1.17 あれから28年の歳月が!!そして…

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あの山並みは、なぜ丘のように平らになっているのか!?
 
 その「ふしぎ!?」は、ずっとずっと前からの私の宿題だった。
 いつの日かきっと!!

▼今年もまもなく「あの時間」だ!!。
 
 1995年(平成7年)1月17日5時46分52秒

 あれから28年の歳月がたつのだ!!
 当時【理科の部屋】は始まっていた。だから、今のようにパソコンに向かっていた。

▼「あのとき」から私の宿題はより明確になっていった。
 なんとして、より身近に「動く大地の物語」を知りたかった。
 自分の暮らす大地の動きを現代進行形でとらえたかった。
 遅々たる歩みとなっているWebテキストの更新を図りたかった!!

◆【授業】【大地の動きを探る】 

 これこそなんとしてもやりたい私の宿題となった。

▼「いつの日かきっと!!」の期限が迫ってきた。

 今一度、私にも可能なこととは何か!?
 28年越しの私の「宿題」とは!?

 まもなく「あの時間」だ。
              合掌 2023/01/17 朝
 
 

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ファラデーラボ「漫才で学ぼう!エネルギーのこと」(2) #ファラデーラボ #かがくカフェ #冬の気象 #サイエンスショー #クランクおもちゃ #科学と恐竜を学ぶ

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▼ファラデーラボ「かがくカフェ」の第2部は、ひとつの名物である!!
 第1部の終了後、休憩時間のあいだにホワイトボードに書き込まれるのが「本日のテーマ」である。
 あらかじめ「予告」してある場合もあるが、そうでない場合も多々ある!!
 その「予定不調和」が私は大好きである!!
 一見、「予定不調和」に見えても、そこには貫かれた「かがく」があった!!

 私は、それを勝手に「共愉のかがく」(共に愉しむかがく)とよんでいる!!

▼トップバッターは、これまた「かがくカフェ」の名物になっている気象予報士・二宮さんの気象の小ネタである。
【気象の小ネタ 12月14日~15日 今冬最初の寒波について 二宮さん】
・二宮さんのお話は、いつ聞いてもわかりやすく面白い!!
・いつもタイムリーだ!!あの14日の大気のことが、そして明日のことがわかる!!
・質問も可というのが、なんともうれしい。
・TVではあまり登場しない「高層天気図」についてもふれてくださった。これがここだけの魅力だ!!
・「-6℃」(「寒波」)の意味を具体的に!!アリガタイ!!
・おまけに「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」についても詳しく教えてもらった。
・冬の積乱雲についての質問もあり。

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次は、サイエンスショーの超ベテランである高田さんの発表だ。
【サイエンスショーのアクシデント 高田さん】
・サイエンスショーの超ベテランの高田さんでも、こんな「失敗」があるんだ!!
・「失敗」とは言っても、高田さんぐらいになると意図的に「しかけ」られたものもある。
・意図的な「失敗」が、「成功」をより印象的にすることも!! 
・さすがの「技」デスね!!

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▼次はいつも楽しい「工作」を教えていただける大西さんだ。実際にもみんな作らせてもらった!!
【クランクおもちゃ 大西さん】
・なかなか工夫された「クランク」おもちゃだ!!
・いつもいろんな楽しい「工作」をつくらせてもらえるのがうれしい!!
・回転運動→上下運動 + 回転運動になるのがミソ!!
・すべてが、きっちりと準備物が「セット」されているのがアリガタイ!!
・不器用な私は、今、やっとわかったゾ ゆっくりと楽しませてもらっている。(^^)V

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次はファラデーラボのクリマスレクチャーにちなんで、森本さんよりX'masプレゼントです。
【クリスマスプレゼント 森本さん】
・ファラデーの「ロウソクの科学」にちなみロウソクセットのプレゼントだ。
・細い細い「ロウソク」がうれしい。どうして立てるの!? 安心・安全は!? これがまた…!!
・「ロウソク」のあかりを楽しもう!!
・あわせて、「ロウソク」を使った簡単実験を!!
・ファラデーラボ特製「2023年 カレンダー」もアリガタイ・感謝!!

