サイエンスコミュニケーター宣言(419) #日本理科教育史

Dscn5907

▼本日は「処暑」である!!
 昨日も猛暑日は続いていた。しかし、「雲見」の空はいっときにくらべると少し変化してきているように見えた。

 ところで、「雲見」というコトバ。
 ずいぶん昔から使われてきたアタリマエのコトバのように思える。
 しかし、どうやらそうではないようだ。私の知るかぎりではあの宮沢賢治がはじめてのようだ!!
 「蛙のゴム靴」(宮沢賢治著 青空文庫より)に次のようなシーンが出てくる。

 ある夏の暮れ方、カン蛙ブン蛙ベン蛙の三疋は、カン蛙の家の前のつめくさの広場に座って、雲見といふことをやって居りました。一体蛙どもは、みんな、夏の雲の峯を見ることが大すきです。じっさいあのまっしろなプクプクした、玉髄(ぎょくずゐ)のやうな、玉あられのやうな、又蛋白石(たんぱくせき)を刻んでこさへた葡萄(ぶだう)の置物のやうな雲の峯は、誰(たれ)の目にも立派に見えますが、蛙どもには殊にそれが見事なのです。眺(なが)めても眺めても厭(あ)きないのです。そのわけは、雲のみねといふものは、どこか蛙の頭の形に肖(に)てゐますし、それから春の蛙の卵に似てゐます。それで日本人ならば、丁度花見とか月見とかいふ処ところを、蛙どもは雲見をやります。 「どうも実に立派だね。だんだんペネタ形になるね。」 「うん。うすい金色だね。永遠の生命を思はせるね。」 「実に僕たちの理想だね。」

どんなアタリマエにもはじまりがあるかも知れない!?

Dscn5924_20200823043301

Dscn5959

Dscn5979_20200823043401

▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」の検証をつづけよう。
 最後の第五の座標軸にいこう。

(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。
 なんと遠大なる座標軸だろう。
 ひとりのポンコツ理科教師が語るには大風呂敷過ぎる話だろうか!?
▼「日本理科教育史」と聞いてすぐさま思い出す著書があった。

●『増補・日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著 仮説社 2009.04.10)

 原著初版は1968年3月1日である。
 まさに「日本理科教育史」のはじまりから、現代までをくわしくわかりやすく語った名著である。
 特に付録の「年表」が気に入っていていた。
 ところが、その年表は2009.4.01で途切れていた。
 著者板倉聖宣氏が亡くなられたのは2018年2月7日である。途切れていた年表はその後、追記されたのだろうか?
 そのことがずっと気になっていた。
 
 また年表を引き継ぐ作業は今あるのだろうか?
 それが知りたい!!
▼私の座標軸の話にもどろう。
 私が「日本理科教育史」というとき、もう少し等身大の歴史の話である。
 自らの理科教師としての歩みは、「日本理科教育史」のどう関連しているのか?
 ウメサオタダオのあのコトバが…。
 
 ものごとは、記憶せずに記録する。

 ひとりひとりが、その歩みを記録し、それらをツナゲバ、最高に面白い「日本理科教育史」になるかもしれない。
 まずは、小さな事実のプロットからはじめよう!!

●【理科の部屋】30年史


| | コメント (0)

サイエンスコミュニケーター宣言(418) #理科の部屋 #理科教育のコミュニティ

_dsc3998_20200822045501

クズの花を見ていると思い出すことがあった!!
 

「地下茎のごとく、一時的に枯れたり 刈り取られようと何m 何㎞とのびていき、たくわえた栄養(教材研究)ですばらしい花(授業)をさかせよう。」

 こんな呼びかけから小さなサークルがはじまった。
 1981年夏のことである。
 このとき、クズの地下(葛根)のことをイメージしていたにちがいない。
 小さなサークルを「地下茎舎」(ひめじ理科サークル)と呼んでいた。
 サークル誌『地下茎』は46号までつづいた。

▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」の検証をつづけよう。
 第四の座標軸にいこう。

(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
 この「あらたな」というところがミソだった。
 我らが寺田寅彦は「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)のなかで、こう言っていた。

 

