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【理科の部屋】30周年記念オフ は11/23(祝・木)!!(2023/03/31版) #理科の部屋 #30thrika #記念オフ

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さまざまのこと思ひ出す桜かな 芭蕉

 そう!!
 3月31日には特別の思い出がいくつもあった!!
 ここでひとつのステージは閉じる。
 そして、明日からあらたなステージがはじまる!!

▼今年のはじめから、【理科の部屋】誕生30周年記念オフをすでに提案していた。
 ステージが変わる前からであったが、一年間の計画をたてるのに参考になるかと。
 次のことは決めていた。

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■【理科の部屋】30周年記念オフ

【日時】2023年11月23日(祝・木)午後~

【会場】 ナリカ(旧中村理科)
        (東京都千代田区外神田・最寄駅:JR御徒町など)
     
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▼具体的な企画はステージがかわってからと思い、まだなにもきまっていない。
 いよいよこれからというところである。
 かつて、【理科の部屋】には、【企画モノ】というものがあった!!
 参加した方自身が、こんな【企画】はどうだろう!?
 と提案され、それが次々と「かたち」になり具現化していった。
 その様は実に楽しく面白かった。
 30周年記念オフでも、そんな【企画】が実現すれば楽しいだろうな !!

▼またまた古いことをひっぱり出して来るくるが、【理科の部屋】welcomeメッセージはつぎのようなものだった。

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日本の理科教育情報発信基地
 【理科の部屋】へようこそ        
                              
 (^o^)/ あなたもここで情報発信者に\(^o^)   
 情報は、発信されるところに集まる。
 あなたがノックされるところがドアです。
 時空を超えて響きあい・学びあい・高めあう世界を
*************

 そのスタンス・思念はいつまでも「不易」であると信じる。

 オフであらたな「響きあい・学びあい・高めあう」がはじまるのが楽しみだ!!

 情報は発信するところに集まる!!
 情報は交叉するところに生まれる!!

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第32回オンライン句会「寅の日」4月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼我らが寅日子先生も「桜」をたくさん詠んでいた。
 「桜」ほどそれぞれの詠まれた背景を想像してしまう花はなかった。
 寅日子先生が二四歳の時の「桜」(明治三十四年 手帳の中より)

 大学の桜 一句
 めぐりさく運動場の桜哉

 図書館の窓から見ゆる桜哉 

▼句会もここまで来て、今さらであるが最近つくづくと思うことがある。
・俳句はほんとうに面白い!!
・句会はその面白さを何十倍にも膨らませてくれる!!
ということである。

▼新年度が始まる!!
 あらためて「オンライン句会「寅の日」」の案内をあげておく。

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第32回オンライン句会「寅の日」4月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 

5.【投句期間】
 2023年4月1日0時から15日23時30分まで
 
6.【選句期間】
 2023年4月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 2023年4月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼私ごとながら、やっと遠出の「吟行」も可能になって来た!!
 と思っていたら…。

 どんなときもこの「句会」が大きなはげみとなってきた。
 新年度のあらたな展開も楽しみである。
 o(^o^)o ワクワク
 
 

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2023年・大賀ハス蓮根の植え替えをした!!(2)(2023/03/27) #大賀ハス #大賀式栽培法

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▼さあ、蓮根の植え替えである。
 2022年度に観察池の底に成長した蓮根のなかから「種れんこん」を選ぶ!!
 これがなかなか迷う作業である。
 今年度にできるだけ成長してもらいたい!!
 それにはどの蓮根が!?
 迷いに迷い 3つを 「種れんこん」とすることにした。

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▼「種れんこん」が決まれば、いよいよ本格的な植え替え作業に入る。
 いつも参考にする本があった。
 『蓮ハスをたのしむ』(監修 北村文雄 ネット武蔵野)である。
 そのなかに「大賀式の栽培法」(同書 P27)というのが出てくる。
毎年この「栽培法」を採用していた。
 元肥に「身欠きニシン」「煮た大豆」を使う方法である。

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▼「観察池」に使用する容器は、昨年度まで使用していたものを引き続き使うことにした。
 土はとなりの畑の土を使うことにした。
 土+「身欠きニシン」+土+「煮た大豆」+土+「種れんこん」+土+水
 この順番にサンドイッチ状に加えていった。
 さて、最後に水をはり完成だ!!

 23年度大賀ハス観察池はどんな展開を見せてくれるだろう!?
「あこがれの4日間」は何度訪れるだろう!?

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▼「種れんこん」をとった残りの蓮根は、例年のように「水栽培池」に使用した。
 2022年度「水栽培池」の方も水をくみ出し、蓮根を取りだした。
 やっぱり「水栽培池」の方はあまり大きく蓮根は成長していなかった。
 やっぱり土は必要なのかな!?
 こちらの方も元肥として「ソフトニシン」と「煮た大豆」を使用した。
 
 さて、「水栽培池」の今年の展開は!?

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2023年・大賀ハス蓮根の植え替えをした!!(1)(2023/03/27) #大賀ハス #大賀式栽培法

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▼そもそものはじまりは、2008年5月17日であった。

●「大賀ハス」種子入刀!!(2008/05/17 )

 思えばこれまた遠くへ来たものである。

▼2022年度に観察池に訪れた「あこがれの4日間」は、2度だった。
 そのときの記録を残していた。

●2022年大賀ハス2号「あこがれの4日間」第三日目、第四日目!!(2022/07/09~/10) #大賀ハス #あこがれの4日間

 そののちにとんだアクシデントで3度目以降がなくなってしまった。
 その季節を過ぎても、我が家の「ビオトープ」「初氷観察池」等として一年間活躍してくれていた。
 蓮根の植え替えの予定の日が来ていた。
 天気の関係で一日ずれてしまったが、昨日(2023/03/27)実施した!!
・一昨日までの雨で、観察池にはたっぷり水があった。
・これまでのようにいっきょに池をひっくりかえす元気は私にはなかった。
・ドロドロにして、その泥を汲み出す作業をすすめた。
・やがて、昨年の「古株」の蓮根が浮いてきた。
・やっぱり「ビオトープ」の役割をしていたんだ。どこからかカナヘビ(!?)が出現してきた。

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▼そして、やっとのことで蜷局をまいたような蓮根のかたまりをとりだした。
 例年にくらべやや見劣りするかもしれないが

 やっぱり圧巻である!!

 けっこう大きくなった蓮根も多数ある。

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▼土手を利用して、蜷局をのばしてみた。
 2m近く、何重にもあった。
 観察池の底にこんなものがあったとは驚きである。

(つづく)

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【Web更新3/26】23-13 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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小米花こぼれ居たるや通学路 23/03/25撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-13
週末定例更新のお知らせ
 年度がわりの季節だ!!
あらたな出会いのはじまりのときでもある。
 
 「みちはかぎりなくさそうばかりだ。」

◆表紙画像集2023 更新 雪柳・小米花・小米桜
 えっ!?
 こんなにあたたくなったのに雪!?
 と見間違うほどに、雪柳が真っ盛りだった!!
 「小米花」「小米桜」とはうまく言ったものだ。みごとな観察眼だ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「サイエンスコミュニケーター」13年目に向けて、「現在地」の確かめ作業をやってみた。
 歩みは遅々たるものだ!!
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 4月テーマは「これから科学者になる君へ」だ。
 あらたな気分で「寅彦」を読んでみよう。
 きっと、あらたな「発見」があるだろう。それが「寅彦」だ!!

◆【ヒガンバナ情報2023】 更新!!
 2022年採集・回収のヒガンバナ「種子」59個の実生実験を開始した。
 はたして、このなかから「発芽・発根」するものはいくつ出てくるだろうか!?
 
 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから52週目だった。
 この日に、今年度の蓮根の植え替えを予定していた。
 しかし、残念ながら雨だった。少し、計画を変更することにした。
 
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サイエンスコミュニケーター宣言(437) #理科の部屋 #日本理科教育史 #現代理科教材発展史

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▼さらに「現在地」確認作業をつづける。
 今度は、4つ目の「座標軸」である。

(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
 「あらたな」で思い出すのは、やっぱり寅彦のあのコトバだ!!
自分は繰返して云いたい。新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。(「科学上の骨董趣味と温故知新」寺田寅彦より)
 さらに私流に言えば

ホンモノの「流行」は「不易」を内包する!!
ホンモノの「不易」は「流行」を創造する!!

