大賀ハス「あこがれの4日間」五日目は?(゜_。)?(。_゜)?

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▼「あこがれの4日間」の五日目?(゜_。)?(。_゜)?
 「4日間」と言いながら五日目とはなんとも不思議な話である。不思議ではあるが「事実」であるから仕方ない。
 「事実」を記録するところから、「科学」ははじまる!!

 四日目の一昨日(2017/06/26)のある段階で、大賀ハス第1号花の開閉のシステムはフリーズしてしまったようである。
▼朝から同じ状態がつづき体勢に変化はなかった。
 花托は益々緑を増しているように見えた。
 花びらに変化が出ていた。黒いシミのようものが目立つ!!それは時間が経つにつれてひどくなっていくようだった。病気だろうか?
 昼からなって、やっと2枚目の花びらが落ちた。(1枚目は三日に落ちていた)
 これを契機にいっきょに事態は急展開するかと思ったが、そうではなかった。体勢に大きな変化のないまま夕方をむかえてしまった。
▼どうなっているだろう?(゜_。)?(。_゜)?
こんなのを観察するのははじめてということではなかった。たしかに「五日目」を観察したこともある。しかし、「五日目」には、花びら・雄しべは落ちたと記憶する。やっぱりこいつは「かわりだね」だ!!
 「かわりだね」はいつも理解を深めさせてくれる。
 大賀ハスの花の開閉システム(「からくり」)を深く理解するためのヒントを与えてくれているのにちがいない。

 何が起こっているのだろう?

 いつもと違うことはなんだろう?
・「水栽培」池であることは関係しているだろうか?
・天気の不順の影響は?
・大賀ハスの「体内時計」を動かしているものは?
・壊れた開閉システムは修復不可能なのか?
・より具体的な開閉システムの機構は?
・受粉、受精と関係しているだろうか?
▼次々と生まれる「ふしぎ!?」をあげればきりがない。
「五日目」はもう荷風は吹いていないのか、近くにいた「カナブン」(またまた「カナブン」(^^ゞポリポリ、三日目に登場したものとはあきらかにちがう。) は、葉を食べるのに夢中だった。けっして花には近づこうとはしなかった。

 今のところ花芽は6号まで出ている。後、最低5つの「あこがれの4日間」を観察できる。
 この謎解きはどこまで進むだろう。o(^o^)o ワクワク

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大賀ハス「あこがれの4日間」三日目・四日目は!?

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▼大賀ハス「あこがれの4日間」!!
 その「4日間」はまるで人生の「幼年」「青年」「壮年」「老年」と重なるようであった。
 四日間の開閉を繰り返し、花としての役割を終える。
▼それで言うと、一昨日(2017/06/25)は第1号大賀ハスの「壮年」期であった。
 あいにくの雨だった。花びらは一枚だけ葉の上に落ちていた。
 それでも早朝より開きはじめた。雌しべの柱頭は黒ずみ、花托はすっかり緑色になっていた。
▼その花に虫がよってきた。
 甲虫だ!!名前はたしかではないが、「カナブン」と呼んでおこう。明らかに二日目に登場した虫とはちがう。
 どうしてだろう?
 花から「拡散」している物質が変わったのだろうか?
 虫たちの好みの問題なんだろうか?
 「カナブン」の行動をよく見ていると葯にくらいつき「花粉」を食べているようにも見られた。
 はたして何をしているだろう?

 夕方には再び雨がふりだした。雨の中、花は半開きのまま夜をむかえた。

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▼昨日(2017/06/26)それは大賀ハスの「老年」期だった。これまでの観察から、この日は次々と花びら・雄しべ落としていくと予想していた。
 雨はあがっていた。
 この日になってハエかアブのようなものが寄ってきた。
 花托の上に乗っかり雌しべをなめるようなしぐさをしていた。一昨日の「カナブン」と目的がちがっていたのだろうか?
 「ふしぎ!?」だ!!
 昼になっても花びらは一枚も落ちない!!
 もちろ雄しべも一本も!!

 なぜなんだ?
 「あこがれの4日間」なんて勝手に人間がきめたこと!!
 大賀ハスには大賀ハスの事情があるのだろ。

 では、その「事情」とは何 ?

 徹底した観察は必ず次なる「ふしぎ!?」を生む!!それが面白い!!
 
