【お薦め本】『実験で楽しむ宮沢賢治 銀河鉄道の夜』(四ヶ浦弘著 HISA・勝山陽子絵 金沢・金の科学館)

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▼まだまだ先日のファラデーラボ8周年企画「実験と歌で楽しむ宮沢賢治『銀河鉄道の夜』」の講座の余韻のなかにいた。
 砂鉄を使ったテルミット反応で真っ赤にとろけた鉄!!
 「ルビーより赤くすきとおり、リチウムよりもうつくしく酔ったように」のところで見せてもらったリチウムのみごとでダイナミックな炎色反応!!
 等々が眼の底に焼き付いていた。
 心に響くあの「歌声」「朗読」の声が、耳の奥にしっかり残っていた。
▼講座のあった2019.03.10にぴったりあわせて一冊の本が出版された。
 それが今回の【お薦め本】である。

◆【お薦め本】『実験で楽しむ宮沢賢治 銀河鉄道の夜』(四ヶ浦弘著 HISA・勝山陽子絵 金沢・金の科学館 2019.03.10)

 講座を思い出しつつ読んでみた。
 実に面白い!! 
  講座ではまだよく理解できていなかったことも、この本を読んでみて納得したところもある。なぜその部分を特に四ヶ浦さんが熱く語っていたのかも少しわかりはじめた。
【お薦め本】を書くことでさらに私の頭も整理してみたかった。  
 例によってお薦めポイント3つにしぼり書いてみる。

(1)あらたな「賢治の世界」の楽しみ方の提案がある!!

(2)『銀河鉄道の夜』をイメージするのに役立つ、簡単にできる実験の紹介がある!!

(3)あなた自身で「賢治の世界」をより楽しむ方法をみつけようとするきっかけを与えてくれる。 

▼ひとずつ少しだけ詳しく、「蛇足」にならない程度に

(1)あらたな「賢治の世界」の楽しみ方の提案がある!!
こう言ってしまうと、なんかとても簡単なことのように聞こえるが、それはちがう。
これはすごい「大発見」だ!!
前著 『増補版 実験で楽しむ宮沢賢治~サイエンスファンタジーの世界』(四ヶ浦弘著 細川理衣 絵 金沢・金の科学館)でもこのことは強く感じたが、今回それはさらにパワーアップされていた。

『銀河鉄道の夜』の講座をこの本では次のようにしめくくっていた。

賢治にとって美しいものとは、自然、摂理を感じる実験、音楽、人間関係、社会のあり方等々いろいろだった気がします。それらを心から楽しみ、そして苦しみながら、皆が幸せに生きる道を模索し続けたのではないでしょうか。今日は実験をたくさん見ていただきました。私の言ったことは忘れてしまっても体験したことは忘れないと思います。これからも、賢治が好きだった美しい星空や実験を見ながら、音楽を口ずさみながら、ほんとうの幸いとは何かを賢治と一緒に探し続けていきたいと思います。(同書p41より)

さらには、こうとも言われていた。

この講座の準備と実施を通じて、賢治の世界は文学、科学、音楽等々がすべてが一体となった素晴らしい世界であること、それが少しずつ見えてくるような気持ちになれました。(同書P47より)

 先日の講座では、「実験」はもとより「音楽」という切り口にも重点をおかれているように感じた。
 そうだ!!
 四ヶ浦さんの「賢治の世界」の楽しみ方の提案は進化し続けているのだ!!

 またHISA(ヒラタヒサコ)さんの絵は「賢治の世界」をみごとに表現していた!!
 勝山陽子さんのイラストもわかりやすくすばらしい!!

 絶対に忘れてはならない、すばらしいことがもうひとつあった。
 この本には、『銀河鉄道の夜』(第四次稿 青空文庫より)の全文がついている。
 だから、この実験は原文のどことリンクしているのか。(色まで変えて明示してある。)
 一目瞭然デアル!! それがとてもアリガタイ!!
 第三次稿とちがいにふれてくれているのも説得力をもつ。 

(2)『銀河鉄道の夜』をイメージするのに役立つ、簡単にできる実験の紹介がある!!
 四ヶ浦さんはこれまでにもたいへん興味深い実験をいくつも開発してこられているが、今回は、『銀河鉄道の夜』の世界をイメージするのに役立つ実験に特化して簡単に読者にも体験できるように紹介されている。
 紹介のある実験は5つである。
(1) 銀河(ミルキィウェイ)の実験1 
(2) 銀河(ミルキィウェイ)の実験2 
(3) 燐光の実験(光る水、石、三角標)
(4) 水晶の実験(鳴き砂、摩擦発光、熱伝導)
(5) 炎色反応

▼どうも、ダラダラと「蛇足」傾向にある。最後にいこう。

(3)あなた自身で「賢治の世界」をより楽しむ方法をみつけようとする「きっかけ」を与えてくれる。
 最後につけ足しのように書いたお薦めポイントだが、実は私としてはここがいちばんのお薦めなのかもしれない!!
 四ヶ浦さんは、難解と言われてきた「賢治の世界」の読み解きを、賢治の大好きだった「実験」を再現してみることにより、「賢治の世界」の楽しみ方を提案してくれた。
 そして、今回は「音楽」も加えて…。
 これは「大発見」であり、これからも進化しつづけるだろう。

 今度はあなたの番だ!!
「賢治の世界」は深く広い!!
まだまだもっと他の方法もあるかも知れない。いやあるはずだ!!
  その可能性をこの本は教えてくれている。
それをみつけようする「きっかけ」をこの本はきっと与えてくれるはずだ。

「読んでから見るか 見てから読むか」
 角川映画全盛時代こんなキャッチコピーがあったような。
 古~いな (^^ゞポリポリ)

四ヶ浦さんのこの本を読んだら、今度はぜひ「生」で「実験と歌で楽しむ宮沢賢治『銀河鉄道の夜』」を体験して欲しい!!
もうすでに講座を「生」で体験した人は、ぜひこの本を読んで、あの感動を今一度蘇らせてほしい!!

 

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【お薦め本】ヒガンバナ(曼珠沙華)と日本人 ~日本人の曼珠沙華との交流~( 樽本 勲 著MyISBN - デザインエッグ社)

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▼私は栗田子郎先生に薦めてもらってこの論文を読んだ。

◆樽本勲著「ヒガンバナと日本人」
雑誌「農業および園芸」連載 1回(91巻3号、2016)~15回(92巻6号、2017)

そのときのことを記録していた。
この論文の出だしがとても気に入っていた。

 著者は大学在職時に、ヒガンバナ属植物(Lycoris)を研究テーマの一つとして取り上げ、博士論文2件、修士論文3件などの指導をさせて頂いた。最初の目的は“冬のヒガンバナ”、すなわち冬に青々と葉を茂らせ、寒冷季に球根を太らせるヒガンバナの光合成能力に注目し、そのDNAを利用して寒冷気候帯の作物の生産向上を図れないかというものでした。

▼ヒガンバナに関するあることを検索していてこの論文を元に本になっていることを知った。

◆【お薦め本】ヒガンバナ(曼珠沙華)と日本人 ~日本人の曼珠沙華との交流~( 樽本 勲 著MyISBN - デザインエッグ社)

である。さっそく手に入れ読んでみた。
 やっぱり面白かった!!
 お薦めポイント3つ

(1)ヒガンバナ渡来の謎解き物語が面白い!!