 である。

▼思い込みの「我田引水」が許されるのなら、
 理科教育コミュニティの「不易流行」は、【理科の部屋】にある!!
 その【理科の部屋】も、今年で誕生から30年をむかえる。

◆【理科の部屋】30年史年表

 個人的な覚え書き、メモ書きのようになってしまっているところもあるが、発展してよりパブリックなものになればという夢もある。

▼最後の「座標軸」に行く。

(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。
 ひとりのポンコツがまた大風呂敷を広げたものである。自分でも驚いてしまう。
 どこにも描かれてこなかった「日本理科教育史」を「現在進行形」でかたちにしていく。
 大きく2つの<企画>をすすめていた。
 ひとつは

◆『「日本理科教育史」をプロットする!!』
  
 現在は、ここまで来ている。これも、多くの人の共同作業になるといいのにという夢もある。

●「日本理科教育史」をプロットする!!(51) #鉄と硫黄の化合実験 #大竹三郎 #理科教室 #理科実験法の再検討 #教材論

▼もうひとつは、ひとつめと大いに関係するが、より「教材」に焦点をあてて

 ◆『現代理科教材発展史』

 ・「スライム」
 ・「究極のクリップモーター」
 などを少しすすめたが、遅々たる歩みだ。
 他のものについても多くの人と一緒にやりたいな。
 

 さあ、「サイエンスコミュニケーター」13年目がまもなくはじまる。
 5つの「座標軸」どこまですすめることができるだろう。楽しみである!!
 

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サイエンスコミュニケーター宣言(436) #サイエンスイベント #理科の授業 #授業DB

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▼「現在地」の確認をつづける。
 2つ目の座標軸である。

(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。 
 コロナ禍のなかでは、「サイエンスイベント」「ムーブメント」に大きな制約があった。
 逆にそのなかだからこそ生まれた「動き」もあった!!
 
▼以前からの「サイエンスイベント」が復活しつつある!!
 うれしい限りである!!
 やっぱりリアルは楽しい!! 面白い!!
 オンラインという手段を手に入れた今だからこそ、リアル体験はより貴重だ!!
 モノとの「出会い」「対面」「対話」「発見」を重要視するサイエンスをこれまで以上に追究しよう。
  
▼3つ目の座標軸である。

(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
 私は今、あるとんでもない「作業」にはまっている。
 30年~40年ほど前の「理科の授業」の感想文を読んで楽しんでいる!!
 今さらであるが、学ぶことも多い。
 そして、痛感している。
 私にとってのすべての「基点」はここにこそある!!
 と。

▼「サイエンスコミュニケーター」と「理科の授業」!!
 ずっと確信をもちつづけていることがある。

・理科の授業はサイエンスコミュニケーションの最前線である!!
・理科教師は最前線のサイエンスコミュニケーターである!!

 これは、「これから」も変わることはないだろう。
 そこで思い出すのは、森山和道さんのコトバだ!!

 マルチメディア時代──とは、10年に一度しか閲覧されない資料を、どんどんどんどん蓄積していく時代なのかもしれない。

そういう風に考えていくと、別に教育現場にコンピュータ・ネットワークなんか必要ないんじゃないか──そんな風に思えてくるかもしれない。しかし、それは違う。各人が全く違う目的で蓄積したデータベースや、全く違う目的のために造られたネットワークがシームレスに繋がっていくのが「ネットワーク時代」である。全く違う知識・思考方を、全世界規模で共有することができるのだ。

例えば、それぞれの教師が自分の授業ノート・データベースを構築し、公開する。それは巨大な授業のデータベースとなるだろう。それだけで、全く違う授業が生まれるかもしれない。(「ネットワークと教育」森山和道さん より)


 私の「理科授業DB」への夢はまだまだつづくのだった。
 
◆新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

(つづく) 

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サイエンスコミュニケーター宣言(435) #道楽の科学 #等身大の科学 #共愉の科学 #サイエンスコミュニケーター

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▼まもなく自分のことを「サイエンスコミュニケーター」と名のりはじめて12年がすぎようとしている。
 はじめから何をするのが、サイエンスコミュニケーターの「仕事」とわかっていたわけではない。
 いつも「サイエンスコミュニケーター」とは!?
 「科学」とは!?
 を自問しながら、今日まできてしまったように思う。
 「これから」もこれはつづくだろう!!

▼翻って考えてみると、「サイエンスコミュニケーター宣言」はなんと435回目にまでなっていた。
 「サイエンスコミュニケーター」に関連しそうな「記事」はすべてここにリンクしてみた。
 今、見返してみると感慨深いものがある!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 !!


▼ふりかえるときは、いつも5つの「座標軸」をひっぱり出してきて、「現在地」を確認するようにしてきた。
 12年目が終わろうとする今も、これをひっぱり出してこよう!!

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

 「座標軸」自身の更新も「これから」の課題としたい。

▼ひとつずつ「現在地」を確認してみよう。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
 私には「○○の科学」遍歴があった!!
 思い出すものをアトランダムにあげてみると次のようなものだ。
・「常民の科学」
・「等身大の科学」
・「デクノボーの科学」
・「萃点の科学」
・「私の科学」
等など
 そして、今もっとも気に入っているのが

●「共愉の科学」(convivial science)!!

 である。
 それぞれの「○○の科学」にもやり残したことがいっぱいある。
 13年目には、そのことにぜひ挑戦していきたいものである。

(つづく)

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59個のヒガンバナ「種子」の実生実験をはじめた!!(2023/03/21) #自然結実 #3倍体 #ヒガンバナの種子 #実生実験

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▼昨年に採集・回収したヒガンバナの「種子」は全部で59個であった。
 昨年の秋から自由に「自然結実」ヒガンバナ巡りができなくなってしまっていた。
 それにしても「ふしぎ!?」な話である!!
 牧野富太郎が最初に指摘したように、日本のヒガンバナは3倍体で不稔性であるはずだ。
 しかし、現実には「種子」らしきものを私は手に入れいた。
 手に入れた「種子」らしきものを使っての実生実験!!
 それが私の実験テーマである。

 花茎採集場所、回収日ごとに順番にならべナンバリングをしてみた。 

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▼さあ、いよいよ「種蒔き」である。
 どこで、いつ 採集し、回収した「種子」であるかを知っておきたかった。
 そのため育苗プラグトレイを使って、実生実験をおこなった。

・育苗プラグトレイ(72穴)の底に小さく切ったネットをはる。
・使う土は市販の「花と野菜の培養土」である。
・「自然結実」花茎採集場所ごとに区切りを入れる。
・こん盛りと培養土をいれる。
・雨が降ってきそうだったが、とりあえず土を湿らせておいた。

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▼さあ、いよいよ準備はできた。
 ひと粒ごとに「種蒔き」だ!!
 黒い土の上に、袋から出した黒い「種子」を蒔く。
 なかなか慎重さを要する作業である。

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▼「種蒔き」作業自体は終了した。
 上からこん盛りと土をかぶせた。
 ここまでの作業が終わると同時に雨がポツリポツリと降り始めたが、念のため湿りをした。
 上から保護シェルターをかぶせて 完了!!
 2021年採集・回収分の横に設置した。

 さて、いくつが「発芽・発根」するだろう!?


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2023年4月のオンライン「寅の日」は #これから科学者になる君へ #traday #寺田寅彦

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オンライン「寅の日」は、4月からいよいよ12年目に入る!!
 はじめたときは、面白くなくなったらすぐやめようと思っていた。
 それがいつのまにやら今日まで来てしまった!!
 それは

 寅彦は いつ 何度読んでも 面白い 今日的である!!

 を証明しているのかも知れない。

▼12年目スタートの4月の計画をたてる時期が来ていた。
 4月は、多くの人が「新生活」をはじめる時期でもある。
 先日読んだ【お薦め本】『これから科学者になる君へ』のタイトルをそのままお借りして、4月のテーマとしたい。

◆4月テーマ 「これから科学者になる君へ」
 
 4月は3回ある!!

■2023年4月のオンライン「寅の日」!!
◆第344回オンライン「寅の日」 …4/02(日)
◆第345回オンライン「寅の日」 …4/14(金)
◆第346回オンライン「寅の日」 …4/26(水)

▼では何を読むか!?
 【お薦め本】を参考にさせてもらうのはタイトルだけでなく、その展開も大いに参考にさせてもらい3つのエッセイ(随筆)を選んだ。
・展開の導入に使われている…「夏の小半日」
・そしてまだオンライン「寅の日」で未読の…「こわいものの征服」(「家庭の人へ」より)
・最後は、やっぱり寅彦からのメッセージがいっぱいの名随筆…「科学者とあたま」
 としたい。

■2023年4月のオンライン「寅の日」!!

