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本日(2023/12/31)、第367回オンライン「寅の日」!! #日本人の自然観 #traday #寺田寅彦

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「一日でいちばん美しい空」!!
 
 そう教えてもらった。ナットクである。
 ひとそれぞれの「美しさ」には、そのひとの「自然観」が色濃く影響しているのだろう。
 そんな大げさに言うこともない。
 美しいものは美しい!! それも瞬間だ。

▼本日(2023/12/31)は、第367回オンライン「寅の日」!!
 本日は「寅彦忌」である。
 寅彦は1935年12月31日に亡くなった。
 「寅彦忌」を記念して、毎年この日を特番オンライン「寅の日」としていた。
 読む随筆も「日本人の自然観」と決めていた。

◆本日(2023/12/31)は、第367回オンライン「寅の日」!!
●「日本人の自然観」(青空文庫より)

▼この随筆が書かれたのはいつか!?
 最後にはこう書かれていた。
 

(昭和十年十月、東洋思潮)

 そう昭和十年=1935年は寅彦の最晩年なのである。それも十月とは!!
 私はちょっとコトバを選ぶ必要があるかも知れないが、これを勝手に寅彦の「遺言」だと思っている。
 最期の私たちへメッセージだと思っていた。
 寅彦のすべてが語られていると考えるようになっていた。

 今日一日で、語られているすべてを読むことは不可能である。
 毎年、少しずつ 少しずつ読み解いていきたいと思っている。
 まず根本的な寅彦の考えが<緒言>にあった。

 われわれは通例便宜上自然と人間とを対立させ両方別々の存在のように考える。これが現代の科学的方法の長所であると同時に短所である。この両者は実は合して一つの有機体を構成しているのであって究極的には独立に切り離して考えることのできないものである。人類もあらゆる植物や動物と同様に長い長い歳月の間に自然のふところにはぐくまれてその環境に適応するように育て上げられて来たものであって、あらゆる環境の特異性はその中に育って来たものにたとえわずかでもなんらか固有の印銘を残しているであろうと思われる。

 自然と人間の「有機体」本編に何度なく登場してくるキーワード!!
 今年の読みは、こんなところに焦点をあててみた。
農業者はまたあらゆる職業者の中でも最も多く自然の季節的推移に関心をもち、自然の異常現象を恐れるものである。この事が彼らの不断の注意を自然の観察にふり向け、自然の命令に従順に服従することによってその厳罰を免れその恩恵を享有するように努力させる。

 津々浦々に海の幸(さち)をすなどる漁民や港から港を追う水夫船頭らもまた季節ことに日々の天候に対して敏感な観察者であり予報者でもある。彼らの中の古老は気象学者のまだ知らない空の色、風の息、雲のたたずまい、波のうねりの機微なる兆候に対して尖鋭(せんえい)な直観的洞察力(どうさつりょく)をもっている。長い間の命がけの勉強で得た超科学的の科学知識によるのである。それによって彼らは海の恩恵を受けつつ海の禍(わざわい)を避けることを学んでいるであろう。それで、生活に追われる漁民自身は自覚的には海の自然を解説することはしないとしても、彼らを通して海の自然が国民の大多数の自然観の中に浸潤しつつ日本人固有の海洋観を作り上げたものであろう。

 ここでなつかしくもある「常民の科学」のキーワードを想起するのである。


▼さらに、今年は「これから」に焦点をあててみよう。

 現在の意味での科学は存在しなかったとしても祖先から日本人の日常における自然との交渉は今の科学の目から見ても非常に合理的なものであるという事は、たとえば日本人の衣食住について前条で例示したようなものである。その合理性を「発見」し「証明」する役目が将来の科学者に残された仕事の分野ではないかという気もするのである。

 
「科学者」でもない私がエラソウに言うことではないが、私にもなにか可能なことがありそうな気がするのである。
 さらには<結語>では、こうも語っていた。

そうして人は千里眼順風耳を獲得し、かつて夢みていた鳥の翼を手に入れた。このように、自然も変わり人間も昔の人間とちがったものになったとすると、問題の日本人の自然観にもそれに相当してなんらかの変化をきたさなければならないように思われる。

 新たな「自然観」が問われているのかも!?
 90年近い時空を超えた寅彦からのメッセージをどう受け取るか!?
 今年も「ゆく年・くる年」に考えてみよう!!

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72号コウガイビルはエサなしで2ヶ月生きのびた!!(2023/12/29) #コウガイビル #陸生プラナリア #飢餓と再生 #教材化 #Webテキスト

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▼少し観察を怠っていた。
 もうコウガイビルは72号になっていた。出会ったのは2023/10/29である。
 ナイロン袋につけたシールにその日付があった。
 最初は、蜷局を巻き「黒いかたまり」だった。
 しばらくするとあのイチョウの葉のような逆三角形(「コウガイ」のかたち似ているところから)の頭をクネクネと動かしはじめた。
 どんどん伸びていった!!
 生きている!!
 2ヶ月経った今も、エサもなしで生きているのだ。

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▼2ヶ月前(2023/10/29)に出会ったときも、元気で活発によく動いていた!!
 そのときの姿も「記録」していた。

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▼では、この2ヶ月のあいだ、このコウガイビルのからだのなかで、なにが起こっていたのだろう!?
 「エサを食べないで生きているとは!?」
 この不思議に答えてくれる本に出会っていた!!

◆『プラナリアの形態分化~基礎から遺伝子まで~』(手代木渉、渡辺憲二著、共立出版 1998.3.25)

 この不思議に答えてくれる部分は 「14.9 飢餓と再生」(P275)にあった。この章は牧野尚哉・白澤康子先生が書いておられる。

 コウガイビルの飼育では給餌が大切な要素となるが、餌に対しての反応は同一種内でも異なり積極的に摂取するグループとそうでもないものとがある。また長期間の飢餓に耐え、もとの体重の1/100に減少しても生存し続けることができる。このような生理的変化が、顕著な再生能をもつ本動物の器官形成にどのような影響を及ぼすのか、頭部再生の有無、形成所要時間、極性との関連について、採集直後の体重を100として、もとの30~40%に減少したグループを飢餓個体として実験を行った。  なお、飢餓個体の設定は、採集された個体のうち、何としても餌を食べないものがあり、かなりの期間絶食にも耐えられるが、やがて死に至る。体重減少と生存期間の長短は一定ではないが、採取後減少の一途をたどる体重は、ある時点で平衡状態となり、これ以降急激に減少して死ぬものが多い。体重が安定をみせる状態を越えると個体は死を迎えることから、この安定期(もとの体重の30~40%)を飢餓状態と考えた。これらの飢餓グループと採集まもないものとを次の実験により比較した。(同書P276より)
   しかし、まだこれだけでは「ふしぎ!?」の答えにはなっていなかった。  この本の編著者である渡辺憲二先生に直接お会いして、言わば「自らを食べて生き延びている」のだと教えてもらった。

 「自らを食べて」「自分のからだをつくりなおす」(再生する)とは!?

▼多数存在するだろう「幹細胞」!!
 その「幹細胞」と「再生」の関係!?
 「ふしぎ!?」はまだまだずっとつづいていた。

 水生プラナリアは「教材」としての市民権を得ているのに、陸生プラナリア=コウガイビルをキモイだけの生きものに終わらせたくなかった!!
 来年こそ教材化に向けて!!

 そう言えば、72号コウガイビルも少し小さくなったかな!?

