【私の読んだ本・ベスト11】2017!!

Dscn3974

▼今年もこの時期が来た。
 今年一年で私がどんな本を読んだか。
 それをこの一年に書いた【お薦め本】を再度リストアップすことでふり返ってみる企画だ。
 
 ここ数年続けている。
 けっこう自分でも意識していなかったことが見えて来たりして面白い。
 お気に入り企画だ。
 リストアップの順番はあくまで読んだ順番であり、お薦めレベルを意味しない。

▼さっそくはじめてみよう。

【私の読んだ本・ベスト11】2017!!

【その1】 【お薦め本】『ねえ君、不思議だと思いませんか?』(池内了著 而立書房)
 池内了氏の立ててくれた道標「等身大の科学」「新しい博物学」の「現在地」を語る。
 タイトルはあの寺田寅彦のコトバ。来年はこの銅像を見ることができるはずだ。その像はきっとこう問いかけてくれるだろ楽しみだ。

【その2】【お薦め本】『金沢のルーツ 砂金を探せ!』(四ヶ浦弘著 細川理衣 絵 金沢・金の科学館)
 今年は四ヶ浦先生に実際に実験を見せてもらいながらお話を聞くことができた。アリガタイ!!深謝
 そのときの面白さがそっくりそのままこの本になっていた。
 この本は長年四ヶ浦先生が追いかける「金」の科学探偵物語だ!!

【その3】【お薦め本】『新・寺田寅彦断章』(上田壽著 高知新聞企業)
 この本で、高知県立文学館・寺田寅彦記念室にある超傑作ビデオがどのようにして生まれたかを知った。
 この3本のビデオも超お薦めだ!!

【その4】【お薦め本】『地球は本当に丸いのか?』(武田康男著 草思社)
 空の探検家・武田康男さんの本はいつも面白い!!
 この本ではアタリマエを科学することの面白さをわかりやすく語ってくれている。

【その5】【お薦め本】『ナリカ製品とともに読み解く 理科室の100年』(中村友香著 幻冬舎)
 いつもお世話になっているナリカの「100年の歩み」がわかる本だ。記念碑的一冊だ!!
 実は私も少しだけ登場させてもらっている。深謝!!

【その6】【お薦め本】『ひまわり8号と地上写真からひと目でわかる 日本の天気と気象図鑑』(村田健史・武田康男・菊池真以著 誠文堂新光社)
 地上からの「雲見」、宇宙からの「雲見」、「天気図」 三位一体での「雲見」をすすめる本だ。
 見て楽しむだけでなく、使える「図鑑」!!
 これからの「図鑑」も示唆!!

【その7】【お薦め本】『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』(野島高彦著 化学同人 )
 プロの研究者になっていく学生さんはもちろんのこと、個人でアマチュア「研究」をすすめる人間にもとても役に立つ本だ。もちろん「自由研究」をすすめるうえでもとても参考になる。
 これからの「実験ノート」を示唆しているのもたいへん興味深い!!

【その8】【お薦め本】『天気のことわざかるた』(監修 武田康男 学研プラス)
 従来の「天気コトワザ」をうまくいかしながらの創作「かるた」だ。
 実にうまい!!
 これを使っての実践が出てくることを大いに期待したい!!

【その9】【お薦め本】『時を刻む湖』(中川 毅著 岩波書店)
 今最も面白い科学研究物語だ。
 来年はぜひ「水月湖」に行ってみたい!!

【その10】【お薦め本】『動的平衡 3』(福岡伸一著 木楽舎 )
 私の「生命観」すら変えてくれた「動的平衡」!!
 シリーズ第3弾だ。はやくも第4弾が待ち遠しい!!
 子ども向け(もちろん私も対象)「動的平衡」をぜひぜひ!!

【その11】【お薦め本】『雲を愛する技術』(荒木健太郎著 光文社) #雲を愛する技術
 いつも「おすそ分け」してもらっている荒木健太郎さんの第2弾だ。
 「雲見」が益々楽しくなってきた!!
 つい荒木さんの真似をして「この子は」と呼んでしまっていた。
 今最も話題の使える雲図鑑!! 雲を楽しむ技術満載!!

▼やっぱりそうだった。
 こうしてリストアップすることによっていくつかのことが見えてきた。
(1) 今年もやっぱり「天気」に興味をもっていたようだ。

(2) 「自由研究」を含めて個人でやる「科学研究」に関心があった。

(3) 「これから」の本を示唆するものが多い!!
 これは意図したつもりはないが、結果的にそうなっていた。
 その本を読んでそれで終りというのでなく、QRコードなどであらたな動画・情報にリンクしてくれているものが多かった。紙の「本」はその世界の「入口」のような役割をはたそうとしているのだろうか!?

