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2023年3月(弥生)の俳句「歳時記」!! #お水取り #俳句 #歳時記 #オンライン句会

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▼私が「丹生」を追い始めた歴史はけっこう古かった。

◆「丹生」を追う

 そのなかで
・若狭の「お水送り」
・奈良の「お水取り」
 に出会った。そして、今年もその季節がやってきた!!。

▼今月も名句の鑑賞 より<俳句修業>をはじめたいと思う!!
 名句の参考にさせてもらうのは、これまでのように

◆NHK「俳句」 テキスト

である。ここより巻頭の名句11句を引用させてもらう。

(1) 引き潮に突つ立つ春の鷗なり 遠藤由樹子
(2) 遠山の肩組合つて笑ふなり 本井英
(3) 若草に置かれてくもる管楽器 小島健  
(4) 雛を手にとれば聞こゆる雛の息 橋本美代子
(5) ならべるは細筆ばかり雛作 森田峠
(6) 便箋へ鶯餅の粉をとばす 岡田史乃
(7) よく嚙めと云えば嚙む子等春燈下 田川飛旅子
(8) みな椿落ち真中に椿の木 今瀬剛一
(9) 赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐
(10) 火と走る僧も火となるお水取 銀林晴生
(11) 水取の桶を覆へる榊かな 中岡毅雄

▼今月も無手勝流シロウト「選句」を愉しむことからはじめてみよう!!
 あなたは!?

【私の選んだ名句ベスト3】

(9) 赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐

(2) 遠山の肩組合つて笑ふなり 本井英

(10) 火と走る僧も火となるお水取 銀林晴生

【次点】

(8) みな椿落ち真中に椿の木 今瀬剛一

【選評】
・「椿」は、「お水取り」必須のアイテムだった。この時期ぜひとも「椿」を詠みたいものである。
・「山笑う」は、とてもお気に入り季語である。今年はどんな「笑顔」に!!
・「達陀」(だったん)の響きがなつかしい!!この景は一生モノだ!!

・たしかに「あるある」の景の一句だ。二月堂の椿は今!?

▼本日は、若狭の「お水送り」の日だ!!
 そして、奈良の「お水取り」が終われば、本格的「春」がやってくる!!

 大いに「春」を詠み愉しみたいものである。

◆第31回オンライン句会「寅の日」3月例会案内!!


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