【Web更新9/13】15-37 【ヒガンバナ情報2015】 等更新!!

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鶏頭や 子規堂庭も 盛りなり 15/09/12 (土)撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】15-37
週末定例更新のお知らせ
 先週の「雲見」の旅の余韻のなかにまだいた。
 動いて自然を「観察」するのも面白いが、動きをとめて、まわりが動き、変化していくさまを「観察」するのもまた面白い!!
 今週は、後者に力点を置いてみようと思うが、さてどうなることやら…。

◆表紙画像集2015 更新 人里の自然シリーズ 鶏頭(ケイトウ)
 東の畑の鶏頭が盛りだ。種を蒔いた覚えなどさらさらないのに幾本もの鶏頭が燃え立っていた。
それをながめていると、なぜか子規のことが思い出されてならなかった。
へちま忌は9月19日だ。

◆【ヒガンバナ情報2015】 更新!!
「ヒガンバナ前線は北から」の作業仮説も確かめきれないうちに、続々と各地から開花情報が届くようになってきた。メールやTwitter、Facebook等で「おすそ分け」画像を見せてもらっていると実に楽しい。
今週はさらにそれが加速していくだろう。
 どんな「おすそ分け」と出会えるだろう。o(^o^)o ワクワク

◆Webテキスト『天気の変化』 更新!!
 この度の大雨災害を見ていると、改めて「私たちはどこに暮らしているのか」を実感する。
遅々たる歩みのこのテキストづくりも、気象災害と無縁であるはずがない。
ゆっくり 急ごう!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 これまでオンライン「寅の日」で読んでこなかった系統の随筆を読みはじめた。
ある面で新鮮である。さらなる寅彦の魅力を発見していきたいものである。

「暑さ寒さも彼岸まで」
とはうまく言ったものである。
彼岸までの一週間、 さてどんな「雲見」、「ヒガンバナ」と…

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24時間ソラをLiVEする番組「SOLiVE24」!!

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▼春の嵐の日。私は再びあの雲の発生が手に取るようによく見える「定点観測地」に立っていた。
山を這うように大気が登っていく、そして目に見える雲になっていく、そしてその雲から雨が降ってくる。それはまさに「大気の物理実験室」を実感する空間であった。
▼それにしても春の嵐はすごかった。春の「ふる・ふく・どん」の特に「ふく」がすごかった。
まさに嵐だった。山が騒ぎ、電線が鳴き、ありとあらゆるものが吹き飛ばされていた。ひよっとしたら台風以上とも言える春の嵐だった。
▼どうなっているのだろうと天気図を見た。
この天気図を最初につくったのはドイツのブランデスである。1820年である。
まだ200年もたっていないのである。ブランデスもストームの全体像をとらえることが夢であったのだろう。

地図上のある場所で体験された現象や特徴が記入されると、他の場所ではどうだろうかの問いかけが生まれる。それらが地図上に記入されていくうちに、多様性と同時に共通の姿にも気付く。空間的なひろがりをもつ組織的な形態が浮かび上がってくる。こうした一種の総合という過程は創造的精神をある発見や新しい概念、あるいは解釈へとかりたてる。こうして発見され、提案されたものに対して同時代の人々や次の時代の人々がまた新たな思いをめぐらしていく。(『天気図の歴史ーストームモデルの発展史ー』斎藤直輔著 東京堂出版 P13より)

 その後天気図は進化していき今日にいたるのである。
▼そして今はよりリアルタイムに、誰もが簡単に多様な情報を手に入れることが可能な時代になったのである。
「ソラヨミ」への興味から出会った番組
◆24時間ソラをLiVEする番組「SOLiVE24」!!
 出会ったばかりでまだ使いこなしまでいっていない。しかし、それはわかった。
これは有効である!!ここには「これから」の天気との新しいつきあい方を教えてくれるものがいっぱいつまっている。「ソラマド」もダウンロードして使ってみたが、とってもいい!!
昨日の嵐の移動も手に取るように見えた。全国各地のウェザーレポーターからの情報で構成されているのもすばらしい。「天気の学習」にも充分使えそうである。
必見!!

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南極の空が見れるぞ!!

Dscf9320▼昨日は夕方まで、「何かがちがう」「何かを忘れている」という感覚が尾を引いていた。なんだろうと、今になって考えてみたらわかった。朝の定例散歩をしていなかったのだ。家での犬を連れての散歩、早朝の校庭散歩いずれも事情があってしていなかった。それだった!!
 もう身体のなかに、その「感覚」が刷り込まれているのだろうか。それが、生活習慣というものだろうか。ここに新たに刷り込もうとしている習慣がある。それは、『雲見』だ。これは、時間をきめてやっていない、やっているうちに定着するだろうと思っている。その定着するところが、いちばん据わりのいいところなんだ。
だから今は、アトランダムに気のむくままに…。
▼「雲見」をやっていると、自然と「おっ、あそこにケンケン三兄弟が…」と出てくるからうれしい
(^^)V
 「雲見」ということでは、大先達がいる、それはうれしいことに、私たちの身近にだ。それが我らが武田康男さんだ。武田先生もかなりの雲・空・天気関係の本を出しておられるが、私はあの『雲のかお』(武田康男著 小学館文庫 1998.10.1)がいちばんお気に入りだ。
それぞれの季節の「雲見」から「雲の表情」を写真と文章で記録されている。さらには、365日、一年間の定点観測でとらえた「かおの変化」の記録もある。
▼と、ここまで書いて武田さんのWebページにリンクしようとして、たいへんなものを発見してしまった。
今、武田さんが、南極観測隊に加わっていることは、【理科の部屋】などで教えてもらっていた。
その武田さんが、南極の「雲見」・「空見」をblogでリアルタイムに発信されているのである。\(^O^)/
◆南極の自然(武田康男が撮影&コメント)
がそれである。
なんとすばらしい!!
感動である。
なんと南極の空とリアルタイムにつながるなんて \(^O^)/
これぞ、【「雲見」の連帯】だ!!
私は、今日のblogのタイトルを急遽変更する。
「上がるとザアザア」の続きを報告をするつもりでいたが、それは後ほどということにして…
しばし、南極の空を楽しませてもらう。なんともありがたい時代だ。深謝。

 

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