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大賀ハス「あこがれの4日間」二日目は!!

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「荷風千里」
なんともいい言葉だ!!阪本祐二先生の言葉である。我が家の大賀ハスのルーツだ。
 阪本先生は蓮の華を次のように語っておられた。

 …ひとたび暁暗に咲き出るハスの花の群れをみるとき、ただ単なる自然物としてのハスの花の形や感触でなく、ハスのもつ、長い人間の文化の凝結が、この花の感覚的な美しさを通じて、日本人の心に七彩の綾なす光として、せまってくるものである。(『ものと人間の文化史21 蓮 』阪本祐二著 法政大学出版局「はじめに」より

▼「荷風千里」の言葉がもっとも似合うのが、「あこがれの4日間」の二日目である。
 蓮根の植え替えから9週目でもあった。
 二日目も早起きだった。
 8時頃にはピークに達するまで開いていた。
▼「荷風千里」をもっともよく知っているのは虫たちかも知れない。
 7時半すぎには「荷風」を感じとり虫があつまりはじめた。次から次へと違う種類の虫が集まる。
 雄しべなかに潜り込み花粉まみれになる。
 そして雌しべに…。
 「荷風」の正体は何だろう?
 なんという分子なんだろう?
 「荷風」の最長拡散距離は?
 次々と「ふしぎ!?」は生まれる。
▼第1号の雌しべは8つだ。柱頭の先端は光っている。花粉がつきやすくなっているのだろう。
 花托は最初は全体に黄色く輝いていたが、やがて周辺部から少しずつ緑がかってきた。
 どんな化学変化が起こっているのだろう?
 10時過ぎたら閉じ始め、12時すぎたらほぼ閉じ終わっていた。
 夕方にはすっかり早朝のかたちに復元していた。

 三日目の朝は雨、それでも律儀に「あこがれの4日間」三日目がはじまっていた!!

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大賀ハス「あこがれの4日間」が始った!!

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▼ハスの花は基本的には4日間開閉を繰り返す。4日目には花の役割を終え花びら雄しべは落ちる。
残った果托に種子(実)ができる。
 私はいつのころからか、この4日間を「あこがれの4日間」と呼んでいた。
 大賀一郎先生が千葉県検見川の泥炭層に実をみつけて66年目、私が種子から育て始めて10年目。今年も花芽1号の「あこがれの4日間」がはじまった!!
▼大賀ハスは早起きだった。
 前日には萼が少しはがれかける。それが「あこがれの4日間」はじまりのシグナルたった。
 5時過ぎたら変化がはじまった。
 時間はきわめて正確だった。それはまるで「目覚まし時計」が埋め込まれているように。
 開花の時のさまは「ポッンと音がする」という都市伝説があるぐらい瞬時であった。でも一度それを実際に観察してみるとそんなことはないとすぐわかる。それよりももっともっと巧妙で不思議だった。
 どんなカラクリになっているのかそれが知りたい!!
 私は最後まで花托にフタをするような花びらにある白い筋のようなものそれが謎解きの鍵をにぎると勝手に仮説を立てている。
▼「水栽培池」の花芽だけに少し小ぶりである。花茎も細い。
 しかし、やっぱり開花して雄しべ、花托(雌しべ)が見えてくると感動である!!
 8時~10時ごろに最大に開く。
 思わず花を近づける!! あの香りだ!!
 残念ながら昨日は虫たちは来なかった。
▼第1日目はチューリップのようなかたちまで開花する。11時頃になると閉じ始めた。
 閉じるときのカラクリも不思議だ。
 夕方になるとほぼもとのかたちにもどった。

 今朝、もうすでに「あこがれの4日間」二日目がはじまった。

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大賀ハス「あこがれの4日間」が始った!!