◆第344回オンライン「寅の日」 …4/02(日)「夏の小半日」(青空文庫より)

◆第345回オンライン「寅の日」 …4/14(金)「こわいものの征服」(「家庭の人へ」より 青空文庫より)

◆第346回オンライン「寅の日」 …4/26(水)「科学者とあたま」(青空文庫より)


▼【お薦め本】と青空文庫の往復運動をしながら読み進めればあらたな展開も期待できる!!。
 この機会に、あらたに参加される方がふえることが楽しみである。
 
 ぜひ、あなたも 12年目のオンライン「寅の日」に!!

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本日(2023/03/21)、第343回オンライン「寅の日」!! #神話と地球物理学 #traday #寺田寅彦

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▼寅日子先生の言うように椿の花にも「潮時」があったようだ!!
 46個もの花が落ちていた。
 そのうち仰向きは43個
 うつ向きは3個のみであった!!

 まだ「潮時」をむかえていない椿の木もあった!!
 さて、この木の場合は!?

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▼本日(2023/03/21)は、第343回オンライン「寅の日」てある。
 3月は寅日子先生の警鐘そのものをテーマとしていた。

【3月テーマ】「天災は忘れられたる頃来る」

 その2回目の本日は、「神話と地球物理学」を読む。

◆本日(2023/03/21)、第343回オンライン「寅の日」!!

●「神話と地球物理学」(青空文庫より)


▼冒頭より結論めいた話からはじまっていた。

 われわれのように地球物理学関係の研究に従事しているものが国々の神話などを読む場合に一番気のつくことは、それらの説話の中にその国々の気候風土の特徴が濃厚に印銘されており浸潤していることである。

 さすが我らが寅日子先生である。きっちりと「ことわり」の言葉をつけていた。
 誤解を防ぐために一言しておかなければならないことは、ここで自分の言おうとしていることは以上の神話が全部地球物理学的現象を人格化した記述であるという意味では決してない。神々の間に起こったいろいろな事件や葛藤(かっとう)の描写に最もふさわしいものとしてこれらの自然現象の種々相が採用されたものと解釈するほうが穏当であろうと思われるのである。

▼寅日子先生のほんとうにすごいのは次である。

 出雲風土記(いずもふどき)には、神様が陸地の一片を綱でもそろもそろと引き寄せる話がある。ウェーゲナーの大陸移動説では大陸と大陸、また大陸と島嶼とうしょとの距離は恒同(こうどう)でなく長い年月の間にはかなり変化するものと考えられる。それで、この国曳(くにび)きの神話でも、単に無稽(むけい)な神仙譚(しんせんだん)ばかりではなくて、何かしらその中に或ある事実の胚芽(はいが)を含んでいるかもしれないという想像を起こさせるのである。

なんともはやここでウェーゲナーが登場するのである!!
最後のアイロニーたっぷりの言葉も示唆するところは意味深い。
 きのうの出来事に関する新聞記事がほとんどうそばかりである場合もある。しかし数千年前からの言い伝えの中に貴重な真実が含まれている場合もあるであろう。少なくもわが国民の民族魂といったようなものの由来を研究する資料としては、万葉集などよりもさらにより以上に記紀の神話が重要な地位を占めるものではないかという気がする。 

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【Web更新3/19】23-12 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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ひらひらと庭へ舞い降り連翹哉 23/03/18撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-12
週末定例更新のお知らせ
 自然とはどこまでも律儀なものだ!!
 お彼岸だ!!
 そこに「科学」を読み取るこそ面白い!!
 今週はどんな景を見るのだろう!?

◆表紙画像集2023 更新 連翹
 突如として、葉を後回しにした連翹の花が目立ちはじめた。
 それは陽光のなか空からひらひらと舞い降りたのごとく。
 春は空からやって来た!!。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 ファラデーラボの12周年企画「かがくカフェ」の余韻のなかにいた。
 これからの展開も、ますます楽しみになってきた。
 「みちはかぎりなくさそうばかりだ。」

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 これからの展開と言えば、オンライン「寅の日」の12年目の展開も楽しみである。
 久々の「土佐の寅彦」詣も検討中である。
 
 大賀ハス観察池は、ついに蓮根の植え替えから51週目である。
 少しずつ今年度の植え替えの準備に入らなければ!!  

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【お薦め本】『まんがで名作 寺田寅彦エッセイ集 これから科学者になる君へ』(原作 寺田寅彦 監修 鎌田浩毅 KADOKAWA)

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▼寅彦は「漫画と科学」(青空文庫より)のなかで、次のようなことを言っていた。

次にその対象の見方および取扱いの上に如何なる特徴があるかと考えてみると、その対象の形態的ないし心理的の現象の中である特別な部分を抽象してその部分を誇大しあるいは挙揚して表示するというのが一つの顕著な点である。

こういう対象の取扱い方は実に科学者がその科学的対象を取扱うのと著しく類似したものである。

▼あの数々の名エッセイ(随筆)を漫画で読むことがてきる本が出たと聞いた。
 面白そうだと思ったので手に入れてみた。

◆【お薦め本】『まんがで名作 寺田寅彦エッセイ集 これから科学者になる君へ』(原作 寺田寅彦 監修 鎌田浩毅 KADOKAWA 2023.2.15)

やはりなかなか面白い展開になっていた。
これは、ぜひ【お薦め本】にしたいと思えてきた。
 例によってお薦めポイント3つを先に挙げておく。

(1) 寺田寅彦の名エッセイ(随筆)をはじめて学習まんが化した本である!!
(2) 大人から子どもまで「寅彦の世界」を楽しめるための最高の手引き書である!!
(3) きっと寅彦の原作を読んでみたくさせてくれる本である!!

▼少しくわしくふれてみよう。

(1) 寺田寅彦の名エッセイ(随筆)をはじめて学習まんが化した本である!!
 まんが化された随筆は次の7編であった。
第1章 夏の小半日
第2章 茶碗の湯
第3章 電車の混雑 
第4章 こわいものの征服
第5章 津浪と人間 
第6章 藤の実
第7章 科学者とあたま 
 もちろん寅彦の随筆を原作としながらも、7編の随筆がつながりがあるようにストリー化されていた。
 「これから科学者にになる」主人公(勇一君)への寅彦からのメッセージが中心テーマとしての物語となっている。
 これがなかなかうまい!!
 まんが化することにより、寅彦からのメッセージがより「見える化」&「焦点化」しているように思う。

(2) 大人から子どもまで「寅彦の世界」を楽しめるための最高の手引き書である!!

 裏表紙の内側にある「保護者の方へ」という文章の最後に次のような一文があった。
 「まんが名作」シリーズでは寺田寅彦のエッセイを理解しやすいように脚色し、子どもたちの目線で楽しめるまんがとしてえがいています。大人が読んでもハッとする視点や学べる要素が入っておりますので、ぜひ子どもたちと一緒に読んでみてください。

 特に後半にうんと納得した。(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン
 
「大人も楽しめるのが最高の児童書!!」
 というのが私の持論である。これがピッタリあてはまる本だ。
 大人がはじめて「寅彦ワールド」を楽しむのにもうまくできていた。
・寅彦のここをちょっと深掘り!!① 
・寅彦のここをちょっと深掘り!!②
・知ってびっくり! 寺田寅彦ってこんな人!!(同書P154)
・科学者!?文学者!? 寺田寅彦二刀流年表(同書P156)
これらもとても参考になる。
 大人にとっても子どにとっても、「寅彦の世界」第一歩の最高の手引き書!!

▼最後のポイントは次である。
(3) きっと寅彦の原作を読んでみたくさせてくれる本である!!
 この本を読めば、きっと寅彦の原作ではどうだったんだろう!?
 と気になってくるはずである。
 アリガタイことに、ここにとりあげてある7編とも、青空文庫のお世話になれば今すぐにも読むことができる!!

◆作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)
 
「原作」と「まんが化」されたこの本を往復運動をしているあいだに、きっとより深く読み解くこができるだろう!!
 ここからは、完全「我田引水」モードだ!!
 
誰もが楽しめるオンライン「寅の日」の案内書として最高!!


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オンライン「寅の日」12年目に向けて!! #寅の日 #traday #寺田寅彦

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▼この地に「ウィンドプロファイラ」のあるのをはじめて見たとき、私はこの地(=高知地方気象台遠隔露場)をぜひとも「土佐の寅彦」詣の定番スポットにしようと決めた。
 それは、これまでに寅彦が、日本でいち早く「高層気象観測」の必要性を説いていたと聞いていたからだ。
 これからの「土佐の寅彦」詣でもぜひとも訪ねてみたいものだ!!

