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マッチの祖・清水誠を追う!!(4)~東京編~ #新燧社 #亀戸天神社 #マッチ #燐寸 #清水誠

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▼ずいぶん時間がすぎてしまった!!
 前回、マッチの祖・清水誠を神戸に追ったのは、2020.1.06 であった。

マッチの祖・清水誠を追う!!(2)~神戸編(その1)~ #マッチ #燐寸 #清水誠
マッチの祖・清水誠を追う!!(3)~神戸編(その2)~ #マッチ #燐寸 #清水誠


『燐寸(マッチ)一本 化学の元!!』を再開したいとずっと思っていた。
 【理科の部屋】30周年記念オフで上京したこの機会に、清水誠を東京に追ってみた!!
 両国高校の校庭に「新燧社」跡地の碑があることを、以前に村松さんにも教えてもらっていた。
 オフから一夜明けた11/24早朝より訪ねてみた。
 学生さんたちはちょうど登校しているときだった。事務所の受け付けで話をすると、先生が丁寧にその場所まで案内してくださった。
 アリガタイ!!深謝。
 おおっ まちがいない。コレダ !!

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▼ここまで来たのだから、もう一カ所訪ねてみたいと思っていたところがある。
 「亀戸天神社」である。
 ここに「清水誠の碑」があると、ものの本には書いてあった。
 両国高校から神社まで歩いてみた。
 地理のまったくわからぬまま歩き続けた。朝で忙しく行き交う人に、尋ね尋ねしながらやっとたどり着いた。
 ここもまた広い神社のなか、どこにそれがあるのかわからなかった。
 受付に行き、事情を話した。
 ここでもまた、丁寧にその場所まで案内してもらった!!
 またまた アリガタイ!! 深謝。
 おおっ 「清水 誠」だ!!
  昭和20年3月の空襲で、真ん中から折れてしまったものを基に、昭和50年に半分のサイズで再建されたものであるという。

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▼金沢からはじめたマッチの祖・清水誠を追う旅も、ずいぶん長くかかるものになった。
 2019.09.09~2023.11.24
 4年と2ヶ月あまりだ。

 さて、次はどこへ行こうかな!?
 
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第40回オンライン句会「寅の日」12月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム


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▼寺田寅彦は、1935年12月31日に亡くなった。
 従って、大晦日が忌日ということになる。手持ちの歳時記には【寅彦忌】として二句があがっていた。

 椋鳥の森尾長の森や寅彦忌 山田みづえ
 珈琲の渦を見てゐる寅彦忌 有馬朗人

▼寺田寅彦に師事する我らが句会=オンライン句会「寅の日」も、はや40回をむかえることになる。
 投句のお題はいつも「当季雑詠」として、その季節の季語を自由に選び詠むことにしているが、12月の句会では、【寅彦忌】に挑戦してみようかなと思っている。うまく詠めるかな!?

▼あらためて、第40回オンライン句会「寅の日」12月例会の案内をあげておく。
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第40回オンライン句会「寅の日」12月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールをください。)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 

5.【投句期間】
 2023年12月1日0時から15日23時30分まで
 
6.【選句期間】
 2023年12月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 2023年12月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼オンライン句会「寅の日」は、オンライン「寅の日」の取り組みから派生してはじまった。
 オンラインでなければならないという状況は変化してきた。
 しかし、オンラインであることの「利点」もいっぱい発見した。
だから、今のところこの句会をやめる気はない。

 一方で、リアル「句会」、リアル「吟行」の夢もある。
 リアル「吟行」は、どこがいいかな!?
 いつでも夢を語るのは楽しいものだ。 

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本日(2023/11/28)、第364回オンライン「寅の日」!! #物理学実験の教授について #理科教育 #traday #寺田寅彦

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驚いて見ていると、それから十余間(けん)を隔てた小さな銀杏(いちょう)も同様に落葉を始めた、まるで申し合わせたように濃密な黄金色の雪を降らせるのであった。不思議なことには、ほとんど風というほどの風もない、というのは落ちる葉の流れがほとんど垂直に近く落下して樹枝の間をくぐりくぐり脚下に落ちかかっていることで明白であった。なんだか少し物すごいような気持ちがした。何かしら目に見えぬ怪物が木々を揺さぶりでもしているか、あるいはどこかでスウィッチを切って電磁石から鉄製の黄葉をいっせいに落下させたとでもいったような感じがするのであった。

 あの有名な「藤の実」(青空文庫より)の一節である。
この「瞬間」の景に出会いたくて、身近な銀杏の樹の観察をつづけている。

▼本日(2023/11/28)は、第364回オンライン「寅の日」である。
 11月テーマは、【理科の部屋】の誕生月であることを記念して

【11月テーマ】「寅彦と理科教育」

 としている。その3回目の本日は「物理学実験の教授について」を読む。

◆本日(2023/11/28)、第364回オンライン「寅の日」!!

●「物理学実験の教授について」(青空文庫より)


▼たいへん興味深い提言からはじまった。

単に教科書の講義を授くるのみならず、生徒自身に各種の実験を行わせる事になり、このために若干の補助費を支出する事になった。これは非常によい企てである。どうかこのせっかくの企てを出来るだけ有効に遂行したいものである。

 これは大正7年(1918)に書かれたものである。
 1918年が気になっていた!!
 『増補 日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著 仮説社)の「年表」から1918年の一部を引用させてもらおう。

●1918年1月19日 理科教育研究会 東京帝国大学で発会式(会長 林博太郎)
●1918年2月5日 文部省、師範学校・中学校の物理・化学に生徒実験を課すことを定め、「物理及化学生徒実験要目」を訓令。生徒実験設備費として臨時補助金20万円余を国庫支出。
●1918年4月△日 理科教育研究会『理科教育』創刊

 「日本理科教育史」を語るうえで忘れることのできない年であることは確かだ。
 元にもどう。こうつづける。

 云うまでもなく、物理学で出逢う種々の方則等はある意味で非常に抽象的なものであって、吾人の眼前にある具体的な、ありのままの自然そのものに直接そっくり当て嵌(は)められるようなものはほとんどないとも云われる。「AがあればBが生ずる」というような簡単な言葉で云い表わしてある方則には、通例「ただAだけがあってその他の因子A'の図A''の図……等がないならば」という意味を含めてある。