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▼ハスの花は基本的には4日間開閉を繰り返す。4日目には花の役割を終え花びら雄しべは落ちる。
残った果托に種子(実)ができる。
 私はいつのころからか、この4日間を「あこがれの4日間」と呼んでいた。
 大賀一郎先生が千葉県検見川の泥炭層に実をみつけて66年目、私が種子から育て始めて10年目。今年も花芽1号の「あこがれの4日間」がはじまった!!
▼大賀ハスは早起きだった。
 前日には萼が少しはがれかける。それが「あこがれの4日間」はじまりのシグナルたった。
 5時過ぎたら変化がはじまった。
 時間はきわめて正確だった。それはまるで「目覚まし時計」が埋め込まれているように。
 開花の時のさまは「ポッンと音がする」という都市伝説があるぐらい瞬時であった。でも一度それを実際に観察してみるとそんなことはないとすぐわかる。それよりももっともっと巧妙で不思議だった。
 どんなカラクリになっているのかそれが知りたい!!
 私は最後まで花托にフタをするような花びらにある白い筋のようなものそれが謎解きの鍵をにぎると勝手に仮説を立てている。
▼「水栽培池」の花芽だけに少し小ぶりである。花茎も細い。
 しかし、やっぱり開花して雄しべ、花托(雌しべ)が見えてくると感動である!!
 8時~10時ごろに最大に開く。
 思わず花を近づける!! あの香りだ!!
 残念ながら昨日は虫たちは来なかった。
▼第1日目はチューリップのようなかたちまで開花する。11時頃になると閉じ始めた。
 閉じるときのカラクリも不思議だ。
 夕方になるとほぼもとのかたちにもどった。

 今朝、もうすでに「あこがれの4日間」二日目がはじまった。

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2017年・大賀ハス蓮根の植え替えをした!! #大賀ハス

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▼大賀ハス観察池は、2016年の蓮根の植え替えからもう56週目になっていた。
 予定よりもう4週も過ぎていた。
 ずっとどうしたものかと迷っていたのだ。我が家の事情で、こんな大きな「観察池」を設置して置く場所がなくなる。でもずっと続けてきた観察をやめる気はない!!
 考え続けた結果、移動できる小型の「観察池」に植え替えることを決めた!!
 もう観察池にはたくさんの葉芽が顔を出していた。
▼いよいよ「観察池」をひっくりかえした。
 毎年のことながら驚きだ。(゜o゜)ゲッ!!
 蓮根が何重にもとぐろを巻いていた。泥と根と蓮根が絡み合っていた!!
 泥を流し去って、あらわになった蓮根をみて再度ビックリだ!!
 時間がかかったが、できるだけ途中できれないように伸ばしてみた。今年は特にこれが難しかった。
 なんとか伸ばしたところで測ってみると、3mはよゆうであった!!
 あれだけ大きな葉をひろげていただけのことはある。
 こんなにたくさんの栄養を貯め込んでいたのだ!!
 偉大なり光合成!!
▼家にある小型の鉢を3つを用意した。
 蓮根の植え替えは、例年のように<大賀式栽培法>だ。
 土は畑の土。
 元肥は身欠きニシンと煮た大豆。
 土からはじめて身欠きニシン→土→大豆→土とサンドイッチにしていく。
 伸ばした蓮根のうち元気のよさそうなのを「種れんこん」とする。
 そして、再び土で覆う。
▼最後に水を張って完成!!
朝の9時からはじめた作業、完成したのは夕方4時をまわっていた!!

 さあ、2017年「大賀ハス観察池」スタート!! 

と思ったらとんでもないことに気づいた。
移動できるはずの小型「観察池」が持ち上がらない!!
なんという…(^^ゞポリポリ
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大賀ハス蓮根の植え替え延期!! #大賀ハス

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▼昨日(2017/03/25)、大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから52週目だった。
 つまり前年植え替えからちょうど一年がたったのである。ここ数年3月の最終土曜日を蓮根の植え替え日としてきた。「観察池」の容器をひっくり返し、そこから蓮根を取り出し、新たな「観察池」をつくる。
 年度毎に更新された「観察池」で観察してきたのだ。
 今年は事情があって、そうはできない。その事情とは「観察池」を置くスペースが確保できないのだ!!
 でも観察をやめるつもりはない!!
 見通しがついた段階で蓮根の植え替えをするつもりだ。それまで延期!!
▼一年間で「観察池」はどのように変化したのだろう?
 「観察池」で私はなにを観察したのだろう? そんなこと考えながらながめていると感慨深いものがある。
 池からはみ出してしまった枯れ葉、ほとんどが風にとばされどこかに行ってしまったが、まだわずかに残っているものもある。そばのペンペン草がやけにまぶしい!!
 池の土は、一年たつと粒の小さな泥となっていた。これは地下の蓮根が呼吸しているのと関係あるのでは!?というのが私の仮説である。すでにボウフラたちは活発な動きをはじめている。
 残り物の蓮根たちを育てた鉢からも枯れ葉がはみ出ていた。
▼そもそも私の「大賀ハス物語」はいつどのようにはじまったのだろう?
 久しぶりに「大賀ハス観察日記」を見ながらふりかえってみることにした。