 さあ、来年はどんな本に出会えるだろ。
 楽しみだ o(^o^)o ワクワク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『雲を愛する技術』(荒木健太郎著 光文社) #雲を愛する技術

Dscn3442

▼昨日(2017/12/21)は、とても不思議で美しい「雲見」からはじまった。
 冬至の前日だ。
 私は、あらたな「雲見」定点に立って太陽の昇ってくる位置を確認しようとしていた。
 そのときだ!!
 「ココですよ。」と指し示すかのような光の棒が立っていた。
 (゜o゜)ゲッ!!
 まさかこれが あの 太陽柱(サンピラー) !?
 しばらく待った。建物の隙間から真っ赤な太陽がのぞいた。
 そして太陽は昇ってきた!!
 私はまだ半信半疑だ。
 
 私が見たのはほんとうに太陽柱(サンピラー) !?

 いずれにしてやっぱり「雲見」は面白い!!
 私の究極の道楽だ。
▼そんな「雲見」の楽しみを何倍、いや何十倍にも膨らませてくれる本に出会った。
 待望の一冊だ!!

◆『雲を愛する技術』(荒木健太郎著 光文社 2017.12.20)


 『雲の中では何が起こっているのか』(荒木健太郎著 ベレ出版)以来、私は荒木さんの大ファンだ。
 毎日、SNS(Twitter、Facebookなど)を通して「おすそ分け」画像を見せてもらったり、気象現象のくわしいことを教えてもらったりしている。 深謝<(_ _)>
 そんなお世話になっている荒木さんが新刊を出されるということで楽しみだった。
 予約して待った。
 そして届いた。期待通り、いやそれ以上に面白かった!!
▼ダラダラ書き始めたらとまらなくなりそうだ。いつものようにお薦めポイント3つにしぼる。

(1) 「雲愛」に満ちあふれた本だ!!

(2) 「雲愛」をわかりやすく楽しく語る本だ!!

(3) 「雲愛」をツタエル技術を学ぶ本だ!!

では少しだけ補足を
(1) 「雲愛」に満ちあふれた本だ!!
 私はそう思い続けてきた。
 「教材」に惚れ込むことこそ教材研究の第一歩 と。
 そう考えれば、少し納得できたが、まだまだその程度ではなかった。
 「雲研究者」荒木健太郎さんの雲への惚れ込みようは尋常ではなかった。
 「雲愛」に満ちあふれていた!!
 紹介される雲はみんな「この子は…」だった。
 こんな雲の本読んだことないゾ!!
 正直言ってくどすぎるほど詳しく雲を分類し紹介されている。雲研究最前線の情報もいっぱいだ。
 専門用語いっぱい出てくる。
 ポンコツ頭にはやや難解すぎるところもある。
 しかし、最後に「この子は」「愛しいよね」とやられるとつられて思わず(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 愛は強し!!

(2) 「雲愛」をわかりやすく楽しく語る本だ!!
 荒木さんの本でものすごく気に入っているものがある。
 「登場する雲友たち」=雲友キャラたちだ。
 これも荒木さん「雲愛」が生み出したものなんだろう。
 イラストもなみの才能ではない!!
 「パーセルくん」「クラウドン」「温低ちゃん」「トラフくん」「たつのすけ」…
 どれもこれもいい!!
 見えない大気の運動を可視化してくれている。それも楽しく…
 カラーにビジュアル的にバージョンアップだ。
 この雲友キャラたちに出会うためだけにこの本をgetしても損ではない。

▼最後に
(3) 「雲愛」をツタエル技術を学ぶ本だ!!
 ここまで書いてからは今さらであるが、私は正直言ってこの「雲愛」というコトバに気恥ずかしさを感じていた。
 もっと言えば、「「雲見」大好き爺が使うには…」という気持ちもあった。
 最後の最後に次なる文に出会って、それは吹っ飛んだ!!

本書『雲を愛する技術』は、日常的に雲を愛でて親しみ、楽しみむために使い倒している気象情報や顕著な現象の観天望気を通して、いつの間にか気象防災力が身につくという「能動的で楽しい防災」をめざしています。これこそが「感天望気」といい換えられると思います。
 雲愛を深め、伝えていくことで、自分自身や大事な人、さらには自分の知らない誰かの命も守れるようになります。雲愛の道が、災害0の未来に繋がるのです。願うだけでは届かない想いを叶えるために、私は進もうと思っています。この空の繋ぐ世界で、私たちがたどり着く場所は一緒だと信じています。(同書 P325より)

・楽しくて好きでナケレバ継続しない!!
・「観天望気」から「感天望気」へ!!
・「雲愛」の道が防災・減災にツナガル!!

どれもこれも納得です。大 大賛成!!

そんな視点でもう一度この本を読み直してみると

「雲愛」を表現する・ツタエル技術が満載だ!!

<オマケ>
 「蛇足」にならないことを願いつつ、やっぱりこれは書いておきたかった。
 
<オマケ>動画一覧 がスゴイ!!
・解説動画(各章ごとに著者本人が読みどころ、見どころを解説 実にいい!!)
・映像資料(本の画像から動画飛び出してくる!!)
 

