実生ヒガンバナ(2022年採集分)は今!!(2023/06/05) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験
▼やっぱりそれは「発芽・発根」だった!!
ヒガンバナの「種子」が「発芽」する!?
考えてみれば、不思議なはなしだった。あるはずのないヒガンバナの「種子」!!
その自然結実したヒガンバナの「種子」から育てる実生実験の結果、「発芽」すること確かめていた!!
いや、それは「発芽」というより「発芽・発根」とい方がふさわしいと思っていた。
2022年採集分については、半ばあきらめていた。しかし、それはちがうかった。
「種子」から緑の部分がのびていた!!
そして、その先が少しふくらんでいた。「鱗茎(球根)の赤ちゃん」だろう。
そこから、根毛のような根がでてくるのだった。そして、その根が「鱗茎(球根)の赤ちゃん」を土のなかにひっぱり込むのだ!!
▼2022年採取・回収した59個の「種子」を使っての実生実験をはじめたのは2023/03/21だった。
●59個のヒガンバナ「種子」の実生実験をはじめた!!(2023/03/21) #自然結実 #3倍体 #ヒガンバナの種子 #実生実験
はじめた「種子」にナンバーリングしていた。
今回、「発芽・発根」が顕著だったのは、「№ 42」である。
「種子」の採取場所 「福崎S」、採集日「10/25」、回収日「12/15」が特定できた。
▼その「種子」を採集したときの様子を「記録」していた。
●今こそ、「自然結実」ヒガンバナを!!(2)(2022/10/25) #自然結実 #ヒガンバナの種子 #水栽培 #日本ヒガンバナ学会
あそこの、あのときの「種子」がと思うと感慨深いものがある。
▼実生実験中の育苗トレーのシェルターをとって、じっくりと観察していると「№ 42」だけではないようだ。
「№ 18」「№ 19」もかもしれない。
いずれも自然結実ヒガンバナ定点「福崎」で採集したものだ!!
暫定「発芽・発根」率は
3/59×100= 5.0 %
このあと、どう展開するのだろう楽しみである。
(つづく)
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