2024年・私の「自由研究」は今!!(6) #丹生の研究 #朱 #水銀 #自由研究 #大人の自由研究
▼「自由研究」でもっとも肝要なことは
私の「ふしぎ!?」を置き去りにしないこと!!
だと思っていた。
どうしても置き去りにできない私の「ふしぎ!?」がいくつかあった。
「丹生」はそのうちのひとつだった。
◆「丹生」を追う
▼この「ふしぎ!?」のはじまりは古かった。
今から38年前(1986年)の、生徒の夏休みの「自由研究」にはじまる。
当時勤務していた学校の校区に「仁豊野」という地名のところがある。その地名は「二(丹)+フ(生)+ノ(野)」に由来するというのがその自由研究の主旨だった。郷土研究家に聞き取りをして、それをまとめたものらしかった。
「丹」が生まれる地だというのである。
丹とは硫化水銀=朱である。
私は、面白いと思った!!
同時に「ふしぎ!?」が生まれた!!
自分でも確かめたくなってきた。それ以来「丹生」を追うことをはじめたのである。
▼「ふしぎ!?」は次々とあらたな「ふしぎ!?」を生んだ。
最初は想像もしていなかったような展開を見せることになった。
ネットの世界が、おおいに助けになった。
そして2018年12月末に「これから」として3つの項目をあげていた。
今また再掲する。
(1) Webページ『「丹生」を追う』の充実を図る。
まずはすぐさま可能なことからはじめてみよう。
・参考文献等の紹介
・参考になりそうなページのリンク集
・関連施設、研究機関等の一覧
(2) 『「丹生」を追う』旅に出たい!!
(a) 奈良・桜井市、宇陀市
(b) 伊勢
(c) 大分・宇佐
(d) 全国各地の丹生神社・丹生の地名が残るところ
(e) 全国の水銀鉱山跡
等々
あげればきりがなく候補地が出てくる。
これまでに行った場所も、繰り返し訪れてみたい!!
ゆっくり ゆっきり 急ごう!!
(3) 「水銀(Hg)文化」を追跡する!!
先の『邪馬台国は「朱の王国」だった』(文春新書 蒲池明弘著)に、蒲池氏はたいへん興味深いことを書いていて( ゜o゜)ハッとさせられた。
高校の化学の授業で習った元素の周期表では、水銀は80という原子番号を与えられ、79番の金のすぐ右に置かれています。水銀と金が隣り合っていることに“世界の秘密”めいたものを感じてしまいます。(同書 p174より)
▼と書いてはや6年以上がたとうとしています。
コロナ禍などの事情もあり、これ以降ほとんど動けていないです。
でも、けっしてその「ふしぎ!?」を置き去りにしてしまったわけではありません。
可能なことから、ゆっくり ゆっくり汲み尽くそう!!
次はどんな「ふしぎ!?」が待っているのだろう!!
(つづく)
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