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▼最後に次回のファラデーラボ「かがくカフェ」をかねての「科学と恐竜を学ぶ『お楽しみ広場』in岡山理大」の紹介・案内を実行委員長 の中谷さんからあった!!
【岡山へ来られえー 実行委員長 中谷さん】
「科学と恐竜を学ぶ『お楽しみ広場』in岡山理大」の紹介・案内
・実行委員長自らが、出向いてくださり案内があった。
・かなりゼイタクな出展の『お楽しみ広場』計画になったようだ。
・すばらしい案内「ちらし」もつくられたようだ!!

・ちょっと「おまけ」で「圧縮発火器」の発火実験もあった。さすが觜本さん!!みごと一発で「成功」!! 

 第2部もやっぱり愉しい会だった!!

(了)
 
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ファラデーラボ「漫才で学ぼう!エネルギーのこと」(1) #ファラデーラボ #かがくカフェ #科学漫才 #エコ実験

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▼いよいよ待ちに待った第139回 ファラデーラボ「かがくカフェ」だった!!
 今年のクリスマスレクチャーである今回は特に楽しみであった。

◆第139回 ファラデーラボ「かがくカフェ」 ●日 時 :2022年12月17日(土) 14:00~18:00
●場 所 :ファラデーラボ(加古川)
●テーマ 「漫才で学ぼう!エネルギーのこと」  第一部 エゴ実験ショー
 第二部 プチ工作アラカルト(しゃかしゃか発電 
      吹かないストロー楽器 エコハノイの塔 など)
●話題提供 北野貴久さん (神戸村野工業高等学校)       村田直之さん (関水社) 

 

▼久しぶりのリアル参加で、あらかじめ少し早く会場に行くと、はやくもなにやら面白そうなモノが卓上に「準備」された。
 この後の展開がますます楽しみになってきた。
 「あれっ!?」何も入らないガラスコップが斜めに立っている。
 「あれっ、空のボトル缶もだ」。ふってみるとなにやらガラガラと!?
 はじまる前から、「ふしぎ!?」がいっぱいだ。 ?(゚_。)?(。_゚)?

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▼はじまった!!
 こんなのどう言えば、「失礼」にならないんだろう!?
 まるで「プロだ!!」、いや「プロ」なんだからそんな言い方おかしいかな!?
 二人の「かけ合い」!!
 その絶妙の「間合い」!!
 その面白さの「科学センス」!!
 実にスバラシイ\(^o^)/
 「わかった」風にこんなこと言うのが少し恥ずかしいが (^^;ゞポリポリ

 

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 特に今回最高の「お気に入り」実験が登場した。
 まあ次々とこんな面白実験を考えられものだ!!
 同じ実験でも、こうすればより「面白い」!!
 野次馬生徒(いや観客)として、存分に楽しませてもらった!!
 やっぱり、お二人は「プロ」だ!!

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▼「面白さ」はとどまるところ知らなかった。
 今度は、自分の手を動かしながらプチ工作アラカルト(しゃかしゃか発電、吹かないストロー楽器、エコハノイの塔 、等など)を時間いっぱい楽しませてもらった。
 ひと一倍不器用で、頭の回転もゆっくりな私は、今、部屋いっぱいに「作りかけ」のそれらのものを広げて、教えてもらったコトバを「反芻」しながらそれらを楽しんでいる!!
 やっと、今になってわかったことも多い。
 
 ほんとうに楽しいひとときをありがとうございました。深謝 <(_ _)>

 

(つづく)

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「原子論」を科学する(51) #原子論教育史 #原子論と授業 #化学史 #理科教室 #実践記録

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▼新・「原子論」教育史をつづける。
 歴史に学ぶというと、きまって古い順番にならべてそのルーツをたどるというのが定番だが、これには少し異議がある。
 いちばん肝心の「これから」を考えようとしたときには、「時間切れ」「エネルギー切れ」などということが往々にしてあることだ。

▼ナラバいちばん近い「歴史」からはじめるというのもひとつの手であろう。
 私が最近もっとも感動した「原子論」の授業実践報告はこれだ。

●2022年 「感動を味わう 化学史ポスター制作 高校3年」(東京 私立聖心女子学院中等科高等科 平山 美樹)(『理科教室』2022年7月号P23~ 本の泉社)

 
である。
 実に興味深い実践報告である。
 卒業をひかえた高校3年生が、「化学史ポスター」制作という作業をすすめるうちに、好奇心をそそられ「化学史の壮大なドラマ」(「原子論」の歴史)引き込まれ行く様子が生き生きと報告されている。
 如何にも現代風に、化学者たちの主張をTwitterのツイートとして表現しているのも面白い!!
 思わすその議論に参加してみたくなるようなものだった!!
 うまい!!

