実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2022/12/10) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験
▼なんと、2019年に「自然結実」ヒガンバナから採集・回収した530個になった!!
これまでとは、ケタちがいの驚異的な数であった。
「種子」を使った実生ヒガンバナ実験の今を昨日(2022/12/10)観察してみた。
前回は、もうすでに「出葉」期に入っていた!!
●実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2022/10/20) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験
今回も定位置に置いたまま観察してみた。
▼今回もまず【安富】【夢前】の鉢が置いてある場所からだ。
またしてもまわりの草、笹など、また八手の葉の枯れたモノが覆い被っていた。それらをとりのぞいて観察した。
【安富】
・「出葉」している鉢はかわらず2つである。昨年度から「出葉」していたものだ。(16㎝、16㎝)
・大きな鉢のモノひとつを加えていた。これは、育苗トレーを処理していてみつけたものだ。(14㎝)
・前回の観察とどれも同じ。「出葉」していたものが、大きく伸びていた!!
【夢前】
・「出葉」している鉢は、前回とかわらず3つである。
・一鉢は、1枚の葉がよく伸びていた。(20㎝)
・二鉢は葉が2枚のびてきていた。(16㎝、20㎝)(15㎝、16㎝)
▼次は【福崎】である。
【福崎】
・「出葉」している鉢は前回と変わらず13鉢である。
・二枚の葉をのばしている鉢も6つにもなっていた。けっして珍しいものではなくなっていた!!
・複数枚の葉をのばしている一鉢ではすごいことが起こっていた。
明らかに「分球」(球根が2つに分かれる)をしている。これがより明確になった!!
それぞれに2枚の葉と3枚の葉が出てきていた。
これも前回よりも成長していた!!
・いちばんよく伸びた葉で26㎝に達していた。
【その他】
・「出葉」している鉢はここも前回と同じく3つあった。
・いずれもが二枚の葉がでていた。(20㎝、17㎝)(14㎝、13㎝)(12㎝、3㎝)
▼昨年度末まで「育苗プラグトレー」のままになっていたものについては、すでに大きな植木鉢に植え替えていた。
【育苗トレー】から
・6鉢あった。
・5鉢までが「出葉」していた!!
・2枚「出葉」しているものは3つあった。
・広いところに「引っ越し」したせいかずいぶん元気よくのびた鉢もあった。(24㎝、23㎝)(16㎝、16㎝)(10㎝、3㎝)
結論として、「出葉」している鉢の数は27鉢である!!
現段階(2022/10/20)における3年目の「出葉」は27個である。
これまでをまとめると次のようになる。
【2019年採集分の実生実験】の現段階での結果(2022/12/10)
【2019年】 530個の「種子」採集・回収
【2020年】
・発芽率 140/530×100=26.4 %
・出葉率 54/140×100=38.6%
全体で 54/530×100=10.6%
【2021年】
・2年目の出葉率 27/54×100=50.0%
【2022年】
・3年目の出葉率 27/54×100=50.0%
3年目の「出葉」率は 前回と同じ!!
これ以降も 同じことが考えられる!!
さて…!?
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