ひょっとしたら<オマケ>が最大のお薦めポイントかも知れない。

ちなみに昨日見た「太陽柱かも!?」はp174です。

Dscn3475

Dscn3495

Dscn3497

Dscn3514

Dscn3523


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『動的平衡 3』(福岡伸一著 木楽舎 )

Dsc_3763
▼昨日、ある一冊の本を読みながら、あいつのことがとても気になりだした。
 あいつ、第36号コウガイビル!!
 エサなしでナイロン袋の中に入れてからまもなく6ヶ月だ!!
 まだ生きていてくれるだろうか!?
 そっと、冷蔵庫から出してみた。
 黒いかたまりはやがて動きはじめた。
 イチョウの葉のような逆三角形の頭をヒラヒラされながら。

 生きている!!まちがいなく生きている!!

 自らを「食べ」ながら、日々いや時々刻々自らのからだをつくり変え、更新つづける!!
 それが生きているということ!!
 これぞ 「動的平衡」 そのもの!!

▼読んでいたある一冊の本とは『動的平衡3』だ。
 シリーズ第3弾 待望の一冊だった。

◆【お薦め本】『動的平衡 3~チャンスは準備された心にのみ降り立つ~』(福岡伸一著 木楽舎 2017.12.1 ) 私は福岡伸一の大ファンである。
 書いてあることをどこまで理解しているかは別にして、この人が書いた文章を読んでいるとなにか胸にストンとはいてくるものがあるのである。巧みな文章もさることながら、何かが…。
 『動的平衡』ときも、『動的平衡2』のときもやはりそうだった。そのときのことを「記録」に残していた。

◆福岡伸一著『動的平衡』共感!(2009.02.21)

◆サイエンスコミュニケーター宣言(94)(2011.12.22)

▼さて、6年ぶりの『動的平衡3』はどうだったのだろう。
 いつものようにお薦めポイントを3つにしぼってあげる。

(1) 「動的平衡」は哲学である!! と教えている。

(2) 生命科学最前線の今を巧みな文章で語っている。
    
(3) 今、最も面白い大人の「科学読み物」である!!

さあ、少しダラダラとはじめよう。
(1) 「動的平衡」は哲学である!! と教えている。
 分子生物学者・福岡伸一が辿り着いた「動的平衡」も進化していた。『生物と無生物のあいだ』からだともう10年になる。
 「動的平衡」の概念は、生命科学のみならず私たちの「すべてのものの見方」を変えてくれた。
 この本では著者はこう語っていた。

 そもそも、私がめざしているのも、役に立たないことなんだ。科学の最終目的は、「生命とはこうなっている」とわかりやすい言葉で語ること。それが語られても役に立たないし、お金儲けにもつながらない。しかし、人生に、ある種の解答を与えられるはず。だからこそ私は、何とかそれを語ろうと努力を続けている。(同書p10より)
 

 これはもう「哲学」だ!!

▼次に行こう。
(2) 生命科学最前線の今を巧みな文章で語っている。
 不勉強な私は、「生命科学最前線」などと言うと遠い話でしかなかった。ところが福岡伸一の話を聞くと(読むと)、「ああ、そういうことだったのか!!」と納得することが多い。
 生命科学最前線が「等身大の科学」になるだ。これはアリガタイ!!
 授業でも大いに利用させてもらってきた。
 たとえば本書にもたびたび登場する「人間は考えるちくわである」などは実際にちくわを持って行って語ったこともある。
先のコウガイビルもそうだった。「動的平衡」で見ると、あいつの「生きている」が見えてきた。

(3) 今、最も面白い大人の「科学読み物」である!!
 『動的平衡』には興味深いサブタイトルがついていた。
・『動的平衡』 ~生命はなぜそこに宿るのか~ 
・『動的平衡 2』 ~生命は自由になれるのか~  
・『動的平衡 3』 ~チャンスは準備された心にのみ降り立つ~
 今回もまた、面白そうなサブタイトルだ。「生命は」の文言がない
 それは象徴していた。
 「生命科学」に限らず、「動的平衡」を切り口にしながら、多岐多様な世界を論じていた。
 実に面白い大人の「科学読み物」となっている。
 興味ある話から読んでいくのもよいかも知れない。

 『動的平衡 2』のときの感想にもあげたが著者にリクエストがある。

 ぜひ子ども向け「科学読み物」としての『動的平衡』を書いて欲しい!!

 もちろん真っ先に読ませてもらいますので…。

 目の前の一枚だけになってしまった柿の枯れ葉、なかなか落ちないどうしてだろう!?
 不思議だ。

Dsc_3767

Dsc_3742

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『時を刻む湖』(中川 毅著 岩波書店)

Dsc_2303

▼師走の「大賀ハス観察池」には氷が張っていた。蓮根の植え替えから32週目であった。
  師走の「水月湖」はどうなっているだろう!?

 「水月湖」!!
 と聞いて思い出すひとつの小さな旅があった。

◆若狭に「丹生」を追う。(2)(2013.03.02)

 長く長く追い続ける「「丹生」を追う」旅の一コマだった。
 この夜、泊まったのがたしか「水月湖」湖畔、いや湖上!?