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【私の撮った写真・ベスト5】2023!! #2023年 #写真

▼私は常にデジカメを持ち歩くことにしていた。
 スマホもあるが、やっぱりデジカメなんである。
 カメラの機能も、撮影スキルもいつまでたってもダメ。
 それでも、ポンコツ度が益々増してきて記憶があやしくなってきた私には、最高の「記録」道具だった。
 2023年この一年間に私は何を見たのだろう!?

 blogにあげた写真のなかから【私の撮った写真・ベスト5】というかたちでピックアップしてみる。
 順番はあくまでblogにあげた順番である。

【その1】<2023/01/04 13:36>一昨年の夏からずっと観察をつづけていたナガコガネグモの「卵のう」、今年もながく観察を続けた!!
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【その2】<2023/03/30 13:18>ひとり吟行の途中の景だった。この景が気に入ってしまい、いつしかこの椅子に座らせてもらうのが習慣となってしまった。深謝!!
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【その3】<2023/05/28 15:30>栗の花の季節。栗の花と赤い播但線列車の取り合わせがとっても気に入ってしまった!!
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【その4】<2023/09/08 08:55>ついに「種子」から育てたあの実生コヒガンバナが開花した!!それも3つも。実生実験をはじめて9年目のできごとだった。コヒガンバナはやっぱり2倍体だ!!
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【その5】<2023/10/29 05:16>ほぼパーフェクトに観察できた部分月食だった。アタリマエだけどリアルに部分月食が目の前で展開するのは感動だった。最高の【宇宙見物】!!
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【次点】<2023/11/24 08:43>マッチの祖・清水誠を東京に追う!!久しぶりに動いて撮った画像だ。やっとみつけたときの感動が蘇ってくる!!
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 ダメだ!!
 一年間の画像をこの程度ではとてもカバーできそうにない。でもやっぱり5つに絞り込もうとした作業で、「2023年」をふりかえることができたので大満足だ!!
 さあ、来年はどんな写真が撮れるかな o(^o^)o ワクワク

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第41回オンライン句会「寅の日」1月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼我らが寅日子先生も「子規」にはたいへん興味があったようだ。「子規の追憶」(青空文庫より)を書いていた。
 師・漱石先生との関係を考えると当然のことかもしれない。

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▼私が今いちばん興味をもつのは、「愚陀佛庵」や「子規庵」での句会のことだ。
 病床の子規を囲んでの句会とはどんなものだったのだろう!?
 句会とは、そんなにも魅力的なものだったのだろうか!?
 今なら少しわかると言ったら不遜だろうか。

▼私たちのオンライン句会「寅の日」も、来月で41回目である。
 あらためて、その案内をあげておく。

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第41回オンライン句会「寅の日」1月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 

5.【投句期間】
 2024年1月1日0時から15日23時30分まで
 
6.【選句期間】
 2024年1月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 2024年1月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼ここまではオンライン句会であることを「原則」としてきた。
 オンラインであることの便利さ、有効性もわかってきた。
 来年は、次なる可能性も、みんなで考えていきたい!!
 
 あなたも一緒にやりませんか。 

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【私の読んだ本・ベスト10】2023!! #お薦め本

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▼年末恒例の【私の読んだ本・ベスト10】をあげてみる。
 リストアップするのは、この2023年一年間に【お薦め本】としてあげたもの10冊である。
 順番はあくまでここに【お薦め本】としてあげた順番である。

【その1】【お薦め本】『季語の科学』(尾池 和夫著 淡交社)
 地震学者・地球科学者「尾池和夫」と俳人「尾池和夫」が交叉するところが面白い!!


【その2】【お薦め本】『石と地層と地形を楽しむ はりま山歩き』(橋元 正彦著 神戸新聞総合出版センター)
 著者自身のお話も聞くこともできた。アリガタイ!!
 ふるさとの「動く大地の物語」を楽しむための最高のガイドブックである。ゆっくりゆっくり急ごう!!


【その3】【お薦め本】『まんがで名作 寺田寅彦エッセイ集 これから科学者になる君へ』(原作 寺田寅彦 監修 鎌田浩毅 KADOKAWA)
 子どもから大人まで楽しめるオンライン「寅の日」の案内書。
 漫画と青空文庫を往復しながら寅彦の随筆を楽しめるのが実に面白い!!


【その4】【お薦め本】『牧野富太郎の植物学』(田中伸幸著 NHK出版新書 )
 朝ドラ「らんまん」を思い出しながら読むと楽しいかも知れない。
 私の宿題 3つ はまだ解決できないでいた。
 ・ 牧野富太郎とヒガンバナ
 ・ 牧野富太郎と『赭鞭一撻』
 ・ 牧野富太郎と寺田寅彦


【その5】【お薦め本】『雲の超図鑑』(荒木健太郎著 KADOKAWA )
 『すごすぎる 天気の図鑑』シリーズの第3弾
 動画レクチャーが「雲見」を科学することの楽しさを教えてくれる。


【その6】【お薦め本】『見てびっくり野菜の植物学 ゲッチョ先生の野菜コレクション』(盛口 満 文・絵 少年写真新聞社)
 ゲッチョ先生の野菜の話だ。面白いにきまっている!!
 わかりやすく、役にも立つ。家庭菜園づくりを楽しむためにも。


【その7】【お薦め本】『白菜のなぞ』(板倉聖宣著 仮説社)
 板倉さんの謎解き物語は面白い!!
 あなたの食卓の「白菜」はどこからやって来たのだろう!?「科学」してみませんか。


【その8】【お薦め本】『中学校理科 授業づくりアイデア大全』(河野 晃著 明治図書)
 理科「授業づくり」最前線の情報のすべてがここにある!!
 この続きは、ぜひ「FACEBOOK版【理科の部屋】」で!!
 

【その9】【お薦め本】『寺田寅彦「線香花火」「金平糖」を読む』(松下貢・早川美徳・井上智博・川島禎子 著 究理舎)
 寅彦ファン必読の一冊だ。
 「線香花火」「金平糖」を深く深く読み解く!!
 寅彦の科学の先駆性が少しずつわかってくるのが面白い!!「複雑系の科学」研究の第一人者が読み解く!!


【その10】【お薦め本】『天気も宇宙も! まるわかり 空の図鑑』(武田 康男著 エムディエヌコーポレーション)
 「見上げてみれば ぜんぶ空!」のフレーズに納得ダ!!
 【付録】空MAP はとてもいい。これを手に入れるためだけでも損はしない。
  毎日の「雲見」【宇宙見物】に!!常にそばに置いておきたい本だ。

 
 さあ、来年はどんな本に出会えるかな!!

(以上)

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【私の重大ニュース 2023】(3) #2023年 #日本理科教育史 #私の研究 #雲見 #宇宙見物 #blog #web更新

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▼さらに【私の重大ニュース 2023】をつづける。

【その7】「日本理科教育史」をプロットする!! をページ化する!!

 きわめて間欠的な取り組みであった。
 でもぜひともやりたい「作業」だった。ページ化することにより、「これまで」「これから」がよく見えてくると思っていた。
 まだまだ続けたい!!
◆「日本理科教育史」をプロットする!!


【その8】行動が制限されるようになった!!

 残念デアル!!
 これまでに増して、行動が制限されることとなった。
 これまで、無手勝流で動き回ることで多くの人・モノに出会い学んできた「私の研究」は、ペースダウンをせざるを得なくなった。
 その典型が、「ヒガンバナ研究」である。
 「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりが自由にできなくなってしまった。
◆【ヒガンバナ情報2023】
  しかし、まだまだあきらめない!!
・マッチの祖・清水誠を追う!!(4)~東京編~ #新燧社 #亀戸天神社 #マッチ #燐寸 #清水誠


【その9】毎日の「雲見」【宇宙見物】を継続した!!