眼前の自然は教科書の自然のように注文通りになっていてくれぬから難儀である。

▼話はより具体的に及んでいく。

 ビーカーに水を汲むのでも、マッチ一本するのでも、一見つまらぬようなことも自分でやって、そしてそういうことにまでも観察力判断力を働かすのでなければ効能は少ない。

先生の方で全部装置をしてやって、生徒はただ先生の注意する結果だけに注意しそれ以外にどんな現象があっても黙っているようなやり方では、効力が少ないのみならず、むしろ有害になる虞(おそれ)がある。御膳を出してやって、その上に箸で口へ持ち込んでやって丸呑みにさせるという風な育て方よりも、生徒自身に箸をとってよく選り分け、よく味わい、よく咀嚼(そしゃく)させる方がよい。

さらには示唆的が文章がつづく。
数十種の実験を皮相的申訳的にやってしまうよりも、少数の実験でも出来るだけ徹底的に練習し、出来るだけあらゆる可能な困難に当ってみて、必成の途を明らかにするように勉つとめる方が遥かに永久的の効果があり、本当の科学的の研究方法を覚える助けになるかと思う。実験を授ける効果はただ若干の事実をよく理解し記憶させるというだけではなく、これによって生徒の自発的研究心を喚起し、観察力を練り、また困難に遭遇してもひるまずこれに打勝つ忍耐の習慣も養い、困難に打勝った時の愉快をも味わわしめる事が出来る。その外観察の結果を整理する技倆も養い、正直に事実を記録する癖をつける事やこのような一般的の効果がなかなか重要なものであろう。

 物理実験を生徒に示すのは手品を見せるのではない。手際(てぎわ)よくやって驚かす性質のものではなく、むしろ如何にすれば成功し如何にすれば失敗するかを明らかにする方に効果がある。それがためには教師はむしろ出来るだけ多く失敗して、最後に成効して見せる方が教授法として適当であるかと思う。

もともと実験の教授というものは、軍隊の教練や昔の漢学者の経書の講義などのように高圧的にするべきものではなく、教員はただ生徒の主動的経験を適当に指導し、あるいは生徒と共同して新しい経験をするような心算(つもり)ですべきものと思う。

この場合に結果を都合のよいようにこじつけたり、あるいは有耶無耶(うやむや)のうちに葬ったり、あるいは予期以外の結果を故意に回避したりするような傾向があってはならぬ。却って意外な結果や現象に対しては十分な興味をもってまともに立向かい、判らぬ事は判らぬとして出来る限りの熱心と努力をもってその解決に勉めなければなるまい。

時代背景も考慮しておくことは確かに大切なことである!!
100年の時空を超えて響いてくるものがあるのは寅彦の凄さだ!!

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【Web更新11/26】23-48 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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冬の蠅しばしの動き停めにけり 23/11/25撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-48
週末定例更新のお知らせ
 【理科の部屋】誕生月である11月最後の週末定例更新である。
 まちがいなくひとつのことが過ぎた!!

 すぎ来しみちはなつかしく
 ひらけくるみちはたのしい。
 みちはこたえない。
 みちはかぎりなくさそうばかりだ。(『峠』より)

◆表紙画像集2023 更新 冬の蠅 花八手
 今年も西の庭の八手の花が咲き始めた。
 いっきょに虫たちが集いはじめた。どんなシグナルがあったのだろう!?
 冬の蠅のレセプターは、なにをとらえたのだろう。
 「分子」で言えば、それは何?
 冬の蠅はしばし動きを停めてしまった。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 長いあいだの念願であった【理科の部屋】30周年記念オフを終えることができた。
 多くのひとのおかげである!!
 あらためて実感した。
 【理科の部屋】のヒューマンネットワークは凄い!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 11月テーマの「寅彦と理科教育」は、もう一回で終わる。
 12月テーマは「寅彦と自然観」である。
 12月は寅彦忌の月でもある。
 寅彦のもっともベースにあった「自然観」とは!?

 大賀ハス観察池、蓮根の植え替えから35週目である。
 今年の枯れ蓮の葉は、なんとなくみすぼらしく感じる。
 「初氷」の観察はまだだ。

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【祝】【理科の部屋】30周年記念オフ は最高に楽しかった!! #理科の部屋 #30thrika #記念オフ

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▼【理科の部屋】は、11月23日(木)ついに満30歳になった。
 やっぱり30年は長い!!
 いや、いっぱいいろんなことがあったから「またたく間」とも言える。

 その30周年を記念して、【理科の部屋】30周年記念オフを実施した。
 結論から言う。

 【理科の部屋】30周年記念オフ は最高に楽しかった!!

▼今年のはじめから、このオフを考えていた。
 しかし、なかなか具体的な企画がまとまらなかった。
 途中で断念しようかと思ったこともあった。
 今はきっぱり言える。
 やっぱり やってよかった!!
 
 【理科の部屋】30周年記念オフ は最高に面白く、充実したものになった!!
 
▼なかみが充実しすぎていて、ポンコツ頭の私にはなかなか「まとめ」ることもできない。
 しばらくは、ゆっくり ゆっくりと「反芻作業」が必要なようだ。
 でも感動したということと、感謝の気持ちだけは、今のうちに「記録」しておきたかった。

 まず第一部だ。
 次から次とつづく「報告・発表」は凄かった!!
 こんなゼイタクな研修会(講演会)は、どこにもないだろう!!
 あの人たちの話が同時に、生でリアルタイムで聴けるのである。
 【理科の部屋】 バンザイ!!
 モッタイナイ!! 感動の連続だった。

▼第二部の「これからの【理科の部屋】」についても、最高に面白かった。
 やっぱり、これだけの人たちが集まって語り合えば、「これから」にヒントになることがいっぱい飛び出してきた。
 やっぱり ホンモノは 凄いな。
 
 情報は発信するところに集まる!!
 情報は交叉するところに生まれる!!

 は ほんとうだ!!

▼「懇親会」でも、熱く熱く語り合いがつづいた。
 オフって やっぱり面白い!!
 こんな面白いオフが実現したのは、会場をかしていただき、なにからなにまでお世話になったナリカさんのおかげである!!
 深謝!!