▼さて、いよいよ4月からは、オンライン「寅の日」の12年目がはじまる。
 11年間で読んだ随筆114編以外にも、まだ読んでいない随筆もいっぱいある。

◆作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)


▼名随筆を繰り返し読んでいくと同時に、まだ一度も読んだことのない随筆も読んでいきたいものである。
 「これがなかなか面白いよ」という情報もぜひ教えてもらいたいものである。
 宜しくお願いします。
 また、オンライン「寅の日」に関連してのあらたな企画にも挑戦したいものである。

▼回数を重ねるごとに「記念オフ」も実施してきた。

◆第一回オフライン「寅の日」in姫路(2014/11/15 )

◆オンライン「寅の日」100回達成記念オフin神戸 (2015/06/20 )

◆オンライン「寅の日」200回達成記念企画in名古屋(2018/08/28) 
・場所 『金平糖博物館』(愛知菓子会館内)

 なかなか楽しい「思い出」である。
 コロナ禍のなか、「300回達成記念オフ」は見送りとなってしまっていた。
 近く「350回」を達成の予定である。
 なんらかの新企画を考えたいところである。企画を練るだけでもけっこう楽しいものである。

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11年間のオンライン「寅の日」で何を読んできたのか。(5) #寅の日 #traday #寺田寅彦

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▼にわか寅彦ファンの私にとっては「寺田寅彦記念館友の会」の存在はとてもうれしかった!!

◆「土佐の寅彦 寺田寅彦記念館友の会」

 ともかくすごかった!!
 ちょっとわからないことで質問すると、質問の何十倍の驚きの「情報」がかえってきた!!
 「友の会」とはこんなものかと感動だった!!
 アリガタイ!!


▼ここを起点に、私は「土佐の寅彦」詣のときには必ず訪れる定番スポットを決めていた。

(1) 寺田寅彦記念館
「天災は忘れられた頃来る」
・ゆかりの地めぐりの起点
・友の会

(2) 高知県立文学館(寺田寅彦記念室)
・三本のビデオ
   「渦巻きの実験」
   「地滑りの実験」
   「割れ目と生命の実験」

(3) 墓所
オンライン「寅の日」の進捗状況を必ず報告

(4) 高知地方気象台遠隔露場
・江ノ口小学校の近く
・1940年(昭和15)1.1より観測を開始
・「ウィドプロファイラ」(高層気象観測のための)がある。

(5) 寺田寅彦の銅像(2018.07.24~)


▼私は、これまでに「土佐の寅彦」詣に11回訪れていた。
 最後に訪れたのは、2019.11.24であった。
 
●11回目の「土佐の寅彦」詣!!(1) #traday #寺田寅彦


▼その後、コロナ禍ということもあり、なかなか12回目の「土佐の寅彦」詣も実施できないでいた。
 また、私自身の事情もあり、これまでのようなかたちで行けなくなってしまっていた。
 残念である!!

 と思っていたら、別の方法で行けそうな可能性もでてきた。
 計画をたてるだけでも、今から楽しみである!! o(^o^)o ワクワク
 
 

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ファラデーラボ「原子・分子・電子・元素・周期表の話と物理おもちゃ」(2) #ファラデーラボ #かがくカフェ

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▼ファラデーラボ12周年記念企画の報告を今一度 第1部からだ。
 特別企画ということで、

<第1部> 科学お楽しみ広場ミニ&ガレージセール

となった。ふだんのかがくカフェならば、ここが第2部 のところを、その拡大版というところだろうか。
ガレージセールもあるというのがうれしいところである。

▼「科学お楽しみ広場」というものは、ミニ版とは言え実に楽しいものである。
・いつのまにやらひとつのモノ(教材・教具)をめぐってミニレクチャーがはじまっている!!
・ついつい手を出して自分でもやってみたくなる。 
・ガレージセールで、モノを処分しょうと思ったはずなのに、再びモノが増えて来たりする。困ったものだ!!
・きれいだ!!オモシロイ!!ついつい (^^;ゞポリポリ
・「こだわり」教材の口上を聞くだけでも楽しくなってくる。

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▼第2部講師の坂根先生も、いっぱいモノを持ち込んで第1部から参加してくださった。
・それにしても、ほんとうにたくさんのモノを持ち込んでいただいた。深謝
・やっぱりモノがあると自然と話が盛り上がるのだった!!

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▼最後に第3部だった。

<第3部> 討論会 「ファラデーラボ・かがく教育研究所のこれから」

最初に森本さんから、「これまで」「これから」の話題提供があった。
つづいて参加者がそれぞれ「思い」を出し合い語り合った!!
やっぱり
面白い!!多種多様の関わり方があるのは実に面白い!!

情報は交叉するところに生まれる!!

最後の最後まで坂根先生にはつきあっていただいたうえに、コメントまでいだいたのはうれしかったです。
ほんとうにありがとうございました。

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ファラデーラボ「原子・分子・電子・元素・周期表の話と物理おもちゃ」(1) #ファラデーラボ #かがくカフェ

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▼ファラデーラボ12周年記念企画があった。
 思えば遠くへきたものだ!! 
 ファラデーラボは、2011年3月12日に開設された。
 あの「3.11」の翌日である。
 「かがく」カフェなんと第142回目である。
 
◆142回かがくカフェ ファラデーラボ12周年記念企画
● 2023年3月12日 11:00~16:50

<第1部> 科学お楽しみ広場ミニ&ガレージセール

<第2部> 12周年記念講演
・話題提供 坂根 弦太さん 
 (岡山理科大学 教育推進機構 基盤教育センター 科学教育部門教授) 
・テーマ 「原子・分子・電子・元素・周期表の話と物理おもちゃ」

<第3部> 討論会 「ファラデーラボ・かがく教育研究所のこれから」

▼さすが12周年記念企画である。
 盛りだくさんの楽しい内容になった。
 まずは「記念講演」を先に報告をしておく。
 坂根先生は実はうれしいことに<第1部>より参加してくださっていた。
 それだけではない。
 たくさんのモノ(教材・教具)を用意してくださり展示されいた。
 ひとつひとつについて詳しい説明もしてくださった!!
 アリガタイ!!

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 「記念講演」が始まった。
 実はこの「記念講演」についてはとんでもないエピソードがあった。
 この企画は、コロナ禍の前に計画されたものだった。
 準備万端をして下さっていたのに、実施寸前で延長されたものだった。
 実に3年越しの待望の「記念講演」であった。
 タイトルまで準備してくださっていたのだ。深謝!!
 「学校紹介」「自己紹介」を含めてのお話、坂根先生の興味のありどころの話があった。
 言わば坂根先生の「時空座標軸」!!
 これが実に興味深かった!!
 なぜ「古墳」「宇宙」なのか すごく納得してしまった!!
 スバラシイ!!

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▼「物理おもちゃ」の話から進んでいった。
 たしかに面白い!!しかし、超ポンコツ頭の私にはついていくのがやっとだった!!
 でもうれしいことに、全部ぜんぶ「体験」させてもらえるのだ。
 「ふしぎ!?」はちょっとおいといて
 まずはさわってみる。やってみる。ナンデダロウ!?
 面白さはどんどんふくらんでいく!!
アリガタイ!!
 よくもこれだけのものを次々と…
・オイラーの円板
・トゥールーバランス
・ヒプノギズモ
・ムーバ
・マジキャップ
・いろいろなサイコロ
等など
 はじめて知るものばかりだ。まちかっていたらゴメンナサイ 

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▼いよいよ「化学」に入る。
・なぜモグラが化学のマスコット人形なのか!?
 A“Mole”is aChmist’s Best Friend .
・モルの日 (10月23日)
・先生の「モグラ」愛に注目だ!!
・もちろん「ネクタイ」「演台」にも注目だ!!
・いよいよ周期表だ!!
・「一家に1枚周期表」「モグラマスコット」プレゼント!!深謝
・世の中に化学物質は何種類!?
・日々増えているぞ!!
・すべてが118種類の元素(原子)から
・そこで118種類とうとうと発表された!!全部暗唱しておられるんだ!!
 \(^o^)/
・プロ中のプロはちがうぞ、こんなの生ではじめて聞いた!!
・コロナ禍のなかでのスゴイ授業の紹介もあった。  
・もう圧倒されることばかりだ!!
・少しだけ実験も見せてもらった。
・まだまだいっぱい続きそうだった。興味はつきなかった!!
また続きをぜひ!!