 「雲見」【宇宙見物】は、私の究極の道楽だった。
 毎日つづけることによって、見えてくる面白さがあった。
 「ヘタな鉄砲」方式で撮った写真をアップしつづけることで、空を多くの人と共愉できた。深謝


【その10】今年もblog・Web(週末定例更新)更新を継続できた!!

 原則 blog更新/日 Web更新/週 を貫くことができた。
 「なかみ」は別として
 続けることで、できあがっていく私だけの「DB」があった。
 これからも可能な限り続けたいものだ。
・私の【理科教師日記】
・楠田純一の【理科の部屋】


(了)

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【Web更新12/24】23-52 新・クラウド「整理学」試論 等 更新!!

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山ノ下櫨の実もまた凍てにけり 23/12/24撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-52
週末定例更新のお知らせ
 ついにラスト一週間になってしまった。
 「できないことはできない!!」と、とっくにあきらめているはずなのに、
 ここに来て「あれもこれも病」を発症するのは、一種の職業病のようなものだろうか!?

 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2023 更新 櫨の実
 「櫨の実」は秋の季語だ。
 ずいぶん以前から気になっていた。とりわけ師走のこの時期になって、前の山(山ノ下)の「櫨の実」が気になってきた。
 これで「ロウ」に挑戦できるのかな!?
 長年の宿題としてきた。
 もうやらなければ…!!
 
◆新・クラウド「整理学」試論 更新!!
 なんか「新」をつけることによって、手垢のついた「時代おくれ」を感じるのはどうして!?
 ここ何年も恒例としてきた年末の「整理学」だ。
 このページをいちばん利用しているのは、私自身だろうが。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 来年1月のテーマもきまっている。
 今年も「ゆく年・くる年」は、定番「日本人の自然観」を読もう。

◆【ヒガンバナ情報2023】 更新!!
 可能なかぎりの「記録」を残しておきたい。
 「記録」をよりパブリックなものとしておけば、ひょっとしたら「記録」が活用される日があるかも知れない。
 それを夢みながら…。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから39週目である。
 朝の10時をすぎても、薄氷は消えない季節となった。
 はった氷の模様を観察するだけでもけっこう楽しいものである。

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【私の重大ニュース 2023】(2) #2023年 #寅の日 #オンライン句会 #植物の世界 #科学する

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▼【私の重大ニュース 2023】を続ける。

【その4】オンライン「寅の日」を継続した!!

 2012年4月にはじめたオンライン「寅の日」、今年も欠かすことなく続けることができた。
 今年の寅彦忌(大晦日)で、第367回となる。
◆オンライン「寅の日」 


【その5】オンライン句会「寅の日」が定着してきた!!

 オンライン「寅の日」から派生してはじまったオンラインでの句会。
 毎月一回の月例句会は、すっかり定着してきた。
 2024年のあらたな展開にも期待したいものだ。
・第40回オンライン句会「寅の日」12月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム


【その6】「植物の世界」を科学する シリーズをはじめた!!

 「○○を科学する」シリーズ!!
 けっこう自分でも気に入っているシリーズである。今年は“「植物の世界」を科学する”をはじめた。
 まだまだ続けたい気持ちでいる。
・「植物の世界」を科学する(20) #植物の世界 #光合成 #野菜の植物学 #野草 #種子 #栽培 #キャベツ #ブロッコリー  


(つづく)         

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【私の重大ニュース 2023】(1) #2023年 #理科の部屋 #30周年記念オフ #極地研 #遠野 #コヒガンバナ

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▼今年も恒例の【私の重大ニュース2023】をはじめる。
 何をピックアップするかは気ままなのものである。
 「重大」としながらも「十大」をめざす!!

【その1】【理科の部屋】30周年記念オフを実施した!!

 なんと言っても、これをあげておかねばならないだろう。
・【理科の部屋】30周年記念オフ は明日 11/23(祝・木)!!(2023/11/22版・最終版) #理科の部屋 #30thrika #記念オフ
・【祝】【理科の部屋】30周年記念オフ は最高に楽しかった!! #理科の部屋 #30thrika #記念オフ


【その2】極地方式研究会 定期研究集会(遠野)に参加した!!

 「遠野」は私にとって、とても意味ある場所であった。
 とても楽しく、実に多くのことを学ぶことができた。ありがとうございました。深謝!!
・再び、私の「遠野物語」(1) #遠野 #遠野物語 #柳田国男 #民俗学 #口語訳 #青空文庫 #極地方式研究会
・再び、私の「遠野物語」(2) #遠野 #遠野物語 #柳田国男 #民俗学 #常民の科学 #伝承園 #カッパ淵 #水木しげる

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【その3】あの実生コヒガンバナが「開花」した!!

 「種子」から育てはじめて、今年で9年目であった!!
 ついに花茎をのばし、「開花」したのだ。ほんとうにコヒガンバナは2倍体だ。
 ひょっとしたら、これが最高の重大ニュースかもしれない。
・ついに、あの実生コヒガンバナの花茎が!!(2023/08/30) #コヒガンバナ #コヒガンバナの種子 #2倍体 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会
・Twitterはじめて5,100日目に思うこと!! #Twitter #Twitter的

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(つづく)

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本日(2023/12/22)、第366回オンライン「寅の日」!! #身長と寿命 #traday #寺田寅彦

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▼寅彦の「藤の実」のはじまりはこうだった。
 

 昭和七年十二月十三日の夕方帰宅して、居間の机の前へすわると同時に、ぴしりという音がして何か座右の障子にぶつかったものがある。

 つまり、師走のこの時期のちょっとした“できごと”から、一大研究に発展する。
 そして、またこんなことを言っていた。
  それはとにかく、このように植物界の現象にもやはり一種の「潮時」とでもいったようなもののあることはこれまでにもたびたび気づいたことであった。

 
▼本日(2023/12/22)は、冬至、そして第366回オンライン「寅の日」!!
 12月テーマは、少し大きなテーマです。

 【12月テーマ】「寅彦と自然観」

 本日は、その第二回目。「身長と寿命」(「空想日録」より)を読む。

◆本日(2023/12/22)は、第366回オンライン「寅の日」!!

●「身長と寿命」(「空想日録」より)(青空文庫より)


▼ここでもまた、地震研究所での小さな“できごと”から話がはじまっていた。

 このおもしろい研究の結果を聞かされたときに、ふと妙な空想が天の一方から舞い下って手帳のページにマークをつけた。それを翻訳すると次のようなことになる。
 時間の長さの相対的なものであることは古典的力学でも明白なことである。それを測る単位としていろいろのものがあるうちで、物理学で選ばれた単位が「秒」である。これは結局われわれの身近に起こるいろいろな現象の観測をする場合に最も「手ごろな」単位として選ばれたものであることは疑いもない事実である。

 なんとも面白い展開だ!!
  現在の「秒」はメートル制の採用と振り子の使用との結合から生まれた偶然の産物であるが、このだいたいの大いさの次序(オーダー)を制定したものはやはり人体の週期であるという事はほとんどたしからしく自分には思われる。

▼もうすっかり寅彦のペースだ!!
 さらに話は、つぎに進展する。

 こう考えて来るとわれわれの「寿命」すなわち「生きる期間」の長短を測る単位はわれわれの身体の固有振動週期だということになる。

  象が何百年生きても彼らの「秒」が長いのであったら、必ずしも長寿とは言われないかもしれない。
「秒」の長さは必ずしも身長だけでは計られないであろう。うさぎと亀(かめ)とでは身長は亀のほうが小さくても「秒」の長さは亀のほうが長いであろう。すると、どちらが長寿だか、これもわからない。

