55号コウガイビルはエサなしで3ヶ月生きのびた!! (2021/09/23)#コウガイビル #飢餓と再生 #教材化

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55号コウガイビルはナイロン袋にベッタリはりつくようにして動きをとめてしまった!!
しまった!!死んでしまったのだろうか!?

 捕獲して、少々の水とともにナイロン袋に入れて3ヶ月!!
 前回の観察から1ヶ月ぶりに55号コウガイビルの観察をした。
 冷蔵庫(農業用 10℃前後で保たれているはず)からだしてすぐはまったくうごかなかった。
 「の」の字を描くようにまるまっていた。
 少し小さくなったような気がする。
 特徴ある逆三角形の頭(コウガイ)のへりを体側にくっつけるようにしてかたまっている。

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▼なかなか動きはじめなかった。
 少しあせってきた。
 「エイ、ヤー!!」と直射日光をあててみた。
 その瞬間だ!! 
 いっきょにめざめたように活発に動きはじめた!!
 体はやせ細り「扁平」になったように見える。全体にやっぱり小さくなったようだ。
 でも活発に動いた!!
 まちがいない!!

 55号コウガイビルはエサなしで3ヶ月生きのびた!!


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▼いつもの活発な動きを観察した次の瞬間だった。
 ピタッと動きをとめてしまった!!
 扁平な体をナイロン袋にはりつけるようして!!
 頭のヒラヒラも丸くなってしまっていた!!
 後から考えると、動きも活発にというよりのたうち苦しんでいたようにも思えてきた!!

 大失敗か!?
 急に直射日光にあてたのがまずかったのか!?
 急激な温度変化がまずかったか!?

 あわてて冷蔵庫にもどした。

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▼もうひとつコウガイビルについての報告があった。
 私は今もなお迷っていた。このことを「記録」しておくべきか!?
 そして、これを56号コウガイビルと認定すべきか!?

 事は一昨日(2021/09/22)、お彼岸の墓参りのときに起こった!!
 墓は近くの木立のなかにあった。
 木立にさしかかったときだ。私は一瞬自分の目を疑った!!
 自分でもつぶやいてしまった。

 「目までおかしなってしまったのやろか!?」
 「こんなところにコウガイビルがぶらさがっているように見えるなんて ?(゜_。)?(。_゜)?」

 木の枝からのびたクモの糸にクモがぶらさがるように
 
 コウガイビルがぶらさがっていたのだ!!
 ぶらさがっているのはコウガイビル自身の粘液の糸か!?

 2mばかり上の枝からぶらさがっていた。スルスルと糸はのびて近づいてきた!!
 ともかくあわてた!!
 コウガイビルであることを確かめる同時に画像におさめたかった。
 風でゆれてなかなかピントがあわない。
 できるだけ近づいてとおもうがままならない (^^ゞポリポリ
 そうだ捕獲だ!!
 と思ったがそれも後の祭りだ!!

 これをやっぱり56号コウガイビルと認定しておこう!!

 やっぱりコウガイビルの「ふしぎ!?」はまだまだ続くのでアル。

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55号コウガイビルはエサなしで2ヶ月生きのびた!! (2021/08/23)#コウガイビル #飢餓と再生 #教材化

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▼55号コウガイビルのナイロン袋を一ヶ月ぶりに取り出してきた。
 居た!!
 消えずに(!?)ナイロン袋のすみのほうに「の」の字を描くようにかたまっていた。
 それは余分なエネルギーの消耗を防ぐため眠っているのだろうか!?
 それとも??

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▼あたたかいところに出して、しばらくまった。
 やがて、あの逆三角形の頭(コウガイ)を出してきた。
 ヒラヒラする頭の先に見られる突起は目であろうか?
 私がいつもいちばん頼りにしている唯一無二の最高の参考文献

●『プラナリアの形態分化』(手代木渉・渡辺憲二編著 共立出版 1998.3.25)

には次のように書かれていた。

 コウガイビルの眼は、多数の小眼が体側縁部に沿って分布する marginal eye であり、頭部(コウガイ)から頚部にかけて蜜に、後方では疎らになる。(同書p268より)

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▼さらにするするとのびてきて活発に動きはじめた!!

 まちがいなく生きている!! 
 55号コウガイビルはエサなしで二ヶ月生きのびた!!