・2007.8.26(日) 「科学史セミナー」(姫路)で和歌山の阪本さんより3粒の大賀ハス種子を分けていだく!! 
          なんと10年前だ!!

 翌年の2008.5.16 「理科ハウス」オープン!! お祝いに駆けつけたかった。参加できないかわりに自分だけの「オープンセレモニー」を計画した。それが、「大賀ハス種子入刀(発芽処理)!!」だった。
 阪本さんにもいろいろ教えてもらったおかげもあって、なんと翌年(2009年)の夏には大賀ハスが咲くのを見ることができたのだ。
▼この9年間の観察をふりかえってみると実に多くのことを学んできた!!
 同時に保留にしている「ふしぎ!?」もいっぱい残してきた!!
 これからも可能な限り観察を継続するつもりである。
    
 次なるステージの準備ができしだい植え替えをするつもりだ!!

 私の「大賀ハス物語」はまだまだつづく!!

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大賀ハス蓮根の植え替えをした!!(2)

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▼さていよいよ新しい「大賀ハス観察池」の更新である。
方法としては、ずっと採用している<大賀式栽培法>(『蓮~ハスを楽しむ~』監修 北村文雄 ネット武蔵野 p27より)である。
 この方法では、元肥として「身欠きニシン」「煮た大豆」を使う。
それが気に入っているので毎年そうしている。
▼容器(鉢)としては、昨年度の容器を続投してもらう。
内径60㎝~70㎝、上ほど若干広がっている。高さは35㎝程度。(近くのホームセンターで購入)
ちょっとひっくり返すときヒビが入ったようだ。途中でとんだ悲劇がおこるかも知れないが、それはまたその時に対応するということでいく。
 土は東の田んぼからとってきた。今年はふるいにかけることもなくそのままいくことにする。
 身欠きニシン、煮た大豆を土でサンドイッチにする。その量も、これでは多すぎるとプロの指摘を受けているが(スミマセン<(_ _)>)、どうしてもシロウトは多めにしなければ、安心できないのである。(^^ゞポリポリ
 種蓮根も大きめのものをふたつ選んだ。さらに土をかぶせ水を張り完成だ!!

▼次は、もうひとつの観察池である「水栽培池」の方にとりかかる。
 こちらの方は昨年度3つあった。あり合わせの容器に蓮根をほり込み水を張っていただけだった。
それでもちゃんと花をつけてくれた。
 こちらも3つとも鉢ごとひっくりかえしてみた。
これまたびっくりの連続だった!!
 どれもが地下茎(蓮根)と根のかたまりだった!!

恐るべし植物よ!!
▼正規の「大賀ハス観察池」 から採集した蓮根と水栽培で採集した蓮根とのなかで元気のよさそうなものを、再び三つの容器に分けて入れた。そして、水を張り「水栽培池」完成である。

 今年は、いくつの「あこがれの4日間」が訪れるだろう?
それはいつだろう?
 どんなことが観察できるだろう?
どんな「発見」があるだろう?
どんな顛末がおこるだろう o(^o^)o ワクワク

さあ9年目の私の大賀ハス物語のはじまりである!!
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大賀ハス蓮根の植え替えをした!!(1)

