実生ヒガンバナ第3の発芽・発根はまちがいかも!?(2019/07/12) #ヒガンバナ

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▼昨秋に「自然結実」ヒガンバナから採集、回収した34個の種子をつかって、実生ヒガンバナ実験を実施中だった。
 第3の発芽・発根を喜んだのは2019/06/03だった。
 第3の発芽・発根には特別の意味があった。
 実は第1、第2は同じ日に同じ場所(安富)から採集した種子だった。第3はちがっていた。採集した日も場所(福崎)もちがっていた!!
 第3の発芽・発根は、「自然結実」種子の発芽・発根をアタリマエに近づける有力な証拠となった。
▼ところが、最初に「発芽・発根かも!?」と気づいたときから変化がないのである。
 緑の部分も現われないし、成長していっている様子もないのである。
 第1、第2についてはすでに植木鉢に植え替えていた。(2019/06/11)
 種子をよく見ていると、少し白っぽくなっている。ひょっとしたらカビってきているのかも知れない。
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▼もう待ちきれない!!
 これ以上待っても事態は悪化するばかりかも知れない。
 ここらでカップから出して、土ポットごと植木鉢に植え替えることにした。
 土ポットの底もしっかり見たが、第1、第2のように長く伸びた根はみられなかった。(/_;)
▼私はまだまだ完全にはあきらめていなかった。
 秋になれば、この植木鉢から「出葉」してくるかも知れない。
 まだまだ結論づけるのははやい!!

 それにしてもあの「白いもの」はなんだったのだろう!?
 ほんとうに「発芽」の事実はあったのだろうか!?
 「ふしぎ!?」はまだまだつづく。
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実生ヒガンバナを鉢に植え替えた!!(2019/06/11) #ヒガンバナ

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▼今年の実生ヒガンバナの観察は、これまで以上に徹底していた。
 34個の「自然結実」種子を土ポットに蒔いた(?)ものは、毎日いやそれどころか一日に何度も自然と目にする場所に置いていた。
 だから、少しの変化もいちはやく気づいた。
 最初に発芽・発根した2つは今、急速に緑を失いつつあった!!
 それにして、あのわずかな緑が発芽したばかりのヒガンバナをここまで育てたとは感動するばかりだ。
 やっぱり光合成は偉大ナリ!!
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▼緑を失いつつある今こそが、植木鉢に植え替えるチャンスだと思った。
 普通にヒガンバナの球根(鱗茎)を引っ越しするのもこの梅雨時が最適というから同様であろう。
 土ポットをカップから出して繁々と観察してみた。
 こんなにじっくりと「発芽・発根」のようすを観察できるとはアリガタイ!!
 あらためて楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法の正しさを実感するのだった。(自画自讃!!(^^ゞポリポリ)
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▼土を入れた植木鉢に入れようとして気づいた。
 土ポットの底まで、両方とも根が伸びていた!!
 やっぱり「発芽・発根」で正しいのだ。
 上に白く見えていたものは「球根」(鱗茎)の赤ちゃん(!?)だろう。
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▼植木鉢に入れた土ポットに上からさらに土をかぶせ、たっぷり水をやった。
 正直言ってこうして実生実験に取り組むまで知らなかった。
 春(初夏) 「発芽・発根」
 秋    「出葉」
 の二段階で成長していくなんて!!

 さあ、今年の秋、ヒガンバナ咲き終わったころ、ほんとうにここから「出葉」してくるだろうか!?
 o(^o^)o ワクワク
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実生ヒガンバナ「種子」三つ目も発芽・発根か!?(2019/06/03) #ヒガンバナ