(つづく)

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11年間のオンライン「寅の日」で何を読んできたのか。(4) #寅の日 #traday #寺田寅彦

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「落ちざまに虻(あぶ)を伏せたる椿(つばき)かな」
 この一句について、我らが寅日子先生は「思い出草」(青空文庫より)のなかで次のように語っていた。

 「落ちざまに虻(あぶ)を伏せたる椿(つばき)かな」漱石先生の句である。今から三十余年の昔自分の高等学校学生時代に熊本(くまもと)から帰省の途次門司(もじ)の宿屋である友人と一晩寝ないで語り明かしたときにこの句についてだいぶいろいろ論じ合ったことを記憶している。

こんなことは右の句の鑑賞にはたいした関係はないことであろうが、自分はこういう瑣末(さまつ)な物理学的の考察をすることによってこの句の表現する自然現象の現実性が強められ、その印象が濃厚になり、従ってその詩の美しさが高まるような気がするのである。

 ここからはじまって、科学論文にまで仕上げてしまうのだから、寅日子先生はやっぱりすごい!!

▼【お薦め随筆】寺田寅彦の「○○随筆」十選!!をつづける。

 ◆寺田寅彦「俳句入門」十選 !!
(1) 俳句の精神 10
(2) 天文と俳句 10
(3) 俳諧の本質的概論 7
(4) 思い出草 3
(5) 伊吹山の句について 3
(6) 俳句の形式とその進化 2
(7) 子規の追憶 2
(8) 俳諧瑣談 2
(9) 夏目漱石先生の追憶 2
(10) 連句雑俎 2

▼これらを読み続けるなかから、無謀にも俳句結社「寅の日」までつくってしまった。
 さらには、そこが主宰するオンライン句会「寅の日」まではじめてしまった。
 毎月一回の定例句会を開催している。
 2020年9月からはじめて現在第31回まできている。

◆第31回オンライン句会「寅の日」3月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム


▼4つめの【お薦め随筆】に行く。
 最後は「気象」である。これまた寅日子先生がもっとも得意とするところだったのかも知れない。

◆寺田寅彦「気象入門」八選 !!
(1) 颱風雑俎 8
(2) 茶わんの湯 8
(3) 夕凪と夕風 6
(4) 海陸風と夕なぎ 5
(5) 春六題 3
(6) 伊吹山の句について 3
(7) 凍雨と雨水 2
(8) 自然現象の予報 1

 今さらであるが、寅日子先生からは学ぶことばかりだ!!

(つづく)

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【Web更新3/12】23-11 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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達陀の響き届くは椿哉 23/03/10撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-11
週末定例更新のお知らせ
 「これから」を語りはじめなければという思いはある。
 でもそれは「これまで」の「不易」をすくい取るところからという考えもある!!
 凡人はいつまでもこのあたりを右往左往しながら時が過ぎていく。

 さあ、今週は!?

◆表紙画像集2023 更新 椿
 前の竹藪の椿が落ちていた!! 
 まるで「達陀」(だったん)の響きが届いたのごとく一斉に。
 「お水取り」が終われば、本格的に春がやってくる。
 二月堂の椿も落ちただろうか。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 11年間に何を読んできたのか をまとめていると、思えば遠くへ来たもの と感慨深い!!
 面白くなくなったなら、すぐやめようと思っていた。
 ところが、読むたびにあらたな「発見」があった。
 ここではこれまでの不勉強が、むしろ「楽しみ」をうむこととなった。
 アリガタイ!!
 この「楽しみ」続く限り!!

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 61号はまだ生きていた。
 教材化を急ぐ前に今一度問い返してみたい。
 「生きる」とは!?
 「食べる」とは!?
 「再生」とは!?
 
◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 3.11から12年の歳月が過ぎた!!
 意図的にステージを変えて行きたいと思っている。
 この12年がひとつの節目となりそうだ。そんな予感がするのだった。

 
 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えからついに50週目である。
 今年の植え替えが近づいている。
 観察池の水は干上がりつつあった。今朝の嵐でどうなるだろう!?
 泥の中からどんな蓮根が顔を出すのかな。
 
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11年間のオンライン「寅の日」で何を読んできたのか。(3) #寅の日 #traday #寺田寅彦

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「ねえ君、不思議だと思いませんか?」
 このコトバも、また中谷宇吉郎が書き残してくれていた。
中谷宇吉郎は「指導者としての寺田先生」(青空文庫より)のなかで次のように語っていた。

  私が理研にいた三年の間に、先生の仕事を手伝った主な題目は火花放電の研究であった。ずっと以前、先生が水産講習所へ実験の指導に行っておられた頃の話であるが、その実験室にあったありふれた感応起電機を廻(まわ)してパチパチ長い火花を飛ばせながら、いわゆる稲妻形に折れ曲(まが)るその火花の形を飽(あ)かず眺めておられたことがあったそうである。そして先(ま)ず均質一様と考うべき空気の中を、何故(なぜ)わざわざあのように遠廻りをして火花が飛ぶか、そして一見全く不規則と思われる複雑極まる火花の形に或る統計的の法則があるらしいということを不思議がられたそうである。「ねえ君、不思議だと思いませんか」と当時まだ学生であった自分に話されたことがある。このような一言(ひとこと)が今でも生き生きと自分の頭に深い印象を残している。そして自然現象の不思議には自分自身の眼で驚異しなければならぬという先生の訓えを肉付けていてくれるのである。

▼私は11年間に読んだ寅彦の随筆114編を少し強引だが次の4つに分類していた。
 少し重なるところもあるが。

  A 【防災・減災】『天災は忘れられたる頃来る』 10編
  B 【科学・科学教育】『ねえ君、不思議だと思いませんか?』 85編
  C 【俳句】『歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である』 13編
  D 【気象】寅彦の「雲見」!! 6編 

▼4つに分類したなかでも【お薦め随筆】寺田寅彦の「○○随筆」十選!!をきめていた。
 読んだ回数とともにあげてみると次のようになる。

 ◆寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!!
(1) 科学者とあたま 10
(2) 研究的態度の養成 7
(3) 雑感(「理科教育」より) 7
(4) 科学上の骨董趣味と温故知新 6
(5) 物理学実験の教授について 5
(6) 科学に志す人へ 3
(7) マーカス・ショーとレビュー教育 2   
(8) 方則について 1
(9) 物理学の応用について 1
(10) 知と疑い 1

▼次は「防災・減災」についてである。

◆寺田寅彦「防災・減災」十選!!
(1) 日本人の自然観 12
(2) 天災と国防 11
(3) 津浪と人間 9 
(4) 颱風雑俎 8
(5) 神話と地球物理学 6
(6) 地震雑感 5
(7) 小爆発二件 2
(8) 流言蜚語 1
(9) 災難雑考 1
(10)震災日記より1

 とりわけ上位にあげた3編を私は
 「防災・減災」三部作!! 
 とよんでいる。

 寅彦は いつ 何度 読んでも 今日的である!!

(つづく)

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3.11 あれから12年が!! #寅の日 #2011年 #3.11 #大地の動きをさぐる

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▼確かにそこはこん盛りと盛り上がっていた!!
 そこに「城跡」があるという話にも頷ける。
 てっぺんまで登ってみた。
 眼下に市川の流れを見た。
 麓を旧街道が走るというのにも納得である。
 そこが私の「ひとり吟行」の道でもあった。
 
 ところでこの山をつくる岩石は!?
 この山にどんな「動く大地の物語」があるのだろう!?

▼「あの日」から12年の歳月が経った!!
 私は「あの日」を次のように「記録」していた。
  
●【授業】まさか、その数時間後に…!(2011/03/11)


▼「あの日」から12年間、私にも「可能なこと」を模索し続けてきた。
 12年経った今!!
 より具体的に3つのことをめざしたい!!

(1)オンライン「寅の日」を継続する!!
 ・寅彦の「防災・減災」三部作を読み続ける。

(2)「はりま山歩き」を参考にふるさと「はりま」を歩く!!
 ・27コースが紹介されている。
 ・はたして何コースまで歩けるだろう!?

(3)「はりま」の「動く大地の物語」を読み解く!!

▼3つは連動していた。
 とりわけ(2)と(3)は深く関連していた。
 
 さあ ゆっくり ゆっくり 急ごう!!


