第30回オンライン句会「寅の日」2月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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それはまるで植物の「根毛」がのびているようだった!!

 だから勝手に「根毛氷」とネーミングしてしまった。
 想定以上の大雪はまだ多くが残っていたが、昨日(2023/01/26)の朝は、「Wコップ」の下のガラスコップのなかにこれがみられた!!
 「根毛氷」のタイプにもいろいろあるようだ。
 「この正体は何!?」
 この「ふしぎ!?」がすべてのはじまりだった。

 「「氷」を科学する」は、どこまでも面白い!!
 
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▼同様に「「俳句」を科学する」のも面白かった。
 オンライン句会「寅の日」も次回は第30回にまでなった。
 投句された句について「「俳句」を科学する」やっているとほんとうに面白くなってくる!!
 特に「科学する」が面白い句には、「牛頓賞」(ニュートン賞)が出されてることになっている。
 今回も「なるほど これぞ「牛頓賞」!!」がいくつもあった。

▼あらためて、第30回オンライン句会「寅の日」の案内をする。

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第30回オンライン句会「寅の日」2月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 

5.【投句期間】
 2023年2月1日0時から15日23時30分まで
 
6.【選句期間】
 2023年2月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 2023年2月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼「「俳句」を科学する」という視点で、景をみているとまたあらたな句が詠めそうな気がする。
 「ひとり吟行」の景もそうだ。
 2月には、「ひとり吟行」のコースをいろいろ変えてみるつもりだ!!
 これを考えるだけでも 楽しいひとときである !!

 あなたも ぜひ、オンライン句会「寅の日」へ!!

 さて、今朝の「根毛氷」は!?


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子規庵の糸瓜(4年目)から種子を採取した!!(3)(2023/01/20~21) #子規庵 #糸瓜の種子 #ヘチマタワシ

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▼まだまだ作業続行中であった。
 軒下とは言え、寒風がなかなか身にこたえた。
 それにも増してこの作業がなかなか面白かった。
 収穫したときにすでに乾燥したものだけでMまできた!!
 ここまでは、黒くなった完熟「種子」が中心だった。

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▼枯れるのがまだで、緑のまま収穫した糸瓜については、干して乾燥させたがその過程で少し「失敗」したのかも知れない。
 雨に濡らしてしまったのかも知れない!?
 中には完熟「種子」がたくさん取れたものもあるが、未完熟の白色のものが多く目立った。
 なかには、「種子」すら手に入れることのできないものもあった。
 モッタイナイ!!
 
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▼小さな糸瓜たちはまとめて「種子」採取をした!!
 なかには腐ってしまったものもあった。

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▼2023/01/17からはじめた「種子」採取の作業もついに昨日(2023/01/21)やっと終わった!!
 採取した「種子」をならべてみると圧巻であった!!
 同時に手に入れた「ヘチマタワシ」もならべてみた。
 「失敗」作もまた同様にならべてみた。

 5年目に向けての課題もいくつかわかってきた。
 完熟「種子」の「おすそ分け」ができるようになるといいな!!

(了)

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子規庵の糸瓜(4年目)から種子を採取した!!(2)(2023/01/19) #子規庵 #糸瓜の種子 #ヘチマタワシ

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▼「子規庵の糸瓜」の「種子」採取を続けていた。
 実に簡単、単純な作業でありながら、いろいろを考えさせてくれる面白いことでもあった。
 
▼私にとって、種子を取り出す最初の方法は「水に浸ける」という方法だった。
 そのときのことを「記録」していた。

●子規庵の糸瓜から「へちまたわし」を!? #子規庵 #糸瓜(2019/12/03)
 
●子規庵の糸瓜から「へちまたわし」と「種子」を!! (1)(2020/03/11) #子規庵 #糸瓜
●子規庵の糸瓜から「へちまたわし」と「種子」を!! (2)(2020/03/12~/13) #子規庵 #糸瓜