(2)日本文化としてのヒガンバナ拡散の不思議を追う!!

(3)ヒガンバナと俳句の世界への誘い!!

▼気に入ったところだけ少し詳細に

(1)ヒガンバナ渡来の謎解き物語が面白い!!

 この本の本意を「まえがき」で語ってしまっていた。

 日本人の曼珠沙華への関心は高いのです。その関心の高さはどの程度かというと、日本への渡来、利用に関する書籍等が多い植物は1番がイネ、2番がサツマイモ、3番目がジャガイモですが、日本への伝播に限ってはジャガイモと曼珠沙華はほぼ匹敵するほどの書籍・資料があります。主要な食用植物や園芸植物でない曼珠沙華になぜそれほどの関心があつまり、また多くの書籍類があるのでしょうか。(同書p3より)

この素朴な疑問を解き明かすために、先の論文を書き

 曼珠沙華の渡来について①いつの時代に(when)、②何処から(where)、③誰が(who)、④何の目的で(why)もたらされたかを調べ、結論として室町時代に仏教新宗派臨済宗の伝教と普及に資するために曼珠沙華が伝播させたと論述しました。また⑤どのように日本で分布したか(how)や⑥日本文化への影響など論じました。(同書p3より)

 この謎解きをやっていくとき忘れてはならない事実があった。 
 日本のヒガンバナは3倍体(2n=33)で種子をつくらず、分球(球根(鱗茎)が分かれる)によってのみ殖えるという事実である。(これに待った!!をかけることができるか?というのが私の実生ヒガンバナ実験の挑戦なのだが)
 ヒガンバナ渡来の謎は、ヒガンバナ研究最大の謎であった。
 すでにいくつもの有力な仮説がたてられていた。
 筆者はすでに迷宮入りした難事件の謎を解く名探偵のように、その豊富な資料・文献(有力な証拠)を駆使して真実に迫っていく。それはまるで名探偵物語かハラハラドキドキの推理小説を読むように面白い!!
 まず「自然分布説」の3つの仮説
 (1)陸続き生き残り説 (2)渡り鳥起因説 (3)球根海流漂着説
 を次々とこれまでの先行研究も参考にくずしていく!!
 「休眠性がある生命のタイムカプセル」=「種子」をつくらないのはつらい!!

 「自然分布説」が無理であるなら「人為分布説」ということになる。
 いくつかの「人為分布説」の仮説がこれまでにも出ていた。
 たとえば
(1)縄文中期に渡来人によりもたらせられ、半栽培段階に食用植物として栽培されたという仮説
(2)弥生時代稲作と共に渡来したという仮説 
(3)万葉集「壱師」=曼珠沙華とする仮説
 等々である。
 それらを次々と具体的資料をあげながら可能性を否定していく。
 おみごと!!
 としか言いようがない。
 たとえば(1)を否定するのに「冬季8ヶ月間の栽培による曼珠沙華の球根重量の増加 浅尾・前田(2009)」(p24より)のデータ等をあげて、「このように低収量の曼珠沙華を食用作物として植えるだろうか」と疑問を呈する。
 このように用意された証拠はきわめて具体的で説得力をもつ。

 そして、最終的に

  「結論として室町時代に仏教新宗派臨済宗の伝教と普及に資するために曼珠沙華が伝播させた」

 と論じています。


(2)日本文化としてのヒガンバナ拡散の不思議を追う!!
 渡来の不思議に次ぐ次なる不思議は、不稔性のヒガンバナがどのようにして広がっていったのかである。
 ここでも著者の謎解きの推論はさえていた。
 特に興味深いと思ったのは、江戸時代のお伊勢参り(お蔭参り、抜け参り)とヒガンバナの里名の急増を関連づけてひとつの推論をたてているところだった。

 講から選ばれて代参して者は伊勢神宮のお札を持ち帰るだけでなく、村への新農作物と新品種の種苗、新農業技術情報や諸文化を持ち帰ることも重要な任務だったようです。これを曼珠沙華について見れば、四季を問わず球根が採種できるので、農民百姓は見逃さず球根を掘取り各地に持ち帰ったと想像されます。(同書p97より)
 

 その結果がヒガンバナの拡散にツナガリ、里名が急増していったことなると仮説を立てていた。お伊勢参りという大民族移動と関連づけたところが実に面白い。
 具体的な数値等(人口と参詣者数)あげての説明には説得力がある。

 忌み嫌われものとしての歴史はどこからはじまったのだろう!?
 
▼少しちがった角度から

(3)ヒガンバナと俳句の世界への誘い!!
 この本がとても気に入ったのは、ヒガンバナと俳句の関係をかなり本格的に語っているところだった。それは著者自身の第一の趣味が「俳句」であることとも大いに関係あるのだろう。
 第三章のはじまりに、子規と漱石の曼珠沙華を詠んだ句があがっていた。

 「草むらや土手あるかぎり曼珠沙華 子規」
 「曼珠沙華あっけらかんと道の端 漱石」 

 実にいい!!
江戸期に不人気だった「曼珠沙華」という季語を、子規は戦略的季語として多用したのでないかというのが著者の仮説だった。
事実、子規は「曼珠沙華」を多く詠んでいた。

子規としての秀逸の句ではないですが、曼珠沙華の赤さ、花の多さ、秋の趣を写生として詠んでいて、子規が因襲悪弊から脱却を図ろうとする強い意図が感じられます(同書p111より)

この後
・子規の曼珠沙華は明治期の小説、詩歌へ受け継がれた
・大正~昭和の短歌を季語「曼珠沙華」が先導
・曼珠沙華の俳句は大正、昭和に満開になった
へと続くドラスティクな展開もたいへん興味深い!!
その章のしめにもってきた二句も印象深い!!

「つきぬけて天上の紺曼珠沙華 誓子」

「西国の畦曼珠沙華曼珠沙華 澄雄」

最後に著者自身の詠んだ句もあげておきたい。(同書p155より)

 曼珠沙華の近句(樽本いさお):
ものによる赤の好き好き曼珠沙華
戦いとは信ずることや曼珠沙華  
曼珠沙華摩訶曼珠沙華曼荼羅袈

ヒガンバナファンならぜひぜひ読んでみよう。
あの「ふしぎ!?」が解決するかも知れない。

益々ヒガンバナ(曼珠沙華)の魅力に気づくにちがいない!!

