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【お薦め本】『天気も宇宙も! まるわかり 空の図鑑』(武田 康男著 エムディエヌコーポレーション)

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▼前に、「武田康男先生と行く 空の不思議「富士五合目」ツアー」に参加させてもらったことがある。
・富士山五合目へ、「雲見」の旅!!(1)
・富士山五合目へ、「雲見」の旅!!(2)
 感動することの連続だった。この旅の終わりに、ちょっと勇気をだして、このアタリマエを質問したことがある。
 「武田先生にとって、雲と宇宙はどんな関係なんですか?」
先生は即答された!!
 「同じですよ!!空でツナガッテいますから…」   
このアタリマエに痛く感動した!!
 
▼先日、再び武田先生からお話を聞く機会があった。
 そのとき紹介してもらったのが、今回の【お薦め本】である。
 すでに入手はしていたが、この度 お話を聞いて ぜひとも【お薦め本】にあげたくなった。

◆【お薦め本】『天気も宇宙も! まるわかり 空の図鑑』(武田 康男著 エムディエヌコーポレーション 2023.8.1)

 いっぱいお薦めポイントがあって、話があちこち行ってしまいそうなので、いつものように【お薦め】ポイントを3つにしぼっておく。

(1)「天気」と「宇宙」は空でツナガッテいることを教えてくれる!!
(2)著者自らが撮った写真は、最高に説得力をもつ!! 
(3)ホンモノの“空の探検家”の話はわかりやすく面白い!!

▼では、ひとつずつ行こう。

(1)「天気」と「宇宙」は空でツナガッテいることを教えてくれる!!
 この本の帯のフレーズがメチャクチャ気に入っていた。
 こうだ!!

 見上げてみれば
 ぜんぶ空!
 近くの雲からはるかな宇宙まで
 昼と夜の空の現象をたっぷり紹介

 これがこの本の魅力を語っていた。
 著者自らも、「はじめに」の最初にこう語っていた。
 見上げると目に映る広い空には、昼も夜も、雲や星などいろいろ見られます。流星が宇宙からやつてきて地球の大気で光るように、宇宙と地球はつながっています。それなら、空に見られる気象と天体の世界をいっしょに楽しんでみようというのがこの本です。
(同書 P2より)

 
まだまだある。【付録】である。
 【付録】空MAP 
大気圏と宇宙の現象がひと目でわかる

 こんなのが欲しかった!!
 気象衛星ひまわりはどこに?
 国際宇宙スターションは?
オーロラは スプライトはどこに?
 雲ができるのはどこまで?

 この【付録】を手に入れるためだけでも、その価値はある。
 各季節の「星座」のページがあるのも、私にはとてもうれしい!!
 
次に行こう。
(2)著者自らが撮った写真は、最高に説得力をもつ!! 
 この本には、実にたくさんの写真が載っている。そのすべてが、著者自らが撮影したものだ。これはアタリマエのことのようだが、とても凄いことだ。
 例えば「見やすい三日月」のところでは次のように語られていた。

春の三日月は寝ている 春は太陽がほぼ真西に沈み、三日月は太陽に対して高い位置にあるため見つけやすいです。月の通り道(白道)の角度が大きいので、三日月は寝た感じです。太陽の通り道(黄道)と近く、夏に向かって高くなります。反対に秋は黄道や白道の角度が小さく、三日月は立った感じで低い位置に見えます。(同書 P12より)

この説明とリンクするかたちで、「春の三日月」「秋の三日月」の写真が掲載されているのである。アリガタイ!!
 それがうんと説得力をもつものなっている。
 自ら撮った写真だから、それらの景みつけるときのコツや楽しみ方がよりリアルに語られている。
 各季節の空の「イチオシ!」画像もとてもすばらしい!!

 後半の「一年中の空」でも、著者自ら日本中いや世界中を飛び回って撮り貯めた「お宝画像(写真)」が見せてもらえる。

▼最後のお薦めポイントに行こう。

(3)ホンモノの“空の探検家”の話はわかりやすく面白い!!
正式に“空の探検家”を名乗れるのは武田康男さんだけであると聞いていた。
(2)のお薦めポイントと深く関係するが、すばらしい「空」が見えるとなれば武田さんは世界中どこでも“探検”にでかけていった。(たとえそれが南極でも)
 世界中の、地球上の「空」のプロ中のプロとも言えた。
 だからだろう。
 ほんとうはとっても「むつかしい話」のはずだが、武田さんが話してくれるとわかりやすく面白い!!
 
 本の構成もたいへん面白くできている。
 各項目についている「もっと観察!」がとてもいい!!
 欄外の「MEMO」にも、観察のヒントが満載だ!!
 イラストもとてもわかりやすい!!
 子どもから大人まで、一年中「空」を楽しめるように構成されている。
 
 これ以上書けば<蛇足>と思いつつ、やっぱり書いてしまう。
・地球上の「空」のことならば、なんでもこの一冊で!!
・私たちは宇宙船「地球号」に乗っている!!
・年末だ!!一年間の「空」を、この本でふりかえってみよう!!
・今年の冬は「バケツの氷」(同書 P100)に挑戦してみようかな。
・「雲見」【宇宙見物】の最高のとも!! 

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コメント

おはようございます。
毎日これだけの分量の文章を書かれるのは凄いな、と思いつつ拝見しております。武田先生の写真集は何冊か持っていますが、この本は知りませんでした。今度図書館に行ったら探してみます。

投稿: sakamoto | 2023/12/14 08:46

sakamotoさん

コメントありがとうございます。
阪本さんにそう言っていただくと恐縮してしまいます。
1blog/日を長く原則としてきましたが、今年途中からやや変則的になってきています。
ポンコツには少し無理があるかとも!?
でもその方が、精神的・肉体的にも「安定」しているのかとも
来年は、復活しようかとも思っています。

 武田さんの本ですが、この本は手許に置いておきたい本です。
 まさに「空の図鑑」として。
 阪本さんが、武田さんに出会われてからもずいぶんたちましたね。
 あれは生徒さんたちの「研究発表」のときだったですよね。

投稿: 楠田 純一 | 2023/12/15 04:44

こんばんは。無理はなさらないでと言いたいところですが、少し負荷をかけておく方が精神的にも体力的にも良好に保つにはいいのかも・・
私も秋口から専門学校で教えていますが、高校卒業レベルですので、授業準備が大変でした。かなり負荷をかけてきましたが、その方が生活に張りが出たように思います。しかし年明けには講義は終了です。
武田さんにお目にかかったのは、日本科学未来館で行われた日本学生科学賞の表彰式でした。もう15年ほど前になります。そのとき図鑑にサインをいただきました。

投稿: sakamoto | 2023/12/15 20:47

sakamotoさん

ありがとうございます。
えっ!!
そうだったんですか。それはよかったですね!!
確かにそれは言えますね。特に「授業」をやりつづけていたときはそうでした。
元気が出てきました。少しもうまくいかなかったけど、元気が出てき楽しかったです。
すべてのベースは今もそこにあると思っています。

>武田さんにお目にかかったのは、日本科学未来館で行われた日本学生科学賞の表彰式でした。もう15年ほど前になります。そのとき図鑑にサインをいただきました。

もうそんなになるですか!?
うらやましく思ったものです。

投稿: 楠田 純一 | 2023/12/16 06:15

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