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▼2018年の晩秋に採集した「自然結実」ヒガンバナの「種子」34個を育てていた。
 そのうちすでに2個が発芽・発根して成長していた。
 発芽・発根した2個の「種子」は、採集場所・花茎採集日も同じだ。さらには水栽培して「種子」を回収した日まで同じだった。
 「2018 10/20 12/10 安富」である。
 緑の部分がはっきりするだけでなく、太くたくましく成長した根っこが土にめり込んでいるようだった。
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▼まったくにわかには信じられないようなことが起きていた!!
 成長する2つの実生ヒガンバナのすぐ隣の「種子」から白い芽が!?
 今年、第3の「発芽・発根」である!!
 驚くことがふたつあった。
 ・第1、第2のすぐ隣である!!
 ・第1、第2の「種子」と採集場所・花茎採集日がちがうこと。もちろん「種子」回収日も。!!
  「2018 11/6 11/16 福崎」
  となっていた。
 11/6の採集の記録を残していた。この日採集した花茎は一本だけだ。だから「自然結実」した姿も特定できた。
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▼この3つ目の「発芽・発根」の意味するところは大きい。
 発芽率は 3/34=8.8% !!
 いっぺんにはね上がった。それだけではない。「自然結実」種子の採集場所がちがうのである。
 たまたまその場所の自然結実「種子」が…という話から
 どこの「種子」も「発芽・発根」はアタリマエ!!
 に近づくのである。
▼楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法にもますます自信ができてきた\(^O^)/
 それにしても不思議だ!!
 「発芽・発根」した種子3つがまったく隣り合わせのものだったとは!?
 単なる偶然となかなか考えにくかった。
 半分室内のようなところに置いている。水は霧吹きで定期的に与えていた。
 第1、第2が発芽・発根したことによりその近くは頻度よく水を与えたせいだろうか?
 ナラバ他のやつにももう少し水を与えれば…???

 もうしばらく観察して、植木鉢に植え替えたい。とりあえず植木鉢は3つを準備した。

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実生コヒガンバナは今!?(2019/05/09)#ヒガンバナ

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▼久しぶりに西庭の草むらの掃除をした。
 そのなかに、今年の2月(2019/02/07)にすべて植木鉢に植え替えをした実生コンガンバナがあった。
 全部で17鉢あった!!
 明るいところにひっぱり出してきてならべてみた。もうそれだけで圧巻だった!!
▼コヒガンバナの葉はいろいろだった。
 なんと葉が4枚にもなっているものがあるかと思えば、もうすっかり枯れてしまいその存在すら確認できないものもあった。
 葉の数で17鉢を分けてみるとこうだ。
・葉4枚…1鉢
・葉2枚…9鉢
・葉1枚…5鉢
・葉0枚…2鉢
植え替えたときにくらべるとずいぶん枯れが進んでいることは確かだった。
▼私にとってこの実生コンガンバナ実験の意味は大きい。
「自然結実」ヒガンバナの実生実験方法の道を切り拓いててくれた。
 なにより、2倍体と3倍体のちがいを具体的に見せてくれた!!

◆「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト展開中である。
▼全国に散った実生コヒガンバナの今が知りたい。
 葉が4枚以上になったのはあるのだろうか!?

 どこに「おすそ分け」した実生コンガンバナがいちばん先に花茎がのびてくるだろうか!?
 それはいつだろう?
 その花はまたアタリマエに「種子」をつくるのだろうか!?
 楽しみだ o(^o^)o ワクワク
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実生ヒガンバナ「種子」二つ目も発芽・発根だ!!(2019/05/08) #ヒガンバナ

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▼それはもう一つ目のま隣であった!!
 一つ目をずっと毎日観察していたはずなのに気づかなかった。二つ目にはじめて気づいたのは2019/05/06だった。
 昨日(2019/05/08)あらためてじっくり観察した。白い芽は土ポットにめり込むようにのびていた。二日間で成長したように見える。
 もうまちがいない!!
 2018年採集の「自然結実」ヒガンバナの「種子」、二つ目が発芽・発根した\(^O^)/
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▼一つ目に発芽・発根した土ポットのま隣だから、採集場所・花茎採集日も同じだ。さらには水栽培して「種子」を回収した日まで同じだった。
 「2018 10/20 12/10 安富」
 今一度、「自然結実」ヒガンバナ花茎採集の日の記録を見たくなった。
 もうたまたまの偶然とは言い切れなくなってきた。
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▼0と1では大違い!!有無の問題だ!!
 1と2ではこれまた大きな違いがある!!
 発芽・発根率は倍になる。
 「たまたま」「偶然」が「科学」に近づく!!
 楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法に自信が生まれてきた!!
▼それにしても「自然結実」ヒガンバナに何が起きているのだろう?
「仮説」だけは立てていた。
【仮説 1】「自然結実」するヒガンバナは、2倍体(2n=22)になっている。
【仮説 2】無融合種子形成をするようになっている。3倍体(2n=33)のままである。
【仮説 3】【仮説 1】と【仮説 2】とが入り交じっている。