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【お薦め本】『世界は変形菌でいっぱいだ』(増井真那著 朝日出版社 )

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▼私はここ10年ばかりの間に、これまでの生きもの観を大きく変える3つの「ふしぎ!?」な生きものに出会ってきた。

・巧みな糸技を目の前で披露してくれた「ゲホウグモ」
・水をかけたら「乾眠」からみごとに目覚めた「クマムシ」
・エサなしで385日も生きのびた「コウガイビル」

である。
 どれもこれもがビックリの生きものたちだった。
 なんと言ってもいちばん驚いたのは、この3つの「ふしぎ!?」な生きものどれにも、最も身近である我が家の庭で出会ったことである。
 そう、私はこの「ふしぎ!?」生きものたちとずっとずっと一緒に暮らしてきていたのだ。 

 この3つの生きものに出会う前から存在だけは知っていて、ぜひ仲良くしたい生きものがいた。
「粘菌」である!!
これははじめて南方熊楠を田辺、熊野に訪ねたころからはじまっていた。
あの熊楠をあそこまで夢中にさせた生きもの=「粘菌」に興味が湧かないはずはなかった。「動物の世界」の授業びらきに、コウガイビルとともに話題にあげたりもしていた。

▼しかし、まだこの生きものとの本格的なつき合いははじまっていなかった。
 「もうそろそろちゃんと出会ってみたいな。」と思いはじめてていた矢先に偶然出会ったのが、今回の【お薦め本】だ。

◆【お薦め本】『世界は変形菌でいっぱいだ』(増井真那著 朝日出版社 2017.11.10)

 ちょっと読み始めたらやめられなくなった!!
 とっても読みやすくわかりやすい。絶対に【お薦め本】にあげてみたくなる本だった。
 著者は書いた当時なんと16歳!!
 それがまたスバラシイ!!若い感性がこの「ふしぎ!?」な生きものをとらえた。
 教えられること満載だ!!

 興奮のあまり話があちらこちらに飛び回りそうな予感がする。(^^ゞポリポリ)
 そこでいつものようにお薦めポイント3つを先にあげておく。

(1) 変形菌の「キレイ」「フシギ」「カワイイ」が満載だ!!
   
(2) 最高の「変形菌入門書」だ!! 

(3) 科学研究の面白さ・醍醐味のすべてを教えてくれている!!

▼ひとつずついこう。

(1) 変形菌の「キレイ」「フシギ」「カワイイ」が満載だ!!

 こんにちは、増井真那です。  ぼくは変形菌が大好きです。     今16歳で変形菌と10年間いっしょに暮らしながら研究を続けています。  (中略)  この本では、ぼくが変形菌とすごした10年間に  見たこと、体験したこと、知ったこと、考えたこと  ー「キレイ」や「フシギ」や「カワイイ」についてお話しします。  (同書p3より)

 こんな文章からはじまった。なんともこの等身大の語り口調がうれしい!!
 これはまさに真那君と変形菌の10年間の交遊ドキュメントだった。
 真那君の日常の写真、研究生活のドキュメント写真、そして真那君自身が撮影された「変形菌」の写真等々すべてがすばらしかった。写真、図に添えられたコメントもとてもわかりやすい!!
 それにつられるように次へ次へとページをめくってしまっていた。
 気がついたらすっかり「変形菌」の虜になり、今度は自分の眼でもそれを確かめたいと思うようになっていた。

(2) 最高の「変形菌入門書」だ!! 
 真那君の文章はとてもわかりやすかった。
 専門用語を使うときにも必ずシロウトにわかるようにくわしく解説してくれていた。
 たとえば、私は恥ずかしながら、まだ熊楠の「粘菌」と「変形菌」のちがいがよくわかっていなかった。その説明をわかりやすくこう書いてくれていた。

変形菌?粘菌? 「粘菌」って聞いたことありますか?  たぶん、変形菌よりも粘菌のほうが、なじみのある人が多いのではないでしょうか。ここまで、当然のように「変形菌」と話してきましたが、変形菌イコール粘菌と考えてもらって大丈夫だと思います。   「粘菌」と呼ばれたことがある生物は3つあって、変形菌はそのひ1つ。あと2つは細胞性粘菌と原生粘菌です。変形菌は「真正粘菌」と呼ばれることもあります。整理すると、「変形菌イコール真正粘菌」で、「変形菌は粘菌のなかま」です。(同書p51より)

 「ソウダッタノカ!!」「わかった!!」(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 それにしてもうまい説明だ!!

 こんなくだりもある。

 このように変形菌には4プラス1、合計5つの姿があります。もちろんどれも変形菌です!変形菌好きの人は、変形体派と子実体派に分かれるって聞いたことがあります(胞子派とか粘菌アメーバー派は聞いたことないな……そういう人いますか?ぼくは最近、胞子っておもしろいな~って思い始めたんですけど)。(同書p46より)

 これまたうまい!!なにかツボを心得ている!!
 例をあげればきりがない。
 それほど、シロウト・初学者にとてもやさしい「変形菌入門書」なのである。
 
▼どこまでも等身大に語る「変形菌の世界」!!
 面白いかぎりである。最後にいこう。

(3) 科学研究の面白さ・醍醐味のすべてを教えてくれている!!
 シロウト・初学者にやさしい「変形菌入門書」だからと言ってけっしてそのレベルをさげてはいない。
 むしろホンモノの「科学研究」とはこんなものだと教えてれているようだった。
 第3章 ぼくの変形菌生活
第4章 変形菌と暮らしてぼくはいろいろ考えた
第5章 変形菌の「自他」の研究
を圧倒される思いで読んだ。

 とりわけ第5章の「研究」には興味津々だ。
 最後に「ーあとがきにかえてー変形菌がぼくにくれたもの」で、10年間の変形菌研究生活をふり返って次のように語っていた。

 みなさんに支えられて研究が進むたびに、ぼくは学会やコンテストなどで成果を発表してきました。「発表をすると知識が増える。人とのつながりが増える」ということは新鮮な驚きでした。変形菌や生物の研究者だけでなく、本当にさまざまな分野の方々と出会い、議論ができる。それが刺激になるし、楽しくてしかたないということにも気づきました。 研究友だちも増えました。生物だけでなくいろいろな分野に夢中な子がいっぱいいて、研究を続けていると、またどこかで会える。それもうれしいことでした。  こうしたつながりは、気がついたら日本中、そして今では海外にも広がっています。(同書p150より)

 こんなの読んでいるとすっかり真那君のファンになってしまう。
 いつかどこかで直接、真那君のレクチャーを受けたいものだ。

さあ、今年の夏は、第四のこの「ふしぎ!?」な生きもの=「変形菌」と出会うことができるだろうか!?
o(^o^)o ワクワク

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【お薦め本】『気象予報と防災ー予報官の道』(永澤義嗣著 中公新書)

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「大気の物理学実験室」!!
 私は、けっこうこの呼び方が気に入っていた。
 自分の日々暮らす空間をこう呼ぶことに、毎日大好きな「実験」をやっているような気分になれるからだ。
 この実験室は宇宙空間から見るとおそろしく薄っぺらであった。
 その薄っぺらな空間で、日々刻々異なる「大気の物理学」実験がおこなわれていた。
 
 実験の様子は「雲見」とよんで観察した。
 そして、なんとアリガタイことに実験結果のデータは「アメダス福崎」に記録されていた。
 昨日もいつもと同じように、「実験」が続くのだった。

▼この「実験」を予想するプロの書いた本に出会った。
 出会った本とは

◆【お薦め本】『気象予報と防災ー予報官の道』(永澤義嗣著 中公新書 2018.12.25)

である。タイトルからしてなかなか面白そうな本だ。
  いつの頃からだろうか、私は本を読む前に変なことをするのが習慣となってしまっていた。
 今回もそれをやってしまった。
 「著者は何歳ぐらいなんだろう?」と奥付の著者紹介の欄を見た。
 
 著者・永澤義嗣氏は、「1952年(昭和27年)札幌市生まれ」と書いてあった。私は1951年(昭和26年)生まれだから、私の方が一歳年上である。
 いずれにしても同時代人だ。同じ時代の空気を吸って今日まで生きてきた。
 もうそれだけで他人事と思えなくなり、親近感わいてくるのだった!!
 