そしてこれに新しき衝動を与えるものは往々にして古き考えの余燼(よじん)から産れ出るのである。

自分は繰返して云いたい。新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。

▼このことは理科教育コミュニティについても言えるのではないだろうか。
 「地下茎舎」の集まりがなかなか難しくなった頃、はじまったのが【理科の部屋】であった。
 今、理科教育コミュニティと聞いて真っ先に思い出すのは【理科の部屋】のことだった。

●【理科の部屋】とは

▼今、現在【理科の部屋】とよばれているものがふたつある。

●Facebook版【理科の部屋】

●【理科の部屋】7(サイエンスフォーラム)

 いずれもオープン化されており、その気になればいつでも参加可能である。
 それ以外にもいくつもの理科教育コミュニティができている。自分のニーズにピッタリというのがみつかるはずだ。
 なければつくってしまえばいい!!
 あのコトバを思い出す。

ホンモノの「流行」は「不易」を内包する!!

ホンモノの「不易」は「流行」を創造する!!

 どこまでも、理科教育コミュニティの「不易流行」を追い続けたいものだ!!

(つづく)

 

| | コメント (0)

サイエンスコミュニケーター宣言(417) #オフラインミーティング #中学理科 #授業感想文

Dscn5854

夕陽に秋を見た!!
 と言えば、感傷がすぎると笑われるだろうか。
 なるほど、アメダスの「記録」をみればまたしても37.2℃まであがったようだ。
 しかし、自然は正直だ。
 「立秋」から数えて二週間がたち「処暑」が近づいてきていた。
 二十四節気は科学ダ!!

Dscn5841

Dscn5818_20200821035201

Dscn5794

▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」の検証をつづけよう。
 第二の座標軸にいこう。

(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
 昨日もzoomを使ってのオンライン会議に参加させてもらった。
 籠り生活を続ける私には、世間の新鮮な空気を吸う機会を与えてもらっているようで、アリガタイ 深謝!!
 今までリアルの暮らしの中でも実現しなかったことも、いっぱいできて楽しい!!
 しかし、いっぽうで 感じてしまうのだった。
 顔を合わせ、モノをいじりながらのオフラインミーティング!!

 オフラインミーティングの有効性、そのすばらしさ!!

 次のオフラインまでに、私に可能なこと準備しておこう。

▼第三の座標軸にいこう。 

(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
 どこまでも私は「中学校理科」にこだわっていた。
 そこにすべてがあると思っていた。私は「これまで」の歩みのすべてを可能かぎりここに「記録」したつもりだ。

私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!!
 新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

 もちろん完結したものではない。
 部分的に更新したいところもいっぱいある。
 今週のはじめから、あるひとつの作業を開始した。ずっといつかはいつかはと後回しにしてきた作業だ。
 「授業感想文」を読む!!
 44年~45年前からの理科の「授業感想文」を大切においていた。その量は膨大なものになる。
 読み始めたら滅茶苦茶面白い!! あらためて痛切に思う。
 
 私は生徒たちに教えてもらいながら授業をしてきたんだ!!
 自然は最高の教科書!!
 生徒は最高の指導書!!
 はほんとうだったんだ。

 この作業は私の当面の最高の楽しみとなりそうだ。
▼関連してもうひとつ楽しみたいことがあった。
 それは

◆新・私の教材試論

である。こちらの方も、ずいぶんご無沙汰である。
 時代はすすみ、教材も進化してきているハズ !!
 今も すぐれた教材の原則

 3K1A(感動・簡単・きれい・安全)の法則は有効!!

 を、自分でも楽しみながら実証していきたいな。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづく)

| | コメント (0)

サイエンスコミュニケーター宣言(416) #虹色コーン

Dscn5612

▼虹色コーン3度目の挑戦だった。
 5月のはじめに大阪のYさんから虹色コーンの種子をたくさん「おすそ分け」していただいていた。
 今年こそは「成功」させたい!!
 そんな思いから、ここまで自分なりにはていねいに育ててきていた。
 しかし、ここへ来て連日の猛暑!!
 水はやっているが追いつかない。「枯れ」が進んでいく。
 コーンを包む葉の枯れたのを二本収穫してみた。
 (・_・)......ン? なかなか「成功」とは (^_^;)

Dscn5579

Dscn5591

Dscn5596

▼オンライン句会「ばっかり病」を発症しているあいだに8月も下旬にさしかかろうとしていた。
 「ばっかり病」を発症しているときは、ついつい自分の「現在地」を見失ってしまうものだ。
 
 「どこまできているんだろう!?」
 「今、どこにいるんだろう!?」

 この「サイエンスコミュニケーター宣言」を書き始めたのは2011.04.01だった。
 今は、それから10回目の夏だった!!
▼ ここ何年も使いつづけているサイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確認するための5つの座標軸があった。
 ここはまたまたこれを引っぱり出してこよう。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

▼ひとつ目の座標軸
(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
 これは簡単だった!!