 【理科の部屋】30年の「歴史」に関わってくださったすべてのみなさんに大感謝です。
 【理科の部屋】の「これから」がうんと楽しみになってきました!!

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【理科の部屋】30周年記念オフ は明日 11/23(祝・木)!!(2023/11/22版・最終版) #理科の部屋 #30thrika #記念オフ

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▼【理科の部屋】は、いよいよ明日満30歳の誕生日を迎える!!

◆【理科の部屋】30年史年表

 そして、それを記念しての【理科の部屋】30周年記念オフは明日だ。
 その最終案内をあげておきます。

▼現段階(2023/11/22)での案内+スケジューを再掲

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■【理科の部屋】30周年記念オフ

【日時】2023年11月23日(祝・木)午後~
【会場】 ナリカ(旧中村理科)
        (東京都千代田区外神田・最寄駅:JR御徒町など)
【参加費】無料(一部・二部のみ)

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●スケジュール(あくまで予定)。

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【スケジュール】
 12:45~  受付(ナリカ)
 13:00~13:30 ガレージセール
 13:30~15:30 第一部:参加者報告・発表
 ○「【理科の部屋】と私」 等 自由なテーマで語り合いたい!!
 ○参加者自己紹介
 15:30~17:00 第二部:提案・討議+祝賀会
 ○「これからの【理科の部屋】」 河野 晃さん
 ○実験などを余興に
 ○祝賀会の「かたち」は現在検討中!!
17:30 ~19:30 第三部: 懇親会 +祝賀会(場所決定)
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▼「ガレージセール」「第一部」「第二部」ともに当日参加受け付けています!!
 この機会に「ナリカの空気を吸ってみよう」と言う方も大歓迎です。
 途中参加、部分参加も可です。気楽に参加してみてください。

 では明日、お会いしましょう!!

 情報は発信するところに集まる!!
 情報は交叉するところに生まれる!!
 

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2023年12月のオンライン「寅の日」は #自然観 #traday #寺田寅彦

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▼私の「土佐の寅彦」詣では必ず訪れる定番スポットのひとつに「高知県立文学館」がある。
 
●高知県立文学館(寺田寅彦記念室)

 「寺田寅彦記念室」では、三本の「実験」ビデオを見ることができた。 
   「渦巻きの実験」
   「地滑りの実験」
  「割れ目と生命の実験」
 傑作揃いだ!!寅彦の世界を堪能できる。超お薦めである。

▼2023年12月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期である。
 12月テーマは、寅彦の世界のメインテーマである自然観についてにしたい。

【12月テーマ】「寅彦と自然観」

 2023年12月には寅彦忌(12/31)を含めて3回ある。

■2023年12月のオンライン「寅の日」!!
◆第365回オンライン「寅の日」 …12/10(日)
◆第366回オンライン「寅の日」 …12/22(金)
◆第367回オンライン「寅の日」 …12/31(日)

▼「自然観」とはテーマが大きすぎて、どの随筆(作品)もあてはまるような気がしてきて、何を読むかでけっこう迷ってしまった。
 自然とは、少し見方を変えればこう見えてくるという次の2作品を選んだ。
 「塵埃と光」「身長と寿命」(「空想日録」より)である。
 寅彦忌である12月31日には、例年のように「日本人の自然観」を読む。

■2023年12月のオンライン「寅の日」!!

◆第365回オンライン「寅の日」 …12/10(日)「塵埃と光」(青空文庫より)

◆第366回オンライン「寅の日」 …12/22(金)「身長と寿命」(「空想日録」より)(青空文庫より)

◆第367回オンライン「寅の日」 …12/31(日)「日本人の自然観」(青空文庫より)

 

▼はやく「土佐の寅彦」詣を再開したいものである!!
 計画をたてるだけでもわくわくして来るのである。

 今年も「ゆく年・くる年」は、「日本人の自然観」を読んですごしたいものだ。

 

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【Web更新11/19】23-47 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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枯れてなほ未来語るや枯芙蓉 23/11/18撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-47
週末定例更新のお知らせ
 いよいよ【理科の部屋】30周年記念オフの週である。
 30年の道程をゆっくりゆっくり楽しみながふりかえる週としたい。

 そして、「これから」が見えてくる週としたい!!

◆表紙画像集2023 更新 枯芙蓉
 今年は遅くまでその花を楽しませてくれた芙蓉はすっかり枯れたいた。
 急転直下の冬の遠来!!
 芙蓉の花は、枯れてなお魅力的である。
 まるで、未来を語りかけてくれているようだった。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 【理科の部屋】30周年を記念して、今月のテーマは「寅彦と理科教育」である。
 100年前の熱き寅彦の文章を読んでいると、理科教育の「不易流行」に思いを馳せるのである。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 30週記念オフの展開が楽しみである。
 ガレージセール、 第一部、第二部 当日参加も 大歓迎です!!
 どんな「出会い」が待っているかな。
 情報は発信するところに集まる!!
 情報は交叉するところに生まれる!!

◆【ヒガンバナ情報2023】 更新!!
 今年は、「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりを断念していた。
 その代わりというと変だか、実生コヒガンバナが、ついに結実した。
 「種子」の採集・回収をおこなった。
 
 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから34週目であった。
 今年の観察池には3度の「あこがれの4日間」が訪れた。
 その名残である果托2つが、まだ冷たい北風に耐えて立っていた。
 来年は蓮根の植え替えできるかな!?

