2024年・大賀ハス4号、5号の「あこがれの4日間」を記録する!!#大賀ハス #あこがれの4日間

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▼今年の大賀ハス観察のメインである「あこがれの4日間」は終わった。
 4号、5号の「あこがれの4日間」は、梅雨明けと同時にはじまった。
 
【「あこがれの4日間」の期間】
 ・2024/07/21~2024/07/24

▼4号・5号ともに花ビラ・雄しべを可能なかぎり回収し記録した。

【4号大賀ハス】
 ・花ビラ 17 +がく 1 
 ・雄しべ 157
 ・雌しべ  7

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▼雄しべの徹底回収、カウントに少してまどった。

【5号大賀ハス】
 ・花ビラ 20
 ・雄しべ 182
 ・雌しべ  10

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▼雌しべの先(柱頭)は黒ずみ、子房部はふくらんできているようにも見える。
 はたして、ここから「ハスの実」をいくつ手に入れることができるだろう!?
 楽しみである。

 観察池には、今のところ次なる「花芽」は見られない。
 水栽培池は残念ながら水が抜けてしまったようだ。
 観察池は、来年の春まで「マイビオトープ」としての役割もある。
 この後どんな展開があるだろう。
 

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2024年・大賀ハス4号、5号の「あこがれの4日間」三日目!!(2024/07/23)#大賀ハス #あこがれの4日間

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▼4号、5号の「あこがれの4日間」の朝も早かった。
 6時すぎにはほぼ開いていた。
 4号、5号は同時と言いなからも、開きかたには少しちがいが出てきていた。
▼6時半ごろには、二日目ほどではないが虫たちも集まり始めた。
 ほぼ全開の5号の雌しべの先(柱頭)は黒くなっていた。
 気になるのは4号だった。
 果托にフタをしたような花ビラはついに開けることはなかった。
▼二つそろって最高に開いたの8時すぎだった。
 虫たちが集ってきた数も、種類も二日目にくらべ4少なかった。

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▼昼頃までにはほぼ完全に閉じていた。
 強い風が吹いていたせいもあるのか、どちらも数枚の花ビラが落ちた。
 二日目にくらべ閉じるのが少し遅かった。
 さて、最後の四日目は!?

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2024年・大賀ハス4号、5号の「あこがれの4日間」二日目!!(2024/07/22)#大賀ハス #あこがれの4日間

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▼梅雨が明けにあわせるように、大賀ハス観察池の4号、5号の花の「あこがれの4日間」がはじまった!!
 梅雨明け10日は晴れ!!
 がほんとうなら、「花」にとってはアリガタイ!!

▼特にその二日目は、「花」本番というところだ。
 早朝より開きはじめ、6時頃にはほぼ完全に開いていた。
 4号の方が少し遅れていた。
 5号の方はほぼ完全であった。
 
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▼6時半ごろには、とてもいい香りがしてきた。(荷風だ!!)
 荷風はかなり遠くまで届いたようだ。
 クマバチをはじめ多くの昆虫があつまりはじめた。
 6時半から7時半ごろまでがいちばん訪問者(昆虫)が多かった。
 4号の雌しべは7
 5号の雌しべは10

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▼8時半をすぎるとはやくも少し閉じ始めたようだ。
 昼までにはほぼ完全に閉じてしまったのだ。
 さあ、うまく受粉しただろうか!?
 それにしても、やっぱり二日目が「花」本番だ!!

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2024年・大賀ハス4号、5号、6号、7号の花芽も!!(2024/07/11) #大賀ハス #あこがれの4日間 #観察池 #水栽培池

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▼実は今年の大賀ハスの「あこがれの4日間」は、3号までとあきらめかけていた。
 だからこそ、1号、3号の「記録」を残して置かねばと。

●2024年7月(文月)の俳句「歳時記」!! #俳句 #歳時記 #オンライン句会

●2024年・大賀ハス3号「あこがれの4日間」を記録する!! #大賀ハス #あこがれの4日間 #記録

▼しかし、うれしいことにこの予想ははずれた!!
 観察池に4号、5号目の花芽がのびてきていたのだ。
 きっちりと立葉と対になっていた。
 エネルギー源を確保しての出現である。

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▼それにとどまらなかった。
 「水栽培池」に目をやれば、かなり大きく成長した6号の花芽が。
 さらに顔を出したばかりの7号も。
 しかし、気になることがあった。
 水栽培池の水がほとんどぬけてしまっているのである。
 栓がぬけたのだろうか?
 それとも!?

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▼さあ、これらの花芽に「あこがれの4日間」はやってくるだろうか。
 そのころには梅雨はあけているだろうか。
 楽しみである!!

