2023年・夏の「自由研究」考(4) #理科の自由研究 #私の自由研究 #自然結実ヒガンバナ #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験 #日本ヒガンバナ学会
▼日本のヒガンバナが不稔性であることを最初に指摘したのはあの牧野富太郎であると、故栗田子郎先生が教えてくれていた。
ヒガンバナに種子ができないことの不思議を最初に指摘したのは牧野富太郎だった。彼は明治40年(1907)に出版された飯沼慾斎の『増訂草木図説』のマンジュシャゲの補記に「予ハ未ダ本種ノ結実セシモノヲ見タルコトナシ」と書いている。(『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社 P43より))
▼ところが、私は2013年の晩秋、ついに「自然結実」ヒガンバナ群生地をみつけた。
それ以来、毎年、あらたな群生地もみつけ ついには
【2019年】530個
【2021年】823個
もの「ヒガンバナの種子」を採集・回収してきた。
▼その「種子」を使っての実生実験(種子から育てる)に取り組んでいた。
あのみごとなビガンバナの花が咲く日を夢みながら…。
私の「自由研究」と言えば、やっぱり いの一番にこの「実生ヒガンバナの研究」をあげることができるだろう。
ところが、この研究が ちょっとピンチになってきた。
事情があり、私がこれまでのように自由に動き回ることができなくなってしまったのだ。
できるだけ早い機会に、「研究」のこれまでをまとめたいと思っている。
◆これまでの「研究」のすべてを【ヒガンバナ情報 ○○○○】に「記録」していた。
◆【ヒガンバナ情報 2023】
未整理のままであるが、1998年からの「記録」のすべてがここにある。
「日本ヒガンバナ学会」までつくってしまった。
ネットを利用したこれからの「自由研究」を考えるとき、ヒントとなるかも知れない!!
花が咲いたら、ぜひ牧野富太郎先生に報告したいものだ!!
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