 そして、最後はまるで現代社会を予見するかのようなコトバがならぶ。
 最後までアイロニーの精神を忘れなかった。
しかし人間の寿命がモーターの回転数で計られるようになることが幸か不幸かはそれはまた別問題であろう。

 この随筆を読んでいるうちにあの名著『象の時間ネズミの時間』(本川達雄著 中央公論社 1992.8.25)を思い出した。
 あらためて寅彦の先見性に驚いてしまう。
 

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実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2023/12/20) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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▼2019年の秋に採集・回収した「自然結実」ヒガンバナの「種子」は530個。
 2020年の春からはじめた実生実験。
 前回の報告は

●実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2023/10/18) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

 ほぼ2ヶ月前である。

▼<葉の季節>の今、葉はどこまで成長しただろう!?
 2023/12/20に観察した報告をする。

 まず【安富】【夢前】の鉢が置いてある場所からだ。
 前回に清掃したはずだが、また落ち葉等がけっこうたまっていた。

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【安富】
・「出葉」している鉢はかわらず2つである。(17㎝、20㎝)
・育苗トレーからのもの。(16㎝) 

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【夢前】
・「出葉」している鉢は、これまでとかわらず3鉢である。
・一鉢は、1枚の葉がよく伸びてた。(22㎝)
・一鉢は、2枚の葉が伸びていた。(15㎝、10㎝)
・一鉢は葉が3枚ものびてきていた。(16㎝、17㎝、22㎝)
・前回にくらべると葉はずいぶん伸びてきている!!

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▼次は群生地【福崎】である。

【福崎】
・「出葉」している鉢は前回と同じく12鉢である。
・二枚以上の葉をのばしている鉢は多数ある!!葉が7枚の鉢もあった。
・複数枚の葉をのばしている鉢ではすごいことが起こっていた。
 明らかに「分球」(球根が2つに分かれる)をしている。これがより明確になっていた!!
・「分球」した株も葉はよくのびていた。
・葉の長さは、今のところいちばんよく伸びた葉で28㎝であった。
・多くの「出葉」は10~30㎝とよく成長してきていた。
・木漏れ日があたっているところは、心持ちよく伸びているように思った。アタリマエ!!

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【その他】
・「出葉」している鉢はここも前回と同じく3つあった。
・「分球」した株の葉もよく伸びていた。

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次は「育苗プラグトレー」から大きな植木鉢に植え替えたものについてである。
【育苗トレー】から
・前回同様に5鉢までが「出葉」していた!!
・2枚以上「出葉」しているものは4つもあった。
・葉が5枚のものもあった。(20㎝、20㎝、16㎝、14㎝、13㎝)

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▼結論として、「出葉」している鉢の数は前回と同じく26鉢である!!
これまでを再度まとめると次のようになる。

◆【2019年採集分の実生実験】の現段階での結果(2023/12/20)

【2019年】 530個の「種子」採集・回収

【2020年】
・発芽率  140/530×100=26.4 %
・出葉率  54/140×100=38.6%
 全体で  54/530×100=10.6%

【2021年】
・2年目の出葉率 27/54×100=50.0%

【2022年】
・3年目の出葉率 27/54×100=50.0%

【2023年】
・4年目の出葉率 26/54×100=48.1%

 この「出葉率」は、基本的に維持できると考えている。
 ますます「分球」が進んできていることにも注目しておきたい。

 いつの日か、あのコヒガンバナのように、花茎が伸びてきて「開花」することはあるだろうか!?

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2024年1月のオンライン「寅の日」は #レーリー卿 #traday #寺田寅彦

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▼本の「断捨離」も決行しなければならない今ごろになって私は次の「全集」を手に入れていた。

●『寺田寅彦全集 科学編 全六巻』(岩波書店 1985.12.2 第2刷)

 第一巻から第五巻は英文、第六巻のみ邦文である。
 私にはとても歯が立たないシロモノだった!!
 でもときどき、ページをめくってみるのだった。
 科学論文を読むと言うより、自分の好きなときに私設「寺田寅彦 科学資料館」を訪ねるつもりで!!

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▼2024年1月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期である。
 年の始めの月のテーマである。なににしようかと迷っていた。寅彦のやってきた「科学研究」について学びたいと思っていた。
 ここはもう少し的を絞ってやることにした。

【1月テーマ】「寅彦とレーリー卿」

 2024年1月のオンライン「寅の日」は3回ある。

■2024年1月のオンライン「寅の日」!!
◆第368回オンライン「寅の日」 …1/03(水)
◆第369回オンライン「寅の日」 …1/15(月)
◆第370回オンライン「寅の日」 …1/27(土)

▼読む随筆はきまっていた。
 ズバリ「レーリー卿(Lord Rayleigh)」である。
 かなりの長編である。科学者・寺田寅彦は、なぜかくもここまで科学者「レーリー」にこだわったのか!?
 そこに寅彦の「科学研究」に対するスタンスが読み取れるハズ。
 三回に分けて、読み解いていく。
 どこを区切りとするかは、読む人の任意にまかせたい。

■2024年1月のオンライン「寅の日」!!

◆第368回オンライン「寅の日」 …1/03(水)「レーリー卿(Lord Rayleigh)」(1)(青空文庫より)

◆第369回オンライン「寅の日」 …1/15(月)「レーリー卿(Lord Rayleigh)」(2)(青空文庫より)

◆第370回オンライン「寅の日」 …1/27(土)「レーリー卿(Lord Rayleigh)」(3)(青空文庫より)


▼テーマ決定には、私の勝手な思いがはたらいていた。
 2024年は、これまで取り組んで来た私のシロウト「科学研究」の区切りの年としたい!!
 そんな思いがある。
 
 そのためのヒントを寅彦から学びたい!!

 

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【Web更新12/17】23-51 【ヒガンバナ情報2023】 等 更新!!

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踏切や遮断機下りて枇杷の花 23/12/16撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-51
週末定例更新のお知らせ
 あと2週間を切ってしまった。
 この週末定例更新も、あと2回だ!!
 今年も、なんとか途切れることなく「更新」できたことを喜びたい。

 「更新」は生きていること!!
 あの「コウガイビル」が教えてくれたこと!!

◆表紙画像集2023 更新 枇杷の花
 ゴミ捨て場に行くまでに播但線の踏み切りがある。
 遮断機が下りて、列車が通り過ぎるのを待つ。
 近くに「枇杷の花」がつつましやかに咲いているのに気づいた。
 防寒対策もしっかりしているのに感動する!!

◆【ヒガンバナ情報2023】更新!!
 今年は待望の実生コヒガンバナ開花という大感動の年だった。
 一方で、このところずっと続けて来た「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりができない年でもあった。
 残念デアル!!
 しかし、ここで私の「ヒガンバナ研究」を終えるわけにはいかない。
 2024年に希望をつなぎたいものである。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 今年最後の【お薦め本】『天気も宇宙も! まるわかり 空の図鑑』の記事を書いた。
 これからも【お薦め本】をあげることを、サイエンスコミュニケーターとしての私の楽しみのひとつとしたい。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから38週目である。
 いよいよ氷もはりだした。
 観察池の底には、どんな蓮根が眠っているのだろう!?
 春が楽しみだ。

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Twitter(X)はじめて5,200日目に思うこと!! #Twitter #Twitter的

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▼ 

「ものごとは、記憶せずに記録する。」

 はウメサオタダオの言葉である。

▼私がTwitter(今のX)をはじめたのは2009/09/23である。
 ひょんなことから、偶然はじめてしまった。すっかりその面白さに嵌まってしまった。
 それから、ほぼ100日ごとに自分の「現在地」を「記録」することにした。
 今日は、それから5,200日目である。

◆新・クラウド「整理学」試論


▼ポンコツは繰り言が多い!!
 自覚しながらも、やっぱり繰り返してしまう。
 たとえTwitterが「X」になっても、私にはなんとしても変えたくないものがあった。
 それが「Twitter的」である。

「Twitter的」とは
 私の勝手な造語である。6つのキーワード・概念からなる。
 Twitterそのものだけを意味しない!!