▼そのときすでに文部科学省研究振興局会議室で異例の記者会見が開催されて(2012.10.18)、翌日には次のように新聞報道されたそうである。
「福井の湖 考古学の標準時に 過去5万年 誤差は170年」
「世界一精密な年代目盛り=福井・水月湖、堆積物5万年分ー日欧チーム」

 だから私が「水月湖」湖畔にとまったときは、すでに世界の「レイク・スイゲツ」になっていたのである。
 なんかモッタイナイことをした気分だ。(^^ゞポリポリ

 それを教えてくれたのが今回の【お薦め本】だ。

◆【お薦め本】『時を刻む湖』(中川 毅著 岩波書店 2015.09.09)

 実に面白かった!!
 モッタイナイことをした気分を少し取り返すことができた。

▼こんな興味深い話に意識が行っていなかったのはやっぱりポンコツ度が増してきている証拠かも知れない。
 本を読むのも、ほんと少なくなっていた。よほど面白い本でなければ、最後までいっきょに読むことはなくなってしまった。そんななかで、この本は例外だった。
 最初に例によってお薦めポイント3つをあげてしまおう。

(1) 「科学」研究の面白さが熱く語られている!!
(2) 水月湖の「年縞」が世界の「標準時計」になったプロセスがわかりやすく語られている!!
(3) 最前線「研究」の現場を当事者が生々しく語っている!!
  ・地道な作業の連続
  ・ヒューマンネットワークの重要性
  ・「真実」への欲望
  ・「研究」の連続性、継続性
 

 
▼よく分かっていない人間のヘタな紹介はいらぬ「蛇足」になってしまう。
 今回は特にそう思う。
 でも、ひとつだけ著者の言葉を引用させてもらおう。

 「若者の理科離れ」などと言われることもあるが、真に挑戦的な科学には必ず当事者の血を沸き立てさせる要素があり、その魅力には普遍性があると信じている。私たちが実際に味わった興奮の一部を、本書を通して少しでもお伝えすることができれば、水月湖に深く関わった者として非常に嬉しく思う。(同書P4より)
 

関連して次の資料は必見だ!!

◆奇跡の湖『水月湖の年縞』(福井県)
  
◆世界標準時計 福井の「年縞(ねんこう)」(解説映像 福井県)
 
 さあ、今度若狭を訪れたときは必ず湖底を想像しながら「水月湖」をながめてみようと思う。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『天気のことわざかるた』(監修 武田康男 学研プラス)

Dscn1192

「そ 層積雲(くもり雲)空は暗いが雨降らず」
 それがピッタリとくる昨日の朝の「雲見」だった。

 今ずっと、Webテキスト試案『天気コトワザ』にはまっていた。
 なるほど「天気コトワザ」は凄い!!
 面白い!!
 しかし、これだけでは満足したくなかった。
 「これから」も使えるものにしたい。
 それを使って「自分で天気を予報できる」ようにしたい。それが本意だった!!
「むかしから日本に伝わる“天気のことわざ”をおぼえて、明日の天気を予報しよう!」
とそのケースの表に書かれていた。
 私の試みようとすることの本意ピッタリではないか。そんなものをみつけた。
 正確には本ではないが、今 最もお薦めの【お薦め本】としてあげる。

◆【お薦め本】『天気のことわざかるた』(監修 武田康男 学研プラス 2017.06.30)

▼例によってお薦めポイントは3つにしぼる。

(1)ゲーム感覚で「天気コトワザ」「気象用語」を楽しく学べる!!

(2) 読み札を「持ち運び図鑑」として活用できる!!

(3) もくもくシールとセットにして、「雲見」を楽しめ、「自分で天気を予報をする」のに役立つ!!


 もう少し具体的に思ったこと列挙してみよう。
(1)ゲーム感覚で「天気コトワザ」「気象用語」を楽しく学べる!!
 「読み札」をワープロで打ちながら感じた。
・うまい!!
・五七調で語呂がとってもいい!!だから憶えやすい。
・「歌留多」だからアタリマエ!!この手があったかと感動!!
・百人一首、「犬棒かるた」などをみればわかる。これが私たちにいちばんぴったりくるメソッド!!
・「十種雲形」はすべて登場する!!
・「偏西風」「春一番」「冷気」「ゲリラ豪雨」「上昇気流」などの気象用語がさりげなく詠み込まれている。

▼次は
(2) 読み札を「持ち運び図鑑」として活用できる!!
・読み札の裏はみごとな写真。空の写真家・武田康男さんの撮ったもの!!
・リングがついているのでバラバラにならないで携帯できる。
・季節毎に分けられた「一覧」があるので参考にして、携帯する札を季節毎にかえることもできる。
・実際の空と見比べながら詠み上げればインプットも簡単!!
・インプット簡単はアウトプットも簡単に通ずる。使いモノになる!!

(3) もくもくシールとセットにして、「雲見」を楽しめ、「自分で天気を予報をする」のに役立つ!!
・もくもくシールをカレンダーに貼るときに、関連の札を詠めば「十種雲形」もすぐだ!!
・「自分で天気を予報する」のがきっと楽しくなる。


これで今年のクリスマスプレゼントは決まりダ!!

来年のお正月は「天気のことわざかるた」を楽しもう!!


