30=10.0% 。

 けっして高い発芽率ではなかった。しかし、はじめて「発芽」を見たときの感動は大きかった。「発芽」は同時に鱗茎の赤ちゃんのようなものつくった。そして根もできた。
これは「発根」と言った方がその様子をよく表わしているのかも知れない。

 2015年採集した63個ついては、保存に失敗しカビ等にやられてしまった。残念ながらひとつも「発芽」(発根)することはなかった。

 2016年採集した73個については、翌春に3個が「発芽」(発根)。

 正確には3個の種子は他のところで育ててもらうこととしたので、発芽率は3/70=4.3%ということになる。

実生実験に取り組むなかで知らなかったもうひとつの「戦略」に出会った。

春に「発芽」(発根)したビガンバナは、そのまま成長して葉を出してくるのではなかった。いったん地下に眠り、秋にふつうの一人前のビカンバナが「出葉」してくる時期に「出葉」して来るのである。

 ヒガンバナの生長は二段構え、 春 「発芽」(発根) 秋「出葉」 !!

 私にはこれもまたみごとなヒガンバナの「戦略」に見えてくるのであった。
 知ってしまえば、アタリマエ。 でもやっぱりはじめてそれを自分の眼でたしかめたときは感動であった。

・2015年の秋 3つの「出葉」を見た。        

・2017年の秋 1つだけの「出葉」を見た。

▼もう少していねいに観察してみる。
 2014年採集した「種子」を使った実生実験、やっぱり「出葉」している鉢はひとつだけだった。
 葉は2枚になっていた。
 長さを測ってみた16.5㎝と15.5㎝である。
 2016年採集した「種子」を使った実生実験の方も「出葉」している鉢はひとつだけだった。
 こちらも葉がずいぶん長く伸びていた。
 16.0㎝あった。
 いつごろ枯れ始めるのだろう。
 今年の秋にも「出葉」してくるだろか!?
▼ここから花茎が伸びてきてみごとなヒガンバナの花を咲かせるのは何年後だろう!?
 そのときはほんとうに来るのだろうか!?
 その花は再び「種子」をつくるのだろうか!?
 
 気の長い話だ。
 メンデルの8年ははるかに越えることになるかも…。

あえて
(つづく)
と書いておこう。

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「自然結実」ヒガンバナの種子34個を回収!! #ヒガンバナ

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▼「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりで採集した花茎を海苔の瓶、ペットボトルに水を張り「水栽培」をしていた。
 この状態で、花茎の先の子房部が割れて、「目玉オヤジ」状況になるのを待っていた。
 黒々とした完熟種子が、「目玉オヤジ」からこぼれ落ちたら、それを回収するということにしていた。
 一昨年まで屋外でやっていた。昨年と今年は種子が紛失を恐れて、最終的に屋内に持ち込んだ。
 そのためであろうか。
 なかなか種子はこぼれ落ちなかった!!
 昨日(2018/12/10)は待ちきれずにそれらを強制回収をした。
▼回収した種子はチャック付きナイロン袋に入れた。
 ナイロン袋には、花茎採集日、完熟種子回収日、採集場所を記しておいた。
 採集場所毎に机の上にならべてみた。
 
 すべてで34個となった!!

その内訳は

【2018年】34個

【安富】…17個 花茎採集日毎の内訳(10/9…2、10/20…15)

【夢前】… 0個 

【福崎】…16個 花茎採集日毎の内訳(10/9…2、10/20…13、11/6…1)

【自宅の庭】…1個 花茎採集日毎の内訳(10/24…1)

 特徴的なのは【夢前】が0であることだ。
 夢前に群生地をみつけてはじめてのことである。なにか変化が起きたのだろうか!?

▼「自然結実」群生地発見以降の6年間を今一度ふり返ってみよう。

【2013年】10個以上正確には不明 「安富」群落発見で喜んでしまい散逸

【2014年】30個 「夢前」群落発見、「安富」群落なし

【2015年】69個 「福崎」群落発見、「福崎」63個が目立つ

【2016年】73個 再び「安富」33個が目立つ

【2017年】31個 「福崎」20個が目立つ

▼もはや「偶然」でないことはあきらかだ!!
 今年の取り組みで最高にうれしかったことは

 「自然結実」ヒガンバナを確認したのは私だけではなかった!!

 ことだ。以前から知り合いのお二人が実際に「自然結実」ヒガンバナを確認された!!
 お一人は、ネット上に画像を公開された。
 もうお一人には、採集した現物を生でみせてもらった\(^O^)/

 もはや「自然結実」ヒガンバナは「科学」になりつつある。
 メンデルは8年間だった!!