 最高に伸びたときは全長7㎝近くあった。
 それは、一ヶ月前とあまり変わらない大きさであった。

 ではこのコウガイビルの体の中で何が起こっているか?

 それを考えるヒントが先の参考文献『プラナリアの形態分化』のなかにあった。
 私の不思議に答えてくれる部分は 「14.9 飢餓と再生」(P275)にあった。この章は牧野尚哉・白澤康子先生が書いておられた。

 コウガイビルの飼育では給餌が大切な要素となるが、餌に対しての反応は同一種内でも異なり積極的に摂取するグループとそうでもないものとがある。また長期間の飢餓に耐え、もとの体重の1/100に減少しても生存し続けることができる。このような生理的変化が、顕著な再生能をもつ本動物の器官形成にどのような影響を及ぼすのか、頭部再生の有無、形成所要時間、極性との関連について、採集直後の体重を100として、もとの30~40%に減少したグループを飢餓個体として実験を行った。  なお、飢餓個体の設定は、採集された個体のうち、何としても餌を食べないものがあり、かなりの期間絶食にも耐えられるが、やがて死に至る。体重減少と生存期間の長短は一定ではないが、採取後減少の一途をたどる体重は、ある時点で平衡状態となり、これ以降急激に減少して死ぬものが多い。体重が安定をみせる状態を越えると個体は死を迎えることから、この安定期(もとの体重の30~40%)を飢餓状態と考えた。これらの飢餓グループと採集まもないものとを次の実験により比較した。(同書P276より)
   言わば「自らを食べて生き延びている」のだ、とこの本の編著者である渡辺憲二先生に教えてもらったことがある。

 
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▼Webミニテキスト『コウガイビル』試案においても、この「ふしぎ!?」をいちばん大切にしたいな。
 コウガイビルはキモイだけでない!!
 「エサなしで生きのびる」凄いヤツ!!

 「再生」とは!?
 「生きる」とは!?
 生命科学最前線に私たちをつれていってくれるかも知れない!!

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55号コウガイビルはエサなしで1ヶ月生きのびた!! (2021/07/23)#コウガイビル #飢餓と再生 #教材化

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▼人生で55匹目のコウガイビルに出会ったのはちょうど一ヶ月前だった。
 わずかばかりの水といっしょにナイロン袋に入れた。
 それ以来、エサはまったく与えていない。袋ごと箱に入れて冷蔵庫(農業用)に入れていた。

 一ヶ月たった昨日(2021/07/23)、恐る恐るそれを出してきた。
 「の」字をかいて固まっていた!!
 しかし、まちがいなくそこにいた!!「消える」ことなく!!
 しばらくすると、あの逆三角形の頭をヒラヒラさせながら動きはじめた!!

 生きている!!まちがいなくエサなしで一ヶ月生きのびている!!

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▼私は、「実験・観察」というにはあまりも単純で簡単な作業を十数年以上つづけていた。

◆「コウガイビル」を追う

 「飢餓と再生」についてある程度みえてきたことがある。
 陸生プラナリアであるコウガイビルは、あのプラナリアと同じくすぐれた「再生」能力をもつ。
 
 自らを「食べ」ながら、絶え間なく「再生」しつづけているのである!!

 これが、これまでの結論であり、作業仮説である。

▼それにしても暑い!!
 連日の猛暑日だ。コウガイビルは暑いのが苦手だった。
 あのダーウィンもきっちり観察していた。

私は、南半球の各地で、陸生のプラナリアを十二種以上見た。ブァン ディーメンス ランド Van Dimen's Land で得た若干の標本には、朽木を食わせて、約二ヶ月も生存をつづけさせた。一匹のプラナリアをだいたい相等しい大きさに横断すると、二週間のうちに双方とも完全な体となった。更に、片方が下面に開口を二つとも持ち、従って他の方は開口を一つも持たぬように切ってみた。施術後25日を経て、比較的完全に近かった方は、普通の標本と区別できぬまでになった。片方もその形がいちじるしく大きくなり、そして後端に近く柔らかい細胞集団のうちに透明な空間を生じ、その中には椀のような形の口の原基が明らかに認められた。しかし下面に裂口が開くには到らなかった。赤道に近づいたために、気温の上昇によって、すべての個体を殺すようなことがなかったならば、この最後の段階も構造を完成したに違いない。この実験はすでによく知られているところであるが、一方の個体の簡単な体の一端から、必須の器官がことごとく次ぎ次ぎに生ずるのを見るのは面白かった。プラナリア類を飼うのは極めてむずかしい。生活現象が終われば、一般に見る天然の変化の法則がここにも働いて、体は全体に柔らかくなり、液化する。そのはやさは、他に比べるものもないほどである。(「ピーグル号航海記 上」(チャールズ・ダーウィン著 島地 威雄訳 岩波文庫 P54より)