 1号、3号の果托が佇立していた。
 残念ながら、今のところ
 
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2024年・大賀ハス3号「あこがれの4日間」を記録する!! #大賀ハス #あこがれの4日間 #記録

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▼ ものごとは、記憶せずに記録する。

 といったのは、ウメサオタダオ だった。
 「記録」したときには、そのことの意味すらわからなくても、
 後にその「記録」から「科学」が起ちあがってくることもあるのではないか。
 それが私の手法であり、希望であった。

▼今年の大賀ハス観察池には、ほぼ同時に3つの花芽が出現した。
 1号と2号は、ひとつの立葉の根元にWで立ち上がってきた。
 1号には、みごとな「あこがれ4日間」がやってきた。ところがあいにくの雨だった。
 2号は、途中で小さな蕾のまま枯れてしまった。なぜだろう!?
 1号の「あこがれの4日間」の四日目、3号の「あこがれの4日間」がはじまった!!
 こちらの方は、幸いなことに梅雨の晴れ間に重なり
 猛暑のなかではあるが、しっかり観察することができた。
 
 【大賀ハス第3号】「あこがれの4日間」
 ・ 2024/07/02(火)~2024/07/05(金)

▼三日目から、数枚の花ビラがおちはじめた。
 しかし、ほとんどが四日目であった。
 四日目の朝まで、しっかりついた花ビラが次々と落ちていくさまはみごとであった。
 ゼンマイ仕掛けのおもちゃが、急に動き始めるように。
 どんな「からくり」のシステムが埋め込まれているのだろう!?
 
 観察池や葉の上に落ちた花ビラを可能な限り回収した。
 ・花ビラ 18枚 がく2枚

 花ビラ こんなところをかじったのは誰だ!? あのキリギリス!?

▼雄しべの落ちるのもみごとであった!!
 不思議と四日目まで全く落ちなかったのに、花ビラが落ち始めるとバサバサとおちはじめた。
 そしてパラパラと。
 五日目になっても果托の根元にこびりついた雄しべがねばっていた。
 これまた可能な限りていねいに回収し、こびりついたのも含めてカウントしてみた。

 ・雄しべ 153 本
 
 果托の上の雌しべも数えた。

 ・雌しべ 10

  心持ちふくらんできているように見えるものもあった!!
 はたして、いくつの実が!?
 楽しみだ。
 
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2024年・第1号大賀ハスに「あこがれの4日間」がやってきた!!(2024/06/29) #大賀ハス #あこがれの 4日間

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▼ついに今年も、大賀ハス観察池に「あこがれの4日間」がやってきた!!
 観察池の蓮根の植え替えをしてから13週目の前日の昨日(2024/06/29)のことだった。
 一昨日の夕方には花芽はぱんぱんにふくらんできていた!!
▼「あこがれの4日間」がはじまることが予想できたので、早朝より観察池に行ってみた。
 最初は予想がはずれたかとおもったが、やがてそのときはやってきた。
 ハスの花が咲くとき、「ポッン」と音がするという話があるが、それはまちがいである。
 そうおもわせるほど、いっきょに花が開いてくるのである。
 もう8時過ぎには全開のようだった。
 雌しべは10個
 雄しべ 多数!!

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▼そもそものはじまりは、ここからはじまった。

●「大賀ハス」種子入刀!!(2008/05/17)

 ずいぶん遠くまできてしまったものだ。
 これで、何度目の「あこがれの4日間」を楽しむことになるのだろう。

▼9時近くには少しずつとじはじめたようにも見えた。
 お昼までには完全に閉じてしまうのだった。
 この開閉システムにもすごく興味あった。
 どんな「時計」のからくりがうめこまれているのだろう!?
 そして、二日目の朝にはきっちりと…!!
 いちばん本番の二日目が雨とは …

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2024年・大賀ハス蓮根の植え替えをした!!(2)(2024/03/31) #大賀ハス #大賀式栽培法

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▼観察池はほぼ蓮根だけになっていた。
 蜷局を巻いた蓮根でけを外に出して、ひっくり返しみた。
 泥を洗いおとした!!
 2023年は一度、池の水を一時的に枯らしてしまったことがあった。だから、大きな蓮根の成長は期待できないと思っていたが、予想以上に蓮根は大きくなっていた。!!

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▼できるだけ途中で切らないようにして、土手にのばしてみた。
 けっこう多数の大きな蓮根も目立つ。
 泥の中で気づかなかったが、けっこう新しい幼芽ものびていた。
 かさなりあっているところもあるが、全長2m近くあった。
 元気のよさそうな3つを「種れんこん」として選んだ。

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▼さあ、いよいよ蓮根の植え替えである。
 「種れんこん」から育ててる、「大賀式栽培法」である。
 元肥料とするのは、「身欠きニシン」「水煮大豆」!!
 畑の土→身欠きニシン→土→水煮大豆→土→種れんこん→土
 とサンドイッチのように積み重ねる。
 最後に水をはって完成だ!!
 さあ、これで2024年「大賀ハス観察池」がスタート!!
 「あこがれの4日間」は、いつごろだろう!?