 どの仮説が正しいのだろうか。
 今の私の環境では、染色体数も数えることもできない。それどころか私はまだ、実際にヒガンバナの染色体の顕微鏡観察もしたことがない。でも私はあきらめてはいなかった。私に可能なことを粛々と…。

 一つ目に発芽・発根を確認したものは緑を増し、伸びた先は土ポットにめり込みブリッジをつくっていた!!
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ついに実生ヒガンバナ「種子」が発芽・発根か!?(2019/05/02) #ヒガンバナ

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ついにひとつの「種子」が発芽・発根か!?
 実は少しあきらめかけていた。
 はじめて気づいたのは2019/04/29の朝だった。まだ半信半疑だった!!
 昨日(2019/05/02)じっくり観察してみた。芽はかなり大きく長くなっていた!!
 それに緑っぽくもなっていた!!
 もう間違いない。
 実生ヒガンバナの「種子」が発芽・発根したのだ!!
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▼昨年の晩秋に採集した34個の「種子」を使って種子から育てる実生実験に入ったのは、2019/02/06だった。
◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!!
などと大きなことを言いながらも、私はいささか不安になっていた。
 昨年度もひとつとして、発芽・発根を見ることがなかった。もし、今年ひとつも見ることがなかったなら根本的に考えなおす必要があるかと思っていた。それだけに、今回の発芽・発根はうれしい\(^O^)/
昨年採集・回収した「自然結実」ヒガンバナの種子は34個だ。
 種子を保存しておいたナイロン袋には花茎採集日、種子回収日、採集場所を記していた。
 今回、発芽・発根にこぎつけた種子の袋には次のように記してあった。
 「2018年 10/20 12/10 安富」
 ナラバわかった!!
 このとき(2018/10/20)に採集したものだ!! 
▼2013年の「自然結実」ヒガンバナ群生地の発見以来取り組んできた実生実験も7年目になる。
 これまで発芽・発根までこぎつけた種子は2014年採集の3つ、2016年採集の3つ
 そして、今回の1つである。従ってこれが7個目になる。
 他の種子をふくめて注意深く観察をつづけたい。
 これもまた「出葉」までもっていけるだろうか!?

 道は遠い!!
 しかし、ヒガンバナになにかが起きていることは確かだ!!
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実生コヒガンバナの植え替えをした!!(2019/02/07) #ヒガンバナ

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私は久しぶりに見るコンガンバナの姿に驚いた!!
 葉はずいぶん長く伸びた3枚になっていた。(19.0㎝、18.0㎝、17.0㎝)
 なにより驚いたのは地下にあってずっとみることなかった鱗茎だ!!
 ラグビーボールのようなかたちに長細く育っていた。
 全長は4~5㎝あった!!
 その下に10㎝に達すような根が伸びていた!!

 あの一粒の種子が4年近くのあいだにここまで育ったのだ!!
 私にはこのアタリマエが不思議でならなかった。

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▼私のヒガンバナ研究を語るとき、この「実生コヒガンバナ物語」を語ることははずせなかった。
 このコヒガンバナとの出会いがなければ、ここまで実生ヒガンバナにこだわっていなかったにちがいない。
 またまた「私のヒガンバナ研究・その後」(『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』所収)から「実生コヒガンバナ物語」を引用してみる。

3 コヒガンバナの種子の「発芽」「出葉」に挑戦  

 どんな「研究」でも同じスピードで展開していくわけではない。ひとつの「発見」「出会い」で、急激に加速されることがあるのである。
私のヒガンバナ研究においては次の2つのことがそれであった。

(1)「自然結実」ヒガンバナ群生地の発見!!(2013.11.13)
(2)大量のコヒガンバナ種子の入手!!(2014.10.26)

 コヒガンバナは、ふつうに見られる日本のヒガンバナとちがって2倍体(2n=22)だと言われている。従って、「種子」をつくってアタリマエのヒガンバナなのだ。
ほんとうだろうか!?
どうしてもそれを自分で確かめてみたかった。そのためには「種子」が欲しかった!!
ずっと念じておれば叶うものである。
 51個ものコヒガンバナの「種子」を友人からゆずってもらったのだ。
 さっそく2015年の春、種子から育てる実生実験に取り組んだ。

そしたら、ほんとうに次々と「発芽」(発根)して来たのだ。
 そして、なんと最終的に49個の種子が「発芽」したのである。

 発芽率49/51=97.6%。

 さらに驚くことがあった。春に発芽したものを土の中に眠らせた。
そして、秋をむかえた。今度は土の中から葉が出てきたのである。
 そして、最終的に「出葉」したのは41個あった。

 出葉率41/49=83.7%!!