 Twitter的=
「リンク」
「シェア」
「フラット」
「等身大」
「リアルタイム」
「アクティブ」

「Twitter的」は、私にとっては「これから」も有効!!。

▼【理科の部屋】30周年記念オフを終えた今、偶然はじめたTwitterになぜ嵌まってしまったのかわかるような気がする。
 それは
 Twitterに【理科の部屋】の「におい」を感じたのだ!!
 【理科の部屋】的を!!

 【理科の部屋】の「原点」もどろう!!
 レスポンスのある作風に!!

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実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2023/12/16) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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▼それは、ちょうど2ヶ月前だった!!
 同じ<葉の季節>であると言っても、ずいぶん様子がちがっていた。

●実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2023/10/16) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

光合成は偉大なり!!
やっぱりヒガンバナは3倍かな!?

▼実生ヒガンバナ(2019年以前分)実験中の9つの鉢を明るいところに持ち出して観察してみた。
 実生実験開始が古い順番に詳しく見て行く。

●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始→植木鉢3つ
・「出葉」しているのは一鉢だけ。
・葉の数は、一枚増えて5枚!!
・葉の長さはほぼ36㎝、33㎝、33㎝、32㎝、30㎝ !!
・2ヶ月で葉はずいぶん伸びたものである。

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▼次は2016年に採集・回収した分である。

●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始→植木鉢3つ
・こちらも「出葉」しているのは一鉢だけである。
・「分球」はより顕著になっていた!! 野ではこのようにして殖えていくのが普通なんだろう。
・葉の数は2株とも4枚。全部で8枚!!
・葉の長さは 24㎝、23㎝、23㎝、16㎝
 もう1つの株では 24㎝、24㎝、18㎝、18㎝
・冬のあいだにどこまでのびるのだろう!?

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▼最後は2018年採集・回収分である。

●2018年「種子」採集→2019年実生実験開始→植木鉢3つ
・「出葉」している鉢はこれまでと同じ二鉢だ。(A、Bのみ)
・「出葉」している葉の枚数Aは2枚、Bは4枚だ!!
・Aの方は2枚になっていた!!
 A… 22㎝、14㎝
・Bの4枚の葉はAよりよくのびていた!!
 B… 25㎝、21㎝、21㎝、14㎝

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 さて、この9鉢のなかからコヒガンバナのように花茎がのびてきて「開花」するものが出てくるだろうか!?
 それは、まだまだ先のことなんだろうか!?
 冬場は稼ぎ時の<葉の季節>!!
 どこまで伸びるだろうか!?

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実生コヒガンバナは今!!(2023/12/15) #コヒガンバナ #二倍体 #コヒガンバナの種子 #葉の季節 #日本ヒガンバナ学会

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▼「種子」から育てた実生コンガンバナ実験は、まだまだ継続中であった。
 前回の報告で、「種子」の採集・回収をしていた。

●実生コヒガンバナは今!!(2023/11/13) #コヒガンバナ #二倍体 #コヒガンバナの種子 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

▼その後は、すっかり<葉の季節>に入っていた。
 倉庫西においた10個の鉢のコヒガンバナの葉はずいぶん太くなり伸びていた。
 西日を中心に陽はあたりづけているようだ。
 より明るいところの鉢の葉は、ずいぶん伸びている。
 どの葉も30~40㎝ものびている。いちばんよく伸びた葉で45㎝にも達していた!!
 葉の本数も多くなって いた。一番多い鉢で30本近くになっていた。
 たった1個の「種子」が、ここまで成長したか と見てみると感慨深いものがあった。

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▼実生コヒガンバナの鉢は、あと6個あった。
 極度の乾燥を防ぎたいという思いから、八手の木陰に置いていた。
 こうなると、このアタリマエに感動してしまうのである。
 先の10個の鉢の葉とまったく成長の度合いがちがうのである。
 葉は細く、本数も少ないのである。
 光合成は偉大なり!!
 今回は勇気を出して、よく陽のあたるところに出してみた!!
 今年の冬は、ここですごしてもらおうと思う。

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▼前回に「種子」を採集・回収した「花茎」であるが、9年目にやっとのびてきた3本の「花茎」として、記念に置いておくことにした。
 来年は、何本の「花茎」がのびてくるだろう!?
 いくつのコヒガンバナの花を観察できるだろう!?
 今年採集・回収した「種子」は、「発芽・発根」するだろうか!?

 私の「コヒガンバナ物語」はまだまだ続く!!

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【お薦め本】『天気も宇宙も! まるわかり 空の図鑑』(武田 康男著 エムディエヌコーポレーション)

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▼前に、「武田康男先生と行く 空の不思議「富士五合目」ツアー」に参加させてもらったことがある。
・富士山五合目へ、「雲見」の旅!!(1)
・富士山五合目へ、「雲見」の旅!!(2)
 感動することの連続だった。この旅の終わりに、ちょっと勇気をだして、このアタリマエを質問したことがある。
 「武田先生にとって、雲と宇宙はどんな関係なんですか?」
先生は即答された!!
 「同じですよ!!空でツナガッテいますから…」   
このアタリマエに痛く感動した!!
 
▼先日、再び武田先生からお話を聞く機会があった。
 そのとき紹介してもらったのが、今回の【お薦め本】である。
 すでに入手はしていたが、この度 お話を聞いて ぜひとも【お薦め本】にあげたくなった。

◆【お薦め本】『天気も宇宙も! まるわかり 空の図鑑』(武田 康男著 エムディエヌコーポレーション 2023.8.1)

 いっぱいお薦めポイントがあって、話があちこち行ってしまいそうなので、いつものように【お薦め】ポイントを3つにしぼっておく。

(1)「天気」と「宇宙」は空でツナガッテいることを教えてくれる!!
(2)著者自らが撮った写真は、最高に説得力をもつ!! 
(3)ホンモノの“空の探検家”の話はわかりやすく面白い!!

▼では、ひとつずつ行こう。

(1)「天気」と「宇宙」は空でツナガッテいることを教えてくれる!!
 この本の帯のフレーズがメチャクチャ気に入っていた。
 こうだ!!

 見上げてみれば
 ぜんぶ空!
 近くの雲からはるかな宇宙まで
 昼と夜の空の現象をたっぷり紹介

 これがこの本の魅力を語っていた。
 著者自らも、「はじめに」の最初にこう語っていた。
 見上げると目に映る広い空には、昼も夜も、雲や星などいろいろ見られます。流星が宇宙からやつてきて地球の大気で光るように、宇宙と地球はつながっています。それなら、空に見られる気象と天体の世界をいっしょに楽しんでみようというのがこの本です。
(同書 P2より)

 
まだまだある。【付録】である。
 【付録】空MAP 
大気圏と宇宙の現象がひと目でわかる

 こんなのが欲しかった!!
 気象衛星ひまわりはどこに?
 国際宇宙スターションは?
オーロラは スプライトはどこに?
 雲ができるのはどこまで?

 この【付録】を手に入れるためだけでも、その価値はある。
 各季節の「星座」のページがあるのも、私にはとてもうれしい!!
 