 賢治の「雲見」
 寅彦の「宇宙見物」
 につぐ

 第三の究極の道楽!! それは「俳句」 そしてオンライン「句会」!!

 それがなぜ 「科学」「理科」にツナガルのか!?
 それは「これから」の話だ!!

(つづく)

| | コメント (0)

中谷宇吉郎「虹」を読む!! #中谷宇吉郎 #虹 #科学の学校「にじ」

Dscn1300_20200714045801

▼先日の第111回ファラデーラボ「かがく」カフェ(「虹のかがく~虹と光学現象 6次の虹を見る方法~」) において講師の佐藤誠先生にたいへん興味深い文章を紹介していただいた。

◆中谷宇吉郎「虹」

 青空文庫にはまだあがっていないが、ここに行けば読めると教えてもらった。
 あの中谷宇吉郎が書いているということにも惹かれて読んでみた。

▼この文章の初出は、科学の学校「にじ」の創刊号であるという。

◆科学の学校「にじ」

科学の学校「にじ」は1947年10月にに実業之日本から創刊され、翌1948年11/12月号をもって廃刊となった子ども向けの科学雑誌である。

 えっ!?
 これが「子ども向け科学雑誌」!? と思いたくなるほど高いレベルのことが書いてある。
 雑誌のタイトルも「にじ」、その創刊号の巻頭「よみもの」が、この中谷宇吉郎「虹」ということで気合いも入っていたのだろう。
 しかし、よく読んでみると なかなか面白い!!

▼私は、これまでにこれほどまとめて虹に関してくわしく解説された文章を読んだことがない。
 「へぇー、そうだったのか!!」とはじめて知って驚くことも多かった。
 
 文章はさすが中谷宇吉郎だ!!
 導入からみごとなものだ。少しだけ気に入ったところを引用させてもらおう。

一度でも本当によく自然を見た人には、虹の色というような分かり切ったことにも、すぐ疑問が出て来るはずである。それが当然なのであって、実は分り切ったことではないのである。

 アタリマエ!!と見逃さず、自然をよく観察することからはじめようと呼びかける。
 宇吉郎流の「科学のすすめ」デアル。
 そして、次のように展開する。

 こういういろいろな現象を、順を追って説明してみよう。そして中学校の教科書にまでのっているくらい、分り切ったことと思われている虹の現象が、なかなかそう簡単なものではないことを、知っていただくことにしよう。

 

 私自身も「そうだったのか!!」とはじめて合点することも多かった。
 さらには

ところが困ったことには、前にも言ったように、実際の虹は、時によって幅が広かったり狭かったりするし、スペクトルの七色を全部揃えている方がむしろ珍しいのである。それで以上の説明、すなわち普通の教科書にかいてある説明では不十分であることは明白である。

▼最後もとても納得のいくまとめである。(「立春の卵」の最後を思いだした。)
 あまりに気に入ったので長くなるが引用させてもらう。

それをよく見ないことがいけないのである。実際の虹をよく見ないで、虹は七色と思いこんでしまうのは科学の心に反していることなのである。
 自然というものは、非常に複雑で、不思議なことにみちみちているものである。虹などは、その中でも比較的簡単なものであるが、それでもこれだけの説明をひつようとした。実はこれでもまだもんdないは残っているのである。こういう複雑な現象を一つ一つ明らかにして行く時に、はじめて人間は自然の美しさを本当に理解出来るのである。

 わかったつもりになっている人へも警告してくれていた。

「虹は水滴の反射屈折によるスペクトル作用さ」と言って、それ以上実際の虹を見ない人がある。そういう人には虹の美しさは分らない。学問によって眼をあけてもらうかわりに、学問によって眼をつぶされた人である。

 これは、「虹」に関する最高の「科学よみもの」である。
 科学絵本「虹」の復刻を望みたい!! 