 51個の種子から「出葉」まで辿り着いたのは41個である。 

 41/51=80.3% !!

 ほんとうにコヒガンバナは2倍体だ。このアタリマエがうれしかった!!
気をよくした私は2015年末から面白いプロジェクトをはじめた。
 名づけて
◆「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト
である。
 私一人で育てて行くのでなく、出葉したコヒガンバナを何人かに「おすそ分け」して育ててもらうというプロジェクトだ。
 出葉を何年か繰り返し、鱗茎を太らせ、何年か後に花茎をのばし花が咲く日がくることを夢見てのプロジェクトだ。何人かで取り組めば、私ひとりでは無理でも誰かが成功するかも知れない。
その花は、またきっと種子をつくるだろう。
そしたら、また多くの人が「コヒガンバナは2倍体」に納得するだろう。
 それは何年先だろう!?

▼前回に実生コヒガンバナを観察し記録を残しているのは、2018/10/10である。
 それから4ヶ月!!
 実生コヒガンバナはそのときからくらべてもずいぶん成長していた。
 元々植木鉢に植え替えていたひとつを加えて17株が成長していた。
 葉三枚…3
 葉二枚…12
 葉一枚…2
 
 もうずっとずっと大きな植木鉢に植え替えたいと思っていた。
 しかし、なかなか踏ん切りがつかなかった。
 多数植木鉢、置く場所等を考えると、正直煩わしさもあった。(^^ゞポリポリ

▼昨日ついにその決断にいたった。
 大きく成長した鱗茎を見ていると、
 「なぜもっと早く植え替えをしてやらなかったのだろう!?」と反省するばかりだ。\(__ ) ハンセィ

 植え替えた植木鉢、元々の植木鉢を加えて17個ならべてみると圧巻だった!!
 はたしてこのなかから、花茎をのばし花を咲かせるコヒガンバナはでてくるだろうか。
 それは何年後だろう!?
 その花はきっと「種子」をつくるだろう。
 
 そのとき私は心底「コヒガンバナは2倍体」を納得するだろう。

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今年も実生ヒガンバナ実験を開始した!!(2019/02/06) #ヒガンバナ

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▼昨日(2019/02/06)冷蔵庫から、2018年晩秋に採集・回収した「自然結実」ヒガンバナ種子34個を取り出した。
 今年は暖冬のようだ。異様にあたたかかった立春すぎて少しは逆戻りしたとはいえやっぱりあたたかい。
 例年より少し早めであるが、実生ヒガンバナ実験を開始することにした。
▼これまでの試行錯誤の取り組みから実生実験方法に勝手に名前をつけていた。

◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!! 

である。これまた「私のヒガンバナ研究・その後」(『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』所収)から引用してみる。

◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!! 

【Step1】「種子」を手に入れる。
(1) お彼岸の前後にビカンバナが群生しているところをみつけておく。候補地はできるだけ自宅から近くで複数がよい。(9月中下旬)
(2) 「自然結実」している花茎を採集する。花は萎れ葉が目立ちはじめ頃、「自然結実」した花茎は直立していることが多く目立つ。(10月中旬~11月上旬)
(3) 採集した花茎を「水栽培」する。ペットボトルなどに水を入れ、花茎を挿して置く。
(4) 子房部が割れ、黒い「種子」が見えてきたら注意深く観察し、落下したら回収する。(11月中旬~12月上旬) 

【Step2】「種子」を保存する
(5) 「種子」を1個ずつチャック付きナイロン袋(12×7㎝)に入れる。袋には採集場所、花茎採集日、「種子」回収日をマジックで記入しておく。(11月中旬~12月上旬)
(6) すべての「種子」が回収し終わったら、ナイロン袋をケースに入れ、冷蔵庫で保存する。(12月中旬~)