 そんな著者が言っていた。

 本書は、気象を愛し、気象に情熱を注ぎ、社会に貢献することを願って気象に人生を捧げたある予報官の決算書である。(「おわりに」同書p265 より)

 勝手に身内意識をもちはじめた著者がこう言い切っていた。【お薦め本】にあげないわけにはいかないだろう。
 だからと言って、シロウトの下手な紹介は失礼になるかもしれない。
 読んでから少し躊躇していた。
 決めた!! 自分のための「一次感想文」ということであげておく。

 とりあえずいつものようにお薦めポイント3つをあげておく。

(1) ツボを押さえた解説!!

(2) 伝える側からの等身大情報が面白い!!

(3) 防災・減災に関わるすべての人の必読書!!
 

▼では少しくわしく書いてみる。

(1) ツボを押さえた解説!!

我々は地球の中に住んでいる
この小見出しは間違いではない。我々は、決して、地球の「上」に住んでいるのではないのだ。なぜなら、大気圏も地球の一部だから。(同書p3より)
 

 と第一章1「地球大気の構造」ははじまった。
 このこだわりが気に入った。
 うまい!! と思った。ツボを心得ていると思った。
 私のようなシロウトがいつも誤解してしまう「落とし穴」がここにあった。
 私たちは大気の海の底で暮らしている。
 そして、その大気の海はおそろしく浅い。(大気の層は薄い)
 「大気の物理学実験室」は薄っぺらいのだ!!
 多くの気象解説本はこのアタリマエをすんなりとやりすごしてしまっていた。

 この本は違っていた。そのこだわりは徹底していた。

 

よくいわれるように、地球をリンゴにたとえると、大気はリンゴの皮ほどしかない。(同書p3より)

 
そのリンゴの皮ほどの大気圏の中で起きる現象が「気象」である。

 

リンゴの皮にもたとえられる大気圏だが、驚くなかれ、我々になじみの深い「天気」を決定する雲や雨・雪などの気象現象の大部分は、薄っぺらな大気圏の最下部10キロメートルそこそこの「対流圏」で起きるのだ。(同書p4より)

 我々の生活に大きな影響を与える「天気」とよばれるものが、薄っぺらな地球大気の最下部の厚さ10キロメートルそこそこの対流圏で起きているという事実を、我々は果たしてどれだけ実感しているだろうか。(中略)しかし、10キロメートルを水平にとれば、せいぜい隣の町に出かけるほどの距離で、時速60キロメートルの自動車で10分間も走れば着いてしまう。このように、天気は鉛直方向にほとんど厚みのない、薄皮のような対流圏に生じるしわのようなものだ。そのしわが、実は一筋縄ではいかないむずかしさと、面白さをもっている(同書p5より)

 このアタリマエ!!このアタリマエにここまでこだわるこの本はホンモノ!!
 ここにこそ「天気」理解のツボがあると私は長年思っていた。

 他にツボを押さえた説明が随所に出てきた。 
 たとえば 
・ 熱帯域から偏西風帯への“帰化” (同書p15)
・ 時間断面図 左から右へのわけは (同書p31)

ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 と膝をうつことしきりである。

 また

 だれもが知っている天気ことわざ(天気俚諺)として、「夕焼けは晴れ」がある。驚くなかれ、キリスト教の聖書に出てくる。
 「あなたたちは、夕方には『夕焼けは晴れだ』と言い、朝には『朝焼けで雲が低いから、今日は嵐だ』と言う」(マタイによる福音書16章2~3節、新共同役)(同書p33より)

 からはじまる「第三章 天気予報発展のあしどり」は特に面白い。

(2) 伝える側からの等身大情報が面白い!!
「気象予報官」と聞いて、どこか「雲の上の人」とまで言わなくても「別世界の人」という感である。
そんな人の楽屋裏話はとても面白い。野次馬的にも興味津々だ。
  「夜明け前が最も忙しい」 
  「気象予報士の違い」   
「予報官の心掛け」
  「魅力のない3割打者」等々の話が面白い。
 たとえばこんな感じだ!!


  平均的には高打率であるだが、肝心ときにあまり期待できない。本項ではそれを野球になぞらえて「魅力のない3割打者」と表現してみた。そこに介入して魅力を付加するのが予報官の役割である。知識と経験に裏打ちされた予報官が積極的に関与しホームランやタイムリーヒット、逆転打を放ってこそ、予報官の存在意義がある。(同書p96より)

 このように随所にみられる予報官としての「誇り」「責任感」がまたスバラシイ!!

 また、その道のプロならではの天気の見方が面白い。
 現在、どのようにして「天気予報」がつくられるかの話は、「天気予報」を受信する側の人間としてもぜひ知っておきたいこと満載だ。
 ここを読んでからTVの「天気予報」を見たら、ナルホド!!と思った。
 いちばん私が感心し納得したのは、「天気予報の原理」だった。
 

 天気予報の原理は、「現在の状態を知り、それに何らかの法則を適用して将来の状態を推し量る」ことであると前章で繰り返し述べた。現在の状態を知ることは天気予報の第一歩である。(同書p49より)

このアタリマエ!! 
納得デアル。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

「ハズレとズレ」(同書p71)
も大納得の話だ!!

「用語とのつきあい」(同書P111より)
 用語を発信する側からの説明は自ずから説得力をもつ。どんな経緯でその用語が使われ出したのか。くわしく語られている!!

 ひょっとしたここが本書のいちばんのウリかも知れない。
 実際に手にとってぜひたしかめてもらいたい。 

▼最後に
(3) 防災・減災に関わるすべての人の必読書!!
著者としては、第三部「気象防災と予報官」にいちばん力点をおきたかったのではないだろうか。

 気象情報は、ぜひとも伝えるべきこと、伝えたいことを予報官がもっていることが大前提だ。いま何を伝えるべきかを明確に意識し、それを端的に表現する。気象情報はそうあるべきだ。(同書p257より)
 そのような期待と責任を十分に担いうる予報官を育てるのは、気象情報の利用者である国民と、予報官の仕事と密接にかかわる防災関係機関や報道機関、そして予報官の職場である行政官庁としての気象庁である。  気象情報の利用者は、気象情報に関する要望などを遠慮なく発表者にぶつけるのがよい。そのことが、気象情報の発表者と利用者の意思疎通を促進し、予報官のモチベーションを高めることにつながる。(同書P262より)

 これらのコトバを聞くと、この本の副題「予報官の道」の本意も見えてくる気がするのだった。

 最初にもどり、実にみごとな「決算書」である。!! 