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【理科の部屋】30周年記念オフ は11/23(祝・木)!!(2023/11/17版) #理科の部屋 #30thrika #記念オフ

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▼【理科の部屋】30周年記念オフまでに一週間をきった。
 どんな記念オフになるのかとても楽しみである。

 現段階(2023/11/17)での案内+スケジューを再掲しておきます。

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■【理科の部屋】30周年記念オフ

【日時】2023年11月23日(祝・木)午後~
【会場】 ナリカ(旧中村理科)
        (東京都千代田区外神田・最寄駅:JR御徒町など)
【参加費】無料(一部・二部のみ)

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●スケジュール(あくまで予定)。

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【スケジュール】
 12:45~  受付(ナリカ)
 13:00~13:30 ガレージセール
 13:30~15:30 第一部:参加者報告・発表
 ○「【理科の部屋】と私」 等 自由なテーマで語り合いたい!!
 ○参加者自己紹介
 15:30~17:00 第二部:提案・討議+祝賀会
 ○「これからの【理科の部屋】」 河野 晃さん
 ○実験などを余興に
 ○祝賀会の「かたち」は現在検討中!!
17:30 ~19:30 第三部: 懇親会 +祝賀会(場所決定)
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▼「ガレージセール」第一部、第二部の会場としてナリカを利用させてもらいます。
 【理科の部屋】開設当初から、【理科の部屋】オフの常設会場としてお世話になってきました。
 記念オフのときはもちろんのこと、それ以外にもいっぱい世話になってきました。
 今回のオフの大きな目標のひとつに

 「ナリカの空気を吸う!!」

 というのがあります。もちろん人に会うのも楽しいですが、会場の空気(雰囲気)をたっぷり吸うというのも楽しいものです。
 きっと、今回もあらたな「発見」があるものと思っています。o(^o^)o ワクワク

▼懇親会の関係でいったん参加者募集を〆切りましたが、第一部、第二部については今からでも参加可能です。
 参加される方の都合にあわせて、途中参加も可能です。
 【理科の部屋】ははじめて という方も大歓迎です。
 なにか「報告・発表」があるときはぜひお願いします。

 第一部、第二部 当日参加も 大歓迎です!!

  情報は発信するところに集まる!!
  情報は交叉するところに生まれる!!

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本日(2023/11/16)、第363回オンライン「寅の日」!! #雑感 #理科教育 #traday #寺田寅彦

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100年前の日本の理科教育は!?

 正直言って、オンライン「寅の日」をはじめるまでは、そんなこと深く考えたことがなかった。
 寅彦に学ぶことによって、今もツナガッテイルことがあることを知った。
 ちょうど30年前、【理科の部屋】がはじまった!!
 そこにも、やはり今にツナガッテイルものがあるのだろうか。

▼本日(2023/11/16)は、第363回オンライン「寅の日」である。
 11月テーマは、その【理科の部屋】誕生月であることを記念して

【11月テーマ】「寅彦と理科教育」

 とした。その2回目の本日は「雑感」(『理科教育』より)を読む。

◆本日(2023/11/16)、第363回オンライン「寅の日」!!

●「雑感」(『理科教育』より)(青空文庫より)
 

▼この文章は、前回の「研究的態度の養成」から10年経った1928年(昭和3)に雑誌『理科教育』に寄稿されたものである。
 つまり今から95年前の文章ということになる。
 
 一見古めかしいキーワード「科学魂」からはじまった。

それは教科書や講義のノートの内容そのものよりも、むしろそれを教わった先生方から鼓吹された「科学魂」といったようなものであるかと思われる。
 ある先生達からは自然の探究に対する情熱を吹き込まれた。ある先生方からは研究に対する根気と忍耐と誠実とを授けられた。

 科学教育の根本は知識を授けるよりもむしろそういう科学魂の鼓吹にあると思われる。しかしこれを鼓吹するには何よりも教育者自身が科学者である事が必要である。先生自身が自然探究に対する熱愛をもっていれば、それは自然に生徒に伝染しないはずはない。実例の力はあらゆる言詞より強いからである。

 ただ先生自身が本当に自然研究に対する熱があって、そうして誤魔化さない正直な態度で、生徒と共に根気よく自然と取込み合うという気があれば十分である。先生の知識は必ずしもそれほど広い必要はない。いわゆる頭の良い必要はない。

▼さらには踏み込んでの具体的な「提案」もあった。

 間違いを教えたとしてもそれはそれほど恥ずべき事ではない。また生徒の害にもならない。科学の歴史は一面から見れば間違いの歴史である。間違える事なしには研究は進められない。誤魔化さないことだけが必要である。

先生の分らない事は大抵誰にも本当はよく分らない事である。分らない事は恥でも何でもない。分らない事を分ったような顔をするほど恥ずべき事はない。

 手近い実例の人を動かす力は偉大なものである。そういう意味で、教師は時々は我邦(わがくに)の科学者の研究を生徒に紹介するがいいと思う。遠い西洋の大学者の大研究よりも手近い日本の小学者の小研究の方が遥かに切実な印象を日本の生徒の頭脳に刻みつけるであろう。そうして生徒自身の研究慾を誘発するであろう。

もちろんその時代背景もよく考えておく必要があるだろう。
それでも やっぱり

95年の時空を超えて、今も響いてくるもの、有効なものがあるのではないだろうか!! 


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実生コヒガンバナは今!!(2023/11/13) #コヒガンバナ #二倍体 #コヒガンバナの種子 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

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▼しまった!!
 でも、まちがいない!!これはコヒガンバナの「種子」である。

 いっきょに冬めいてきた昨日(2023/11/13)。
 もうそろそろ「自然結実」したコヒガンバナの「種子」が目玉おやじ状態になっているころではと覗いてみた。
 前回の報告は2023/10/04である。
 それ以降も、できるだけていねいに観察をつづけているつもりでいた。
 でもその瞬間を見逃してしまった。
 花茎の先の膨らんだ子房部は、枯れ葉のなかに落ちてしまっていたのだ!!

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▼私はいささか慌てた!!
 せっかくめぐってきたチャンスをのがしてしまったのかと!?
 でも落ち着いてじっくり観察して見ると、黒々と完熟した「種子」は、ほぼそのまま落ちていたのだ。
 やっと咲いたコヒガンバナは3つあった。
 咲き始めた順番にA、B、Cと命名していた。
 倒れ込んだ花茎の先あたりをゆっくりゆっくり「種子」をさがしてみた!!
 回収できた「種子」はつぎのようになった。
 Cの花茎の先には、まだ1個の「種子」がくらいついていた。

 A 4個
 B 8個
 C 2個(1個は、花茎の先に)

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▼花が咲いた鉢も、咲かなかった鉢も、コヒガンバナはすっかり<葉の季節>になっていた。
 少しでも日の当たる部分の鉢と、日陰の鉢の差は歴然としていた。
 今年花が咲いたのは、すべて少しだけ日の当たる場所に置いた鉢だった。
 アタリマエだが、やっぱり光合成は偉大なり!!