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61号コウガイビルはエサなしで4ヶ月生きのびた!!しかし…!? (2023/03/08)#コウガイビル #陸生プラナリア #生命と再生 #教材化

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▼前回の観察からはや1ヶ月が過ぎた。
 恐る恐る2つのナイロン袋を明るいところに出してきた。

●61号コウガイビルはエサなしで3ヶ月生きのびた!!そして…!? (2023/02/08)

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▼いっきょに季節が前にすすんだかのようにあたたかった。
 このあたたかさでは、すぐさま「動き」があるものと予想していた。
 ところが予想に反して、30分以上あまり「動き」がなかった。
 61号まで死んでしまったのだろうか!?

 しかし、やがて例の逆三角形の頭から「動き」が始まった!!
 「動いた」!!
 「生きている」!!
 全長7~8㎝まで長くのびてきた。
 前回よりも小さくなっていることは確かである。

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▼一方、60号の方はどうだろう!?
 これまた予想に反して、「動き」だしはしないものの、姿かたちを思わせるものが残っていた!!
 もうすっかり水のなかに「溶け入り」、「濁り」になっているものとばかり思っていた。
 やっぱり「死んだ」!!
 と言っていいのだろうか!?

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▼あたたかくなったところで、これ以上観察をつづけることは危険だ!!
 あらためて考えてしまうのだった。

 「生きる」とは!?
 「生きる」と「死ぬ」の境にあるのは!?
 「再生」とは!?
 「食べる」とは!?

 私にはまだまだわからないことだらけだった。
 教材化への道もまだまだ遠い!!

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本日(2023/03/09)、第342回オンライン「寅の日」!! #天災と国防 #traday #寺田寅彦

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▼中谷宇吉郎は、このコトバについて、「天災は忘れた頃来る」のなかで次のように言っていた。
 

それでこれは、先生がペンを使わないで書かれた文字であるともいえる。

 また、このようにも言っていた。
 
それで「天災と国防」の中にこれと全く同じことが書いてあるという理由で、解説を適当に書いて、勘弁してもらった。


▼本日(2023/03/09)は、第342回オンライン「寅の日」てある。
 3月はこのコトバそのものをテーマとしていた。

【3月テーマ】「天災は忘れられたる頃来る」

 その1回目の本日は、その「天災と国防」を読む。

◆本日(2023/03/09)、第342回オンライン「寅の日」!!

●「天災と国防」(青空文庫より)

▼さて、中谷宇吉郎が「これと全く同じことが書いてある」と言ったところはどこだろう!?
 それをさがすのが、ひとつの<ねらい>となった。
 その前段の読み解きをすすめる。

 気象学的地球物理学的にもまたきわめて特殊な環境の支配を受けているために、その結果として特殊な天変地異に絶えず脅かされなければならない運命のもとに置かれていることを一日も忘れてはならないはずである。

 そして、きわめて重要な指摘にツナガル!!
 しかしここで一つ考えなければならないことで、しかもいつも忘れられがちな重大な要項がある。それは、文明が進めば進むほど天然の暴威による災害がその劇烈の度を増すという事実である。

 文明が進むに従って人間は次第に自然を征服しようとする野心を生じた。そうして、重力に逆らい、風圧水力に抗するようないろいろの造営物を作った。そうしてあっぱれ自然の暴威を封じ込めたつもりになっていると、どうかした拍子に檻(おり)を破った猛獣の大群のように、自然があばれ出して高楼を倒壊せしめ堤防を崩壊(ほうかい)させて人命を危うくし財産を滅ぼす。その災禍を起こさせたもとの起こりは天然に反抗する人間の細工であると言っても不当ではないはずである、災害の運動エネルギーとなるべき位置エネルギーを蓄積させ、いやが上にも災害を大きくするように努力しているものはたれあろう文明人そのものなのである。

▼そして、いよいよ問題の部分に近づいて行く!!

 それで、文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向があるという事実を充分に自覚して、そして平生からそれに対する防御策を講じなければならないはずであるのに、それがいっこうにできていないのはどういうわけであるか。

 こここそが、あのコトバの意味ではという部分になる。
そのおもなる原因は、畢竟(ひっきょう)そういう天災がきわめてまれにしか起こらないで、ちょうど人間が前車の顛覆(てんぷく)を忘れたころにそろそろ後車を引き出すようになるからであろう。

さらに寅彦の警鐘はつづく!!
古い民家の集落の分布は一見偶然のようであっても、多くの場合にそうした進化論的の意義があるからである。そのだいじな深い意義が、浅薄な「教科書学問」の横行のために蹂躙(じゅうりん)され忘却されてしまった。そうして付け焼き刃の文明に陶酔した人間はもうすっかり天然の支配に成功したとのみ思い上がって所きらわず薄弱な家を立て連ね、そうして枕(まくら)を高くしてきたるべき審判の日をうかうかと待っていたのではないかという疑いも起こし得られる。

 戦争はぜひとも避けようと思えば人間の力で避けられなくはないであろうが、天災ばかりは科学の力でもその襲来を中止させるわけには行かない。その上に、いついかなる程度の地震暴風津波洪水(こうずい)が来るか今のところ容易に予知することができない。

天災の起こった時に始めて大急ぎでそうした愛国心を発揮するのも結構であるが、昆虫(こんちゅう)や鳥獣でない二十世紀の科学的文明国民の愛国心の発露にはもう少しちがった、もう少し合理的な様式があってしかるべきではないかと思う次第である。

89年の時空を超えた寅彦の警鐘は今も鳴り響く!!
しばし、耳を傾けてみよう!! 

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11年間のオンライン「寅の日」で何を読んできたのか。(2) #寅の日 #traday #寺田寅彦

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▼11年間のオンライン「寅の日」で何を読んできたのか。をつづける。
 次は、【6回】【5回】【4回】と繰り返し、読んだ随筆である。

【6回】
13 夕凪と夕風
14 科学上の骨董趣味と温故知新
15 神話と地球物理学

【5回】
16 日常身辺の物理的諸問題   
17 海陸風と夕なぎ
18 地震雑感
19 藤の実
20 物理学実験の教授について   

【4回】
21  自然界の縞模様
22 量的と質的と統計的と     
23 物理圏外の物理現象
24 物質群としてみた動物群
25 ルクレチウスと科学

▼回数ごとに、ここまであげて注釈をしておく。
 たとえば【4回】であげている
 25 ルクレチウスと科学
 であるが、きわめて長編である。内容的にも「原子論」に関して、きわめて深い随筆である。
 だから、1回にカウントしているが、実際は2ヶ月(5回)にわたり読んだこともある。
 
 また、逆に同じ随筆集に含まれながら、一緒にカウントしたり、別々にカウントしたこともある。
 たとえば『三斜晶系』の「とんぼ」のように。
 だから、あくまで回数は傾向を知る参考程度の数である。

▼と「ことわり」を言っておきながらつづける。
 【3回】、【2回】、【1回】と。

【3回】
26 思い出草
27 線香花火
28 金平糖 
29 身長と寿命          
30 春六題
31 地図をながめて 
32 蓑虫と蜘蛛
33 蜂が団子をこしらえる話    
34 5月の唯物観         
35 伊吹山の句について
36 レーリー卿  
37 うじの効用
38 科学に志す人へ        

【2回】
39 からすうりの花と蛾
40 コーヒー哲学序説
41 西鶴と科学
42 科学者と芸術家        
43 コスモスとアリ(柿の種)
44 凍雨と雨水
45 小爆発二件
46 団栗             
47 俳句の形式とその進化     
48 子規の追憶          
49 俳諧瑣談
50 夏目漱石先生の追憶
51 化け物の進化         
52 物理学と感覚
53 柿の種 
54 怪異考            
55 とんびと油揚         
56 電車の混雑について
57 アインシュタイン       
58 連句雑俎
59 とんぼ
60 マーカス・ショーとレビュー教育  
61 視角              

【1回】
62 音の世界
63 においの追憶
64 毛ぎらい           
65 エレベーター         
66 流言蜚語           
67 田園雑感            
68 路傍の草
69 日本楽器の名称         
70 火山の名について       
71 歌の口調
72 詩と官能            
73 感覚と科学
74 蓑虫
75 案内者            
76 災難雑考
77 方則について         
78 新春偶話            
79 物理学の応用について     
80 知と疑い
81 自然現象の予報        
82 静岡地震被害見学記
83 沓掛より           
84 小さな出来事         
85 三斜晶系           
86 やもり物語          
87 夏の小半日          
88 夏              
89 秋の歌            
90 カメラをさげて        
91 疑問と空想           
92 透明人間           
93 製陶実演           
94 向日葵            
95 竜舌蘭
96 映画の世界像
97 映画の時代
98 映画芸術
99 花物語
100 庭の追憶
101  漫画と科学  
102 鉛をかじる虫
103 新星(「小さな出来事」)
104 凌霄花(「花物語」)
105 森の絵
106 震災日記より
107 ピタゴラスと豆
108 言語と道具
109 ラジオ雑感
110 鐘に釁る
111 随筆難
112 アインシュタインと教育観    
113 なぜ泣くか
114  夢

