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再び牧野富太郎の『赭鞭一撻』を読む。(3) #朝ドラ #牧野富太郎 #学問研究の心得 #赭鞭一撻 #寺田寅彦

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▼「赭鞭一撻」をノートの「現代語訳」を参照にしながの読み解きをつづける。

 〇跋渉ノ労ヲ厭フ勿レ
峻嶺岡陵ハ其攀登ニ飽カズ洋海川河ハ其渡渉ヲ厭ハズ深ク森林ニ入リ軽ク巌角ヲ攀(よ)ヂ沼沢砂場ニ逍遥シ荒原田野ニ徘徊スルハ是レ此学ニ従事スルモノヽ大ニ忽(ゆるがせ)ニス可ラザル所ニシテ当ニ務テ之ヲ行フベキナリ其之ヲ為ス所以ハ則チ新花ヲ発見シ土産ヲ知リ植物固有ノ性ト其如何ノ処ニ生ズルカヲ知ルニ足レバナリ

あの「図鑑」を目の前にするとき、大いなる説得力をもってくるのである。

▼私が今特に注目したい「心得」が、後半にあった。

○博ク交ヲ同志ニ結ブ可シ

○邇言ヲ察スルヲ要ス

○書ヲ家トセズシテ友トスベシ

 これらは「植物学」にかぎらず、すべての学問研究について言えることではなかろうか。

▼私が今、牧野富太郎で興味がある3つ目に行きたい。
 (3) 牧野富太郎と寺田寅彦
 デアル。
 「土佐の寅彦」詣の起点はいつもここであった。
 「寺田寅彦記念館」の入り口の「寺田寅彦先生邸址」の碑には「牧野富太郎」の名前が見られた。
 私は、これを見るたびに二人の関係を勝手に想像してみたりするのだった。
 ・牧野富太郎(1862~1957)
 ・寺田寅彦(1878~1935)
 これからしばらく時間をかけての私の宿題としたい。

▼まもなくはじまる朝ドラ『らんまん』が楽しみである。
 「ヒガンバナ」
 「赭鞭一撻」
 「寺田寅彦」
 は登場するかな!?

(了)

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