次に行こう。
(2)著者自らが撮った写真は、最高に説得力をもつ!! 
 この本には、実にたくさんの写真が載っている。そのすべてが、著者自らが撮影したものだ。これはアタリマエのことのようだが、とても凄いことだ。
 例えば「見やすい三日月」のところでは次のように語られていた。

春の三日月は寝ている 春は太陽がほぼ真西に沈み、三日月は太陽に対して高い位置にあるため見つけやすいです。月の通り道(白道)の角度が大きいので、三日月は寝た感じです。太陽の通り道(黄道)と近く、夏に向かって高くなります。反対に秋は黄道や白道の角度が小さく、三日月は立った感じで低い位置に見えます。(同書 P12より)

この説明とリンクするかたちで、「春の三日月」「秋の三日月」の写真が掲載されているのである。アリガタイ!!
 それがうんと説得力をもつものなっている。
 自ら撮った写真だから、それらの景みつけるときのコツや楽しみ方がよりリアルに語られている。
 各季節の空の「イチオシ!」画像もとてもすばらしい!!

 後半の「一年中の空」でも、著者自ら日本中いや世界中を飛び回って撮り貯めた「お宝画像(写真)」が見せてもらえる。

▼最後のお薦めポイントに行こう。

(3)ホンモノの“空の探検家”の話はわかりやすく面白い!!
正式に“空の探検家”を名乗れるのは武田康男さんだけであると聞いていた。
(2)のお薦めポイントと深く関係するが、すばらしい「空」が見えるとなれば武田さんは世界中どこでも“探検”にでかけていった。(たとえそれが南極でも)
 世界中の、地球上の「空」のプロ中のプロとも言えた。
 だからだろう。
 ほんとうはとっても「むつかしい話」のはずだが、武田さんが話してくれるとわかりやすく面白い!!
 
 本の構成もたいへん面白くできている。
 各項目についている「もっと観察!」がとてもいい!!
 欄外の「MEMO」にも、観察のヒントが満載だ!!
 イラストもとてもわかりやすい!!
 子どもから大人まで、一年中「空」を楽しめるように構成されている。
 
 これ以上書けば<蛇足>と思いつつ、やっぱり書いてしまう。
・地球上の「空」のことならば、なんでもこの一冊で!!
・私たちは宇宙船「地球号」に乗っている!!
・年末だ!!一年間の「空」を、この本でふりかえってみよう!!
・今年の冬は「バケツの氷」(同書 P100)に挑戦してみようかな。
・「雲見」【宇宙見物】の最高のとも!! 

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【Web更新12/10】23-50 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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百日も咲き続けども師走かな 23/12/09撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-50
週末定例更新のお知らせ
 師走もはや10日も過ぎてしまった。
 2023年も残り20日あまりとなってしまった。
 残ってしまった課題を悔やむより、できたことを喜ぶ日々としたい。
 また 一週間
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2023 更新 枯れ百日草
 畑で育てていた百日草の色鮮やかさがついに失せた。
 色失せても、趣のある美しさは残してくれていた。
 もう 師走なんだ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 ひとつ追加した6つの「座標軸」で、サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を検証してみた。
 まちがいなく、ステージが前に進んだ!!
 「ひらけくるみちはたのしい。」

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 12月のテーマは、「寅彦と自然観」である。
 「自然観」は独立しては存在しない。「科学観」「物質観」と深くツナガッテいる。
 寅彦の自然観とは!?


 大賀ハス観察池、蓮根の植え替えから第37週目である。
 氷がはるようになっていたが、再びあたたかくなり氷はみられなくなった。
 今週はどうかな!?

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本日(2023/12/10)、第365回オンライン「寅の日」!! #塵埃と光 #自然観 #traday #寺田寅彦

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▼私は、毎日の「雲見」と【宇宙見物】を究極の道楽としている。
 最近はなかでも、「地球照」の居る景の【宇宙見物】は最高のお気に入りである。
 もちろん【宇宙見物】は、寅彦の「懐手して宇宙見物」の受け売りである。

▼本日(2023/12/10)は、第365回オンライン「寅の日」!!
 12月テーマは、少し大きなテーマです。

 【12月テーマ】「寅彦と自然観」

 本日は、その第一回目。「塵埃と光」を読む。

◆本日(2023/12/10)は、第365回オンライン「寅の日」!!

●「塵埃と光」(青空文庫より)


▼その「雲見」、【宇宙見物】も深くそのひとの「自然観」と関わっていると思っていた。
 なんと、こんな出だしからはじまっていた。

 昔ギリシアの哲学者ルクレチウスは窓からさしこむ日光の中に踊る塵埃(じんあい)を見て、分子説の元祖になったと伝えられている。

それは、「自然」を見るとき、そのひとの「物質観」が深く関わっていることを示唆するものだった。
 続けてこう言う。

塵を含んだ空気を隔てて遠方の景色を見る時に、遠いものほどその物から来る光が減少して、その代りに途中の塵から散らされて来る空の光の割合が多くなるから、目的物がぼんやりする訳である。
 池の面の波紋でも実験されるように、波の長さが障碍物(しょうがいぶつ)の大きさに対して割合に小さいほど、横に散らされる波のエネルギーの割合が増す。従って白色光を組成する各種の波のうちでも青や紫の波が赤や黄の波よりも多く散らされる。それで塵の層を通過して来た白光には、青紫色が欠乏して赤味を帯び、その代りに投射光の進む方向と直角に近い方向には、青味がかった色の光が勝つ道理である。遠山の碧(あお)い色や夕陽の色も、一部はこれで説明される。

アタリマエは、みごとに「科学」されるのである!!
「レイリー散乱」「ミー散乱」も意図も簡単に解説してくれているのだった。
その解説は「雲発生の原理」まで及んだ。

 普通の顕微鏡では見えないほどの細かい塵の存在を確かめ、その数を算定するために、アイケンという人が発明した器械がある。その容器の中の空気に、充分湿気を含ませておいてこれを急激に膨張させると、空気は膨張のために冷却し含んでいた水蒸気を持ち切れなくなるために、霧のような細かい水滴が出来る。この水滴が出来るためには、必ず何かその凝縮する時に取りつく核のようなものが必要であって、これがなければ温度が下がっても凝縮は起らない。

 
▼さらには、話は「宇宙」「偏光」へと拡がっていく。

 蒼空(あおぞら)の光も何物か空中にあって、太陽の光を散らすもののあるためと考えなければならない。もし何物もない真空であったら、太陽と星とが光るだけで、空は真黒に見えなければならない。
 こういう光を散らす微粒はその散らす光の振動方向に片寄りを生ずる、いわゆる偏光を生じる。それで空の光を適当な偏光器で検査すれば、空の部分によって偏光の度や偏光面の方向が規則正しく分布されている事が分る。この偏光の度や配置を種々の天候の時に観測して見ると、それが空気の溷濁(こんだく)を起すようないわゆる塵埃の多少によって系統的に変化する事が分る。
 この偏光の研究を更につきつめて行って、この頃では塵のない純粋なガスによって散らされる光を精細に検査し、その結果からガス分子自身の形に関するある手掛りを得ようとしている学者もあるようである。

 なんとこの短い文章のなかに、すべてがつまっていた!!
 繰り返す。
 そのひとの「自然観」は、その人の「物質観」「科学観」と深く関わっている!!
 寅彦の「自然観」から大いに学びたいものだ!!