 以上 114編である!!
 こんなに読んだのかと自分でも驚いてしまう。
 あらためて言うが、これらは今すぐ誰にでもここで読めるのである。

◆作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)


▼これ以外に【番外編】があった。
 それは寺田寅彦以外の作品(随筆)だった。
 中谷宇吉郎の作品だった。これまた実に面白かった。

【番外編】
1 「指導者としての寺田先生」(中谷 宇吉郎) 
2 「寺田寅彦の追想」(中谷宇吉郎)     
3 「「茶碗の湯」のことなど」(中谷宇吉郎)

 これまた青空文庫で今すぐ読める。アリガタイ!! 深謝

◆作家別作品リスト:No.1569 中谷宇吉郎 (青空文庫)


(つづく)

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11年間のオンライン「寅の日」で何を読んできたのか。(1) #寅の日 #traday #寺田寅彦

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▼2012年4月にスタートしたオンライン「寅の日」は、この3月終わりで11年間続けてきたことになる。
その回数は、なんと343回となる!!
 自分でも驚いてしまう回数である。

◆オンライン「寅の日」 
 
 その11年間に私たちは何を読んできたのだろう!?

▼オンライン「寅の日」を語る上で忘れてはならないものがある。
 それが「青空文庫」の存在である。
 オンラインでツナガルかぎり、寺田寅彦のあの作品群(随筆)が誰もが瞬時に読めた!!
 アリガタイ!! 深謝!!

◆作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)


▼寺田寅彦は、「科学と文学」のなかで次のように言っていた。

 そういう永久的なものと、悪い意味でのジャーナリスチックなものとの区別は決してむつかしくはない。要するに読んだ後に、読まない前よりいくらか利口になるかならないかというだけのことである。そうして二度三度とちがった時に読み返してみるごとに新しき何物かを発見するかしないかである。

 まったく寅彦の言うとおりだった!!
 寅彦の随筆はどれも何度読んでも、読むたびに新しき「発見」があった!!

 寅彦流に言えば、そのすべてが「永久的」なものだった!!

▼343回のうちで、最も回数多くよんだ随筆は「日本人の自然観」であった。
 それには少し訳があった。
 はじめた初年度の大晦日(2012/12/31)がたまたまオンライン「寅の日」であった。
 奇しくもその日は「寅彦忌」でもあった。
 そこできめた!!その年以降もこの日を特番オンライン「寅の日」とした。
 そして読むのも、最晩年に書いた、この「日本人の自然観」を繰り返し読むこととした。
 初年度に2回読んだので、トータル 12回読んだことになる

【Best1】 日本人の自然観 12 

ベスト10もあげてみよう。

【Best10】数字は読んだ回数だ。
2 天災と国防  11

3 科学者とあたま 10
4 俳句の精神 10
5 天文と俳句 10
6 科学と文学 10

7 津浪と人間 9

8 颱風雑俎  8
9 茶わんの湯 8

10 研究的態度の養成 7
11 雑感(「理科教育」より) 7
12 俳諧の本質的概論  7

(つづく)

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【Web更新3/05】23-10 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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探梅や笠形山へ南風 23/03/03撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】23-10
週末定例更新のお知らせ
 「卒業」のシーズンである。
 このシーズンにはきまって思い出す詩ある!!
 

 ひとつをうしなうことなしに
 別個の風景にはいってゆけない。
 大きな喪失にたえてのみ
 あたらしい世界がひらける。
 (真壁仁「峠」より)

◆表紙画像集2023 更新 探梅・紅梅
 いつもの紅梅に風が吹いた!!
 梅の香を載せた南風は笠形山まで届くだろうか。
 いよいよ春だ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「サイエンスコミュニケーター宣言」をはじめてからまもなく12年だ。
 一周してきて、あきらかにステージは変わろうとしている。
 あらためて、サイエンスコミュニケーターとしての「仕事」を模索していきたい!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 今月の「雲見」と「俳句歳時記」を更新した。
 はやく「雲見」の旅に出たいものだ。
 
 
 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから49週目である。
 新年度の植え替えが近づいている。
 はたして、この地下にどんな「蓮根」が!?
 それも楽しみである。

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再び牧野富太郎の『赭鞭一撻』を読む。(3) #朝ドラ #牧野富太郎 #学問研究の心得 #赭鞭一撻 #寺田寅彦

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▼「赭鞭一撻」をノートの「現代語訳」を参照にしながの読み解きをつづける。

 〇跋渉ノ労ヲ厭フ勿レ
峻嶺岡陵ハ其攀登ニ飽カズ洋海川河ハ其渡渉ヲ厭ハズ深ク森林ニ入リ軽ク巌角ヲ攀(よ)ヂ沼沢砂場ニ逍遥シ荒原田野ニ徘徊スルハ是レ此学ニ従事スルモノヽ大ニ忽(ゆるがせ)ニス可ラザル所ニシテ当ニ務テ之ヲ行フベキナリ其之ヲ為ス所以ハ則チ新花ヲ発見シ土産ヲ知リ植物固有ノ性ト其如何ノ処ニ生ズルカヲ知ルニ足レバナリ

あの「図鑑」を目の前にするとき、大いなる説得力をもってくるのである。

▼私が今特に注目したい「心得」が、後半にあった。

○博ク交ヲ同志ニ結ブ可シ

○邇言ヲ察スルヲ要ス

○書ヲ家トセズシテ友トスベシ

 これらは「植物学」にかぎらず、すべての学問研究について言えることではなかろうか。

▼私が今、牧野富太郎で興味がある3つ目に行きたい。
 (3) 牧野富太郎と寺田寅彦
 デアル。
 「土佐の寅彦」詣の起点はいつもここであった。
 「寺田寅彦記念館」の入り口の「寺田寅彦先生邸址」の碑には「牧野富太郎」の名前が見られた。
 私は、これを見るたびに二人の関係を勝手に想像してみたりするのだった。
 ・牧野富太郎(1862~1957)
 ・寺田寅彦(1878~1935)
 これからしばらく時間をかけての私の宿題としたい。

▼まもなくはじまる朝ドラ『らんまん』が楽しみである。
 「ヒガンバナ」
 「赭鞭一撻」
 「寺田寅彦」
 は登場するかな!?

(了)

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再び牧野富太郎の『赭鞭一撻』を読む。(2) #朝ドラ #牧野富太郎 #学問研究の心得 #赭鞭一撻

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▼やはりあれだけの「仕事」を成し遂げたさすが牧野富太郎である。
 「赭鞭一撻」を読んでいるとつくづくそう思うのである。

◆牧野富太郎自叙伝・第二部 混混録 (牧野富太郎)(青空文庫より)

▼「余ガ年少時代ニ抱懐セシ意見」において、実際の「赭鞭一撻」の紹介に入る前にこう言い切っていた。

  今左にわざとその「赭鞭一撻」の一字一句も改竄せずに、極めて拙文のままその全篇を掲げて、読者諸君の一粲(いっさん)に供えてみよう。私は上に述べたように今は何んにも出来ていないが、それでも一度はこのような希望に燃えていた少年であった事を思い遣って下さい。

  老いてなおこう言いきるところに、人間「牧野富太郎」の魅力を感じるのである。
 「赭鞭一撻」は15の項目からなっていた。
 表現はたしかに古く、私などには難解なところも多い。しかし、時空を超えて学ぶべきも多いのである!!

▼ひとつめは「忍耐ヲ要ス」から始まっていた。

 ○忍耐ヲ要ス
堅忍不撓ノ心ハ諸事ヲ為スモノノ決シテ欠クベカラザル者ニシテ繁密錯雑ナル我植学ニ在テモ資ヲ此ニ取ラザルハ一トシテ之ナキナリ故ヲ以テ阻心ヲ去テ耐心ヲ存スルモノハ其功ヲ就なス易々タルナリ

 アタリマエのことを述べているようで、なかなか意味するところは深い!!