 「記録」を見るだけでも面白いものである。
 「記憶せずに記録せよ!!」というウメサオタダオのコトバを思い出す。

▼2年目からは、自然に乾燥させる方法を採った。
 今度は、真っ黒な「完熟種子」の数に注目できた!!
 いつでもできる方法だと思いつつ、ついつい先延ばしになってしまっていた。

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▼作業を続けながら、いくつもの「発見」、はじめて知ることも多くて楽しかった。
 寒中に日向ぼっこをしながら「糸瓜の科学」である。

・完熟「種子」は真っ黒だ!!
・完熟「種子」はうすいうすい透明の膜を被っている。これは何!?
・未完熟「種子」は白い!!
・糸瓜の大きさと「種子」の数は、必ずしも比例しない。
・枯れた状態で採取した糸瓜から作業を行った。
等など

作業はまだまだ続いた。

(つづく)

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本日(2023/01/20)、第338回オンライン「寅の日」!! #とんぼ #traday #寺田寅彦

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▼確かにその「風向風速計」は、建物より2m以上の高さの位置に支柱で支えられていた!!

 「流線型胴体と鉛直な尾翼からなる風向感部、および4枚のプロペラの風速感部で構成されている。風があると風向に正しく向くように胴体と尾翼が回り、風速に比例してプロペラが回転して風向・風速を測る。」
 という。なんとうまくできているものだ!!
 コードが延びていることからみて、電気信号となり逐一私たちの知るところとなるのだろうか!?
 オミゴト!!

▼本日(2023/01/20)は、第338回オンライン「寅の日」である!!
 2023年1月のテーマは次のようにしていた。

【1月テーマ】「寅彦と三斜晶系」

  参考にする随筆集は『三斜晶系』である。
 その二回目である本日は、「二 とんぼ」(『三斜晶系』青空文庫より)を読む。
 
◆本日(2023/01/20)、第338回オンライン「寅の日」!!
●「二 とんぼ」(『三斜晶系』青空文庫より)


▼何気ない「日常」から始まって、いつしか「科学」の本質に迫っていくのが、寅日子先生の常套手段だった!!
 今回もまたさりなんである。

 ステッキの先端を空中に向けて直立させているとそれに来てとまる。そこでステッキをその長軸のまわりに静かに回転させると、とんぼはステッキの回るのとは逆の方向にからだを回して、周囲の空間に対して、常に一定の方向を保とうとする。そういう話を前日子供たちから聞いていたのではたして事実かどうか実験してみようと思った。

 夕日がもう低く傾いていて、とんぼはみんなそれに尻(しり)を向けているのであった。当時ほとんど無風で、少なくも人間に感じるような空気の微動はなかったので、ことによるととんぼはあの大きな目玉を夕日に照りつけられるのがいやで反対のほうに向いているのではないかとも思われた。

しかしまた考えてみると、とんぼの方向を支配する環境的因子はいろいろあるであろうから、他の多数のとんぼが感じないようなある特殊な因子に敏感な少数のものだけが大衆とはちがった行動を取っているのかもしれないと思われた。そのようなことの可能性を暗示する一つの根拠は、最大頻度方向より三十度以上の偏異を示す七匹のどれもがみんなその尾端を電線の南側に向けており、反対に北側に向けたのはただの一匹もなかったという事実である。

  それから、ずっと毎日電線のとんぼのからだの向きを注意して見たが、結局彼らの体向を支配する第一因子は風であるということになった。地上で人体には感じない程度の風でも巻き煙草(たばこ)に点火したのを頭上にかざしてみれば流向がわかる、その程度の風にとんぼは敏感に反応して常に頭を風に面するような態度を取るのである。

 いちばん安全な方法はやはり野外でたくさんの観測を繰り返し、おのおのの場合の風向風速、太陽の高度方位、日照の強度、その他あらゆる気象要素を観測記録し、それに各場合の地形的環境も参考した上で、統計的分析法を使用して、各要素固有の効果を抽出することであろうと思われる。

面白い!!
と思った人は、寅日子先生の思うツボである。

こんな短い文章のなかに「科学の方法」の醍醐味のすべてがつまっていた!!