▼この実践のきっけになった「教材」があるという。

◆科学読み物「原子論の誕生・追放・復活」(元岩手県立水沢高等学校 高橋匡之先生)

 である。幸いなことに、私もこの「科学読み物」を読ませてもらうことができた。
 生徒たちにも読みやすいように「原子論」の歴史がコンパクトに実にうまくまとめてあった。
 〈まとめ〉には次のように書かれていた。
 

ようやく2500年の歴史を駆け足でたどりながら、原子そして、分子までたどりついた。
(1) この自然界は原子・分子とスキマからできている。
(2) 物質の性質は成分原子の組み合せできまる。
(3) 物質をつくる原子の組み合せが変われば、物質はすっかり変わる。

 という原子論は、物質研究の入り口である。 
 この原子論を武器に、自然界のしくみを解き明かしいくのが「化学」という学問である。
 原子や分子の事を知ることが、大事なのではない。原子や分子を使って、自然界のしくみの見事さをどの程度考えることができるのか、がポイントなのである。


 
これぞ「原子論的物質観」!!
ナルホド納得である。
先のすばらしい実践を引き出したわけがわかるような気がした。

▼このすばらしい実践、また元となった教材「科学読み物」を読ませてもらっていると、ますます

 戦後の日本理科教育史における「原子論的物質観」の授業の「不易流行」を追ってみたくなるのだった!!

 その作業のなかから「これから」も見えてきそう気がするのである。
 道は遠い!!
 ゆっくり ゆっくり 楽しみながら急ごう!! 

〈つづく〉 

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「原子論」を科学する(50) #原子論教育史 #原子論と授業 #原子論的物質観 #もしも原子が見えたなら

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▼これまでの「原子論」を科学する シリーズをページ化していた。
 
◆「原子論」を科学する

 これは、これからいつでも気ままに思いついたときにこのシリーズを再開するためだった。

▼とりわけ「原子論」の教育史に興味があった。
 言わば

◆新・「原子論」教育史!!

 と呼ぶよなものだった。
 特に戦後日本の理科教育史のなかで、「原子論」はどのように扱われてきたのだろうか!?
 「原子論」と授業は!?
 「原子論的物質観」と授業は!?
 等々に興味があった。

▼すでにはじめている部分もあった。
 板倉聖宣氏の「原子論の歴史」年表でぜひともふれておきたいものがあった。

●1971年 板倉聖宣『(いたずらはかせの科学の本)もしも原子見えたなら』国土社刊

 である。
 『(いたずらはかせの科学の本)もしも原子見えたなら 新版』(板倉聖宣 著 さかたしげゆき 絵 仮説社 )
 新版は今もすぐ手に入る。
 名著中の名著である。

▼それから半世紀がすぎていた。
 友人からひじょうに面白いアプリの存在を教えられた。

◆シミュレーション版『もしも原子がみえたなら』(原作・監修 板倉聖宣 企画・制作 宍戸哲広 小林眞理子) 

 面白そうなので、自分のiPhoneにいれてみた。
 そして、それを体験してみた!!
 シミュレーション動画が、けっこう楽しい!!
 温度を上げたり下げたりして、分子運動の様子を自在に見るのも面白い!!
 「温度って何!?」に答えている!!
 「原子論」をひとり遊びするのにも最適!! 

▼残念ながら、私はこれを使って授業をしたことはない。
 しかし、自分だったら どの単元でこのアプリを使うかな!?
 今の子ども・生徒たちだったらどんな反応するのかな!?

 そんなこと考えてみるだけでも楽しい!!

(つづく)


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皆既月食&天王星食の「宇宙見物」は最高!!(2022/11/08) #皆既月食 #赤い月 #天王星食 #宇宙見物 #星空の連帯

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▼いよいよ今年最高の天文ショーの日だった。
 比較的都合のいい時間帯に「皆既月食」の全経過が楽しめるという。
 それだけではない。皆既月食で赤い月の観察の最中にもうひとつの一大イベント「天王星食」が起こるという。
 Wイベントの重なる超レアな天文ショーである。生涯に一度の と言っても過言ではなかった。
 ずいぶん以前から話題になっていただけに、心待ちにしてはいた。
 しかし、あまり「かまえ」はしていなかった。

 幸い好天にめぐまれ、比較的簡単に赤い月の観察まできた。
 しかし、どれが問題の天王星か認識できないありさまだった!!