Dscn1244

Dscn1248

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』(野島高彦著 化学同人 )

Dsc_0570

「記憶せずに記録する」(『知的生産の技術』梅棹忠夫著より)

 まずは「記録」しておこう。
 「大賀ハス観察池」は蓮根の植え替えから15週目だった。第4号大賀ハスの果托が風にゆさぶられ一粒の実が落ちた!!他の実も果托のなかでゴロゴロころがりはじめた。もう限界だと判断した。このままにしておくと落下して紛失しまう。
 ピンセットで回収した。完熟したものは全部で10粒あった。
 第3号、第6号の果托もあとにひかえていた。

「記憶せずに記録する」を徹底して実践する尊敬すべき友人がいた。ヒガンバナの「ふしぎ!?」を一緒に追いかける野島高彦さんである。毎週欠かさず報告されてる「鉢植え彼岸花の観察日記」には感服するばかりである。
 そんな野島高彦さんがたいへん興味深い本をだされた。それが今回の【お薦め本】である。

◆【お薦め本】『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』(野島高彦著 化学同人 2017.7 )

▼お薦めポイントはありすぎる!!
 話が拡散してしまわないあいだに例によって3つをあげる。

(1) 「研究」に携わるすべての人にかならず役に立つ!!

(2) 何をどのように「記録」するのかをやさしく教えてくれている!!

(3) 「実験ノート」の可能性・有効性を「これから」も視野に入れ熱く語っている!!

 ではひとつずついこう。
(1) 「研究」に携わるすべての人にかならず役に立つ!!
 著者は「はじめに」こう語る。

 この本は、実験ノートを上手に利用して研究活動をスムーズに進めていくための考え方をガイドブックです。主な読者として想定しているのは卒業研究をおこなうために研究室に配属になったばかりの大学生です。(同書 p1より)

 ちがう!!
 それはこの本を読んでの第一感想だ。もちろん想定の大学生に役に立つことはまちがいはないが、それだけではない。卒業研究なんてはるか40年以上昔のポンコツの私にも役に立つと思った。
 タイトルにもあるように、このようなことは「誰も教えてくれなかった」のである。それはどこか暗黙の了解ですまされてきたところがあるのだ。卒業研究前にこの本を読んでいたら、私の人生も変わっていたかも知れないな。(ちなみに私の卒業研究テーマは「タンパク質コラーゲンの熱収縮温度について」だった。)
\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ

 感心したのはとてもわかりやすく簡潔に書かれていることだ。
 これなら大学生でなくても、それこそ「自由研究」をすすめる中高生に読めるのではと思った。
 だからレベルが低いということではけっしてない。野島さんは「卒業研究」を指導するバリバリ現役の大学の先生である。だからこそ今、何をこそツタエルべきかをもっとも心得ていた。


 語れば語るほど「蛇足」になるような気もするがつづける。
(2) 何をどのように「記録」するのかをやさしく教えてくれている!!
 「記録」せよ!!ばかりを繰り返しても意味はない。
 「何を」「どのように」に「記録」するのか、それが問題である。
 わかっているつもりの人も、今一度、この本を手にしてみることをお薦めする。

▼いつも野島さんに教えられるのは「これから」を語っておられることだ。
(3) 「実験ノート」の可能性・有効性を「これから」も視野に入れ熱く語っている!!
 いつも「これから」が視野に入っていた。
 「実験ノートを中心にさまざまな情報をリンクさせましょう」(同書 p92)
などを読ませてもらうと未来志向の「実験ノート」が見えてくるのである。
 「実験ノート」の電子化問題についてもくわしく語られている。

 繰り返す!!
 「これから」の「研究」に興味あるすべての人にお薦めである!!
 
Dsc_0658

Dsc_0730

Dsc_0593

Dsc_0604

 
 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『ひまわり8号と地上写真からひと目でわかる 日本の天気と気象図鑑』(村田健史・武田康男・菊池真以著 誠文堂新光社)

Dscn7598

▼昨日の定点からの「雲見」は、一昨日とうって変わりずいぶんにぎやかであった。
 こうして「雲見」をしているといつも思う
 
 この雲を「宇宙」から見たらどう見えるのだろう?

と。
 アリガタイことに私たちは空想するだけでなくリアルタイムにこれを見ることができるのである!!
「宇宙」からの「雲見」!!
 それを可能にしてくれているのがひまわり8号だ。赤道上高度約36.000㎞の「宇宙」から「雲見」の画像を送り続けてくれている。
 Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』でも、この「宇宙」からの「雲見」を提唱はしていたがまだまだ具体ではなかった。
▼そんなとき、これにピッタリの本に出会った!!
 地上からの「雲見」と「宇宙」からの「雲見」をナビゲートしてくれるとても面白い本だ。まだ完全に読んでしまってはいないが、とりあえず大至急紹介したくてたまらなくなったので【お薦め本】にあげてみる。

◆【お薦め本】『ひまわり8号と地上写真からひと目でわかる 日本の天気と気象図鑑』(村田健史・武田康男・菊池真以著 誠文堂新光社 2017.7.14)

 長いタイトルだ。でも、このタイトルがこの本のすべてを表していた。
 著者たちも最高のメンバーだ。
 「ひまわり8号リアルタイムWeb」開発者、空の写真家、気象キャスターなんとも凄いプロたちのコラボだ。

▼もうこれだけで十分という気もするが、いつものように3つのお薦めポイントを蛇足的に付け加えておく。

(1) 三位一体(ひまわり画像・地上写真・天気図)でより楽しい「雲見」をナビゲートしてくれる!!