 梅雨が明けて、今度、「虹」を見るのが楽しみだ o(^o^)o ワクワク

Dscn9129_20200714045801

 

| | コメント (0)

サイエンスコミュニケーター宣言(415)

Dscn7639_20200404052201

▼ どの桜の木にもそれぞれの物語がある!!
 
 その「物語」を想像しながら、桜の木巡りを続けている。
・標高103mの手城山の山桜と麦畑
・祠のとなりの桜の木
・鳥居の向こうに記念樹
・高位段丘上の池に張り出す桜
 旧街道を行き交う人たちもこの桜をながめたのだろうか!?

Dscn7651

Dscn7685

Dscn7699

Dscn7690

▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」検証と「これから」の展望をつづけよう。
 次なる座標軸はこうだ。

(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
 寅彦は「科学上の骨董趣味と温故知新」のなかで次のように言っていた。

 しかし自分の見る所では、科学上の骨董趣味はそれほど軽視すべきものではない。この世に全く新しき何物も存在せぬという古人の言葉は科学に対しても必ずしも無意義ではない。
自分は繰返して云いたい。新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。

 まったく合点のいく言説である。
ホンモノの「流行」は、「不易」を内包する!!
ホンモノの「不易」は、「流行」を創造する!!
 ここからは、まったくの我田引水だ。

 【理科の部屋】コミュニティはこれからも有効である!!
 【理科の部屋】は、理科教育の「不易流行」を追究する!!

▼最後の座標軸にいく。 
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。
 これまた大風呂敷ひろげた話である。(^^ゞポリポリ
 でも本人はいたって本気である。
 今でなければ、消えてしまう!! どんなに小さな「歴史」でも「記録」しておけば蘇ることもある。
 未来に有効になる可能性もでてくる。
 記憶せずに記録する!!
 途中で保留したままの作業を思い出した。

●【理科の部屋】30年史年表

▼この状況のなかで、今をどう生きるか!?
 一日一日をどう暮らすか!?
 それが、あらたな「歴史」をつくり、次なる「物語」がはじまる!!

 サイエンスコミュニケーター10年目の歩みははじまったばかりだ。
 さあ ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

Dscn7735

| | コメント (0)

サイエンスコミュニケーター宣言(414)

Dscn7607

▼「桜を愛する仲間13名による植林  平成12年3月吉日」
 
 昨日も夕方から、「花見」散策にでかけた。
 最初から、この場所をめざしていたわけではなかった。たまたま近くを通りがかったとき、この桜並木に夕日があたりあまりにきれいだったので近づいてみたのだった。
 そこの記念碑にはこのように記してあったのだ。
 スバラシイ\(^O^)/

Dscn7601_20200403055301

Dscn7569

Dscn7576

▼自らを「サイエンスコミュニケーター」と名のりはじめて10年目がはじまっていた。
 はやくもその3日目である。
 9年の歩みでどこまできたのだろう!?「現在地」は!?
 10年目の歩みはどこをめざそうか!?
 例の5つの座標軸を使ってひとつひとついこう。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
 9年の歩みのなかでも、自分で一番納得のできる「○○の科学」を追い求めてきた。
 「常民の科学」
 「萃点の科学」
 「ファラデーの科学」
 「デクノボーの科学」
 「等身大の科学」
 「私の科学」等々
 そして、今、最も気に入っているのが
 「共愉の科学」=convivial science !!
 
 では、具体的に何から…少し時間をかけて計画たててみよう。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
▼第二の座標軸に行こう。

(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
 これが今もっとも困難な状況にあるのだろう。
 今こそ「参画」の意義が問われている。
 もっとも困難な状況の克服こそ、新たな道を切り拓くきっかけになるかも知れない。
 さて、どうする…(・_・)......ン?

▼次の第三の座標軸に行こう。

(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
 これがいちばん具体的かも知れない。
 何度も繰りかえしとりあげるように、それまでの歩みはここに集約していた。

●私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!!
新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

 これ以上でも、これ以下でもなかった。
 作業は終わったのか!?
 終わってはいなかった。継続中の作業がいくつもあった!!
 なかでも、今、いちばん力をいれたい作業は次だ。

●生徒の授業感想文に学ぶ!! 