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【お薦め本】『「ロウソクの科学」が教えてくれること』(尾嶋好美/編訳 白川英樹/監修 サイエンス・アイ新書)

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ファラデーラボでのクリスマスレクチャー「ロウソクの科学」は最高に面白かった!!
 一言でいうなら、およそ160年前へのタイムスリップだ。
 ファラデー役のイブさんがこれまたファラデーそっくりなのである。外見だけではない、ファラデーに惚れ込んでしまったイブさんは、「ロウソクの科学」を読み込み、ひとつひとつの実験に習熟していた。
 もう完全にファラデーなりきっていたのである。それが感動をよぶのであった。
 実験助手アンダーソン役をつとめたファラデーラボの主・森本雄一さんが言った。

 「このレクチャーをやるようになって、あらためてファラデーのすごさがわかって来た!!」 

 見せてもらった私たちも同感であった。
 「ロウソクの科学」ってこんなに面白かったんだ!!
 と再発見をさせられるレクチャーであった。
▼その森本さんが昨年末にFBで一冊の本を紹介してくれた。それが今回の【お薦め本】である。

◆【お薦め本】『「ロウソクの科学」が教えてくれること』(尾嶋好美/編訳 白川英樹/監修 サイエンス・アイ新書) 

 取り寄せて読んでみた。
 あのアンダーソンが薦めてくれるだけあって、実に面白かった!!
 自分でもどうしても【お薦め本】にあげてみたくなった。
 面白すぎて話がいろんなところに飛んでしまいそうだ。だから、いつものようにお薦めポイント3つをさきにあげておく。

(1) 図、きれいなカラー写真がいっぱいでとてもわかりやすい!!

(2) 家庭でやることのできる実験の具体的な紹介がある。

(3) 自分で「科学」を学びたい人にとって最高のテキストだ!!

▼言いたいことは先に言ってしまったのであとは気儘にいく。

(1) 図、きれいなカラー写真がいっぱいでとてもわかりやすい!!
 この本の監修にあたられた白川英樹先生が「おわりに」で「ロウソクの科学」についてたいへん興味深いことをおっしゃっていた。少し長くなるが引用させてもらう。

 世界的名著との評判だったので、学生の頃に何回か完読に挑戦したが果たせなかった。例えは悪いがこの本は、硬いスルメのようで、口に入れる前は美味しそうな匂いで食欲をそそるが、歯ごたえが強くてなかなか噛み切れず、口の中でもぐもぐしているうちに次第に柔らかくなり、滋味に富んだ味わいを楽しめる。味わう間もなく退散を余儀なくされた理由は個人的にさまざまだろうが、大きく二つあると思う。(同書P180より)
 

さすがである!!うまい!! (゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
たしかに心当たりがあった。

 その「大きく二つ」の指摘が続く。

 一つはロウソクそのものである。(同書P180より)

 これも大納得である。
 ロウソクそのものを目にする機会は少なくなっている。
 仏壇、誕生パーティー、災害用備品、理科室ぐらいしか思いつかない。
 マッチも同じ運命にある。「そこで…」と言いたいところだが
 \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ

 もうひとつの指摘もそのとおりである。

 二つめは、演示実験含む講演を聴く際の印象と、その内容を文字化した書籍、とりわけ実験の部分を読んで受ける印象のちがいである。(同書P181より)

 さすがデアル!!
 心当たりありまくりデアル!!
 先のファラデーラボでのクリスマスレクチャーの後もそうだった。実験で見せてもらった部分はよくわかったが、では次の章はというとなかなか…(^^ゞポリポリ

 この「印象のちがい」を少しでもうめようとしたのがこの本だった。
 実験の様子をきれいなカラー写真や、カラフルな図で解説してくれている。
 この本だと中途「退散」せずに完読可能かも知れないゾ!!

次に行こう。
(2) 家庭でやることのできる実験の具体的な紹介がある。
 (1)とも関連するが、ここがこの本のウリでもあった。著者・尾嶋好美さんは「はじめに」のなかに次のように書いていた。

 ファラデーは、家に帰ってから自分たちでできる実験を紹介し、自分で確かめることを勧めています。知っている現象でも、実際に目の前で起こると、新たな驚きが生まれます。驚きは多くの疑問をもたらすことでしょう。できれば、読むだけでなく実験をし、五感を使って科学を楽しんでいただけたらと思います。私たちみんなの前に、科学の扉は常に開かれています。(同書 p5より)
 

 この本の本意がココにある!!
 それを裏付けるように、家庭でも簡単に安全にやれる実験8つを具体的に紹介していた。

【TRY1】重力に逆らってのぼる液体
【TRY2】つながる炎
【TRY3】炎の「美しい舌」
【TRY4】炎の熱のありか
【TRY5】鉄を燃やす
【TRY6】水を使って缶をつぶす
【TRY7】ストロー鉄砲
【TRY8】石灰水の色を変える

▼最後のひとつに行こう。

(3) 自分で「科学」を学びたい人にとって最高のテキストだ!!
 「ロウソクの科学」をなんとか読んでしまった私は驚いた!!
 読んだつもりになっていた私が恥ずかしかった。
 「こんな実験もやっていたのか!!」と驚くばかりだった。
 「水の電気分解」をはじめおよそ中学校理科でやる実験の全てが出てきた。
 「酸素中で炭素を燃焼する」
 「二酸化炭素のなかから炭素をとりだす」
 等々新しい実験とばかり思っていたら、きっちりとファラデーはやっていた。
 以前からの主張を思い出した!!

 中学校理科はファラデーできまり!!

 この本にはとてもうれしい「付録」がついていた。
 『全6講で起こったこと』(p169)として、

 ファラデーが行った実験のすべてが化学式・化学反応式でまとめてあるのである!!

 これが実にいい!!
 この「付録」を手に入れるためだけでもその値打ちがある。

 中学理科を自分で学びたい人にとって最高のテキスト(教科書)だ。

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 昨夜の「とんど」の炎が少しいつもとちがって見えてきたから不思議だ。

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【私の読んだ本・ベスト15】2018!!