 来年春の「実生実験」まで冷蔵庫で眠ってもらうことにした。

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「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2018/11/06) #ヒガンバナ

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成果はわずか一本だけの「自然結実」した花茎だった!!

 昨日(2018/11/06)、今年4度目目の「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりをした。
 コースは前回までと同じく 「安富」 →「夢前」 → 「福崎」 の順番である。

 正直に言うと、けっこう成果に期待していた。
 特に「安富」のその地には期待していた。
 2013年に、この地ではじめて群生地を発見したのは、2013.11.13である。それから考えると一週間早かった。きっといくつかの「自然結実」した花茎をみつけることができるものと期待していた。
 結果は0!!
 そんなことはないだろうと、何度も何度も畦を行ったり来たりを繰り返すがまったく見当たらない!!

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▼少し開花が遅れていた「夢前」に期待だった。
 萎れ絡まった花茎が緑濃くなっていく葉の上にかぶさっていた。
 ていねいに花茎の先を観察してまわるが、それらしいものは発見できない。
 けっきょく「夢前」の地からは今年、「自然結実」した花茎を一本も手に入れなかったことになる。
 葉のかげに隠れてあの憎っくき ヨトウだけが…。

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▼最後ののぞみをかけて「福崎」に向った。
 遅かった稲刈りもすんでいた。これでじっくりと観察できる。
 期待はふくらんだ!!
 ところが、ここでも期待に反して みつからない!!
 「遅れん坊」ヒガンバナが、少しなぐさめてくれた。
 もうあきらめかけたそのとき、今なお緑を残す花茎が倒れかけていた!!
 私にはその花茎が光り輝いて見えた!!
 1と0ではちがう!!
 それは決定的にちがう!!
 その後も、例年の群生地をさがすがみつからなかった。

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▼一本しかみつからなかったのに今年の私はなぜかゆとりがあった。
 なんと言っても、今年の最大の成果は

 私以外の人が「自然結実」ヒガンバナ群生地を発見してくれたことだ!!

 うれしいことに、現物を「生」でも見せてもらった!!
 やっぱり

 「自然結実」ヒガンバナは想像する以上に高頻度に存在する!!

 という私の作業仮説は、また一歩「事実」に近づいたのだ。

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「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2018/10/20) #ヒガンバナ

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▼昨日(2018/10/20)、今年3度目の「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりに出かけた。
 前回(2018/10/09)から11日が過ぎていた。この間には、人にヒガンバナの「種子」探しを呼びかけたり、他の人がみつけた「自然結実」ヒガンバナを実際に見せてもらったりしていたから、以前にも増して昨日の群生地めぐりは出かけてる前からワクワクドキドキ気分だった!! o(^o^)o ワクワク

 コースはこれまでと同じく「安富」→「夢前」→「福崎」の順番でめぐった。
 「安富」は前回に増して、花茎の枯れは進んでいた。
 このことは「自然結実」花茎を探すこちらにとっては好都合だった。ほとんどの花茎が枯れ倒れるなか、「自然結実」した花茎は、緑を残し実(種子)に水と栄養を送り続けているのだった!!
 なんと理にかなった「科学」だ!!
 やっぱりあった!! アタリマエのように!!

 花びらが萎れ濡れ髪の如くまとわりつくなか、そいつは「宝石」のように輝いていた!!

 前にくらべずいぶん熟してきているようだった。
 畦を一方向からだけ見るのでなく、逆方向からも見て回った。
 何度見ても、やっぱり見落としがあった!!

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▼気をよくしながら「夢前」に向った。
 「夢前」はやっぱり遅れていた。まだ立ったままの花茎も多かった。
 近くの田の稲刈りもまだだった。
 「明日稲刈りの予定で…」と言いながら、田の隅を手刈りするお父さんと話をした。
 その地の歴史は?
 その田の水がどこからやってくるのか?
 「自然結実」ヒガンバナを見たことは?
 いろいろ教えてもらった。
 しかし、残念ながら現段階では、「自然結実」をひとつとして確認できなかった。

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▼最後は、いつものように「福崎」だった。
 「福崎」もその田の稲刈りはまだだった。しかし、溝をはさんで反対側の畦はきれいに草刈りがしてあった。
 もちろんビガンバナを含めてである。(/_;)
 気をとりなおして、畦の観察をはじめるといきなりとんでもないものをみつけた!!
 一本の花茎の先に2つも「自然結実」していた\(^O^)/
 溝に倒れ込んだ花茎の先にも
 まわりの花茎がすべて倒れたなかで佇立する花茎の先にも
 「自然結実」した子房部は、「安富」にくらべる若い感じがした。
 ここにも、あの憎き「ヨトウ」がいた!!
 花茎の先をめざしてよじ登っていた。

 稲刈りがすんでからもう一度観察にきたいものだ。

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▼持ち帰った「自然結実」花茎を「水栽培」して完熟するのを待つことにした。
 ペットボトルでは本数が多くて間に合わない。
 例年のように「のりの瓶」を使うことにした。
【安富】
 「自然結実」花茎 16本
 「自然結実」しそこない花茎 2本
 「自然結実」抜けがら 花茎 1本

【福崎】
 「自然結実」花茎 18本 (うち2本は 2連球!! )
 「自然結実」しそこない花茎 2本
 「自然結実」抜けがら 花茎 1本

 はたしここからいくらの完熟「種子」を手に入れることができるだろう!?