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▼回収した13個の「種子」を実生ヒガンバナ実験のときと同じようにチャック付きナイロン袋に入れて、ならべてみた。
 やっぱり圧巻だ!!
 ついにこのときが来たのかと感慨深いものがあった。

 2倍体(2n=22)であるコンガンバナが花を咲かせ、そこから「種子」ができた!!

 やっと、このアタリマエを実証した。感動である!!
 同時に次なる「ふしぎ!?」が2つ。

(1)このコヒガンバナの花、いつ、どのようにして「受粉」「受精」したのだろう!? 
(2)これらの「種子」は、来年の春に蒔けば、「発芽・発根」をするだろうか!? 

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【Web更新11/12】23-46 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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渋柿のひとつ老木残りけり 23/11/11撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-46
週末定例更新のお知らせ
 やっぱり冬はやってきた。
 時雨れることが多くなってきた。

 本日(2023/11/13)は、「自然結実」ヒガンバナ記念日だ。
 10年前の本日、はじめて「自然結実」したヒガンバナ群生地を発見した。
 以来、毎年多くのヒガンバナの「種子」を採集・回収してきた。
 今年は、極度に「自然結実」ヒガンバナを見ることが少ない。
 なぜだろう!?

◆表紙画像集2023 更新 渋柿
 今にも折れそうな老木が庭にある。あのゲホウグモが居を構えていた木でもある。
 コウガイビルがよじのぼっていたこともある。
 葉もすっかり落としてしまったその枯れ木に、たったひとつぶの柿がぶらさがっていた。
 
◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 【理科の部屋】はもうすぐ満30歳である。
 30年の歩みを自分勝手なフェーズごとにふりかえってみた。
 ポンコツ頭には、完全にキャパシティを超えた「記憶」だ。
 「これから」をみつけたい!!
 
 
 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから33週目。
 ボロボロになった枯れ蓮の景は、これまたなかなか風情のあるものである。
 来年の蓮根の植え替えまでは、だいぶん時間がある。
 来年もできるかな!?

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【理科の部屋】30年の歩み!!(25) #理科の部屋 #30thrika #30年史 #SNS #不易流行

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▼まったく不完全な「30年史年表」

◆【理科の部屋】30年史年表
 
 これを元に、情報発信ツール・事情に焦点をあてて、この30年をフェーズごとに時代区分をしてみた。
 きわめて勝手な私の思い込みという側面もあるが。
 再度あげてみよう。

・【0 開設前夜】(~1993.11.23)
 
・【1 パソコン通信時代】(1993.11.23~)

・【2 インターネット時代】(1995.8.31~)

・【3 blog時代】(2004.11.21~)

・【4 Twitter時代】(2009.9.23~)

・【5 Facebook時代】(2015.3.08~)


オンライン「寅の日」で読み続けている寺田寅彦の随筆に「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)というのがある。「お気に入り」随筆のひとつである!!
 そこにこんなフレーズがある。
 

自分は繰返して云いたい。新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。


▼やや「我田引水」がすぎるかもしれないが、【理科の部屋】30年の歴史から新しい事が見えてくるかも知れない。
 Twitter(今は X)や Facebook以外にもいろんなSNSツールが考えられるのかも知れない。
 Line、Instagram、YouTube、TikTok、mixi 等など
 実際にその方が、自分にピッタリという方も多くおられるのだろう。
 それらに共通しているのは、コミュケーションツールであるということである。
 それが「原点」である。
 このアタリマエ!!

▼【理科の部屋】では、開設当初から

●【理科の部屋】ヒューマンネットワーク!!

 といコトバを大切にしてきた。「これから」もそうありたいものだ。
 
 ホンモノの「流行」は「不易」を内包する!!
 ホンモノの「不易」は「流行」を創造する!!

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【理科の部屋】30年の歩み!!(24) #理科の部屋 #30thrika #30年史 #folomy #Facebook

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▼その後も、【理科の部屋】は続いていった。

●2013年 8/01 【理科の部屋】5開設される
●2013年 9/  folomy【理科の部屋】書き込み終了
●2013年 12/31 folomy【理科の部屋】終了


▼そして、いよいよFacebook版の登場である。

【5 Facebook時代】(2015.3.08~)

●2015年 3/08 Facebook版【理科の部屋】開設

 今も活発に活動が続いている。 

▼一方、サイエンスフォーラムでも、【理科の部屋】は続いていた。

●2017年 8/01 【理科の部屋】6(サイエンスフォーラム)開設
●2019年  1/05 【理科の部屋】7(サイエンスフォーラム)開設
 
 残念ながら、現在は接続できない。

▼ Facebookは不案内な私にもいろんな可能性を示唆してくれた。
 mixi版から出発した「日本ヒガンバナ学会」も、 Facebook版もはじめてみた。

●2019年 10/14 Facebook版「日本ヒガンバナ学会」がスタート!!


(つづく)

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【理科の部屋】30年の歩み!!(23) #理科の部屋 #30thrika #30年史 #blog #Twitter #Twitter的

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▼世紀が変わっても、【理科の部屋】の活発な発言は続いた。

●2001年 11/ 【理科の部屋】の発言数が、65000(TTY会議室の限界)に近づき、新たに【理科の部屋2】を設置する。7番会議室。【発言数】約12,000
 
●2002年 01/06 【理科の部屋2】の紹介

●2002年 01/06 私の【100人リンク集】2 をはじめる

▼そんななかで、私は多くの人に教えてもらいながら、あらたな情報発信の手段と出会った。
 blogである。

【3 blog時代】(2004.11.21~)
●2004年 11/21  私の【理科教師日記】(blog)開始

 それは今もつづく。
 そのなかで、【理科の部屋】も居場所を変えて行った。
●2005年 3/16 TTY教育実践フォーラム【理科の部屋】閉鎖
●2006年 9/23 mixi版【理科の部屋】開設
●2007年 3/28 folomy【理科の部屋】開設