(2) 「ひまわり8号リアルタイム Web」の活用方法がわかる!!

(3) QRコードつきで瞬時にひまわり画像を楽しむことができる!!

ではひとつずつ
(1) 三位一体(ひまわり画像・地上写真・天気図)でより楽しい「雲見」をナビゲートしてくれる!!
 こんな本が欲しかった!!
 私はいささか、いやかなり興奮している。「地上写真」と「天気図」をリンクした本はこれまでにもあった。
 しかし、「ひまわり画像」までリンクしたものはなかったように思う。
 三位一体で読み解く「日本の天気」「10種雲形」は説得力をもつ。
 とてもわかりやすいナルホド!!である。

▼2つ目
(2) 「ひまわり8号リアルタイム Web」の活用方法がわかる!!
  「ひまわり8号リアルタイム Web」
はより「ひまわり8号」を活用するために開発された。
 これでパソコンでもスマホでも瞬時に「宇宙」からの「雲見」ができるのだ!!
 「ひまわり8号」活用のあれこれが具体的にあがっていた。
 最後の「ひまわり8号リアルタイム Webの教材利用」(p154)はきわめて興味深い。

最後は
(3) QRコードつきで瞬時にひまわり画像を楽しむことができる!!
 最後になってしまったが、私的にはこれが最高のお薦めポイントかもしれない。
 スマホでQRコードを本格的に利用したのはこれがはじめてであった。
 もう感動である!!
 なんと便利なものだ。瞬時にWebにつながるから、解説を読みながら前後の画像を見たり拡大したり縮小したり思いのままだ。
 これが「これから」の「図鑑」のかたちなのかも知れない(^^)V

 まずは手に入れてやってみてください!!
 そして教えて下さい!! この本のより楽しい活用方法を!!

 私自身はこれから何度も何度もこの本のことを書くことになるだろう。
 そんな予感がする。


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『ナリカ製品とともに読み解く 理科室の100年』(中村友香著 幻冬舎)

Dscn2739_2
「SCIENCE IS JUST THERE」!!
とてもいい言葉だ。今年の冬にナリカ(旧中村理科)に遊びに行ったときに聞いた言葉だ。
 そのとき、こんな言葉も聞いた。

 「一生に1度の実験に穴をあけることはできない!!」

 「理科屋」ナリカの意気込みを象徴する言葉だった。理科教師として背筋が伸びる想いで聞いた。
それは同時にこのうえない理科教師へのエールようにも聞こえてきて感動した。
▼そのナリカは2018年、創業から100年を迎える。
 この節目に一冊の本を出版された。それが今回の【お薦め本】です。

◆【お薦め本】『ナリカ製品とともに読み解く 理科室の100年』(中村友香著 幻冬舎 2017.6)


▼いつものように先に3つのお薦めポイントをあげておく。

(1) 「理科屋」ナリカの100年の歴史を通して理科教育・実験の歩みを興味深く読める!!
 
(2) あの有名実験の開発物語がビジュアルに読める!!

(3) ナリカに遊びに行きたくなる本!!

ひとつずつもう少しだけくわしく
(1) 「理科屋」ナリカの100年の歴史を通して理科教育・実験の歩みを興味深く読める!!
 「理科屋」ナリカの姿勢は「あとがき「理科の先生を教室のスターに」」(p94)にあった。

 授業が始まると、実験道具は黒子に徹していきます。  実験道具とは、子どもたちの目を輝かせる  理科の授業のサポーターだからです。  主役は理科の楽しさを子どもたちに伝える先生方。  先生方に魅力溢れる授業をしてもらうために  黒子に徹することが、私たちの変わらぬ姿勢です。

 

最上級の黒子である努力を続けています。

 なんというプロ意識!!感動デアル!!冬にお聞きした言葉のほんとうの意味がわかりはじめた。
 では、この「理科屋」としてのプロ気質はどのようにして生まれ、今日まで継承されてきたのか。
それを語っているのが
・「ナリカの歴史」(p49)
年表にしてあってとてもわかりやすい。
 さらに「理科教育振興法」「100年間のカタログ」「銅板カタログ」にふれられているのもきわめて興味深い。
 
▼次である。
(2) あの有名実験の開発物語がビジュアルに読める!!
 この本は手に取ればすぐわかる。ともかくビジュアルできれいだ!!
 次々と一度はやったことのあるあの有名実験の開発物語が楽しく読める。
 「ゼネコン」
 「ビースピ」
 「虹ビーズ」等々
 これらの開発物語の続編に挑戦してみたくなるというものだ。

最後に
(3) ナリカに遊びに行きたくなる本!!
 この本の最後の方にとてもうれしいページがあった。
 「ナリカ本社は 外神田5丁目にあります」(p92)である。それはナリカからのwelcomeメッセージに読める。
 「近く来たら遊びにおいで!!」と。
 これまでにもずいぶんお世話になってきた。
ぶらりと立ち寄って「理科」を楽しむのもOK!!実際にものにふれることもできる!!