【Step3】「種子」を発芽・発根させる。
(7) 保存して置いた「種子」を冷蔵庫から出してくる。(2月~3月中旬)
(8) 「種子」を一粒ずつ「タネまき土ポット」(市販品)にまく。そのとき採集場所、花茎採集日、種子回収日の記録されたナイロン袋は工夫をしてつけておく。
ポットを入れる容器は、プリンの空容器等を工夫する。
(発芽、発根だけであれば適当な容器に濡れたティシュを敷いて床としても可)
(9) 発芽・発根を観察する。(~5月中旬)

【Step4】植木鉢に植え替える。
(10) 発芽してから、小さな鱗茎がふくらみ緑の部分が消えかかるまで観察して、土ポットごと植木鉢に植え替える。使用する土は市販の「花・野菜栽培用土」で可。(~6月中旬)

【Step5】「出葉」を観察する。
(11) 植木鉢の土のなかから葉が出てくるのを観察する。(9月中旬~) 
(12)翌年の春、葉が枯れるまで観察する。
※もしその年に「出葉」しなくても植木鉢はそのままにしておく。

【Step6】花茎がのびてきて花が咲くのを待つ。
(13) 【Step5】の「出葉」観察を何年間か繰り返し花茎がのびてくるのを待つ。
(14) 花茎がのびてきて開花すれば、実生実験は成功!! \(^O^)/
以上である。


 
▼この方法に従い「【Step3】「種子」を発芽・発根させる。」の作業である。
 前日(2019/02/05)から、市販の適当な容器を準備しその中に土ポットを入れ、あらかじめ水を入れておいた。
 水を入れると土ポットはふやけて少し大きくなっていた。
 昨日(2019/02/06)には、種子を蒔く準備は完全にできていた。
 後は土ポットのまんなかに種子を置き、種子を入れていたナイロン袋は識別札代わりにはさんでおいた。
 これで、もし発芽すれば、どこでいつ採集した種子かがわかるようにした。
▼この方法は正解なのか、私は知らない!!
 後になれば、こうすればよかったのにという方法がみつかるかも知れない。
 「保存方法」についてもこれがベストかどうかわからない。
 多くの人の試行錯誤で、よりすぐれた方法がみつかればうれしいかぎりだ。

 さあ、このなかから「発芽」「発根」する種子はいくつでてくるだろう。
 楽しみである。o(^o^)o ワクワク

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実生ヒガンバナは今!!(2019/02/05) #ヒガンバナ

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▼久々に木陰で、「実生ヒガンバナ」実験中の植木鉢6つを日当たりのいいところに引っぱり出してきた。
 2014年採集した自然結実「種子」の実生実験中の鉢3つ、
 2016年採集した自然結実「種子」の実生実験中の鉢3つ である。
 
 前回観察記録を残しているのが2018/10/11であるから、およそ4ヶ月ぶりということになる。
 ずいぶん成長したものだ。
▼ここで自分の整理のためにも、6つの鉢の経緯をふり返ってみる。
 「私のヒガンバナ研究・その後」(『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』所収)から少し長くなるが引用してみる。

2 「自然結実」ヒガンバナ種子の「発芽」「出葉」に成功  2014年に新しい群生地も発見しアタリマエのようにみつけるようになった「自然結実」ヒガンバナ種子。しかし、このときは「完熟」種子であっても少し「種子」ときめつけることに躊躇していた。 少し遠慮して「種子もどき」とよんでいたときもある。

正真正銘の「種子」ならば、発芽して育ち一人前のヒガンバナになるはずだ。

では実験だ。種子から育てる実生実験だ!!