 膨大かつ遠大なる作業である!!
 同時に最高に楽しい作業でもある!!

(つづく)

Dscn7626

| | コメント (0)

サイエンスコミュニケーター宣言(413)

Dscn6578_20200329051201

Dscn6606

「播磨国神西郡手城山開路碑」
 確かにそう読めた!!
 その碑の本文は苔むしもう定かには読めなかった。調べてみた!!
 碑は明治13年(1880)に建てられたそうだ。
 つまり今からちょうど140年前だ!!

 手城山の硬い岩石は東を流れる市川に向けて張り出していた。従って旧生野街道は手城山の西を通っていた。
 硬い岩石を火薬で爆破し、まっすぐな「新生野街道」をつくった!!文明開化時代の到来だった。
 今週のはじめ手城山城跡にたった私は、一日おいて今度はこの碑の前にたっていた。

 自然にはたらきかけて生きてきた私たちの「歴史」をたどるのはなかなか面白い!!

Dscn6570

Dscn6634

▼ちょっとこじつけのような話をするが、私は最近自分自身の歩んできた「歴史」に興味をもっている。
 「新生野街道」の半分ほどの私自身の「歴史」=「自分史」デアル!!
 こんなこと言い出すの年のせいだろうか。(^^ゞポリポリ

 私が自らを「サイエンスコミュニケーター」と名のりはじめたのは2011.4.1だった!!

●サイエンスコミュニケーター宣言(1)

▼それからまもなく9年が終わろうとしている。
 そして10年目に入ろうとしている。
 今こそ、また問うておこう。私自身の「現在地」を!!

 またまたサイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確認するための5つの座標軸を引っぱり出してこよう。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

▼9年目のおわりと10年目のはじめにわたり「現在地」の確認と「これから」を展望する作業にとりかかる!!
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

 「サイエンスコミュニケーター」よりも長い「歴史」もつ大賀ハス観察池!!
 蓮根の植え替えから53週目であった。
 ほんとうは、今年度の蓮根の植え替えを昨日する予定であったが、雨天のため本日に延期した。
 すでに、あらたな「葉芽」が水面から顔を出そうとしていた。
 さあ、今日はできるだろうか?

(つづく)

_dsc7510

| | コメント (0)

3.11 あれから9年が!!

Dscn4941_20200311051501

▼あれから9年!!
そう言えば、「あの日」の天気はどうだったんだろう!?
「あの日」の前後は!?
 「記録」が残っていた!!

●日々の天気図(2011年3月)・気象庁

 私も「あの日」の記録を残していた。

●【授業】まさか、その数時間後に…!(2011.03.11)

▼毎年、「あの日」の「記録」はとりあげるが、その前後の日のことをとりあげることはあまりなかった。
 今年は、その前後の日のことを取り上げてみよう。
 まずは前3日である。

●【授業】未来の「地震」を知るためには…。(2011.03.08)
●やっぱりこんなときは、真壁仁の「峠」だ!(2011.03.09)
●三つの「試論」のこれから(2011.03.10)

 前日のことを思い出しつつ、blogの日付は一日ずつずれている。
▼今度は、「あの日」の後3日をみてみる。

●今こそ考える!「科学」と「くらし」(2011.03.12)
●【Web更新3/13】11-11【大地の動きをさぐる】更新!(2011.03.13)
●【授業】「私たちはどこにくらしているのか!?」を(2011.03.142011.03.14)

▼確かに「あの日」(2011.03.11)でなにかが変わった!!
 なにかが!?
 「あの日」の翌日、「ファラデーラボの開所式」があった!!

 それから9年!!
 ファラデーラボ9年の歩み、そこに「これから」を考えるヒントがつまっている!!

◆ファラデーラボ「これまで」の歩み(過去の実績)

Dscn4953_20200311051501

| | コメント (0)

ファラデーラボ「高専における教育と研究」(2)

Dscn3677

連句的!!

 きわめて唐突に妙なコトバを思いついた。
 シロウトの無知をさらすようだが、「連句」というものがあるそうだ。
 5・7・5の発句,7・7の脇句以下の長短句を連ねていくもので、複数の人間の共同作業として「連句」が詠まれるらしい。
 発句、脇句のバランス・ツナガリ・連鎖の妙が魅力とか。(体験したこともないが (^_^;))
 発句が独立して「俳句」になったとか。言わば座の文芸として愉しむのである!!