「観察(実験)→仮説(予想)→考察→再実験→別仮説→…」!!

▼ここまででとどまらないのも寅日子先生の凄さであり、面白さであった。

 とんぼがいかにして風の方向を知覚し、いかにしてそれに対して一定の姿勢をとるかということがまた単に生物学者生理学者のみならず、物理学者工学者にまでもいろいろの問題を提供するであろうと思われた。  

 そして、次をどう読めばいいんだろう!?
 ひよっとしたら、寅日子先生はこれが書きたかったら「とんぼ」を書いたのかも知れない!?
 人間をとんぼに比較するのはあまりに無分別かもしれない。しかし、ある時代のある国民の思想の動向をある方向に引き向ける第一第二の因子が何かしら存在している、それを観察し認識する能力が現在のわれわれには欠けているのではないかという気がする。そうしていっそう難儀なことはその根本的な無知を自覚しないでほんとうはわからないことをわかったつもりになったりあるいは第二次以下の末梢的まっしょうてき因子を第一次の因子と誤認したりして途方もない間違った施設方策をもって世の中に横車を押そうとするもののあることである。

 極めつきが次なるアイロニーである。その意味するところは…
 人類を幸福に世界を平和に導く道は遼遠(りょうえん)である、そこに到達する前にまずわれわれは手近なとんぼの習性の研究から完了してかからなければならないではないか。
 このとんぼの問題が片付くまでは、自分にはいわゆる唯物論的社会学経済学の所論をはっきり理解することが困難なように思われるのである。


寅日子先生がこう書いたのは、最晩年の昭和十年十一月である。
その年の大晦日、寅日子先生は亡くなった!!

 寺田寅彦はいつ読んでも今日的である!!

 

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2023年2月のオンライン「寅の日」は #科学と文学 #traday #寺田寅彦

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それらはまるで黒い「プラナリア」たちのように見えた!!

 「子規庵の糸瓜」の種子を採取しているときのことだ。
 プラスチック容器のフタの上に行儀良く整列して並べているときのことだった!!
 寒い軒下での作業だった。
 整列させるたびに種子は大きく動いた!!まるで生きいるかのごと!?
 「静電気」!?
黒い「プラナリア」たちの「目」のように見えるモノは何!? 
 
 「ふしぎ!?」はいつも問いかけてる!!

▼2023年2月のオンライン「寅の日」の計画を立てる時期がきている。
 12月、1月と寅彦晩年の随筆集『自由画稿』『三斜晶系』を読みながら、「文章修業」をしてきた。
 2月は、その総仕上げとして、お気に入り随筆「科学と文学」を読みたい。
 テーマもそれにあわせて、ずばりそのものとしたい。

【2月テーマ】「科学と文学」

 2月は3回あった。

■2023年2月オンライン「寅の日」!!
◆第339回オンライン「寅の日」 …2/01(水)
◆第340回オンライン「寅の日」 …2/13(月)
◆第341回オンライン「寅の日」 …2/25(土)

▼「科学と文学」なかなかの長編である。
 今もなお示唆することの多い文章である。私たちシロウトが文章を書くことの意味を鋭く説いてくれている!!
 そこで、2月いっぱい3回とも「科学と文学」を読むようにしたい。

■2023年1月オンライン「寅の日」!!
◆第339回オンライン「寅の日」 …2/01(水)「科学と文学」(1)(青空文庫より)
◆第340回オンライン「寅の日」 …2/13(月)「科学と文学」(2)(青空文庫より)
◆第341回オンライン「寅の日」 …2/25(土)「科学と文学」(3)(青空文庫より)


▼さて、先の黒い「プラナリア」くんたちだが、どうして私にはそう見えたのだろう!?
 私の頭の中で想起したのはなんだろ。
 どんな「文章」にすれば、この面白さを伝えることができるのだろう!?
 
 「科学」の面白さを伝える「文章」とは!?