 ダーウィンも言っているように、「消えて」しまうのはまたたく間である。
 「消えて」しまわないうちに、冷蔵庫にかえしておいた。
 さあ、次の一ヶ月先も姿をみるこができるだろうか!?

▼55号コウガイビルの姿のあるうちに、第一の「宿題」にとりかかりたいものだ。

(1)Webミニテキスト『コウガイビル』試案を作成する。(教材化)
 ・コウガイビルの「ふしぎ!?」
 ・動物にとって食べるとは!?
 ・幹細胞
 ・再生
 ・コウガイビルの体
 ・コウガイビルの卵と赤ちゃん
 ・コウガイビルの生態
 ・コウガイビルの仲間
 ・コウガイビルの飼育
 
 さてさて、どこからはじめるかな!?

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第55号コウガイビルに出会った!!(2021/06/23) #コウガイビル #陸生プラナリア #飢餓と再生 #教材化

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人生55匹目のコウガイビルと出会った!!

 それは一昨日(2021/06/23)、紅花のプランタンのまわりの草むしりをしているときのことだった。
 最初はミミズかと思っていた。
 ちがっていた。
 あの逆三角形、イチョウの葉のような頭!!
 ヌルヌルとしたようなからだ、そのクネクネしながらのすばやい動き!!
 まちがいない!!
  陸生プラナリア=コウガイビルだ!!

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▼第55号コウガイビルは久しぶりだった。
 今年はじめた出会ったコウガイビルだった。
 実は54号コウガイビルは、年を越さずに消えてしまっていた。

 54号までの顛末のすべては、次のページに記録していた。

◆「コウガイビル」を追う


▼名前すら知らないところからはじめたシロウト研究は能が無かった。
 ただただ少量の水といっしょにナイロン袋に入れて観察するのみだった。
 自らのからだを「食べ」ながら、「再生」を繰り返すのである。 
 幹細胞と驚異的「再生」能力!!
 その観察!!

 「ふしぎ!?」のかたまりのようなこの生きものに出会って13年!!
 ナイロン袋のなかの姿をやっぱりしげしげとながめてしまうのだった。

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▼昨年の末に、「これから」のコウガイビル研究でめざす課題をふたつあげていた。
 繰り返す。

(1)Webミニテキスト『コウガイビル』試案を作成する。(教材化)
 これまでの観察を生かして、教材化への道をさぐる。
  
(2)「コウガイビル」研究者に会いに行く!!
 テキスト試案とこれまでの観察記録をもって、「コウガイビル」研究者に会いに行く。

 55号コウガイビルが消えるまでにどこまで実現できるだろうか。

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2020年・『「コウガイビル」を追う』はどこまで!? #2020年 #コウガイビル #陸産プラナリア #飢餓と再生 #教材化

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▼54号コウガイビルは、一ヶ月前(2020/11/09)に観察したときにくらべるとたしかにひとまわり小さくなったように思えた。
 最初は「の」字にかたまっていたが、やがて逆三角形の頭をヒラヒラさせながら動きはじめた!!
 
 生きている!!
 54号コウガイビルはエサなしで5ヶ月生きのびた!!(2020/12/09)

▼エサなしで生きのびるこの「ふしぎ!?」のかたまりのような生きものにはじめて出会った日のことを今でも鮮明に憶えていた。

●2008年11月14日 コウガイビル1号に出会う!!
 はじめから「コウガイビル」と知っていたわけではなかった。
 ヤマビルの巨大なものぐらいの認識だった。とりあえずナイロン袋に少量の水とともに入れて様子をみることにした。
 エサを考えないわけではなかったが、何を与えてわからなかったので、ときどき水だけは追加した。
 なんとそのコウガイビルは翌年(2009年)の8月2日まで生きのびたのである。
 第1号コウガイビルはエサなしで261日間生きのびたのである。

 私はすっかりこの生きものに夢中になってしまった。
 それから今日まで54匹のコウガイビルに出会ってきた!! 
 その全記録が、次なる「道楽の科学」だった。

「コウガイビル」を追う 

▼54号コウガイビルは年を越して生きのびることができるだろうか!?
 いつまでエサなしで生きのびるだろうか!?