▼さらには、私は衝撃的な情報発信ツールと出会った。
 Twitterである。

【4 Twitter時代】(2009.9.23~)
●2009年 9/23 Twitterをはじめる(楠田)

▼これ以降、私はほぼ100日ごとに
 「Twitterはじめて○○○日目に思うこと」という「記録」を残すようにしている。
 そのなかで、繰り返し「Twitter的」を唱えていた。

 Twitter的=
「リンク」
「シェア」
「フラット」
「等身大」
「リアルタイム」
「アクティブ」

(つづく)

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【理科の部屋】30年の歩み!!(22) #理科の部屋 #30thrika #30年史 #インターネット #ホームページ

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▼ネット事情はおおきく変わろうとしていた。「インターネット」である。

【2 インターネット時代】(1995.8.31~)

●1995年 8/31 インターネット版【理科の部屋】開設
 私たちにとって、これがインターネット時代の幕開けであった。
 その前年に、その伏線となる歴史があった。
●1994年 6月、文部省、通産省による初等中等教育におけるインターネット利用を促進する「100校プロジェクト」開始
 「100校プロジェクト」の一校として、福島県葛尾中学校があったのである。

▼インターネット版【理科の部屋】の登場は、それまでの【理科の部屋】の取り組みを大いに加速していった。

●1997年 8/10 『私の【理科の部屋】活用法』(教育実践フォーラム【理科の部屋】編)出版
●1997年 8/02 【理科の部屋】オフ兼『化学の広場・放課後』オフin新潟
 各種<企画>、オフが次々と実現するようになっていった。
 同じ年の7月に、後にとてもお世話になるものがスタートしていた。
●1997年 7月、「青空文庫」開始

▼なんでも遅れん坊の私は、やっと自分のホームページを持った。
●1998年 4/25 楠田純一の【理科の部屋】開始

 多くの人にお世話になり、教えてもらいながらの開設であった。
 驚くべきことに、このときの大枠は変えずに、今なお「更新」をつづけている。
 自分でページをもったうれしさから、その時点での「ヒューマンネットワーク」を「かたち」にしておきたくて「リンク集」づくりに夢中に
なった。

●1998年 10/11 私の【100人リンク集】開始(2000.12.3 100人に到達!!)

 私は、今なおこの【100人リンク集】で、リンクさせていただいた方を訪ねる旅をつづけている。
 現在(2023/11/08)、33名の方にお会いした。


▼世紀が変わろうとしていた。「インターネット」は、単なるブームではなくなっていた。

●1999年 2月、日本国内のインターネット人口が、1,508万人に。家庭の利用者が初めて法人利用者を抜く【インターネット白書 1999】


(つづく)

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【理科の部屋】30年の歩み!!(21) #理科の部屋 #30thrika #30年史 #前史 #パソコン通信 #教育実践フォーラム

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▼今いちど、勝手気ままにつくった「30年史年表」を見ながら「30年の歩み」を振り返ってみたい。

◆【理科の部屋】30年史年表

 「空白」の多い、きわめて見にくい「未完」の年表である。
 「自分史」と重なるところが中心であまり多くのひとに参考になるものになっていないかも知れない。
 しかし、こんなかたちで「公開」することによって、多くの人の意見・アドバイスをもらうことができるかも知れない。
 そんな思いからつづけてみようと思う。

▼今回は、次のような点に焦点を絞りながら「時代」区分をして歴史をみていきたい。
・ネット環境・ネット事情
・超初心者の認識から出発した「歴史」
・仮の「時代」を設定するが、年代的に前後したり、重なったりするところも多々ある。

▼まずは【理科の部屋】開設前夜である。
【0 開設前夜】(~1993.11.23)
●1991年第一回「青少年のための科学の祭典」開催
●1992年 日本で最初のホームページが発信される
●1993年 NIFTY-Serve5月会員 50万人突破
 
 このころ私は、通信はおろか「パソコン」は大の苦手であった。

▼そして、いよいよ【理科の部屋】は開設された。
【1 パソコン通信時代】(1993.11.23~)
●1993年 11/23 NIFTY-Serve 教育実践フォーラムに【理科の部屋】開設

 これから半年ばかりたったときに「科教協ニュース」に書いた文章が残っていた。
●1994年 05/23 NIFTY― Serve教 育実践フォーラム【理科の部屋lヘ

(つづく)

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【Web更新11/5】23-45 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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日めくりの残り僅かや杜鵑草 23/11/03撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-45
週末定例更新のお知らせ
 11月だった!?
 「小春日」どころの陽気ではなかった、それはまさに「夏日」だった。
 季節は一時的に螺旋的に進行することもある。

 しかし、時間はけっして遡行はしない。
 今週も ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2023 更新 杜鵑草(ホトトギス)
 庭の定位置をしめていたホトトギスが、消えたと思っていたら別の位置に移住して咲き誇っていた。
 あれっ!?
 遅いな!!と思うと同時にどのように「移住」したのだろう!?
 そのプロセスのすべてを知りたい。
 分厚かった「日めくり」は、もう薄くなってしまっていた。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 【理科の部屋】30年の歩み シリーズを再開した。
 とんだポンコツの繰り言なのかも知れない。
 ひょっとしたら、そのなかに「これから」のヒントがあるかも知れない。
 
◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 毎月の「雲見」と「俳句歳時記」の更新だけである。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 11月テーマは、「寅彦と理科教育」である。
 100年の時空を超えて、寅彦の提言は新鮮で今日的である。
 
 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから32週目であった。
 ビオトープ化した観察池の水は、思わぬ「夏日」の到来であたたかく温んでいた。
 闖入してきた「赤まま」が元気だった。

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【理科の部屋】30周年記念オフ は11/23(祝・木)!!(2023/11/05版) #理科の部屋 #30thrika #記念オフ

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▼【理科の部屋】30周年記念オフがいよいよ近づいて来た!!
 日程は、やはり【理科の部屋】の誕生日にこだわって 11月23日(祝・木)である。
 現段階(2023/11/05)の案内を再びあげておく。

▼日程+スケジュール
 
****************************
■【理科の部屋】30周年記念オフ

【日時】2023年11月23日(祝・木)午後~
【会場】 ナリカ(旧中村理科)
        (東京都千代田区外神田・最寄駅:JR御徒町など)
     
****************************

●スケジュール(あくまで予定)。

****************************
【スケジュール】
 12:45~  受付(ナリカ)
 13:00~13:30 ガレージセール
 13:30~15:30 第一部:参加者報告・発表
 ○「【理科の部屋】と私」 等 自由なテーマで語り合いたい!!
 ○参加者自己紹介
 15:30~17:00 第二部:提案・討議+祝賀会
 ○「これからの【理科の部屋】」 河野 晃さん
 ○実験などを余興に
 ○祝賀会の「かたち」は現在検討中!!
17:30 ~19:30 第三部: 懇親会 +祝賀会(参加人数により場所決定)
****************************

【理科の部屋】設立当時のwelcomeメッセージのなかに、次のフレーズがあった!!