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▼やがて、「その時間」が近づいてきた!!
 赤い月に近づく星を凝視していた。
 まちがいない、コレだろうと確信がもてるようになった!!
 ほんとうだ!!赤い月に隠れてしまった!!
 
 地球からの距離
 天王星 25億8650万㎞~31億5550万㎞ なんと遠い!!
 月   384.400㎞(地球30個分)   なんと近い!!
 小さなモノも近くにあれば大きく見える。大きなモノも遠くにあれば小さく見える。
 このアタリマエ!!
 そして、この宇宙の拡がりを想像してみる。
 楽しいものだ!!

 「食」の「その時間」を秒単位で予測できるということにもいたく感動した!!
 「食」が終り出てくる天王星を凝視して待ったが、私には確認できなかった。
 でも大大満足である!!

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▼話題の天文ショーの楽しみは、もうひとつあった。
 話題になれば全国の多くの人が撮った画像・動画を見せてもらうことができることだ。
 たとえ自分がうまく観察できなくても、「あの人」が観察していてくれるハズ!!
 そう思うと愉しくなってくる。
 今回も、いっぱい いっぱい楽しませてもらった。 深謝 <(_ _)>
 
 思い出すのは【理科の部屋】の名物企画【星連】のことだった。

◆【星空の連帯】~地球まるごとプラネタリウム
 
▼22時をすぎれば、なにもなかったがごとくいつもの「満月」にもどっていた。
 イベントとしての「宇宙見物」も楽しいが、毎日の「宇宙見物」も楽しい!!
 ふだんの「宇宙見物」にこそ、「宇宙見物」の醍醐味がある!!
 それが、「宇宙見物」を究極の道楽と考える私の持論である。

 私は、ここ数年 可能なかぎり毎日(ときには一日に2回)月を撮っている。
 それをネットにあげている。
 撮影のスキルはいっこうに向上しない。あるのは「ヘタな鉄砲方式」デアル!!
 少しずつ少しずつ「宇宙」が見えてくるのは楽しい!!そして愉しい!!
 
 「宇宙見物」最高!!
  
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「「原子論」を科学する」ページ化に向けて(5) #日本理科教育史 #原子論的物質観 #原子論と授業 #大竹三郎 #古川千代男

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▼また再び元の「文脈」もどって、原子論的物質観と授業の歴史を追いたいと思っていた。
 とりわけ、戦後の日本理科教育史における「原子論」と授業について興味があった。
 どんな実践が展開され、今日にいたっているのだろう!?
 
 いつものように大げさなことを言うが、私が知る範囲などきわめて限られている。
 それを承知のうえで、少しだけ可能な限りプロットしてみよう。

▼まず、板倉聖宣氏の「原子論の歴史」年表にもあげられている一冊に注目したい。

●1972年 大竹三郎『ミクロ探検隊-わたしたちの原子論』大日本図書(大日本ジュニアブックス)刊。

 ちょうど半世紀前だ!!
 「見えなくともそこにあるもの」からはじまるきわめて興味深い<科学読みもの>である。
 最後の章「二十一世紀を生きる原子論者」での最後のコトバが印象的だ!!

 これを受けつぐわたしたち、ぼくら、二十一世紀に生きる原子論者!


▼板倉聖宣氏の「原子論」教育史年表に少しずつ<追加>してみようと思う。
 まずはこれだ。

●1989年 古川千代男著『物質の原子論-生徒と創造する科学の授業-』コロナ社刊(1989.5.10)

 「原子論」と具体的授業実践を語るには最高の書である。
 「三態変化」の授業が中心であるが、すべての単元での取り組みに参考になる。
 ここから、数々の有名な実験が誕生した。
 今や教科書、実験書にアタリマエにとりあげられる実験もここからはじまっていた。


▼「これから」のことも射程に入れながらの

◆新・「原子論」教育史年表!!