 私がいちばんたよりにしている参考文献

●『プラナリアの形態分化~基礎から遺伝子まで~』(手代木渉、渡辺憲二著、共立出版 1998.3.25)
・「14.陸産プラナリア,コウガイビル種類・生態並びに形態分化」(P259~)
・「14.9 飢餓と再生」(P275より)

 この疑問に答えてくれる記述があった。何度も引用させてもらっているが再度あげてみる。

 コウガイビルの飼育では給餌が大切な要素となるが、餌に対しての反応は同一種内でも異なり積極的に摂取するグループとそうでもないものとがある。また長期間の飢餓に耐え、もとの体重の1/100に減少しても生存し続けることができる。このような生理的変化が、顕著な再生能をもつ本動物の器官形成にどのような影響を及ぼすのか、頭部再生の有無、形成所要時間、極性との関連について、採集直後の体重を100として、もとの30~40%に減少したグループを飢餓個体として実験を行った。  なお、飢餓個体の設定は、採集された個体のうち、何としても餌を食べないものがあり、かなりの期間絶食にも耐えられるが、やがて死に至る。体重減少と生存期間の長短は一定ではないが、採取後減少の一途をたどる体重は、ある時点で平衡状態となり、これ以降急激に減少して死ぬものが多い。体重が安定をみせる状態を越えると個体は死を迎えることから、この安定期(もとの体重の30~40%)を飢餓状態と考えた。これらの飢餓グループと採集まもないものとを次の実験により比較した。(同書P276より)

 この説明から行くと体重1/100まで生きることもと!?
 では、54号はいつまで !?
 消えるその 瞬間は !?

▼では、「これから」である。
 2021年以降「動ける」ようになったら、2つのことをめざしたい。

(1)Webミニテキスト『コウガイビル』試案を作成する。(教材化)
 これまでの観察を生かして、教材化への道をさぐる。
  
(2)「コウガイビル」研究者に会いに行く!!
 テキスト試案とこれまでの観察記録をもって、先の著書の執筆者に会いに行く。

 この「コウガイビル」が、生命科学最前線につれていってくれることを信じて…!! 
 

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54号コウガイビルはエサなしで4ヶ月生きのびた!! (2020/11/09)#コウガイビル #再生 #教材化

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▼昨日(2020/11/09)、久しぶりにあいつを箱の中から、そっと外にだした。
 そのときあいつは「の」字をかいた黒いかたまりとなっていた。
 やがて、あの逆三角形の頭(イチョウの葉のような、これが「笄(コウガイ)」に似ているというところから)をヒラヒラさせながら動きはじめた。

 まちがいなく生きている!!
 54号コウガイビルはエサもないのに4ヶ月も生きている!!
 自らの「からだ」を食べながら「再生」を繰りかえしている!!

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▼わかったつもりになっても、やっぱり「ふしぎ!?」だ。
 この不思議のかたまりのような生きものとはじめて出会ってから、この14日でちょうど12年になる。
 この12年間に54匹のコウガイビルと出会ってきた。
 54匹のコウガイビルは私に実に多くのことを教えてくれた。
 第1号コウガイビルはなんと「261日」ものあいだ「再生」を繰りかえした!!
 第36号コウガイビルはその記録をぬいて「385日」ものあいだ「再生」を繰りかえした!!
 昨年、今年と続けて「卵」も、赤ちゃんたちも見た!!
 
 「食べる」とは!?
 多数の幹細胞!!
 生きるとは!?=「再生」を繰りかえすことか!!
 数えあげればきりがないほどのたくさんのことを教えてもらった。

▼「ふしぎ!?」の謎解きはまだまだつづく。

 当初からずっと考えてきた「教材化」!!
 これを本格的に検討していきたい!!
 同じ仲間のプラナリアがすぐれた「教材」としてすっかり市民権を得て人気者になっているのに!?