 あなたがノックされるところがドアです

 【理科の部屋】を象徴するフレーズあると今も思っている。
 今回のオフの「なかみ」「かたち」を決めるのは参加されるあなたです!!
 第一部、第二部、「懇親会」ともにあなたのノックで、より楽しい面白いものにしてください!!
 30周年記念の「祝賀会」の「かたち」も考えていきたいですね。

▼参加資格なんてありません。【理科の部屋】に興味ある方は、どなたも大歓迎です!!
 参加を希望される場合は、会場の準備のことなどもありますので、11/13(月)までに知らせていただくとありがたいです。
 そのとき、「懇親会参加」希望の有無もぜひ教えてください。

 当日参加、一部のみの参加もうれしいです。
 申し込みは楠田へのメール、またはFacebookメッセンジャーでお願いします。 
 よろしくお願いします。

  情報は発信するところに集まる!!
  情報は交叉するところに生まれる!! 

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本日(2023/11/04)、第362回オンライン「寅の日」!! #研究的態度の育成 #traday #寺田寅彦

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▼【理科の部屋】がはじまったころ、ひとつの企画があった。
 【オンライン学習会】である。
 半年ごとに読むテキストを変えて、読んでの感想・意見をオンラインで交換しあうのである。
 「学び合い」の作風をより強固なものとしていった。
 その流れのなかに、このオンライン「寅の日」も生まれたと思っている。


▼本日(2023/11/04)は、第362回オンライン「寅の日」である。
 11月テーマは、その【理科の部屋】誕生月であることを記念して

【11月テーマ】「寅彦と理科教育」

 とする。その1回目の本日は「研究的態度の養成」を読む。

◆本日(2023/11/04)、第362回オンライン「寅の日」!!

●「研究的態度の養成」(青空文庫より)
 

▼この文章は、大正七年(1918)雑誌『理科教育』十月号に寄稿されたものである。
 とても100年以上前の文章とはにわかには信じがたい!!
 きわめて示唆的な提言からはじまる。

 理科教授につき教師の最も注意してほしいと思うことは児童の研究的態度を養成することである。与えられた知識を覚えるだけではその効は極めて少ない。
 
これには最も必要なことは児童に盛んに質問させることである。何の疑問も起さないのは恥だという風に、訓練することが必要である。そうして児童の質問に対して教師のとるべき態度について二つの場合があると思う。その一は児童の質問に答うることの出来なかった場合である。その二は教師がよく知って答え得る場合である。

 さらには、具体的な提言に及ぶ。
 この時はむしろ進んで、先生はこれを知らない、よく調べて来ましょう、皆さんもまたよく考えてお出でなさい、いろいろ六(むつ)ヶしいまた面白いことがあるだろうと思いますといった風に取扱ってほしい。とにかく児童には、知らないことが恥でない、疑いを起さないこと、またこれを起しても考えなかったり調べなかったりすることが大なる恥である、わるいことであるといった精神を充分鼓吹(こすい)してほしいと思う。教師がこの態度になることの必要は申すまでもなかろう。

彼等の求知心を強からしめ、研究的態度に出でしむるようにありたい。科学的の知識はそうそうたやすく終局に達せらるるものではない事を呑み込ませて欲しいものである。時には更に反問して彼等に考えさせることも必要である。勿論児童の質問があるごとにかように話しているわけにはゆかないが、教師の根本態度が、この考えであってほしいのである。

▼さらには、今も有効なもうひとつの提言も行っていた。

 それから小学校では少し無理かも知らないが、科学の教え方に時々歴史的の色彩を加味するのも有益である。

これらの歴史を幾分でも児童に了解させるように教授する事はそれほど困難ではあるまい。かようにしていって、科学は絶対のものでない、なおいくらも研究の余地はある、諸子の研究を待っているという風にしたいと思うのである。

 納得である。しかし、「提言」だけでなく、注意事項まできっちりと語ってくれていた。
ただ一つ児童に誤解を起させてはならぬ事がある。それは新しい研究という事はいくらも出来るが、しかしそれをするには現在の知識の終点を究めた後でなければ、手が出せないという事をよく呑み込まさないと、従来の知識を無視して無闇(むやみ)に突飛(とっぴ)な事を考えるような傾向を生ずる恐れがある。この種の人は正式の教育を受けない独創的気分の勝った人に往々見受ける事で甚だ惜しむべき事である。とにかく簡単なことについて歴史的に教えることも幾分加味した方が有益だと確信するのである。

 益々納得である!!
 
 寅彦はいつ読んでも今日的である!!

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子規庵の糸瓜(5年目)を収穫した!!(2023/11/01) #子規庵 #糸瓜

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子規庵の糸瓜(5年目)を収穫した!!
 採取した糸瓜をならべてみた。

・まだ緑を残すモノ 19本 (大9 小10)
・もう枯れたモノ 7本

 今年もいろいろなアクシデントがあったので、そんなに多くの収穫を期待していなかった。
 しかし、こうして並べてみると圧巻である。

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▼これまでの収穫の記録を見てみると、もっとも早い時期になった。

・子規庵の糸瓜を収穫した!(2019/11/21)#子規 #糸瓜
・子規庵の糸瓜(2年目)をついに収穫した!!(2020/11/24) #子規庵 #糸瓜
・子規庵の糸瓜(3年目)をついに収穫した!!(2021/11/10) #子規庵 #糸瓜
・子規庵の糸瓜(4年目)をやっと収穫した!!(2022/11/07) #子規庵 #糸瓜

▼最も早い時期の収穫となった今年のスタート(種蒔き)は5月はじめだった。
 
・「子規庵の糸瓜」5年目の種子を蒔いた!!(2023/05/02) #子規庵 #糸瓜 #糸瓜の種子

 それからちょうど半年!!
 半年の日々を思い返すと感慨深いものがある。
 こんなアタリマエを記録し続けるのか!?
 