▼今、私自身が読んでナルホドと思い、今なお学ぶべきものが大と思うものをピックアップしてみた。

○植学ニ関係スル学科ハ皆学ブヲ要ス

曰ク物理学曰ク化学曰ク動物学曰ク地理学曰ク天文学曰ク解剖学曰ク農学曰ク画学是皆関係ヲ植物学ニ有ス数学文章学ハ更ニ論ヲ俟(また)ザルナリ

○当ニ画図ヲ引クヲ学ブベシ
○宜ク師ヲ要スベシ

(つづく)

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再び牧野富太郎の『赭鞭一撻』を読む。(1) #朝ドラ #牧野富太郎 #学問研究の心得 #赭鞭一撻

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▼朝に少しゆっくりする生活がはじまって以来、ずっとNHKの「朝ドラ」を見るのが習慣化していた。
 興味深いテーマのときは、特に毎日が楽しみだった。
 この春からはじまる『らんまん』はなかなかの楽しみである。

◆2023年度前期 連続テレビ小説『らんまん』

 牧野富太郎の生涯をモデルとしているという。
 どんな展開になるのだろう!?

▼きわめて個人的な興味であるが、次なる3つのことについて牧野富太郎博士に興味があった。

(1) 牧野富太郎とヒガンバナ
(2) 牧野富太郎と『赭鞭一撻』
(3) 牧野富太郎と寺田寅彦

▼少しだけ、詳しくふれてみる。
 まず
(1) 牧野富太郎とヒガンバナ
 である。
 日本のヒガンバナの「不稔性」を最初に指摘したのはあの牧野富太郎だったという。
 栗田子郎先生はあの名著『ヒガンバナの博物誌』のなかで次のように言われていた。

  ヒガンバナに種子ができないことの不思議を最初に指摘したのは牧野富太郎だった。彼は明治40年(1907)に出版された飯沼慾斎の『増訂草木図説』のマンジュシャゲの補記に「予ハ未ダ本種ノ結実セシモノヲ見タルコトナシ」と書いている。(『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社 P43より))

 では、私が2019年に採集・回収した530個は何!?
 いや、2021年には823個まで採集・回収したのは何!?
 まだまだ、それらの実生実験はつづいているのだった。

▼今回、この機会にぜひとももう一度ふれておきたいのは次だった。
(2) 牧野富太郎と『赭鞭一撻』

 私は「土佐の寅彦」詣をくりかえすなかで、何度か高知県立牧野植物園を訪れた。
 そこでたいへん興味深いノートを手に入れた。
 ●『赭鞭一撻』ノート
 ノートの表紙に『赭鞭一撻』の一部の画像が印刷されており、表裏表紙のウラには、『赭鞭一撻』の紹介と「現代語訳」が書かれていた。
 これは、現代に通用する「学問の心得」「研究の心得」デアル!!
 その「原本」を青空文庫でみつけることができた。
 
◆牧野富太郎自叙伝・第二部 混混録 (牧野富太郎)(青空文庫より)

 そのなかの「余ガ年少時代ニ抱懐セシ意見」に「赭鞭一撻」が出てくるのである。
牧野自身が「赭鞭一撻」のことを次のように説明していた。

左の一篇は私が年少時代にわが郷里土佐高岡郡佐川町の自宅に於てその当時私の抱懐していた意見を書き附けたもので、「赭鞭一撻(しゃべんいったつ)」と題してあった。これは今から六十六、七年前の明治十四、五年、私が二十歳頃に書いたものである。そして今日これを読んでみると私は実に感慨に堪えないものがある。

 ノートの「現代語訳」をあわせて読み直してみると実に面白い!!

 今、再び『赭鞭一撻』を ゆっくり ゆっくり !!

(つづく)

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2023年3月(弥生)の俳句「歳時記」!! #お水取り #俳句 #歳時記 #オンライン句会

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▼私が「丹生」を追い始めた歴史はけっこう古かった。

◆「丹生」を追う

 そのなかで
・若狭の「お水送り」
・奈良の「お水取り」
 に出会った。そして、今年もその季節がやってきた!!。

▼今月も名句の鑑賞 より<俳句修業>をはじめたいと思う!!
 名句の参考にさせてもらうのは、これまでのように

◆NHK「俳句」 テキスト

である。ここより巻頭の名句11句を引用させてもらう。

(1) 引き潮に突つ立つ春の鷗なり 遠藤由樹子
(2) 遠山の肩組合つて笑ふなり 本井英
(3) 若草に置かれてくもる管楽器 小島健  
(4) 雛を手にとれば聞こゆる雛の息 橋本美代子
(5) ならべるは細筆ばかり雛作 森田峠
(6) 便箋へ鶯餅の粉をとばす 岡田史乃
(7) よく嚙めと云えば嚙む子等春燈下 田川飛旅子
(8) みな椿落ち真中に椿の木 今瀬剛一
(9) 赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐
(10) 火と走る僧も火となるお水取 銀林晴生
(11) 水取の桶を覆へる榊かな 中岡毅雄

▼今月も無手勝流シロウト「選句」を愉しむことからはじめてみよう!!
 あなたは!?

【私の選んだ名句ベスト3】

(9) 赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐

(2) 遠山の肩組合つて笑ふなり 本井英

(10) 火と走る僧も火となるお水取 銀林晴生

【次点】

(8) みな椿落ち真中に椿の木 今瀬剛一

【選評】
・「椿」は、「お水取り」必須のアイテムだった。この時期ぜひとも「椿」を詠みたいものである。
・「山笑う」は、とてもお気に入り季語である。今年はどんな「笑顔」に!!
・「達陀」(だったん)の響きがなつかしい!!この景は一生モノだ!!

・たしかに「あるある」の景の一句だ。二月堂の椿は今!?

▼本日は、若狭の「お水送り」の日だ!!
 そして、奈良の「お水取り」が終われば、本格的「春」がやってくる!!

 大いに「春」を詠み愉しみたいものである。

◆第31回オンライン句会「寅の日」3月例会案内!!


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2023年3月(弥生)の「雲見」は!? #雲見 #もくもくシール

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▼2023年の2月が終わった。
 これで2023年もはや1/6が終わったことになる。
 3月の「雲見」を予想する前に2月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダー(理科ハウス)でふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴   3   
・巻雲   1  
・巻積雲  0  
・巻層雲  2       
・高積雲  2   
・高層雲  1       
・層積雲  3  
・積雲   8   
・層雲   0   
・乱層雲  8    
・積乱雲  0 

 これはあくまで午前9時(原則)の記録であり、一日のうちでも大きく変化することも多々あった。
 「快晴」3+「積雲」8=11
 「層積雲」3+「乱層雲」8=11
 おおざっぱに2月の「雲見」をとらえるとこうだ。 
 目立つのは「積雲」8と「乱層雲」8だ。
 日の最低気温をアメダスより「記録」してみた。なんと「-」になったのは12日もあった。
 2月はまだまだ寒かったのだ。しかし、残念ながら、今年も「ストロー氷」は今のところ見ることはなかった。
 さて3月の「雲見」は!?

▼3月(弥生)の「雲見」の予想に入ろう。
 昨年の3月の天気図を見てみる。

◆日々の天気図 2022年3月 (気象庁)

・いよいよ本格的な春到来である。
・まだ「なごり雪」の日もあるだろうか。
・春の嵐(「春一番」を含む)の日もあるだろうか?それはいつ頃だろうか。
・周期的天気の変化は顕著になるだろうか。
・「黄砂」が気になる季節だ。
・それらを含めて「光は東から 天気は西から」を意識する季節でもある。
・「サクラ開花」はいつごろになるだろうか!?

▼自分自身でその景の写真に挑戦するということで、次の本を参考にさせてもらうことにしていた。

◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社)

 3月の画像のタイトルだけ引用させてもらう。
 3月はこのうちいくつの写真に挑戦できるだろう。

「名残り雪」
「最深積雪」
「流氷」
「春浅し」
「花粉光環」
「春一番」
「春に3日の晴れなし」
「あけぼの」
「春の降雪」
「PM2.5」
「春雨」
「春霞」
「菜種梅雨」
「麗らか」
「孤雲」
「桜開花」

▼久しぶりに「青春18きっぷ」も手に入れている。
 だから、列車の車窓から「雲見」を楽しむだけの旅=リアル「雲見」の旅 はいつでも出発できる。
 「大気の物理学実験室」を水平に移動する!!
 大気の垂直移動を想像しながら!!

 それだけでずいぶん楽しいものだ!!
 さて、いつ どちらに !?

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