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サイエンスコミュニケーター宣言(450) #私の研究 #クモ学 #コウガイビル #丹生 #燐寸 #大賀ハス

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▼師走だというのに、柿の木にネットをはった彼女はがんばっていた。
 ジョロウグモである!!
 ずっと昔からこのクモたちと一緒に暮らしてきたはずだったが、ほんとうに興味をもって観察し始めたのはここ10年ほどのことである。
 こんな凄い生きものが、ごく身近に居たとは!!
 感動である。
 観察しているだけ、でもやっぱり「私の研究」!!

◆「クモ学」のすすめ

▼そうだ。身近に暮らす「ふしぎ!?」な生きものとして忘れてはいけないものが居た。
 コウガイビル!!
 である。これもまた、まったくのシロウト研究の無手勝流顛末記である。

◆「コウガイビル」を追う 

▼ずっと古くから追いかけているものとしては、「丹生」があった。
 コロナ禍ということもあり、「丹生」を追う旅をひかえていたが、そろそろ可能なかぎりで再開したいものである。

◆「丹生」を追う

▼最近、やっと再開したものとして「燐寸(マッチ)」があった。
 これもまたまだまだ続けたい「私の研究」である。

◆『燐寸(マッチ)一本 化学の元!!』

 まだまだ進行形の「研究」としては、「大賀ハス」があった。

◆【大賀ハス観察日記】 


 少し「更新」を怠っているものもあるが、これらが「私の研究」のすべてである。
 「現在地」を検証する作業のときには、これらの研究の「現在地」をみて見ることとしたい。
 繰り返す!!
 これ以降、第6の「座標軸」として、次を加える!!

(6) 「私の研究」をすすめる!!

(了)

 
 

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サイエンスコミュニケーター宣言(449) #私の研究 #ヒガンバナの研究 #日本ヒガンバナ学会

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▼繰り返そう。5つの「座標軸」!!

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

 この「座標軸」を使って、サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を検証しようとしていた。
 
▼【理科の部屋】30周年記念オフが終わって、ステージが変わったと思っていた。
 それにともなって、あらたな「座標軸」を設けたいと思っていた。
 いろいろと考えた末に、次のようにした。

(6) 「私の研究」をすすめる!!

 なんともアバウトな「座標軸」である。

▼「私の研究」とはなにを意味するのか!?
 いろいろあった。
 それは、生涯の持病=「ばっかり病」の発症の記憶でもあった。
 
 まずその第一にあげねばならないのが
●「ヒガンバナの研究」!!
である。その「記録」は【ヒガンバナ情報○○○】として残していた。

◆98ヒガンバナ情報(春~初夏編)
から
◆【ヒガンバナ情報2023】
まで

▼ずいぶん長い間の「私の研究」である。
 「現在地」を検証するためにいくつかの軌跡をあげてみよう。
・多くの人との共同研究とするため「日本ヒガンバナ学会」の設立。(07/09/23 (日)発足)
・「自然結実」ヒガンバナ群生地の発見!!(2013.11)
・実生ヒガンバナ実験開始。
・2019年530個の「種子」を採集・回収
・2021年823個の「種子」を採集・回収
Webテキスト『ヒガンバナ』(2022版 試案 2022.10.15)
・ついに実生コヒガンバナ3つ開花!!(2023.9)
・「自然結実」ヒガンバナ群生地巡り断念(2023)

 実に多くの出会い・「発見」のあった道のりであった。
 私の「ヒガンバナ研究」は、まだまだ続けたい!!

(つづく)
 

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サイエンスコミュニケーター宣言(448) #日本理科教育史 #現代理科教材発展史

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▼最後の座標軸にいく。

(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

 これまた大げさな「座標軸」である。
 そのことは、充分に承知しているつもりである。

▼しかし、どうしてもやりつづけたいプロジェクトがあった。
 それが

◆「日本理科教育史」をプロットする!!

 である。授業現場の人間がまとめる「日本理科教育史」である。
 そこには今まで語られることのなかった等身大の「日本理科教育史」があるはず!!
 今こそ語られなければ、消えてしまう「歴史」がアル!!

▼もうひとつどうしてもやりたいプロジェクトがある。
 それが

◆「現代理科教材発展史」!!

 である。まだまだ現在進行形であるが、いくつか具体化したものがある。

◆現代理科教材発展史『スライム』

◆現代理科教材発展史「究極のクリップモーター」

 いずれもしばらく更新していなかった。まだまだ「現代」までの更新が必要だろう。
 また、他の人から「現代理科教材発展史」ネタはいっぱいあるだろう。

▼それらの2つの取り組みともに、ポンコツひとりでは限界がある。
 なによりそれでは面白くない!!
 
 「日本理科教育史」に関わってきた多くの人と一緒に取り組みたい!! 
 これまで語られることのなかった「日本理科教育史」に期待したい!!
 今こそ!!

(つづく)

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サイエンスコミュニケーター宣言(447) #理科の部屋 #30年史年表 #理科教育コミュニティ


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▼次なる座標軸に行こう。

(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!

▼私にとっては、理科教育コミュニティと言えば、最もなじみのあるのが【理科の部屋】である。
 先日の【理科の部屋】30周年記念オフで実感した。

 【理科の部屋】はやっぱり愉しい!!

▼あらためて30年の歴史をふり返ってみた。
 ここに、「これから」のヒントのすべてがある。

◆【理科の部屋】30年史年表
 
 これはあくまで、自分の知る範囲の「30年史」である。
 空白だらけの覚え書き・メモ書きである
 オフで実感したのは、もっともっと豊かな愉しいメンバーそれぞれの「30年史」があるということである。

▼そこから、「これから」が見えてくる思いだった。
・FB版を中心としたコミュニティ
・より頻繁な愉しいオフ会の展開
・テーマを設けてのオフ
・フィールドワークも
・モノを中心に据えて
・レスポンスのある世界を!!
等など

 ホンモノの「流行」は「不易」を内包する!!
 ホンモノの「不易」は「流行」を創造する!!

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サイエンスコミュニケーター宣言(446) #授業の科学 #中学理科 #サイエンスコミュニケーター

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▼次の座標軸に行こう。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!

 現場を離れて、時間がたちつつある。
 でもやっぱり理科の「授業」へのこだわりがあった!!

・理科の授業はサイエンスコミュニケーションの最前線である!!
・理科教師は最前線のサイエンスコミュニケーターである!! 

 この確信は、私にとっては「不易」であった!!

▼さらには「中学校理科の授業」にこだわりがあった。
 「中学校理科」こそ科学の「萃点」である!!
 これもまた私の変わらぬ思いであった。
 ちょっと古くなってしまったが、私のひとつの「記録」があった。

◆私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!!
 新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

 今読み返せば、恥ずかしくなるほど不完全なものばかりである。
 しかし、私が「授業」を語るとき、ここからしかはじめられないのも事実である。


▼「授業」を語りはじめるとき、絶対に外せないものがあった。
 それが「教材論」だった。私の「教材論」はここまできていた。

◆新・私の教材試論


▼「中学校理科の授業」から、派生していくつかの取り組みに挑戦していた。
 それが、「「○○」を科学する 」シリーズである。
 これまでのものを列挙しておこう。

●私の「煮干しの解剖」教室
●「静電気」を科学する
●「原子論」を科学する 
●「植物の世界」を科学する(まだ途中)

(つづく)  

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【Web更新12/3】23-49 「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」 等 更新!!