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子規庵の糸瓜(4年目)から種子を採取した!!(1)(2023/01/17) #子規庵 #糸瓜の種子 #ヘチマタワシ

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▼昨年の11月に収穫した子規庵の糸瓜が気になっていた。
 そこから種子を採取するのが、先延ばし先延ばしになっていた。

 そもそものはじまりは、二度目の子規庵の訪問のときだった!!
 このとき、私は5粒の糸瓜の種子を「おすそ分け」してもらった。
 その年から、「子規庵の糸瓜」として育てはじめた。
 5粒の種子は、4粒が発芽した。
 その後、毎年育て続けて今日にいたっている。

▼まずは最長と思われる枯れた糸瓜からとりかかった。
 「ヘタ」をとると、次々と種子がこぼれ落ちてきた。
 プラスチック製の簑のなかで、作業をおこなっていった。
 けっこうな数の種子がこぼれ落ちてきた。

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▼こぼれ落ちた多数の種子をながめているあいだに、久しぶりにとんでもな「野望」が頭をもたげてきた!!
 
 「ひとつの糸瓜から、いくらぐらいの種子が取れるのだろう!? 数えてみよう!!」

 きわめて単純な作業である。
 容器のフタの上に10のかたまりごとに並べて数えるだである。
 一ラウンド「300」は簡単にクリアーしてしまった。
 ここで、休憩だ!!
 えっ!? なんと第二ラウンド「300」をも超えしまった!!
 なんと第三ラウンド は「61」に達してしまった。
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▼なんと

 総合計は「661」個となった!!

ひとつの糸瓜でこれだけ種子が取れるのなら、全部でどのくらいになるのだろう!?
 たったひとつの作業で、やがて夕方となってしまっていた。
 まあいろいろ楽しみながらであるが…。
 今年こそ「おすそ分け」の機会ができたらいいのになあ!!

(つづく)

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本日(2023/01/08)、第337回オンライン「寅の日」!! #夢 #traday #寺田寅彦

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「土佐の寅彦」詣!!
 私は、土佐(高知)に寺田寅彦を訪ねる旅を勝手にこう呼んでいた。
 「土佐の寅彦」詣には、これまでに11回出かけていた。
 そのなかで、定番スポットをいくつかきめていた。あまりこれまで語ってこなかったスポットに
 「播磨屋橋(はりまやばし)」がある。
 その地下も含めて大のお気に入りだった。

▼本日(2023/01/08)は、第337回オンライン「寅の日」である。
 2023年1月のテーマは次のようにしていた。

【1月テーマ】「寅彦と三斜晶系」

 昨年の12月に引き続き、寅彦の随筆集を読みながら<文章修業>を楽しもうというわけである。
 参考にする随筆集は『三斜晶系』である。
 その一回目である本日は、「一 夢」(『三斜晶系』青空文庫より)を読む。


◆本日(2023/01/08)、第337回オンライン「寅の日」!!

●「一 夢」(『三斜晶系』青空文庫より)


▼2023年はじめてのオンライン「寅の日」である。
 本年もよろしくおつきあいのほどをお願いします。<(_ _)>

 さて、いきなりであるが正直言って、なぜこの『三斜晶系』を選び、なおかつ最初の「一 夢」を読むことに決めたのか 自分でもわからなくなってきた。今から思うにきっと最初に先の「播磨屋橋」が出てきたからではないだろか!?

  土佐(とさ)の高知(こうち)の播磨屋橋(はりまやばし)のそばを高架電車で通りながら下のほうをのぞくと街路が上下二層にできていて堀川(ほりかわ)の泥水(どろみず)が遠い底のほうに黒く光って見えた。
 

なんだ「夢」の話か。
「夢」の話は次々と展開された。次々と「文脈」なく続けられる。
その後で「夢」の「文脈」を読み解こうとする。私の「初夢」で真似をしてやろうとしたが、無理だった。

…。その時自分の意識の底層に郷里の高知の町の影像が動きかけたが、それっきりで表層までは現われないで消えていた。それが夢の中で高知の播磨屋橋(はりまやばし)を呼び出し、また飛行機の構造か何かが二重層の文化街を暗示したのではないかと思われる。後の場面に現われた土佐(とさ)の山脈もまたここに縁を引いているかもしれない。