の構想ははじめたばかりだ。
 「原子論」を科学する というシリーズもまだまだ続けたい。
 とりあえず、一度ページ化しておけば、いつでもそれを再開できるかと、「これまで」をまとめてみた。

◆「原子論」を科学する
 

(了)

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「「原子論」を科学する」ページ化に向けて(4) #原子論の歴史 #物の本質について #ルクレチウス #ルクレチウスと科学 #寺田寅彦

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▼私には、「原子論的物質観」のルーツを探るという以外にも、もうひとつの「文脈」があった。
 それは板倉聖宣氏もその「原子論の歴史」年表でもとりあげていることであった。

●1417年 ポッジョ(イタリア、1380~1459)、ある修道院でルクレティウスの『事物の本性について』の全文を発見。

●1929年 寺田寅彦(日本、1878~1935)「ルクレチウスと科学」『(岩波講座)世界思潮』)に発表。


▼それは言わば、「ルクレチウス物語」とよべるようなものだった。
 くりえし、オンライン「寅の日」では、この随筆をとりあげていた。

◆「ルクレチウスと科学」(寺田寅彦 青空文庫より)


▼我らが寅彦が「なぜ、かくも熱くルクレチウスを語るのか!?」それを少しでも読み解きたかった。
 その読み解きは、2ヶ月5回にわたっていた。

●本日(2022/06/06)、第318回オンライン「寅の日」!! #ルクレチウスと科学 #traday #寺田寅彦

●本日(2022/06/18)、第319回オンライン「寅の日」!! #ルクレチウスと科学 #traday #寺田寅彦

●本日(2022/06/30)、第320回オンライン「寅の日」!! #ルクレチウスと科学 #traday #寺田寅彦

●本日(2022/07/12)、第321回オンライン「寅の日」!! #ルクレチウスと科学 #traday #寺田寅彦

●本日(2022/07/24)、第322回オンライン「寅の日」!! #ルクレチウスと科学 #traday #寺田寅彦


▼ルクレチウスへのこだわりは、どうやら寅彦だけではなかったようだ!!
 板倉聖宣氏然り!!

●1965年 国土社版「少年少女科学名著全集4」として、ルクレチウス著・国分一太郎訳『宇宙をつくるものアトム』/ブラック著・亀井理訳『宇宙をつくるものアトム』合冊で刊行。


◆「原子論」を科学する


(つづく)

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「「原子論」を科学する」ページ化に向けて(3) #原子論的物質観 #原子論の歴史 #原子論の歴史年表 #板倉聖宣


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▼私は「原子論的物質観」のルーツを探るという「文脈」で「原子論」を科学してみた!!

◆「原子論」を科学する

 の更新はまだまだ続いていた。

▼次に参考させてもらった文献は次だった。

◆【お薦め本】『原子論の歴史 上・下』 (板倉聖宣著 仮説社)

 少しずつ少しずつ読み進めながら学んだ。
 その学びのプロセスすべてをblogに「記録」していった。

▼この本についもいつものようにお薦めポイント3つをあげていた。

(1)「原子論の歴史」の最新・決定本!!

(2)等身大の文体で、わかりやすく「原子論の歴史」を読み解くことができる!!

(3)私にとっての「原子論」を問うのに最適の書!!

 特に(3)の私にとっての「原子論」を問う度に、これからも読み返してみたい本だ。

▼この本には最高にうれしい【オマケ】付録がついていた。

◆「原子論の歴史」年表
(『原子論の歴史-復活・確立-』年表P178~P200)

である。今一度、blogに引用させてもらったものだけでも列挙してみる。

●前370年頃 デモクリトス(前460~前370頃)、没。「すべてのものは<それ以上こわれないアトム=原子>と<空虚=真空>とからなる」という原子論を提唱。

●前355年 アリストテレス(前384~前322)、アテナイのリュケイオンに学校を開く。デモクリトスの原子論をきびしく批判。

●前310年冬 エピクロス(前342~前271) この頃、重さと隙間=真空に目をつけた研究始まる。

●前286年頃 ストラトン(前340頃~前268)、アレクサンドリア市からアテナイに戻り、逍遙学派の第三代学頭に就任。「空虚について」「軽さと重さについて」「機械学」などを著し<自然学者>と呼ばれる。

●前267年 アルキメデス(前287~前212)、20歳に達する。この前後にシシリー島のシュラクサイからアレクサンドリア市のミューゼオンへ留学か? その著の『浮体について』は、明らかにエピクロスの<重さの保存法則>の発見を受けついで研究されたものだが、その他の『平面板の平衡について』『球と円柱について』『円錐状体と球状体について』『円の計測』『砂粒を数えるもの』なども、エピクロスの原子論で<重さの保存則>の主張に影響を受けて研究されるようになったものと思われる。

●前58年 ルクレティウス(前95~前55)の保護者ガーイウス・メンミウス、小アジアの属州ビティニアに行くとき、詩人キンナおよびカトゥルスを伴う。この頃『宇宙をつくるものアトム』なるか。