 「【理科の部屋】オフ常設会場」「記念オフ会場」として利用させてもらってきた。深謝!!
 今度はいつ遊びに行かせてもらおうかな。o(^o^)o ワクワク


  


  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『地球は本当に丸いのか?』(武田康男著 草思社)

Dsc_3057

Dsc_3064

▼昨日、「ある一文」に出会うことによって2年前の夏に見た「富士山5合目からの日の出」の感動を思い出していた。
 それは『武田康男先生と行く 空の不思議「富士五合目」ツアー』の二日目のことだった。このツアーでは最高の「雲見」「宇宙見物」ができた。今も見たものの数々が鮮明に蘇ってくる!!
 その日の朝の行動開始は早かった。想像以上に寒かった。しかし、そんなことはいっさい苦にならなかった。
 待ちに待ってあの瞬間を見たのだから。感動であった!!

 「ある一文」を読んで今さらであるがトンデモナイ勘違いに気づいた。

▼その「ある一文」が載っているのが今回の【お薦め本】である。

◆【お薦め本】『地球は本当に丸いのか?~身近に見つかる9つの証拠~』(武田康男著 草思社 2017.6.22)

 
その文とはこうだ。

「富士山五合目からの日の出」
標高2300mの富士山五合目から見た日の出です。この標高になると、見かけの地平線を見下ろす角度は1.4度程度になりますが、これほど地平線を見下ろす経験はあまりありません。地平線が霞んでよくわからないこともあり、見ている人たちは空のオレンジ色の部分から太陽が出ると思って待っていたようです。予想外に下から太陽が顔を出して驚いていました。(同書 p27 より)

 
 私はこの文を読んで、このとき「下手な鉄砲」方式で撮りまくった写真をもう一度見直してみた。確かに「地平線」から太陽が顔を出していた。
▼私はこの本を予約注文しておいて手に入れた。表紙を見て面白そうに思えたからである。
 届くなりいっきょに読んでしまった!!やっぱり面白さは想像以上だった。書き始めたら話はいくらでも拡散してしまいそうなので例によってお薦めポイント3つをあげておく。

(1) アタリマエを「科学する」ことの面白さを教えてくれている!! 

(2) 美しい貴重な写真とわかりやすいイラスト!!

(3) 自分でも「地球は丸い」証拠をみつけたくなる!!


ひとつずついこう。
(1) アタリマエを「科学する」ことの面白さを教えてくれている!! 
 「地球は丸い」このアタリマエ!!
 「ではその証拠をあげよ」と言われて咄嗟に出てくるのはせいぜい2つ3つだ。そんなとても9つもあげることはできない。それにあげた2つ3つにしても詳しく問われるあやしい。
 アタリマエすぎるほどアタリマエのことはそんなものなのかも知れない。しかし、この本はちがっていた!!
 アタリマエをアタリマエと流さず、きっちりと具体的に「科学」していた。
 「科学する」ことの面白さを教えてくれていた。
 たとえばこうだ。
 「高いところにあがれば遠くまで見える」これだってアタリマエのこと考えている。「ではどのぐらい遠くまで?」とさらに問われれば答えることできない。
 この本ではこの問いに対して具体的数値をあげてくれていた。
「さまざまな高さからの水平線・地平線までの距離」(同書p11より)
 その計算方法についても巻末コラム「水平線までの距離を計算する」(同書p62)で説明してくれている。
 うっとうしいはずの数式が面白く感じてくるから不思議である。
 アタリマエの「科学」に納得し・感動するのである。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

 著者自身の言葉を借りよう。

 「地球は丸い」という、当たり前なのに実感できないことを、私が撮影した写真や図などを用いて、できるだけわかりやすく解き明かしたつもりです。身近でわかりやすい現象や、ちょつとおもしろい現象を題材として扱いました。(同書「はじめに」p3より)
   ▼次にいこう。 (2) 美しい貴重な写真とわかりやすいイラスト!!  空の写真家・武田康男さんがこれまで撮りためてきた写真は膨大である。これまでもずいぶんそれを楽しませてもらってきた。深謝。  もちろん量が膨大なだけではない。武田さんでなければ撮れていない貴重な画像を蓄積されているのである。 地球上どこでも「ねらったもの」が撮れるのであれば瞬時に駆けつける!!  今回も世界各地(南極等、飛行機からも含む)で撮った美しい貴重な写真が満載だ。  さらに今回はイラスト(図)がとてもたくさん使われている。それがとてもわかりやすいのだ。言葉だけではなかなか理解できないところをうまく図解されている。武田さんの説明はいつもほんとうにわかりやすい。  さすがだ!!

 最後に
(3) 自分でも「地球は丸い」証拠をみつけたくなる!!
 この本を読めば、きっと「では私も…」という気持ちになるだろう。
 ひょっとしたら、自分が撮ってきた写真のなかに「地球は丸い」証拠写真を発見できるかも知れない。
 巻末コラム「地球の大きさを測る」(p60)は夏休み「自由研究」のヒントになるかも知れない。

 この夏、山、海にでかけ前にぜひ読んでおきたい一冊だ!!