▼「夢」の読み解きは刻銘につづく!!
 そして、最後にこうしめくくる。

これはフロイドかそのお弟子(でし)に頼むほかないと思われる。とにかくそういう人たちの参考になるかもしれないと思ったのでできるだけ忠実にこのひと朝の夢の現象を記録したつもりである。 

たった「ひと朝の夢」を題材に、ここまで<文章>にしてしまうとは、さすが寅日子先生である。

 今年こそ、またリアル「播磨屋橋(はりまやばし)」を訪ねたいものである!!

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2023年1月(睦月)の俳句「歳時記」!! #俳句 #歳時記 #オンライン句会

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▼2023年の「ひとり吟行」は、すでに始めていた。
 ここ数年ですっかり定番化してしまった「ひとり吟行」コースには大小5つの「ため池」があった。
 5つの「ため池」には、5つそれぞれの顔があった!!
 顔の表情は、これまた季節ごとに変化した。
 また吟行の時間帯によってもまったくちがった景が見えて来るのも楽しい!!

 今年も存分にこの景を楽しませてもらいたいものだ!!

▼さあ、今年も名句の鑑賞 より<俳句修業>をはじめたいと思う!!
 名句の参考にさせてもらうのは、昨年までのように

◆NHK「俳句」 テキスト

である。ここより巻頭の名句11句を引用させてもらう。

(1) ゆるみつつ金をふふめり福寿草 深見けん二
(2) 富士白し裾野に立ちて裾野見る 遠山陽子
(3) 石段の伸び行くがごと初詣 高浜虚子
(4) 歌留多よむ還らざる日を呼ぶやうに 大串章
(5) 行儀良く品よくごまめ並びをり 星野高士
(6) たらちねの声を聞かまく初電話 星野立子
(7) 松の内のポップコーンの塩気かな 長嶋有
(8) 火と水と草の命や若菜粥 長谷川櫂
(9) 室咲きに水やることも旅支度 片山由美子
(10) 池を出ることを寒鮒思ひけり 永田耕衣
(11) みちのくのここは日溜リ雪溜リ 佐藤鬼房

▼今年も勝手にこういい切る。それがシロウトの強みだ!!
 <俳句修業>の第一歩は「選句」から!!
 俳句は詠み手と読者の共同作業で成立する。
 ダカラ 愉しい!!
 今年もシロウト「選句」を楽しむことからはじめてみよう!!

【私の選んだ名句ベスト3】

(8) 火と水と草の命や若菜粥 長谷川櫂

(3) 石段の伸び行くがごと初詣 高浜虚子

(4) 歌留多よむ還らざる日を呼ぶやうに 大串章


【次点】

(10) 池を出ることを寒鮒思ひけり 永田耕衣

【選評】
・「七草粥」まであと何日!?「火と水と草の命」とは、よくぞそこまで!!
・実体験をともなう「あるある」ダ!!
・不思議に「呼ぶやうに」の景が見えてくるのが愛おしい!!

・いいな!!「寒鮒に問い返したきや何故に」と。決まっているやろ と怒られるかな!?

▼さあ、今年も<選句修業>の次は<作句修業>だ。

◆第29回オンライン句会「寅の日」1月例会案内!!

 今年こそ、「ひとり吟行」から句会メンバーとともに行く「リアル吟行」の機会があることを願いつつ!!
 今年もよろしくお願いします。


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本日(2022/12/31)、第336回オンライン「寅の日」!! #日本人の自然観 #traday #寺田寅彦

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▼『寺田寅彦ー天然に育まれし眼差しー』(高知県立文学館)の「年譜」には次のようにある。

●一九三五(昭和一〇)年 五八歳
 12月31日、死去(病は転移性骨腫瘍)。

 つまり、本日は「寅彦忌」である!!

▼本日(2022/12/31)は、第336回オンライン「寅の日」である。
 「寅彦忌」特番オンライン「寅の日」で読む随筆は毎年きまっていた。
 「日本人の自然観」である。

◆本日(2022/12/31)、第336回オンライン「寅の日」!!

