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「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(続)(2022/11/15) #ヒガンバナ #自然結実 #ヒガンバナの種子 #日本ヒガンバナ学会

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▼「ちょっとだけ待って!! もう一度、あそこだけ見せて欲しい。」

 と言ったのは、もうあきらめて助手席に乗り込んだときだった。
 気になる「あそこ」があったのだ。
 当りだった!!
 そこには、「目玉オヤジ」になりかけた一本と
 コンクリートの壁にもたれかかる一本の「自然結実」ヒガンバナの花茎が立っていたのだ。
 これが、この地での最大の収穫となった。
 9回の裏、ツーアウトからの大逆転だった!!

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▼次なる「自然結実」ヒガンバナ群生地は【夢前】だった。
【安富】では、ほとんどみつけることができるできなかっただけに【夢前】への期待は大だった。

 ゆっくり ゆっくり 入念にチェックしていった!!
 ところが ない!?
 少ない、どころでない!! 皆無である。
 遅れん坊コスモスがきれいだった。
 辛うじてみつけた一本も、子房部が黒ずみ立ち枯れしてしまっているような状態だった。
 いつも多数をみつけることができる溝の土手も、<葉の季節>を謳歌していた!!
 
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▼必死で探索するなかで、古い古い記憶が蘇ってきた。
 それは、8年前のことだった!!

●ヒガンバナ「自然結実」観察オフin播磨!! #higanbana(2014/11/01)

 このときは、アタリマエのように多数の「自然結実」ヒガンバナの花茎をここでみつけることができたのである。
 このころから勝手なシロウトの作業仮説を立てようとしていた。

 ヒガンバナの「自然結実」は周期的か!?


▼やっと念願であった「自然結実」群生地巡りを終えて、今あらためて思う。

 3倍体(不稔性)である日本のヒガンバナの「自然結実」とは何だろう!?

 それこそ、まったくシロウトの無手勝流<作業仮説>を立てたこともある。

<作業仮説>
【仮説 1】「自然結実」するヒガンバナは、2倍体(2n=22)になっている。
【仮説 2】無融合種子形成をするようになっている。3倍体(2n=33)のままである。
【仮説 3】【仮説 1】と【仮説 2】とが入り交じっている。

 それを確かめる術もなく時がすぎていっている。
 しかし、今年も多くの人の協力により、より確かになってきたことがある。

 日本のヒガンバナは想像以上に高頻度に「自然結実」を起こしている!!


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