2022年冬・私の「クモ学」は今!!(2)(2022/11/24) #クモ学 #ナガコガネグモの卵のう #クモの越冬 #ナガコガネグモの一生
▼「冬場」のクモたちの観察で最大のポイントは
・クモたちがどのようにして「越冬」するかである!?
寒さは変温動物であるクモたちに強敵であった。
これまでに体が凍っても生きていられるクモは一匹もみつかっていないそうである。
▼ナラバ
「卵」の状態で「越冬」するというのも、ひとつの「戦略」である。
事実、先のジョロウグモならば、冬に入る前に産卵し、翌年の春先に子グモたちが「出のう」し、「団居(まどい)」をして、その後にバルーニングをして旅立って行く。一部始終を観察したこともある。
さて他のクモの場合どうだろう!?
事情があって、しばらくその場所に行けなかった。
一昨日(2022/11/24)、その場にいってみた。池の淵にある鉄柵には3つのナガコガネグモの「卵のう」がぶら下がっていた。
前に観察したときに、それはナガコガネグモの産卵したものであることは確かめていた。
夏の終りから、秋にかけて大活躍していたナガコガネグモである。
前に観察したときは壺形の一個だけだったが、一昨日は3個になっていた。
同じメスが産卵したものかはわからない!?
▼さて、この「卵のう」から子グモたちが「出のう」してくるのはいつだろう!?
ジョロウグモたちと同じく、翌年の春先だろうか!?
私はまだそれを観察したことがないのでわからない。
ひょっとしたら、私がしばらくご無沙汰したその間だったかも知れない。
私の「クモ学」はまだまだ知らないことでいっぱいだ。
▼他のクモたちは、この「冬場」どのようにしてすごしているだろう。
シーズンオフとばかり思い込んでいる冬場の「クモ学」は、ていねいにゆっくり観察すれば、
思いもせぬ「大発見」があるかも知れない!?
(つづく)
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