 陸棲プラナリア=コウガイビルにも「教材」としての市民権を!! 
 
▼とは言ってみたもののどこで、どのように「登場」させればいいのだろう!?
 その具体的検討に入ろう。
 それが54匹のコウガイビルの「生」に応えることになるはず。

 54号が生きているうちになんとかしたいなあ。
 Webテキスト「コウガイビル」!!
 さあ、テキスタイルだ!! 
 
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54号コウガイビルはエサなしで3ヶ月生きのびた!! (2020/10/09)#コウガイビル #再生

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逆三角形のイチョウの葉のような頭をヒラヒラさせながらあいつが動きはじめた!!
 あいつ 54号コウガイビルは生きている!!

 人生で54番目出会ったコウガイビル。54号コウガイビルに最初に出会ったのは、ちょうど3ヶ月前の2020/07/09だった。
 あいつは大賀ハス観察池でハスの葉の上を這っていたのだった。
 これまでと同じように、わずかばかりの水といっしょにナイロン袋に入れてそのままだった。
 エサはまったく与えていなかった。
「エサを与えないのに生きている!?」
 これはどういうことだろう!?
 これまでかたく信じてきた

 動物の世界の謎解き第一方程式=「食べる」!!

 はどうなるのだ。
 
▼では54号コウガイビルのからだのなかで何が起こっているのだろう。
 この「ふしぎ!?」にあの名著が答えてくれていた。
 コウガイビルの別名は「陸棲プラナリア」。
 そうあの人気者の「プラナリア」の仲間なんだ!!

 「ふしぎ!?」に答えてくれていた名著の名は『切っても切ってもプラナリア』(阿形清和 文 土橋とし子 絵 岩波書店)だ。
 この本の最後の方に、私の「ふしぎ!?」に対する答えは用意されていた。
「エサを食べなくても再生できるのか?」(p37から)にある。

 

このことは、何を意味しているかというと、プラナリアはエサがなくてちぢんでいくときも、エサを食べて大きくなっていくときも、いつも体の<つくり直し>をしているということだ。(同書P38)

▼私なりにこの「ふしぎ!?」を読み解くと、次のようになる。

(1)「再生」とは<つくり直す>こと。コウガイビル(陸棲プラナリア)は3ヶ月間、ナイロン袋のなかで「再生」を繰り返した。

(2)コウガイビルは自らのからだを<食べながら>、「再生」を繰りかえしている!!

(3)「再生」の営みを繰り返すこと、それを「生きている」という!!

 確かに一ヶ月前の姿にくらべると「ちぢんで」いるように見えた!!

 長いつき合いになるこのコウガイビルは究極の「ふしぎ!?」=「生命とは?」にどこまで答えてくれるだろう。
 
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49号・50号コウガイビルから卵が!?(2020/05/27) #コウガイビル #コウガイビルの卵 

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▼ (・_・)......ン?またしてもちぎれてしまったのか!?
  それにしても、黒い塊は真ん丸だ!!
  ひょっとしたら卵か? さらによくみると袋のもう一方の端にも
  もうまちがいない卵だ!!

 49号コウガイビルを水と一緒にナイロン袋に入れてから、3週間と1日経とうとしていた。
 ときどき「どうしているか?」と見ていたが、この異変に気づいたのは昨日(2020/05/27)だった。
 袋を冷蔵庫からだしてじっくり観察してみると、49号コウガイビル本体のからだのなかには、もう一個の卵があるようにも見えた。

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▼この黒い塊が「卵」ではないかと判断したのは昨年の観察があったからだ。
 昨年のこの時期、コウガイビルとつき合いだして11年目!!
 はじめてコウガイビルの「卵」を見たのだった!!そればかりか、その「卵」から出てくるコウガイビルの赤ちゃんを見たのだ!!

コウガイビルの赤ちゃんをはじめて見た!!(2019/05/10) #コウガイビル

 この観察があったからこそ、それが「卵」であると確信を持てたのだ。
▼ナラバ
 49号から3日後のみつけた50号コウガイビルの袋を見た。

 やっぱりあった!!2個の卵がならんで!!
 
 さらに50号にも、体内に異様に膨らんだ部分が。(3個目だろうか?)

