やっぱり「藤の実」に「潮時」が来た!!(2023/02/04~06) #藤の実 #潮時 #寺田寅彦 #科学する
▼寺田寅彦の名随筆「藤の実」は、自然を科学することの面白さを伝えてくれていた。
そのなかに、こんなコトバがあった。
それはとにかく、このように植物界の現象にもやはり一種の「潮時」とでもいったようなもののあることはこれまでにもたびたび気づいたことであった。
▼一昨年から昨年にかけて、幸いにも私はこの「藤の実」の「潮時」を、室内で体験させてもらう機会があった!!
この貴重な体験は、あの名随筆を豊かにふくらませてくれた。
なおいっそう屋外の「藤の実」が気になってしかたなかった。
今年も「ひとり吟行」で立ち寄る公園の藤棚の「藤の実」の「潮時」が気になってしかたなかった。
これまでの経験から
この「藤の実」の「潮時」は、今週末だろう!!
と<予想>した。
<予想>はみごとに、的中した!!
「その瞬間」に立ち会うことはできなかったが、明らかにその痕跡が残っていた。
やっぱり自然を科学するは面白い!!
▼その面白さをさらに豊にふくらませてくれる本があった。
これぞ、ほんとうの【お薦め本】だ。
◆【お薦め本】『寺田寅彦「藤の実」を読む』(山田功・松下貢・工藤洋・川島禎子著 窮理舎)
あなたの近くの「藤の実」はどうですか!?
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