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▼ほんとうは今日予定していた大賀ハス蓮根の植え替えを昨日(2016/03/25)に行った。
これで最後か、と観察池をながめていると、この一年間に観察池でおこった数々のことが思い出された。
 観察池のなかには枯れた大賀ハスばかりでなく、すでに新芽を出そうとするものもあった。
▼植え替えはかなりの力仕事である。
池(鉢というか容器)ごとひっくり返すのである。今年もまたしても失敗してしまった。
容器をひっくりかえすとき、モタモタしていて容器の縁にヒビが入ってしまった。
それでもこの容器は一年しか使っていないので新年度もこのままつかってみることにする。
 さて、ひっくりかえしてびっくりだ!!もう何回も見てきたが、やっぱりびっくりである。
大きな蓮根がつながってとぐろを巻いているのだった!!
泥を洗い流すとその姿にますますびっくりだった。
▼泥を洗い流している途中で思わぬものを発見した。
それは未回収の種子だった。完全に回収をしたつもりだったが、ひとつが残っていたのだ。
泥のなかの種子を見ながら、この大賀ハスの<はじまり>に思いを馳せた。
 ちょうど今から65年前、1965年(昭和26)3月30日夕刻、大賀一郎博士は千葉県千葉市検見川の泥炭層のなかから約二千年前の古蓮の実(種子)を発見したのである。
 それが大賀ハスの<はじまり>だった。
▼ここまでの作業もたいへんだったが、とぐろを巻く蓮根と根を伸ばしてみるという作業もなかなか手間取った。
できるだけ途中できれないように用心しながら伸ばしてみた。
大きくは2つのつながりがとぐろ巻いていたようだ。
やっとのことでほどけて伸ばしてみた。なんと2つともがゆうに3mを越えていた!!
これがもっと自由に伸びていける空間があればと想像すると、蓮のすごさに驚きである。
あの大きな葉はだてではないんだ!!
(つづく)
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大賀ハスは「4日間の時間」をどのようにして知るのか!?

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▼それはほんとうに「瞬く間」のできごとだった!!
第6大賀ハス「あこがれの4日間」の4日目だった。
11時少しすぎたくらいから、
花びらはハラハラと
雄しべバサリバサリと落ち始めたのだ。
 一昨日など、あんなにもはげしく雨が降り、強い風が吹いても耐えていたのに、4日目の「時間」がきたらあっけなく散っていった。
 もう何度も何度も見てきた光景だ。
でも、やっぱり「ふしぎ!?」だ!!
▼大賀ハスを自分で育てはじめて今年で8年目になる。
幸いにも一個の種子から育て、いくつもの花を見てきた。
 この「ふしぎ!?」は花を見はじめた最初からの「ふしぎ!?」だった。
1日目の5時10分過ぎから開花がはじまり
2日目、3日目も開閉がつづき、4日目の「時間」がくれば散っていく。
それはなんともみごとであった!!
みごとであればあるほど、私には「ふしぎ!?」だった。
大賀ハスは「4日間」の「時間」をどのように知っているのだろう。
植物の「体内時計」!!
そう単純にくくってしまうことのできない不思議だ。
・太陽からの光が関係しているのだろうか?
・「情報」のレセプターはどこにあるのだろう?
・関係する物質とはなんだろう?それはタンパク質それとも?
・植物はどのようなシステムで「時間」を読むのか?
・この「ふしぎ!?」、どこまでわかっているのだろう?
・先行研究は何処へ行けばみれるだろう?
等々
▼ではすべての大賀ハスが「あこがれの4日間の時間を守っているのかというとそうでもなかった。
例外の存在は謎解きの大きなヒントになるはずである。
これまでの観察から言えることだが、観察池に開花した大賀ハスは「4日間」のルールを守っているようだ。
ところが土を入れずに、あまった蓮根を鉢に入れただけの「水栽培」の大賀ハスは、このルールを守らないことがあるようだ。
今年の第4、第5大賀ハスは「水栽培」の方だった。
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開花から6日目の第5大賀ハスにはまだ花びらも雄しべも落ちないでいた。
午後になってやっと花びらは落ちた。
なぜだろう?
「水栽培」では栄養が十分でなく、完全なシステムを構築できないのだろうか?
正確な「時計」をつくるためには必要な物質があるのだろうか?
あるとすればそれは何か?
▼「ふしぎ!?」を堂々巡りをさせながら、今回の第6大賀ハスについては、4日目当日にいつもの処理をした。
回収した花びらをならべ、拾い集めた雄しべの本数を数えてみた。
この作業と「ふしぎ!?」とは直接関係ない。
しかし、作業しながら「ああでもない、こうでもない」と「仮説」をめぐらす楽しい時間でもあった。
花びら 14枚
雄しべ 203本 であった。
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さあ、今年この「ふしぎ!?」はどこまで…。

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