●「日本人の自然観」(青空文庫より)

▼先の「年譜」には、同年(一九三五年)の7月に次のように記されていた。
 

7月30日、家族の滞在する星野温泉へ行く。夏の間四回ほど往復。
 別にグリーンホテルに滞在して「日本人の自然観」を執筆。

 つまり、この「日本人の自然観」、寅彦の最晩年に執筆されたものである。
 だから、私は勝手に、これを寅彦の「遺言」であると思っていた!!
 寅彦がこれまでに語ってきたことのすべてが、ここに凝縮されていた!!
 何度読んでも、読むたびに「発見」がある!!

 今年は、引用を少し控えめにしたい。
 「緒言」と「結語」に限るというようにしたい。あとはゆっくり、ゆっくりと…。
 ではさっそくむ「緒言」から

  われわれは通例便宜上自然と人間とを対立させ両方別々の存在のように考える。これが現代の科学的方法の長所であると同時に短所である。この両者は実は合して一つの有機体を構成しているのであって究極的には独立に切り離して考えることのできないものである。人類もあらゆる植物や動物と同様に長い長い歳月の間に自然のふところにはぐくまれてその環境に適応するように育て上げられて来たものであって、あらゆる環境の特異性はその中に育って来たものにたとえわずかでもなんらか固有の印銘を残しているであろうと思われる。

▼「なかみ」はぜひぜひゆっくり一読したいものである。
 きっと、これまでに語ってきた「あのこと」を言っているか!?という箇所を「発見」するはずである。
 私は、とりあえず「結語」まではしょってみる。

  以上の所説を要約すると、日本の自然界が空間的にも時間的にも複雑多様であり、それが住民に無限の恩恵を授けると同時にまた不可抗な威力をもって彼らを支配する、その結果として彼らはこの自然に服従することによってその恩恵を充分に享楽することを学んで来た、この特別な対自然の態度が日本人の物質的ならびに精神的生活の各方面に特殊な影響を及ぼした、というのである。

そうして人は千里眼順風耳を獲得し、かつて夢みていた鳥の翼を手に入れた。このように、自然も変わり人間も昔の人間とちがったものになったとすると、問題の日本人の自然観にもそれに相当してなんらかの変化をきたさなければならないように思われる。そうして、この新しい日本人が新しい自然に順応するまでにはこれから先相当に長い年月の修練を必要とするであろうと思われる。多くの失敗と過誤の苦(にが)い経験を重ねなければなるまいと思われる。現にそうした経験を今日われわれは至るところに味わいつつあるのである。

87年の時空を超えた寅彦からの熱きメッセージが聞こえてくるのである。

来年もオンライン「寅の日」をよろしくお願いします。

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第29回オンライン句会「寅の日」1月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼寅日子先生も「冬の月」「冬木立」が好きだったようだ。

冬の月火の見櫓にかゝりけり (明治31-2年)
氏神の屋根新しき冬木立 (明治32年) 

▼オンライン句会「寅の日」の選句期間は10日間ばかりある。
 毎月16日から25日までである。
 オンラインであるところのいいところで、自分の都合にあわせて自由な時間に「選句」すればよい。
 それが、このごろこの「選句」にとても時間をかけるようになった。
 それは、この句会のレベルがうんと高くなってきたことを意味していた。
 しかし、やっぱりシロウトの私も「愉しい」は続いている!!

▼新年だ!!
 あらためて、第29回オンライン句会「寅の日」1月例会の案内をあげてみる。

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第29回オンライン句会「寅の日」1月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 

5.【投句期間】
 2023年1月1日0時から15日23時30分まで
 
6.【選句期間】
 2023年1月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 2023年1月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼オンライン句会「寅の日」に参加することで、句を詠むということが、すっかり「日常」化してきた。
 「句を詠む」「投句」「選句」「句会」の愉しみ!!

 新年をむかえる この機会に あなたもどうですか!?


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