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 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから30週目、1本だけ立った枯れ葉が秋風にゆれていた!!

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庭のヒガンバナも「自然結実」か!?(2018/10/16) #ヒガンバナ

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▼先日のファラデーラボでも、「ヒガンバナの「種子」をさがそう。」を呼びかけさせてもらった。
 人に呼びかけた手前、自分自身の「観察」にも力が入った!!

 昨日(2018/10/16)、いつものように庭の定点ヒガンバナA~Eの写真を撮っていた。
 すべての地点で花茎は倒れ始めていた。
 最初に開花したD地点などすっかり花茎が倒れ葉ばかりが目立っていた。
 倒れた花茎の中に妙に緑を残している残しているものがあった。
 「ひょっとしたら…!?」
 やっぱり予想はあたった。緑を残した花茎の先に子房部の膨らんだそれがあった!!

 「自然結実」したのだろうか!?

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▼ほんとうに不思議なもので、こういう「発見」は連鎖する!!
 身近でみつけたのは庭でだけでなかった。
 東の畑の畦にも、子房部の膨らみかけたヒガンバナをみつけた。
 それもらしいものを含めると2~3個はある。
 これまた、花茎が倒れかけたなかだから、緑を残して佇立した花茎はすぐわかった。

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▼「自然結実」らしきものをみつけた株でとんでもないものに出会ってしまった!!

 ヒガンバナの宿敵 ヨトウ だ!!

 それもまた一匹ではない。
 葉をムシャムシャと貪欲にたべるもの、花茎をのぼるもの等々かなりの数いそうだ。
 ひょっとしたら「自然結実」した「種子」を食べてしまうかもしれない (^_^;)

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▼いずれの「自然結実」したかも知れない花茎は切りとらなかった。
 切りとって「水栽培」しなくても、観察しようと思えば、すぐ見ることができるからそのままにしておいた。
 
 それにしても「ふしぎ!?」だ!!
 実は庭のDの株も、東の畦の株も、以前の年にも「自然結実」したのを目撃していたのだ。
 ということは

 高頻度に「自然結実」する株があるということか!?
 このヒガンバナに何かが起こっているのだろうか!? 

 謎は深まるばかりだ。

 

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ヒガンバナの「種子」をさがそう!!(4) #ヒガンバナ

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前回の「自然結実」ヒガンバナ群生地巡り(2018/10/09)から4日がたっていた。
 そのとき採集した花茎をペットボトルに挿していた。
 「安富」3本、「福崎」4本である。
 「安富」の花茎は3本とも元気だ。先には完熟に向けて膨らんでいく子房部があった!!
 「福崎」の2本の花茎は萎れてしまった。
 最後の最後まで子房部は緑を残していた。その姿にいたく感動するのだった!!

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▼さあ、いよいよその季節がやってきた!!
 何度も繰り返そう。今年の最大のミッションは

 ひとりでも多くの人にビカンバナの「種子」に出会ってもらうことだ!!

 自分自身が6年連続して「自然結実」ヒガンバナの「種子」を手に入れることだけでなく、よりこちらの方にウエイトをかけてねらいとしたい。
 それこそが、私のヒガンバナ研究を加速することになると信じるから!!

▼これまた繰り返してみよう。
 現段階で私がヒガンバナの「種子」をみつける秘訣を!!

(1) 「ある」と信じること!!
 なんとも「非科学的」な秘訣に聞こえるだろう。しかし、「ないのでは?」と半信半疑でさがすのと「きっとあるはず!!」と思って探すのでは大きなちがいが出てくる。
 
(2) 観察時期を考慮すること!!
 これまで多くの人が、その「種子」を探しながら、どうしてみつけることができなかったか!?
 私は、ひとつの作業仮説をたてていた。
 「それは、探す時期を間違っていた。」という仮説である。
 やっぱり花が咲いた後すぐに探したくなる。それが人情というモノだ。
 そこがちがう!!
 人々がヒガンバナのことなど忘れしまったころに探すのである!!
 花を咲かせた後、花茎の栄養は球根(鱗茎)へ回収されるだろう。
 ほとんどの花茎は倒れていく。
 しかし、先端で「自然結実」した場合はどうだろう。
 最後の最後まで水分と栄養を届けようとするだろう!!
 だから「自然結実」した花茎は倒れない!!
 最後の最後まで緑を残している!!