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▼残った蓮根を使って、いつものように「水栽培池」をつくった。
 「水栽培池」にも「身欠きニシン」と「水煮大豆」を入れて、水をはった。
 はたしてこちらからも「あこがれの4日間」はやってくるだろうか。

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2024年・大賀ハス蓮根の植え替えをした!!(1)(2024/03/29) #大賀ハス #大賀式栽培法

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▼2024年の大賀ハス蓮根植え替えの時期が近づいていた。
 しかし、かなり迷っていた。
 体力的な限界を感じていた。
 これまでのように池(容器)をひっくり返して、蓮根をとりだすという方法に自信をなくしていた。
 新芽も見えていることだし、このままもう一年観察してみようかととも思っていた。
▼やっと、何日かをかけて「蓮根の植え替え」を実施することにきめた。
 少しずつ 少しずつ ゆっくりだ!!
 まずは、観察池のまわりの草刈りからはじめた。
 いっきょに池をひっくり返す力はなかった。
 ナラバ と
 勺で泥水をかえだしてという方法をとることにした。
 1日目、終了時点でまた水をはりいつでも再開できるようにした。

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▼2日目も同じ作業を繰り返した。
 やがて池の底まで全貌が見えてきた!!
 次なる作業にかかるのは、あらためて別の日にということにした。

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▼この作業をはしめるとすぐに、昨年の「たね蓮根」が浮かんできた!!
 真っ黒に炭化しているようだった。

(つづく)

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2023年・ついに、大賀ハス「あこがれの4日間」がやって来た!! #大賀ハス #あこがれの4日間

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▼蓮の花は、一般に咲きはじめて四日間の開閉を繰り返して散っていく。
 2008年から、「種子」より育てている大賀ハス!!
 我が家の「大賀ハス観察池」で咲き始めてから、私はこれを勝手に「あこがれの4日間」と呼んでいる。
 今年は、まだ一度も「あこがれの4日間」は訪れてはいなかった。
 半ばあきらめかけていた。
 ところが皮肉にも、残り物の蓮根を容器にほり込んで水をはっているだけの「水栽培池」の方から花芽が伸びて来て、
 ついに あの「あこがれの4日間」がやってきた。

▼「水栽培池」での大賀ハス開花第一号!!
【第1日目】2023/07/23
 開花は早朝5時30分頃にはじまる。
 全開することなく10時頃には閉じ始める。

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▼開花本番はやはり第2日目、第3日ということになるだろうか。
【第2日目】2023/07/24
 7時前には雌しべもすっかり見えるようになる。雌しべの数は 9個だ!!
 柱頭が輝いている。雄しべの先の葯が白い!!
 8時32分 カナブン がやって来た!!
 荷風はどこまで届いているのだろう!?
 9時50分には、他の虫たちも
 昼までには閉じ始めていた。

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【第3日目】2023/07/25 
 7時11分 雨の中でも開きはじめていた。
 8時22分 開いてきた。柱頭の先は黒ずんでいた!!受粉した合図だろうか!?
       またしても カナブンがやってきた。
 やはり昼までには閉じ始めていた。

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▼さて、第四日目の本日はどうなるだろう!?

 とても うれしいことがあった!!
 本来の「大賀ハス観察池」に、花芽(蕾)が伸びて来たのだ。
 これで、観察池の方でも「あこがれの4日間」を楽しめる o(^o^)o ワクワク

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2023年・大賀ハス蓮根の植え替えをした!!(2)(2023/03/27) #大賀ハス #大賀式栽培法

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▼さあ、蓮根の植え替えである。
 2022年度に観察池の底に成長した蓮根のなかから「種れんこん」を選ぶ!!
 これがなかなか迷う作業である。
 今年度にできるだけ成長してもらいたい!!
 それにはどの蓮根が!?
 迷いに迷い 3つを 「種れんこん」とすることにした。

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▼「種れんこん」が決まれば、いよいよ本格的な植え替え作業に入る。
 いつも参考にする本があった。
 『蓮ハスをたのしむ』(監修 北村文雄 ネット武蔵野)である。
 そのなかに「大賀式の栽培法」(同書 P27)というのが出てくる。
毎年この「栽培法」を採用していた。
 元肥に「身欠きニシン」「煮た大豆」を使う方法である。

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▼「観察池」に使用する容器は、昨年度まで使用していたものを引き続き使うことにした。
 土はとなりの畑の土を使うことにした。
 土+「身欠きニシン」+土+「煮た大豆」+土+「種れんこん」+土+水
 この順番にサンドイッチ状に加えていった。
 さて、最後に水をはり完成だ!!

 23年度大賀ハス観察池はどんな展開を見せてくれるだろう!?
「あこがれの4日間」は何度訪れるだろう!?

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▼「種れんこん」をとった残りの蓮根は、例年のように「水栽培池」に使用した。
 2022年度「水栽培池」の方も水をくみ出し、蓮根を取りだした。
 やっぱり「水栽培池」の方はあまり大きく蓮根は成長していなかった。
 やっぱり土は必要なのかな!?
 こちらの方も元肥として「ソフトニシン」と「煮た大豆」を使用した。
 
 さて、「水栽培池」の今年の展開は!?

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