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枯蓮の果托うつ向き立ちにけり 23/12/02撮影@福崎


■楠田純一の【理科の部屋】23-49
週末定例更新のお知らせ
 2023年もついに師走である。
 師走最初の週末定例更新ということになる。
 2024年への展望を語ることできる1ヶ月としたい。

 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2023 更新 枯蓮
 大賀ハス観察池の蓮の葉はすっかり枯れ、「あこがれの4日間」の名残である果托が2本佇立していた。
 うつ向きなのは、できた実を泥の中に蒔くためだろうか!?
 どこまでも次世代に繋ぐシステムになっているのだろうか。

◆「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」更新!!
 ずいぶん久しぶりのページ更新である。
 久しぶりに上京したのを機に、燐寸の祖・清水誠を東京に追ってみた。
 多くの人のおかげで、とても面白い展開になった。
 やっぱり面白いことはやめられないな!!
 さて、次はどこに行こうかな!?
   
◆オンライン「寅の日」 更新!!
 11月テーマ「寅彦と理科教育」から、12月テーマ「寅彦と自然観」へとシフトしていく。
 どこから読んでも、寅彦は今日的である!!
 今年も寅彦忌(12/31)は、「日本人の自然観」を読もう。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 毎月の「雲見」と「俳句歳時記」のページを更新した。
 来年こそ、このページのあらたな展開を楽しみたい。
 今回のオフで出会ったこの道のプロたちに刺激を受けて、そう強く思った。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 久しぶりに5つの座標軸を使って、私の「現在地」を検証する。
 「これから」の展望へと結びつけたい。


 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから36週目である。
 観察池に氷がはりはじめた!!
 氷にできた模様を観察するだけでも、なかなか楽しいものである。
 観察池は、冬のビオトープ!!

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サイエンスコミュニケーター宣言(445) #道楽の科学 #共愉の科学 #サイエンスコミュニケーター

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▼あの楽しかった【理科の部屋】30周年記念オフからはや10日がたった。
 まだまだその余韻のなかに居た。
 繰り返しの「反芻作業」をしながら、私自身の「これから」を考えている。

▼「これから」を考えるためには、やっぱり「現在地」を知る必要がある。
 例によって、「現在地」確認のための5つの座標軸をひっぱり出して来る。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

▼ステージが変わったのだから、この「座標軸」自身の更新を検討する必要性がでてきたのかも知れない。
 と思いつつ、今回はこの「座標軸」に従って、ひとつずつみていこう。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
 私の「○○の科学」遍歴を思いつくままにあげてみる。
・「常民の科学」
・「等身大の科学」
・「高いレベルの科学」
・「デクノボーの科学」
・「萃点の科学」
・「私の科学」
・「共愉の科学」(convivial science)!!
等などである。
 「現在地」と言うことで言えば、今もっとも気に入っているのが
 「共愉の科学」(convivial science)である。
 これは今回のオフでも確認できた。
 ひとつの話題(教材・実験・モノ)をめぐって、みんなでワイワイガヤガヤ!!
 これが最高に愉しい!!これこそが「科学」だとも!!
 これは「これから」もつづけたいものだ。

▼次の「座標軸」に行こう。
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
 気持ち的には継続しているつもりではある。
 しかし、体力的にポンコツ度を増すばかりである。
 これまでのようなかたちで自由に動きまわることができない。
 「これから」の「かたち」を、しばし模索してみたい。

(つづく)

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2023年12月(師走)の俳句「歳時記」!! #俳句 #歳時記 #オンライン句会

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▼我らが寅日子先生も「山茶花」を詠んでおられた。

 垣越しに山茶花散りし小溝かな (明治31-2年)
 山茶花や君在しゝ日さながらに (大正15年)


▼今月も名句の鑑賞 より<俳句修業>をはじめよう!!
 名句の参考にさせてもらうのは、いつものように

◆NHK「俳句」 テキスト

である。ここより巻頭の名句10句を引用させてもらう。 

(1) 枯れ木山ほそほそと瀧こぼしけり 本井 英
(2) 草も木も枯るる歓び山眠る 宮坂静生
(3) 冬帽子被り直してゐる埠頭 星野高士
(4) マフラーして猫の会議に出席す 鈴木光影
(5) ダンボール箱を積み上げ路地師走 行方克巳
(6) 酔うて泣きデザートを食ひ年忘れ 岸本尚毅
(7) 数へ日のせまる紺青駿河湾 恩田侑布子
(8) 大年の火を炊いてゐる向う岸 石 寒太
(9) うしろから前へ景色や暖房車 岩田 奎
(10) いま?渋谷の交差点。雪が降ってる 神野紗希

▼次の修業はいつものように勝手なシロウト「選句」である!!
 
【私の選んだ名句ベスト3】

(2) 草も木も枯るる歓び山眠る 宮坂静生

(9) うしろから前へ景色や暖房車 岩田 奎

(5) ダンボール箱を積み上げ路地師走 行方克巳


【次点】

(8) 大年の火を炊いてゐる向う岸 石 寒太

【選評】
・「山眠る」という季語が大好きだ。「枯るる歓び」もなかなかいい!!
・「暖房車」に反応だ!!いつも利用していた列車の窓ガラスのくもりを思い出した。
・師走のあるある景がいい。ダンボール箱がきわめて効果的である。

・年末年始は「火」の景を見ることが多い。光と音、煙のにおい 厳粛な気持ちになったりする。

▼やっぱり究極の修業であり楽しみは、自分で句を詠んでみることだ。
 さらには、それを「句会」等に投句してみることだ。
 リアル「句会」のハードルは高いかも知れないが、オンライン句会では誰でも簡単だ。
 あなたも一緒に挑戦してみませんか!? 


◆第40回オンライン句会「寅の日」12月例会案内!!


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2023年12月(師走)の「雲見」は!? #雲見 #もくもくシール

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▼ついに12月(師走)だ!!
 12月の「雲見」を予想する前に11月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダー(理科ハウス)でふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴   8      
・巻雲   0  
・巻積雲  0  
・巻層雲  2       
・高積雲  3   
・高層雲  1       
・層積雲  8    
・積雲   4     
・層雲   1
・乱層雲  3 
・積乱雲  0

 いつも思うが、そんなことない!!「巻雲や巻積雲も見たよな!?」と。
 まあ、一日一枚のシールと決めているからしかたない。
 11月で目立ったのは、「層積雲」8 =ちょっと迷ったらコレ!!
            「快晴」8 = 秋晴れ 冬晴れ!!
 あいかわらず、アメダスの記録から最高気温~最低気温をメモしてみた。
 なんと月のはじめに「夏日」が二日もあった。
 さらに驚くことは、月のはじめの最低気温が、月のおわりでは一日の最高気温になっていることだ!!
 寒くなったものだ。

▼12月(師走)の「雲見」の予想に入ろう。
 まず昨年の12月の天気図を参考に見てみよう。

◆日々の天気図 2022年12月 (気象庁) 

・今年の冬はほんとうに「暖冬」かな!?
・「初雪」はいつかな!?
・大賀ハス観察池に氷がはるのはいつかな。
・もくもくシールは何を多く貼ることになるかな。
・少し「高層天気図」も意識する冬としたい。

▼次は、ずっとお世話になっている参考本だ。

◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社)

 ここから、12月の画像のタイトルだけ引用させてもらう。
「寒空」
「海鳴り」
「地球影」
「初氷」
「紅富士」
「寒波」
「山茶花梅雨」
「波の花」
「ふたご座流星群」
「冴える」
「けあらし」
「冬の月」
「黄昏」
「初雪」
「陽炎」

 すばらしい景ばかりだ。自分でも挑戦してみたいものだ!! 

▼【理科の部屋】30周年記念オフで最高にうれしかったのは、この「雲見」のプロたちが一同にそろって参加してくださったことだ!!
 こんなゼイタクなオフはない!!
 お話を聞けば聞くほど「雲見」の面白さを実感した。
 ありがとうございました。

 また「雲見」の旅も復活させたいものである。
 
  

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