 まだ花を咲かせて、今からだという糸瓜もあった。
 秋晴れのもとの収穫作業はなかなか楽しかった。
 突然登場したカマキリくんも作業に参加してくれた!!

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▼収穫した糸瓜から、「ヘチマタワシ」と来年へとつなぐ「種子」を手に入れたい。
 いろいろ方法を試みたが、乾燥させて、そこからというのがいちばん安易かとその方法を採っている。
 すでに枯れてしまった糸瓜から、ヘタがとれ、「種子」がこぼれ落ちようとしていた。

 たった5粒の「種子」から、ここまできた。
 私の「子規庵の糸瓜物語」は、まだまだ続く!!

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2023年11月(霜月)の俳句「歳時記」!! #俳句 #歳時記 #オンライン句会

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▼手持ちの歳時記(『第三版・俳句歳時記』角川文庫)の巻頭言は次のようにはじまっていた。

 「歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である」と詩人寺田寅彦は言った。

 このコトバとの出会いが、まったくのシロウトであることを省みず歳時記に夢中になるきっかけとなった。
 
▼今月も名句の鑑賞 より<俳句修業>をはじめよう!!
 名句の参考にさせてもらうのは、いつものように

◆NHK「俳句」 テキスト

である。ここより巻頭の名句10句を引用させてもらう。 

(1) 冷えて木は一本立つてをりにけり 鴇田智哉
(2) 行きて帰らぬもののひとつに木の葉舟 折笠美秋
(3) しぐるるや木琴紐に貫かれ 山田耕司
(4) つはぶきはだんまりの花嫌ひな花 三橋鷹女
(5) つはぶきの黄の残りたる夕景色 吉屋信子
(6) 水さぐる鷺の高脚冬来てをり 江中真弓
(7) 星空にかざして帰る大熊手 すずき巴里
(8) 沈む日を子に拝ませぬ冬紅葉 長谷川かな女
(9) 冬耕の畝長くしてつひに曲がる 山口青邨
(10) じつと見て何も見てゐず日向ぼこ 西山 睦

▼次の修業は勝手なシロウト「選句」である!!
 
【私の選んだ名句ベスト3】

(10) じつと見て何も見てゐず日向ぼこ 西山 睦

(3) しぐるるや木琴紐に貫かれ 山田耕司

(1) 冷えて木は一本立つてをりにけり 鴇田智哉

【次点】

(8) 沈む日を子に拝ませぬ冬紅葉 長谷川かな女

【選評】
・「日向ぼこ」いいな。今年は「日向ぼこ」には暑いかも!?
・しぐるるやと「紐に貫かれ」の取り合わせ!!なかなかこれができない。うまいなー。
・ひとり吟行の定例コースにこんな木があるんだ。いっぺんにこの景が頭にうかんだ。

・「冬紅葉」の着地がとっても気に入った。


▼やっぱり究極の修業は、<作句>である。
 それをそのままにせず、「句会」に投句してみることだ。
 これが、修業の最高の醍醐味!!

◆第39回オンライン句会「寅の日」11月例会案内!!


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2023年11月(霜月)の「雲見」は!? #雲見 #もくもくシール

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▼10月は終わった。ついに11月(霜月)だ!!
 11月の「雲見」を予想する前に10月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダー(理科ハウス)でふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴   6      
・巻雲   6  
・巻積雲  2  
・巻層雲  1       
・高積雲  1   
・高層雲  3       
・層積雲  3    
・積雲   6     
・層雲   0
・乱層雲  2    
・積乱雲  1 

 あくまで午前9時(原則)の記録である。と言いながらもけっこう気まぐれなところもある。
 これはあくまでシール貼りで、「雲見」を楽しむひとつの目安すぎない。
 とりわけこの10月は、シールを貼ってしまってからもコロコロと空の雲は変化した。
 それが秋の「雲見」の特徴なのかもしれない。 
 目立ったのは
 「快晴」6、「巻雲」6、「積雲」6 である。
 10/26の「積乱雲」はすごかった雷雨、雹は 「大気の不安定」を物語るものだった。
 10/29の「部分月食」ほぼパーフェクトに観察できたのはうれしかった。
 ともかく10月もまだ暑かった。
 これまでのように日最高気温~日最低気温の「記録」をアメダスの「記録」を利用して、メモ欄に記入してみた。
 「夏日」(最高気温25℃以上の日)は、8日もあった。
 
▼11月(霜月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まず昨年の11月の天気図を参考に見てみよう。

◆日々の天気図 2022年11月 (気象庁)
・もう「夏日」はないだろうか!?
・ほんとうにどこまで「暖冬」となるのだろうか。
・「西高東低」の典型となる日はいつごろ訪れるだろうか。
・初霜はどうだろう!?
・「木枯らし1号」はいつごろになるだろう。
・もくもくシール、もっとも多く貼るのは何だろう!?

▼次は、ずっとお世話になっている参考本だ。

◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社)

 ここから、11月の画像のタイトルだけ引用させてもらう。

「小春日和」
「夜霧」
「朝露は晴れ」
「初霜」
「天気の変わり目」
「東雲」
「一雨一度」
「時雨」
「一発雷」
「乾燥」
「紅葉狩り」
「デイヤモンド富士」
「木枯らし」
「冬の蜃気楼」

▼自由に「雲見」の旅に出れなって久しくなろうとしている。
 しかし、今月は その計画を立てている。
 どんな 「雲見」の旅になるか楽しみである!!

 もちろん日々の「雲見」、【宇宙見物】も !!
 私は武田康男さんの本のあのフレーズが大好きだ。

 「見上げてみれば、ぜんぶ空!」(『まるわかり空の図鑑』より)


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