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2023年7月のオンライン「寅の日」は #寅彦と気象学 #traday #寺田寅彦

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▼私が知る範囲では、「雲見」というコトバを使ったのは宮沢賢治が最初だと思っていた。
 「蛙のゴム靴」(青空文庫より)のなかで次のように使っていた。

  ある夏の暮くれ方、カン蛙ブン蛙ベン蛙の三疋は、カン蛙の家の前のつめくさの広場に座(すわ)って、雲見ということをやって居りました。一体蛙どもは、みんな、夏の雲の峯みねを見ることが大すきです。じっさいあのまっしろなプクプクした、玉髄(ぎょくずい)のような、玉あられのような、又(また)蛋白石(たんぱくせき)を刻んでこさえた葡萄(ぶどう)の置物のような雲の峯は、誰(たれ)の目にも立派に見えますが、蛙どもには殊(こと)にそれが見事なのです。眺(なが)めても眺めても厭(あき)ないのです。そのわけは、雲のみねというものは、どこか蛙の頭の形に肖(に)ていますし、それから春の蛙の卵に似ています。それで日本人ならば、ちょうど花見とか月見とか言う処(ところ)を、蛙どもは雲見をやります。
「どうも実に立派だね。だんだんペネタ形になるね。」
「うん。うすい金色だね。永遠の生命を思わせるね。」
「実に僕(ぼく)たちの理想だね。」

▼2023年7月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期である。
 「雲見」は、賢治の専売特許かと思っていたら、寅彦もなかなかの「雲見」名人だった!!
 気象関係の随筆も多い。
 そこで、7月テーマは次のようにしたい。

【7月テーマ】「寅彦と気象学」

 2023年7月には3回ある。

■2023年7月のオンライン「寅の日」!!
◆第352回オンライン「寅の日」 …7/07(金)
◆第353回オンライン「寅の日」 …7/19(水)
◆第354回オンライン「寅の日」 …7/31(月)

▼気象関係はもともと寅彦の専門領域でもある。
 だから関連の随筆も多い!!
 はじめて読むものも含めて、次の3作品としたい。
 「夕凪と夕風」 「瀬戸内海の潮と潮流」 「颱風雑俎」である。

■2023年7月のオンライン「寅の日」!!

◆第352回オンライン「寅の日」 …7/07(金)「夕凪と夕風」(青空文庫より)

◆第353回オンライン「寅の日」 …7/19(水)「瀬戸内海の潮と潮流」(青空文庫より)

◆第354回オンライン「寅の日」 …7/31(月)「颱風雑俎」(青空文庫より)

▼賢治の「雲見」!!
 寅彦の「宇宙見物」!!
 と勝手にきめつけていたところもあった。
 いずれにしても、このふたつが今の私の究極の道楽なった。

 7月はあらためて寅彦の「観察眼」から大いに学びたい。
 

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