▼寅日子先生の随筆「カメラをさげて」(青空文庫より)のなかに次のコトバがある。
つまり写真機を持って歩くのは、生来持ち合わせている二つの目のほかに、もう一つ別な新しい目を持って歩くということになるのである。
私の写真は、「ヘタな鉄砲方式」だった。
写真に関するくわしい知識も技能もなかった。ただただ朝も昼も夜も写真を撮りまくった!!
「ヘタな鉄砲も数撃てば当たる!!」方式だったのである。
寅日子先生の言うように、自分の目ではとらえきれなかったものが、「記録」できるかも知れない。
そんな期待を持って、今年も撮りまくった。撮った未整理の写真は膨大な量となった。
今年も昨年に続き動くこと(旅)が少なかったから例年にくらべ少ない。
それに加えて、さらに9月に起こった「事情」によりより制限されるようになった。
でもやはり、今年もそのなかから「ベスト○○」をあげてみたい。
今年は、blogにアップした順番に「思いつき画像・ベスト5」としたい。
【その1】<2022/01/06/15:05> ついに「藤の実」の「潮時」をリアルに目撃した!!
【その2】<2022/04/04/14:39>私の作った「静電気モーター」も、回り続けた!!うれしかった!!

【その3】<2022/04/24/10:09>子どもたちと一緒に「煮干しの解剖教室」を楽しんだ!!

【その4】<2022/05/30/09:50>823個のヒガンバナの「種子」を使った実生実験。次々と「発芽・発根」してきた!!

【その5】<2022/08/30/15:57>今年も「失敗」かと思っていた「虹色コーン」、これまでで最高のものを収穫した!!

【次点】<2022/04/04/14:39>とてもなつかしいものの写真を撮っていた。「吹き上げ」である!!

【次点】<2022/11/08/20:26>もう生涯出会う機会はないものも「記録」していた。皆既月食+天王星食デアル!!

だめだ!!、こんな調子であげていけば、【ベスト5】などではおさまるものではない。
ゆっくり正月にでも楽しんでみるかな。
さあ、2023年には、どんな景と出会えるかな!?
どんな「写真」=「記録」を残すことができるだろう!?
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