 2014年採集した30個の種子のうち翌春に発芽したのは3個だけだった。

 発芽率は3/30=10.0% 。

 けっして高い発芽率ではなかった。しかし、はじめて「発芽」を見たときの感動は大きかった。「発芽」は同時に鱗茎の赤ちゃんのようなものつくった。そして根もできた。
これは「発根」と言った方がその様子をよく表わしているのかも知れない。

 2015年採集した63個ついては、保存に失敗しカビ等にやられてしまった。残念ながらひとつも「発芽」(発根)することはなかった。

 2016年採集した73個については、翌春に3個が「発芽」(発根)。

 正確には3個の種子は他のところで育ててもらうこととしたので、発芽率は3/70=4.3%ということになる。

実生実験に取り組むなかで知らなかったもうひとつの「戦略」に出会った。

春に「発芽」(発根)したビガンバナは、そのまま成長して葉を出してくるのではなかった。いったん地下に眠り、秋にふつうの一人前のビカンバナが「出葉」してくる時期に「出葉」して来るのである。

 ヒガンバナの生長は二段構え、 春 「発芽」(発根) 秋「出葉」 !!

 私にはこれもまたみごとなヒガンバナの「戦略」に見えてくるのであった。
 知ってしまえば、アタリマエ。 でもやっぱりはじめてそれを自分の眼でたしかめたときは感動であった。

・2015年の秋 3つの「出葉」を見た。        

・2017年の秋 1つだけの「出葉」を見た。

▼もう少していねいに観察してみる。
 2014年採集した「種子」を使った実生実験、やっぱり「出葉」している鉢はひとつだけだった。
 葉は2枚になっていた。
 長さを測ってみた16.5㎝と15.5㎝である。
 2016年採集した「種子」を使った実生実験の方も「出葉」している鉢はひとつだけだった。
 こちらも葉がずいぶん長く伸びていた。
 16.0㎝あった。
 いつごろ枯れ始めるのだろう。
 今年の秋にも「出葉」してくるだろか!?
▼ここから花茎が伸びてきてみごとなヒガンバナの花を咲かせるのは何年後だろう!?
 そのときはほんとうに来るのだろうか!?
 その花は再び「種子」をつくるのだろうか!?
 
 気の長い話だ。
 メンデルの8年ははるかに越えることになるかも…。

あえて
(つづく)
と書いておこう。

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「自然結実」ヒガンバナの種子34個を回収!! #ヒガンバナ

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▼「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりで採集した花茎を海苔の瓶、ペットボトルに水を張り「水栽培」をしていた。
 この状態で、花茎の先の子房部が割れて、「目玉オヤジ」状況になるのを待っていた。
 黒々とした完熟種子が、「目玉オヤジ」からこぼれ落ちたら、それを回収するということにしていた。
 一昨年まで屋外でやっていた。昨年と今年は種子が紛失を恐れて、最終的に屋内に持ち込んだ。
 そのためであろうか。
 なかなか種子はこぼれ落ちなかった!!
 昨日(2018/12/10)は待ちきれずにそれらを強制回収をした。
▼回収した種子はチャック付きナイロン袋に入れた。
 ナイロン袋には、花茎採集日、完熟種子回収日、採集場所を記しておいた。
 採集場所毎に机の上にならべてみた。
 
 すべてで34個となった!!

その内訳は

【2018年】34個

【安富】…17個 花茎採集日毎の内訳(10/9…2、10/20…15)

【夢前】… 0個 

【福崎】…16個 花茎採集日毎の内訳(10/9…2、10/20…13、11/6…1)

【自宅の庭】…1個 花茎採集日毎の内訳(10/24…1)

 特徴的なのは【夢前】が0であることだ。
 夢前に群生地をみつけてはじめてのことである。なにか変化が起きたのだろうか!?

▼「自然結実」群生地発見以降の6年間を今一度ふり返ってみよう。

【2013年】10個以上正確には不明 「安富」群落発見で喜んでしまい散逸

【2014年】30個 「夢前」群落発見、「安富」群落なし

【2015年】69個 「福崎」群落発見、「福崎」63個が目立つ

【2016年】73個 再び「安富」33個が目立つ

【2017年】31個 「福崎」20個が目立つ

▼もはや「偶然」でないことはあきらかだ!!
 今年の取り組みで最高にうれしかったことは

 「自然結実」ヒガンバナを確認したのは私だけではなかった!!

 ことだ。以前から知り合いのお二人が実際に「自然結実」ヒガンバナを確認された!!
 お一人は、ネット上に画像を公開された。
 もうお一人には、採集した現物を生でみせてもらった\(^O^)/

 もはや「自然結実」ヒガンバナは「科学」になりつつある。
 メンデルは8年間だった!!

 来年春の「実生実験」まで冷蔵庫で眠ってもらうことにした。

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