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▼今年もあと3日だ!!
 これまた恒例化してきた【私の読んだ本・ベスト○○】をリストアップしてみる。
 リストアップするのは、今年一年の間に【お薦め本】としてあげたもの15冊である。

 順番はあくまでこのblogに書き込んだ順番である。

▼でははじめてみる。

【その1】 【お薦め本】『雪と氷~水の惑星からの贈り物~』(片平孝著 PHP研究所)
 雪と氷の写真がきれいだった。
 ひょっとしたら、この本が「ストロー氷」「根毛氷」を誘発したのかも知れない。

【その2】 【お薦め本】『ファラデー 実験科学の時代』(小山慶太著 講談社学術文庫)
 まだ未解決の疑問があった。 
 ファラデーは『ロウソクの科学』(1860年)でロウソクに何を使って火をつけたのだろう!?
 という疑問である。そのころから『マッチ一本 化学の元!!』もはじまっていたのかも知れない。
 ファラデーはやっぱりすごい!!

【その3】 【お薦め本】『おーい、コンペートー』(中田友一著 あかね書房)
 実に面白い!!
 今年、金平糖にはまったのはこの本の影響大である。オンライン「寅の日」200回達成記念オフでは著者の中田友一先生にお目にかかってお話を聞くことができた。\(^O^)/

【その4】 【お薦め本】『世界でいちばん素敵な 雲の教室』(荒木健太郎著 三才ブックス)
 今年も一年大いに「雲見」を楽しんだ。その「雲見」をゆたかにふくらませてくれる本だった。
 動画と連動しての解説が私にはとてもありがたかった。

【その5】 【お薦め本】『蘭学者 川本幸民』(北 康利著 PHP研究所)
 「マッチを追う旅」のなかで出会った本だ。
 はじめて本格的な「マッチ」「ビール」をつくり、「化学」というコトバをはじめて使った川本幸民はマルチな科学者だった。川本幸民の全体像がわかるとともに、そのころの時代背景と「科学」がよくわかった。

【その6】 【お薦め本】『ジャガイモの花と実』(板倉聖宣著 楠原義一画 福音館)
 板倉聖宣先生は、今年の2/7に逝かれた。合掌
 ジャガイモの花と実がみられる季節になってこの本をひっぱりだしてきて読んでみた。
 すばらしい!!
 この本は「科学読み物」の金字塔である。

【その7】 【お薦め本】『宮沢賢治の元素図鑑』(桜井 弘著 化学同人)
 四ヶ浦弘先生に『実験で楽しむ宮沢賢治・サイエンスファンタジーの世界』を見せてもらうまで、賢治と化学の関係を深く考えていなかった。宮沢賢治の作品に登場する45種もの元素のことがくわしくわかる。
 きっと今一度周期表ながめてみたくなる本だ。

【その8】 【お薦め本】『いきいき物理マンガで実験』(奥村 弘二 マンガ・著 日本評論社)
 自分が今、「実験教室」を開け と言われたぜひともテキストとして採用したい本だ。
 今となってはスタンダードになったあのおもしろ実験の工夫が、マンガでくわしくわかる。
 
【その9】 【お薦め本】『科学のミカタ』(元村有希子著 毎日新聞出版)
 今なおまだ結論にいたっていない疑問がある。
 この本の「ミカタ」はどちら ?(゜_。)?(。_゜)?
 「見方」 or 「味方」 (・_・)......ン?
 科学を「味方」ニツケルとは…

【その10】 【お薦め本】『異常気象 天気のしくみ』(武田康男・監修 学研プラス)
 自由研究参考文献に最適!!
 付録のDVDは天気を初歩から勉強するのにとてもいい!!私にもアリガタイ!!

【その11】 【お薦め本】『せきらんうんのいっしょう』(荒木健太郎/作 小沢かな/絵 ジャムハウス)
 気象絵本!!
 あらたな分野の開拓になるかも知れない。
 とてもわかりやすい!!わかりやすいからこそほんとうの減災・防災にツナガル!!

【その12】 【お薦め本】『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』(かがく教育研究所発行 2018.7.30)
 多種多様なる「私の科学」の展開が楽しい!!
 かがく教育研究所とファラデーラボ 7年の歩みがわかる!!
 今、かがく教育を語る人 必読!!

【その13】 【お薦め本】『空の探検記』(武田康男著 岩崎書店)
 【理科の部屋】25周年記念オフでは、空の探検家・武田康男さんにミニ講座をやっていただいた。
 なんともゼイタクな企画であった。4K画像を見せてもらいながら生解説は最高だった\(^O^)/
 そのときにもこの本を紹介してもらった。
 実際に手に入れて、ページをめくってみたら感動の連続だった。
 空の探検家・武田康男さんのすべてがつまっていた。ぜひ一家に一冊だ!!

【その14】 【お薦め本】『いきいき物理マンガで冒険』(マンガ・著 奥村弘二 日本評論社)
 『いきいき物理マンガで実験』(奥村 弘二 マンガ・著 日本評論社)の姉妹編。
 マンガであることをフルに活かした本だ。
 わたしのような物理苦手の大人にもアリガタイ!!

【その15】 【お薦め本】『邪馬台国は「朱の王国」だった』(文春新書 蒲池明弘著)
 私に『「丹生」を追う』を再燃させてくれた本だ。
 来年はこの本を持ってどこに出かけようかな o(^o^)o ワクワク
 
▼このようにして【お薦め本】を書き続けてきて、最近うれしいことが起こっている。
 それは著者ご本人、またはその出版社からメール等の連絡をもらうことが増えてきていることだ。
 Twitterでリツイートして拡散してくださる場合もある。
 さらにうれしいのは、著者ご本人にお会いする機会が出てきたことだ。
 
 来年はどんな本に出会えるかな。
 楽しみである。 o(^o^)o ワクワク

 


 

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【お薦め本】『邪馬台国は「朱の王国」だった』(文春新書 蒲池明弘著) #丹生 #朱 #辰砂 #水銀 #Hg

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『「丹生」を追う』はやっぱり面白い!!面白すぎるほど面白い!!
 完全な自画自讃モードである。(^^ゞポリポリ
 32年間にわたる謎解きの顛末を5回に分けて急ぎ足でふり返ってみての実感である。

少しネタばらしをしておく。
 なぜ唐突に「「丹生」を追う」のこれまで を書く気になったかというと、「丹生」=「朱」に関する一冊の本を読んだからである。
 この本の存在はFBの友人に教えてもらった。私のこれまでの『「丹生」を追う』とみごとにリンクしていた。 
 やっぱり私と同じように、丹生を追う人がいる!!
 その道の先達がいる!!とてもうれしかった!!
 
 よし!、私も「これまで」をまとめておこう!!

 となったわけである。

▼その本が、今回の【お薦め本】である。

◆ 【お薦め本】『邪馬台国は「朱の王国」だった』(文春新書 蒲池明弘著 2018.7.20)

 「丹生」を追い続けてきた私には、読まないわけにいかない一冊だった。
いつものように他人への【お薦め本】として紹介すると言うより、今回は私自身のための「覚え書き」という方が正しいだろう。

とりあえずいつものようにお薦めポイント3つあげておく。

(1) 多分野をツナイデの謎解きが面白い!!

(2) 現地に足を運んでの大胆な「仮説」は、説得力をもつ!!

(3) これまでの『「丹生」を追う』を加速してくれる!!