 だから、「自然結実」ヒガンバナの花茎はこれからがみつけやすいのだ!!

 10月中旬~11月中旬(場所によっては下旬まで)

(3) 繰り返し観察すること!!
 たった一度の観察で「ない」ときめつけず、何度も何度も観察してみること。
 同じ畦でも、歩く方向を変えてみる。
 観察の時間帯を変えてみる。等々
 
▼みつけたら、ぜひぜひ画像とともに報告してほしい。
 よろしくお願いします<(_ _)>

 「日本のヒガンバナは不稔性」の定説は覆るかも!?

 花茎を採集したら、ぺットボトルなどを使って、「水栽培」をしてほしい。
 完熟して黒々した「種子」が顔を出すまで…

 
 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから29週目だった。
 池に使った枯れ葉が美しく見えた!!

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実生ヒガンバナは今!!(2018/10/11) #ヒガンバナ

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▼やはり私のヒガンバナ研究の本命はこちらにあった!!

 不稔性であるはずの日本のヒガンバナの「種子」をみつけて、「種子」から育てる実生実験に挑戦する!!

 5年前の私にとっては夢物語であった。
 ところがこの5年のあいだの「偶然」のできごとが、夢物語を現実のものとしてくれた。
 とりわけ
 相次いでの「自然結実」ヒガンバナ群生地の発見!!
 コヒガンバナ実生実験の成功!!
 このふたつが私の研究を加速してくれた。
▼2014年に手に入れた完熟「種子」は30個あった。
 翌年(2015年)の春、30個の「種子」を使って実生実験に挑戦した。
 「発芽」「発根」に成功したのは3個のみだった。
 発芽率は 3/30=10.0%
 発芽したものは、植木鉢に植え替えた。その年の秋には、その3つから葉が出てきた。(「出葉」)
 今年の秋も、ひとつの鉢から「出葉」していた。
 
 なんと今年の葉は2枚だ!! 

▼完熟「種子」を手に入れたこれまでの最高は2016年の73個である。
 翌年(2017年)の春、3個は他所で挑戦してもらうことにして、70個の「種子」を使って実生実験に挑戦してみた。
 そのうち「発芽」「発根」成功したのは3個だけだった。
 2017年の秋、「出葉」を見たのはひとつだけだった。

 昨日(2018/10/11)も3つの植木鉢を木陰からひっぱりだしてきて観察すると、ひとつだけ一枚のヒガンバナの葉をのばしていた!!

ここから花茎がするすると伸びてきてあのみごとな花を咲かせるのは何年後だろう!?
 ほんとうにそのときは訪れるのだろうか!?

 「種子」の方法、実生実験で「発芽」「発根」させる床、育てる土、等々。
 どれがベストなのか不明のままだ!!
 シロウトの無手勝流試行錯誤がつづく!!

 でもいつの日か…の夢追いかけて!!
 
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実生コヒガンバナは今!!(2018/10/10) #ヒガンバナ

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▼アタリマエに「種子」をつくるコヒガンバナ!!
 そのコヒガンバナを「種子」から育てる実生実験に取り組んで4年目!!。
 今年も、すでに「出葉」してきたことは、半月前(2018/09/25)に報告していた。
 コヒガンバナは日本のヒガンバナに比べて開花か早い。
 だからその分、「出葉」も早い。
▼一年目(2015年)は、一枚だけだった葉も、今年は三枚になったものも出てきた。
 葉がグングンのびていく姿はたくましく見えた!!
 葉の緑もずいぶん濃い緑になってきた。
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▼土を掘って、球根(鱗茎)がどこまで育ったのか見てみたい衝動にかられるが、ここはぐっと我慢だ!!
 49粒もの「種子」が発芽したもので、このような育苗ケースを使っていた。
 こんなケースでは窮屈だろう!?
 試しに底をあげてみたら、りっぱな根がはみ出していた。
 大きな植木鉢に引っ越ししてやろうと思う。
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「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクトで興味あるみなさんに「おすそ分け」して、 私の手元に残ったなかで、現在「出葉」しているのは17個である。
 このなかから、花茎をのばし花をさかせるものは出てくるだろうか?
 それより早く、全国のどこからか「開花」報告があるだろうか?
 それは、いつだろう!? o(^o^)o ワクワク

 その花もアタリマエに「種子」をつくるかな。

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