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▼49号から2個、50号から2個合計4個の卵を袋からとりだした。
 昨年と同じようにケースにコケでベッドをつくり、そのうえにそっとおいた。
 はたしてコウガイビルの「赤ちゃん」たちは出てくるだろうか?

 どうやらクロイロコウガイビルの産卵期は、5月上旬からはじまるようだ!!
 この不思議のかたまりのような生き物の謎がひとつひとつわかってくるのは最高に面白い!!

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ついに第50号コウガイビルに出会った!!(2020/05/08) #コウガイビル #幹細胞 #再生 

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▼第49号コウガイビルに出会って3日目。ほぼ同じ場所からまたしてもコウガイビルがみつかった!!
 
 それは、私にとっては記念すべき第50号コウガイビルだった!!

 最初の第1号コウガイビルとの出会いから12年目。
 ついに私は50匹ものコウガイビルと出会ってきた。その顛末のすべてはここに「記録」してきた。
▼私にとっては、不思議のかたまりのような生き物だった。
 なんと言っても不思議の第一は、「食べる」ことをしないで生きるということだった!!
 
 「動物の世界」の謎解き 第一方程式は「食べる」である!!

 と強く確信を持っていた。事実、「何をたべているのだろう?」等の「食べる」を追究していけば大概の謎解きはできた。
 ところがコウガイビルはちがっていた。
 これは、たまたまの「発見」だったのだが、コウガイビルをナイロン袋に入れ、水だけ与えておいて観察してみた。
 正直なところ当時、何をエサに与えてよいかわからなかっただけであるが (^^ゞポリポリ
 その状態でなんと第1号コウガイビルは261日も生きのびたのである。

▼その後も、「食べる」ことなくどれほど生きのびるのか!?観察をつづけてみた。
 
 36号コウガイビルは「エサなし」でなんと385日も生きのびた!!

 その観察からいろんなことをコウガイビルに教えられてきた。
 陸棲プラナリア=コウガイビルは 幹細胞のかたまりだった!!
 自らの体を食べながら、自らの体を更新しつづける!!
 「再生」しつづける!!

 等々を教えてもらった。

▼まだまだ解けない不思議もいっぱいあった。
 しかし、この不思議な生き物が 
 
 究極の不思議 =「生命とは!?」 に答えるヒントをくれそうな気がするのだった。 

 さあ記念すべき50号コウガイビルはどこまで生きのびるのだろう!?
 何を教えてくれるだろう!?

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第49号コウガイビルに出会った!!(2020/05/05) #コウガイビル

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「畑にこんなのおったよ~!!」
 
と妻が言いながら持ってきてくれた。一昨日(2020/05/05)夕方のことである。
 「こんなの」のイントネーションで、「あいつ」だとわかった!!
 いつ現われても、大丈夫なように、ナイロン袋を決めたところに用意していた。しかし、いささか興奮してあせったせいか、倉庫のシャッターで頭を強くうった。(^^ゞポリポリ
 なんとかナイロン袋に入れて「あいつ」の姿をしげしげと観察した。

 「あいつ」は私の人生49番目に出会ったコウガイビルだった。

▼「あいつ」はこれまで出会ったコウガイビルのなかでも最大級の大きさであった。
 久しぶりに見るコウガイビルの姿でもあった。
 昨年の10月末に48号コウガイビルが姿を消して以来半年以上のご無沙汰だった。

●48号コウガイビルの半分が「消える」!?(2019/10/29) #コウガイビル
 
▼見れば見るほど、考えれば考えるほど「ふしぎ!?」な生き物だった。
 はじめて出会ってから今年ではや12年目になろうとしていた。この間に出会った48匹(このカウントのしかたが正しいのかはわからない)のコウガイビルとの顛末のすべては「記録」していた。

◆「コウガイビル」を追う

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▼昨年度はコウガイビルの卵、赤ちゃんまで見せてもらった!!

●コウガイビルの赤ちゃんをはじめて見た!!(2019/05/10) #コウガイビル

 コウガイビルの「ふしぎ!?」のすべてを見せてもらってきたように思う。
 しかし、「ふしぎ!?」の謎解きはなかなか進んではいなかった。
 
 なかでも 今 特に不思議に思う。
 私はなぜこんなにも高頻度にコウガイビルに出会うのだろう!?

(つづく)
としておこう。

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