●後50年 セネカ(前5/4~後65)、法務官となる。セネカは、52年頃までに『(兄ノバトックスあて)怒りについて』を著す。「われわれにとって、デモクリトスの、あの健康的な教えは役に立つだろう。そこで教えられているのは心の平静ということであって、私的にも公的にも、自分の能力に余るようなことを行なわないことである」と記す。

●79年8/24 ヴェスヴィウス火山大爆発。ポンペイ市とヘルクラネウムの町は埋没した。のち考古学者たちは、ヘルクラネウムの町の別荘の一角から図書室を発掘し1806巻のパピルスを発見。「パピルス荘」と名付けたが、そのパピルスの大部分はエピクロス派の哲学者ピロデモスの著書だつたという。

●165~175年 ルキアノス(120~185頃)の制作活動頂点に達する。とくに「空を飛ぶメニッポス」「二重に訴えられて」「悲劇役者ゼウス」で原子論の主張を支持し、ストア派を批判する。

●180~85頃 ルキアノス、ノンフィクション「偽預言者アレクサンドロス」を、エピクロス派の哲学者ケルソスあての手紙形式で書く。

●389年 ローマ帝国、キリスト教を国教に昇格させる。 

●1417年 ポッジョ(イタリア、1380~1459)、ある修道院でルクレティウスの『事物の本性について』の全文を発見。

●1599年 シェークスピア著『ロミオとジュリエット』刊。<アトム>の語を用いる。『お気に召すまま』『ヘンリー4世・第二部』でも<アトム>の語を用いる。

●1600年 ブルーノ(イタリア、1548~1600)、火あぶりの刑に処せられる。
ギルバート(英国、1544~1603)『磁石について』刊。エピクロスとルクレティウスの原子論的な磁石論に言及。磁気と違って、電気はすべての物体の性質であることを明らかにする。

●1614年 サントリオ(イタリア、1561~1636)『釣り合いの医学』間。<人間が飲み食いしたり排便したりしたときの体重の変化>を解明。

●1624年 パリの議会<原子論またはアリストテレスに反する学説を支持したり教えたりする者は死罪に処する>との法令を定める。

●1632年 ガリレイ(イタリア、1564~1642)『天文学対話』刊。翌年、宗教裁判にかけられて、有罪となり、自宅に監禁される。

●1638年 ガリレイ、別荘に監禁の身で、密かにオランダで『新科学対話』を出版。<慣性の法則>を提出。<空気の重さ>を明らかにする。

●1643年  ガリレオの弟子のトリチェリ(イタリア、1608~1647)とヴィヴィアーニ(1622~1703)、水銀を入れたガラス管を倒立して真空の存在の実証に成功。

●1647年 パスカル(フランス、1623~1662)『真空に関する新実験』刊。

●1649年 ガッサンディ(フランス、1592~1655)『エピクロスの哲学体系』刊。

●1654年 ゲーリケ(ドイツ、1602~1686)、レーゲンスブルクでのドイツ平和会議で真空ポンプによる真空実験を公開披露。

●1660年 ボイル(英国、1627~1691)、フックの協力で真空ポンプを作り、『空気の弾性に関する新実験』を著し、翌年の改訂版で<気体の体積と圧力の法則>を一般化し、『懐疑的な化学者』を出版する。