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『地球は本当に丸いのか?』(武田康男著 草思社)

Dsc_3057

Dsc_3064

▼昨日、「ある一文」に出会うことによって2年前の夏に見た「富士山5合目からの日の出」の感動を思い出していた。
 それは『武田康男先生と行く 空の不思議「富士五合目」ツアー』の二日目のことだった。このツアーでは最高の「雲見」「宇宙見物」ができた。今も見たものの数々が鮮明に蘇ってくる!!
 その日の朝の行動開始は早かった。想像以上に寒かった。しかし、そんなことはいっさい苦にならなかった。
 待ちに待ってあの瞬間を見たのだから。感動であった!!

 「ある一文」を読んで今さらであるがトンデモナイ勘違いに気づいた。

▼その「ある一文」が載っているのが今回の【お薦め本】である。

◆【お薦め本】『地球は本当に丸いのか?~身近に見つかる9つの証拠~』(武田康男著 草思社 2017.6.22)

 
その文とはこうだ。

「富士山五合目からの日の出」
標高2300mの富士山五合目から見た日の出です。この標高になると、見かけの地平線を見下ろす角度は1.4度程度になりますが、これほど地平線を見下ろす経験はあまりありません。地平線が霞んでよくわからないこともあり、見ている人たちは空のオレンジ色の部分から太陽が出ると思って待っていたようです。予想外に下から太陽が顔を出して驚いていました。(同書 p27 より)

 
 私はこの文を読んで、このとき「下手な鉄砲」方式で撮りまくった写真をもう一度見直してみた。確かに「地平線」から太陽が顔を出していた。
▼私はこの本を予約注文しておいて手に入れた。表紙を見て面白そうに思えたからである。
 届くなりいっきょに読んでしまった!!やっぱり面白さは想像以上だった。書き始めたら話はいくらでも拡散してしまいそうなので例によってお薦めポイント3つをあげておく。

(1) アタリマエを「科学する」ことの面白さを教えてくれている!! 

(2) 美しい貴重な写真とわかりやすいイラスト!!

(3) 自分でも「地球は丸い」証拠をみつけたくなる!!


ひとつずついこう。
(1) アタリマエを「科学する」ことの面白さを教えてくれている!! 
 「地球は丸い」このアタリマエ!!
 「ではその証拠をあげよ」と言われて咄嗟に出てくるのはせいぜい2つ3つだ。そんなとても9つもあげることはできない。それにあげた2つ3つにしても詳しく問われるあやしい。
 アタリマエすぎるほどアタリマエのことはそんなものなのかも知れない。しかし、この本はちがっていた!!
 アタリマエをアタリマエと流さず、きっちりと具体的に「科学」していた。
 「科学する」ことの面白さを教えてくれていた。
 たとえばこうだ。
 「高いところにあがれば遠くまで見える」これだってアタリマエのこと考えている。「ではどのぐらい遠くまで?」とさらに問われれば答えることできない。
 この本ではこの問いに対して具体的数値をあげてくれていた。
「さまざまな高さからの水平線・地平線までの距離」(同書p11より)
 その計算方法についても巻末コラム「水平線までの距離を計算する」(同書p62)で説明してくれている。
 うっとうしいはずの数式が面白く感じてくるから不思議である。
 アタリマエの「科学」に納得し・感動するのである。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

 著者自身の言葉を借りよう。

 「地球は丸い」という、当たり前なのに実感できないことを、私が撮影した写真や図などを用いて、できるだけわかりやすく解き明かしたつもりです。身近でわかりやすい現象や、ちょつとおもしろい現象を題材として扱いました。(同書「はじめに」p3より)
   ▼次に行こう。 (2) 美しい貴重な写真とわかりやすいイラスト!!  空の写真家・武田康男さんがこれまで撮りためてきた写真は膨大である。これまでもずいぶんそれを楽しませてもらってきた。深謝。  もちろん量が膨大なだけではない。武田さんでなければ撮れていない貴重な画像を蓄積されているのである。 地球上であればどこでも「ねらったもの」が撮れるのであれば瞬時に駆けつける!!  今回も世界各地(南極、飛行機からも含む)で撮った美しい貴重な写真が満載だ。  さらに今回はイラスト(図)がとてもたくさん使われている。それがとてもわかりやすいのだ。言葉だけではなかなか理解できないところをうまく図解されている。武田さんの説明はいつもほんとうにわかりやすい。さすがだ!!

 最後に
(3) 自分でも「地球は丸い」証拠をみつけたくなる!!
 この本を読めば、きっと「では私も…」という気持ちになるだろう。
 ひょっとしたら、自分が撮ってきた写真のなかに「地球は丸い」証拠写真を発見できるかも知れない。
 巻末コラム「地球の大きさを測る」(p60)は夏休み「自由研究」のヒントになるかも知れない。

 この夏、山、海にでかけ前にぜひ読んでおきたい一冊だ!!


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