▼少しくわしくひとつずついく

(1) 多分野をツナイデの謎解きが面白い!!
 表紙の帯には、次のように記されていた。

・なぜ神武天皇は九州南部から近畿(奈良)へ向かったのか。
・なぜ邪馬台国の候補地は奈良と九州が有力なのか。
・なぜ世界的にも巨大な古墳が奈良周辺で多く造られたのか。
・なぜ奈良にヤマト王権が誕生したのか。
・なぜ伊勢と大分・宇佐に巨大な神社があるのか。
・なぜ宇佐八幡宮は奈良の大仏造立に協力したのか。
・なぜ若狭で「お水送り」の儀式がおこなわれているのか。
・なぜ全国に「丹生神社」や「丹生」という地名があるのか。
 ーその謎を解くカギは「朱」にあった。

 8つの「なぜ!?」がならんでいた。
著者は以前新聞社経済部に勤められていたそうだ。前著に『火山で読み解く古事記の謎』(文春新書)などがあり、歴史や神話にかかわる著述活動を展開されているそうだ。多方面のことに関して豊富な知識をお持ちのようだ。
 面白いと思うのは、まったく異なる方面の知識ツナイデ謎解きをしていかれるところだ。
 謎解きに挑戦するのは、先にあげた8つの「なぜ!?」だけでなかった。
すべての謎が、「丹生」=「朱」でツナガッテいくのは圧巻である!!

(2) 現地に足を運んでの大胆な「仮説」は、説得力をもつ!!

邪馬台国とヤマト王権。日本の歴史のはじまりに見えるこのふたつの古代国家は、朱(辰砂しんしゃ)という鉱物の採掘とその輸出によって繁栄した「朱の王国」だったー。(同書P5より)

 「はじめに」の文章は、こんな大胆な「仮説」からはじまった。
この「仮説」に私はまったく違和感をおぼえなかった。「丹生」を追い始めてから、古代史に興味を持ち、シロウトながら描いてきた「作業仮説」と一致するからだ。
 しかし、輸出のことまでは頭が及んでいなかった。
 著者は、けっして文献等をだけを参考にするでなく、徹底して現地に足を運んでいた。
 そして、現地に立ってみて「仮説」の検証をしようとしていた。
 当然、それだけ「仮説」は説得力を持ってくるのだった。
 大いに見習いたいところである。

▼そして、最後に

(3) これまでの『「丹生」を追う』を加速してくれる!!
 私にとっては、これが一番大きい!!
 これまでの『「丹生」を追う』のなかでは訪れなかった場所も多く出てきた。
 まずは、その場所を訪れることから再開してみたい。

 そのときはこの本を携えて…。

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【お薦め本】『いきいき物理マンガで冒険』(マンガ・著 奥村弘二 日本評論社)

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「ボーっと生きてんじゃねえよ!」(Don’t sleep through life!)
が、今年の流行語大賞のトップテン入りした。\(^O^)/
 「チコちゃんに叱られる」は今、最高に面白い!!。
 その番組の決めセリフがこれだ!!

 ときに物理問題も登場する。
 いつだったか
 「タイムマシンがないのはなぜ?」と言う問題が出されたことがある。
 答えは「実はね。もう出来ている。」という話になり、新幹線、映画「猿の惑星」へと話が進んだ。
 そして出た!!

 アインシュタインの「相対性理論」からの説明!!

▼チコちゃんに叱られのを覚悟で、白状するが私はまだ、この「相対性理論」というやつを腹の底から「わかった!!」という気持ちになったことがない。
 もう死ぬまで無理かも知れない。(^^ゞポリポリ
 そんな私にちょっとだけ希望をもたせてくれる本と出会った。
 それが今回の【お薦め本】だ。

◆【お薦め本】『いきいき物理マンガで冒険』(マンガ・著 奥村弘二 日本評論社 2018.10.25)

 以前に紹介した『いきいき物理マンガで実験』の姉妹編だ。 
 
▼話がとんでしまわないうちに、お薦めポイント3つをあげる。 

(1)「物理を学びたくなる本」である!!

(2)徹底してわかりやすくしたstoryある冒険物語である!!

(3)「物理をやり直してみたい」大人に最適!!


(1)「物理を学びたくなる本」である!!
 本書の「はじめに」(同書p2より)説明があった。

「じゃあマンガを読むだけで物理がわかっちゃうの?」
「いやあこの本は学習マンガじゃないから…」
「この本でめざしたのは「物理を学ぶ本」じゃなくて「物理を学びたくなる本」なんだ」

 ナルホドだ。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 確かに物理が大の苦手な私も、「これはどういうことだったかな?」と別の本を読もうとしたり、ネットで調べたりしかけたのだから、著者の意図は成功したと言えるだろう。


(2)徹底してわかりやすくしたstoryある冒険物語である!!
さらに「はじめに」(同書p2より)から引用させてもらうとこうだ。

「小学生にも読みやすいように 小3以上で習う漢字にはルビをふったんだ」
「九つの物理法則が登場する九つの世界へ」
「あるときは異世界 あるときは過去の世界」  
「ハラハラドキドキたっぷり笑ってちょぴり感動の冒険物語」


ただ単に漢字にルビをふったり、イメージしやすいマンガで描いたりしているだけでなく、そこにはstory(物語性)があるからとてもわかりやすく面白い。
「物理の面白さ」をなんとか伝えたい!!
という著者の意気込み伝わってくるというものだ。

▼最後が私には最も意味のあるお薦めポイントだ。

(3)「物理をやり直してみたい」大人に最適!!
著書は「おわりに」次のように書いた。

また、「物理をやり直してみたい」と思っている大人の方にも、この本をぜひ読んでいただきたいと思っています。ぼく自身の経験でもありますが、教科書で物理を一からやり直すのはハードですね。でも「物理学は自然現象をこんなふうに捉えているのか」というイメージができるだけで、物理の学習はずっと簡単になるし、モチベーションも上がります。この本が、そういう方々の一助になればと願っています。
(同書p173より)

今度、チコちゃんが「物理問題」を取り上げるまでに、もう一度読み直しておこう!!


 蓮根の植え替えから37週目の大賀ハス観察池、いつでも「初氷」を観察できるように水をたっぷりはった。
 スタンバイ OKだ!!

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【お薦め本】『空の探検記』(武田康男著 岩崎書店)

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▼朝からずっと雨のなかの「雲見」だった。
 それでも、雨の日は雨の日なりの「雲見」があった。
それが面白いと思った。

 こんな身近な定点からの「雲見」をはじめるきっかけになった一冊の本があった。
 それが
 『雲のかお』(武田康男著 小学館文庫 1998.10.1)
である。
この本には、各季節、各月の特徴的で魅力的な雲の写真が多数紹介されていた。
 美しい!!
 すごいと思った。なかでも印象的だったのは「雲の日記」のページだった。

新しい季節の予感を漂わせ、

毎日、違う顔で

通り過ぎてゆく雲たち。

そんな空の下で、

わたしたちは暮らしています。
(同書P129)

のコトバから始まり、365日一年間(1997年4月~1998年3月)の定点からの「雲見」画像が記録されていたのである。
 私はこれにいたく感動した!!
 「自分でも少しでも真似がしたい!!」と思った。
 それが毎日の「雲見」のきっかけだった。
 その裏表紙には次のようにむすばれていた。

 ときには忙しい毎日を忘れて、お気に入りの雲を探してみませんか。もう一度、雲を楽しみたくなった人へ。《空の展覧会》への招待状を贈ります。

▼その招待状からちょうど20年!!
 先日の【理科の部屋】25周年記念オフでは超スペシャル企画として、「空の探検家」武田康男さんのミニ講座があった。
 美しい4K画像を見せてもらいながらの奥の深くて、とてもわかりやすい話は最高に面白かった!!
 感動することしきりであった!!
 