●1665年 フック(英国、1635~1703)『ミクログラフィア』刊。液体の性質はその分子の振動で説明できるとし、結晶の分子配列説を提唱。

●1687年 ニュートン(英国、1642~1727)、『自然哲学の数学的原理』刊。

●1718年 ニュートン(英国、1642~1727)、『光学』(1704)の第二版刊。

●1725年 トリーヴァルト(スウェーデン、1691~1747)、<二つの鉛の玉を手で持って押しつけ合わせると、結合する事実>を発見。

●1731年 レオミュール(フランス、1683~1757)、<体積50ずつのアルコールと水とを混合させると、混合液体の体積は98にしかならない>事実を発見。

●1754年 ブラック(英国、1728~1799)、普通の空気と異なる気体<固定空気=二酸化炭素ガス>を発見。

●1766年 キャベンディッシュ(英国、1731~1810)、水素ガスを発見。

●1772年 シェーレ(スウェーデン、1742~1786)、酸素ガスを発見。
      D.ラザフォード(英国、1749~1819)、窒素ガスを発見。

●1774年 プリーストリー(英国、1733~1804)、『いろいろな<空気>に関する実験と考察』刊。一酸化二窒素/(シェーレと独立に)酸素の発見を発表。 

●1775年 シェーレ(スウェーデン、1742~1786)、塩素ガスを発見。

●1789年 フランス大革命、はじまる。
ラヴォアジエ(フランス、1743~1794)、『化学の基礎的研究』刊。実験的な元素概念を提出。

●1794年 ラヴォアジエ(フランス、1743~1794)、処刑される。

●1808年 ドールトン(英、1766~1844)、『化学哲学の新体系』刊。化学的原子・分子論を提出。原子模型も作る。

●1811年 アヴォガドロ(イタリア、1776~1856)、<気体分子は種類によらず、温度と圧力が同じなら、同じ体積を占める>との仮説を提唱。

●1827年 植物学者のブラウン(英国、1773~1858)、<花粉に含まれている微粒子が不自然な運動する現象=ブラウン運動>を発見。

●1860年 国際化学会議、カニッツァロ(1826~1910)の働きかけにより<アボガドロの仮説>を採用する。

● 1905年 アインシュタイン(ドイツ、1879~1955)、<ブラウン運動は、水の分子運動によるもの>とする数学理論を提出。

●1908年 ペラン(フランス、1870~1942)、ブラウン運動の実験により、水の分子運動説の理論と一致することを明らかにして、分子の存在の証明に成功。

●1909年 オストワルド(ドイツ、1853~1932)、『一般化学の原理』第4版の序文で<原子の実在>を認める。

●1929年 寺田寅彦(日本、1878~1935)「ルクレチウスと科学」『(岩波講座)世界思潮』)に発表。

●1949年 田中実著『原子論の誕生・追放・復活』三一書房刊。古代の原子論は空想的なものでアリストテレスによって論破されたとする。

●1961年 板倉聖宣「ニュートンの質量の定義とガリレオ・ニュートンの原子論」『科学史研究』。

●1962年 山内・平田・富山監訳『PSSC物理』岩波書店刊。原子分子の教育をはじめて前面に出した高校教科書。
 板倉聖宣「原子論からみた力学入門①②/原子論から見た力学①②③」『科学読売』に連載(~翌年)。

●1963年 板倉聖宣<仮説実験授業>を提唱 
板倉聖宣・江沢洋共著『物理学入門-科学教育の現代化』国土社刊。「原子論からみた力学入門」を再録。

●1964年 板倉聖宣編著『(発明発見物語)デモクリトスから素粒子まで』国土社刊。

●1965年 国土社版「少年少女科学名著全集4」として、ルクレチウス著・国分一太郎訳『宇宙をつくるものアトム』/ブラック著・亀井理訳『宇宙をつくるものアトム』合冊で刊行。 

●1965年  ファインマンほか、『ファインマン物理学』刊(坪井忠二ほか訳、岩波書店、1967年)。その冒頭に「躍るアトム」の章をおき、「最小の語数で最大の情報を与えるもの」は原子論だ、と指摘。 

●1985年 板倉聖宣・吉村七郎「分子模型の作り方」『たのしい授業』。
 板倉聖宣『原子とつきあう本』仮説社刊。


(つづく)

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「「原子論」を科学する」ページ化に向けて(2) #原子論的物質観 #原子論と授業 #原子論の歴史 #田中実

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▼作業ははじめてみると、なかなか面白いものとなった。
 自分で書いたことを、ページにコピペするだけの作業である。
 リンクするときに、ついつい「なかみ」を読んでしまうのである!!

 それは、私の中ではなんとも楽しい<反芻作業>となった!!

▼これは、ずっと昔からやってみたいことのひとつでもあった。

 「原子論的物質観」のルーツをたどる!!

 自分ではアタリマエのように使い続けてきたコトバ
 「原子論的物質観」
 それは、どこからはじまったのだろう?
 いつごろから使いはじめたのだろう?

▼そして、一冊の本に辿りついていた。

◆【お薦め本】『原子論の誕生・追放・復活』(田中 実著 新日本文庫 )

 あらためて、ゆっくり ゆっくり読んでみた。
 そのプロセスのすべてを綴ってみた。

▼この「原子論の歴史」にこそ、「原子論的物質観」の授業を構想するときの大きなヒントがあると思った。
 そのあたりをふくめて、ページを少しだけ更新してみた。

◆「原子論」を科学する


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