 「かがく」もこんな愉しみ方はできないものだろうか!?
 そこで変な作業仮説を勝手に立てた。

 ファラデーラボの「かがく」は連句的である!! 

▼いつものように第二部も充実していた。
 「連句」を巻くように次々と私の「かがく」が報告された。

【音と光 山本さん】
 トップバッターは山本さんだ。山本さんは、最近手作り教材づくりが楽しくてしかたないと言う。凄い!!
 身近に手に入るものでつくられた「音と光」実験装置を紹介してもらった。ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 特に、「おんさ」の音を波で見せられたのには感動だった。

【觜本先生in岡山 中谷さん】
 ファラデーラボつながりで、觜本さんが岡山の中谷さんの学校に出かけて行って「出前授業」を行なったときの報告があった。
 生徒たちには大好評だったようだ。
 他にもファラデーラボつながりで、第一部、第二部の講師が他のところで授業されるということもでてきているようだ。
 とてもうれしい展開だ!!

【はりま灘の歴史 觜本さん】
 その觜本さんが、「10分間 地学小ネタ」の続きである。
 「大阪層群高塚山層」の化石の話からはじまり、「海進」の話へそして、播磨灘へと…
 觜本さんの語る「動く大地の物語」はいつもドラスティクで面白い!!
 つづきが楽しみである。

Dscn3694

Dscn3687

Dscn3709

Dscn3723

Dscn3727

Dscn3733

Dscn3740

Dscn3747

Dscn3758

Dscn3770

▼つづいて

【磁石 石原さん】
 小学校「磁石」教材の話。
 いつものことながら、ほんとうに面白いいろんな「教材」を紹介していただくのはアリガタイ!!
 こんな楽しいいろんなモノがあるのとないのとでは、まったくちがう授業が展開されるのだろうと容易に想像できる。
 今回特に興味深かったのは、小学校でもきっちり「磁化」を扱おうと提案されているところだった。
 また、「磁石」にもいろんなタイプの磁石があることも教えてもらった。

【新型コロナウィルスの致死率について 野村さん】
 グリーンフラッシュ目撃談からはじまり、今もっともタイムリーな話題「新型コロナウィルスの致死率」について熱く語られた。
 野村さんの科学的考察はなかなか興味深いものがあった。

【ソーラークッカー(パンフ) 福寿さん】
 以前にファラデーラボでも実演紹介をしていただいた「ソーラークッカー」について、パンフとその後の展開を紹介していただいた。
 世界中のいろんなところで「ソーラー(太陽熱)クッカー」が活躍しているようだ!!

Dscn3777

Dscn3788

Dscn3803

Dscn3813_20200224065201

Dscn3814

Dscn3825

Dscn3843

Dscn3846

Dscn3852

Dscn3854

Dscn3856

▼最後に

【電池とモーター 円尾さん】
 ふだんはあまり気にしていない「電池」のくわしいつくりについて、円尾さんより「分解」したものを見せてもらいながら説明してもらった。 「モーター」についても、同様に「分解」したものを見せてもらった!!「コイル」と「磁石」があった!!アタリマエ!!
(なかなかひとりではここまでしないな(^^ゞポリポリ)
 猟師・円尾さんからは、最近の収穫物としてりっぱな角の「シカの頭骨」が披露された。すぐさま引き取り手があらわれた!!
    

【回路カード 今後の予定 森本さん】
 最後にファラデーラボの主・森本さんより、「回路カード」についてとファラデーラボの「今後の予定」について話があった。
 くわしい「今後の予定」については

●ファラデーラボ「今後の予定」

 を参照してください。変更される場合もありますので、最新情報をチェックよろしくお願いします。
 また「これまでの取り組み」については

●ファラデーラボ「過去の実績」

 を参照してください。
 今度は、あなたも参加してあなた自身の「私のかがく」を披露して(巻いて)くれませんか!!

Dscn3869

Dscn3875

Dscn3885

Dscn3888

Dscn3892

Dscn3899_20200224065501

| | コメント (0)

より以前の記事一覧