 そこで紹介された本が今回の【お薦め本】である。
 
◆ 【お薦め本】『空の探検記』(武田康男著 岩崎書店 2018.11.30)

 図書館用にと少し堅牢につくってある。少し高価かと思ったが、お話を聞いたあとだけにどうしてもそれを手元に置きたかった。Amazonで注文したらすぐ届いた。

▼開けてみて感動した!!
 実にすばらしい。これは絶対に【お薦め本】にあげたいと思った。
 少し興奮してしまっているので、うまくこの本のすばらしさを伝えることができないかも知れないが、書いてみたい。
 最初にいつものようにお薦めポイントを3つあげる。(同じようなことで重なってしまうが、どうしても書いておきたいだ!!)

(1)「空の探検家」武田康男のすべてがここにある!!

(2)子どもたちが最初に出会う「空」の本として最高!!

(3)すべての人にとって、今、最も魅力的な「空の探検」への招待状!! 
 

(1)「空の探検家」武田康男のすべてがここにある!!
「空の探検家」という文章は次のようにはじまった。

小学生のころ、家への帰り道に、大きな流れ星(流星)を見ました。 (中略) それらすべてを自分の目で見てみたいと思ったぼくは、百歳までの行動計画を立てました。 そうして毎日、星空を見上げるうちに、日がしずんでいくときや、夜があけていくときの空の雲にも、美しさや不思議さがあることを発見しました。 おとなになったぼくは、いつしか、空の探検家になっていました。(同書p4より)

 「空の探検家」というのは、後にも先にも唯一武田康男さんだけが正式に名のれるらしい。
 武田さんのフィールドは国の内外問わず地球規模だった。第50次日本南極地域観測越冬隊員として活躍したことでも有名である。
 私が武田さんのいちばんすごいと思うところは、次に見えてくる「空」を「予想」して、動くことである。夜昼もない、遠く離れているか近くかも問題でない。
 その「空」が見られるとなればどこにでも飛んでいく!!
そうして撮りためた画像は膨大である。そのなかから厳選し、お宝画像が大公開だ!!
 各メディア(TV、新聞など)で取り上げられたとっておきの一枚も含まれている。 

(2)子どもたちが最初に出会う「空」の本として最高!!
 子どもたちが最初に出会うものだからホンモノでありたい。
 超一級のホンモノに触れさせたい!!
 これはどんな分野においても言えることだ。
 武田さんの撮った画像は、それに応えるものばかりだ。
 『雲のかお』で私が感動した365日一年間定点「雲見」の記録もあった。
・空の365日(2005年3月~2006年2月)(p30より)  

また長年「空の探検」を続けるなかで体験したこと記した
・探検ノート 1~10 
は、今から探検をはじめようとする子どもたちとっては最高の誘いのコトバとなるだろう。

▼最後の

(3)すべての人にとって、今、最も魅力的な「空の探検」への招待状!!
 (2)と大いに重なってしまうのだが、子どもたちにとっていい本は、私たち大人にとってもいい本である。
 それはここでも通用した。
「さいごに」(p173より)は次のように書いてあった。

空にはふしぎなこともまだたくさんあります。

自分で観察したり、さらに調べたりして、

あなたなりの「空の探検」をしてみてください。

 この本は20年前の『雲のかお』風に言うならば

 すべての人にとって、最高の《空の探検》への招待状である。

 学校の「図書室」、一般の「図書館」はもちろんのこと、
 一家に一冊 ぜひぜひの お薦めだ!!
 子どもから大人まで誰もが永く永く愉しめる一冊だ!!

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【お薦め本】『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』(かがく教育研究所発行 2018.7.30)

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▼待望の研究紀要(創刊号)が完成した!!

◆【お薦め本】『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』(かがく教育研究所発行 2018.7.30)

とても充実した内容になっている。
▼いつもの【お薦め本】の要領でお薦めポイント3つあげてみると次のようになる。

(1) ファラデーラボ・かがく教育研究所の7年の歩みがわかる!!

(2) 多様なる「私の科学」に出会える!!

(3) ファラデーラボに参加してみたくなる!!

▼「蛇足」にならない程度に少しだけ補足してみる。
(1) ファラデーラボ・かがく教育研究所の7年の歩みがわかる!!
 かがく教育研究所代表の森本雄一さんの巻頭言「かがく教育研究所とファラデーラボの7年」は圧巻である。
 自らの物理教師としての半生記を熱く語ることからはじめられている。
 そして、「かがく教育研究所」(ファラデーラボ)の必然性、それにかける熱い思いがくわしく語られている。
 それは「思い」だけでない。
 7年の歩みの「事実」がある!! 
 巻末の「ファラデーラボイベント一覧表」は大いなる説得力を持つ!!
 「これから」に向けての提言もたいへん興味深い!!
 これを読むためにだけでも手に入れる価値はある。

(2) 多様なる「私の科学」に出会える!!
 ファラデーラボの「かがく」カフェに参加させてもらっていて、とても面白いなと思うことがある。
 それは、第一部で講演、レクチャーをしてくださる講師は必ずしも教育関係者とはかぎらず多様である。
  その道のプロたちの話は実に面白い!!
  なにより感動するのは、そこにはその人の「私の科学」が存在することだ!!
  あらたな「私の科学」に出会える。それは実に楽しいことだ!!

  紀要には盛りだくさんの多様なる「私の科学」が書かれていた。

(3) ファラデーラボに参加してみたくなる!!
 ここがいちばんのお薦めポイントだ。
 紀要記載された報告は実に多種多様だ。それが面白い!!
 最近のファラデーラボの「かがく」カフェ第二部も大いに盛り上がる。
 ワイワイガヤガヤ意見感想が飛び出す。まさに「科学」を共に愉しんでいるのである。
 私はそれを勝手に「共愉の科学」と呼んでいる。
 
 ファラデーラボには「共愉の科学」がある!!
 
 この紀要を読めば、きっと「次は私も書いてみよう!!」
 「一度、ファラデーラボに参加してみよう!!」 トナルハズ !!
 
▼本屋さんで売っている本ではないのでちょっと煩わしいかも知れないが、

 それも「歩み」に一緒に参加する第一歩と思えば…(^^)V
 
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  ("あ" は @ に変えてください)

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Mokuji

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