2022年11月のオンライン「寅の日」は #寅彦とアインシュタイン #traday #寺田寅彦
▼いつも参照させてもらっている『寺田寅彦ー天然に育まれし眼差しー』(高知県立文学館)の「年譜」にちょうど100年前の1922年は次のように記してあった。
●一九二二(大正一一)年 四五歳(数え年)
2月、志村の土地を紹介され見に行く。
3月1日、阪井重季(夏子の父)死去(七七歳)。
8月、海軍省から田丸卓郎とともに航空船に関する調査を嘱託される。
11月17日、アインシュタイン来朝。
弘田龍太郎にバイオリンを習い始める。
そうだ!!この年、あのアインシュタインが日本にやって来たのである。
1922(大正11)11月17日から12月29日までの43日間も日本に滞在し、全国10カ所で講演を行なったのである。
▼2022年11月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期がきていた。
11月はアインシュタイン来日から、ちょうど100年!!
同時代人である寅彦は、これをどう迎えたのだろう。そこで11月のテーマは次のようにしたい。
【11月テーマ】「寅彦とアインシュタイン」
11月は2回あった。
■2022年11月オンライン「寅の日」!!
◆第331回オンライン「寅の日」 …11/09(水)
◆第332回オンライン「寅の日」 …11/21(月)
▼先の「年譜」に1922年の前年1921年に次のようなことが書かれていた。
●一九二一(大正一〇)年 四四歳
10月 『改造』に「アインシュタイン」掲載。
同じ年の7月にも『科学知識』に、上記と重なる部分もあるのだが、「アインシュタインの教育観」を発表していた。
そこで、このふたつの随筆を読むこととしたい。
■2022年11月オンライン「寅の日」!!
◆第331回オンライン「寅の日」 …11/09(水)「アインシュタイン」(青空文庫より)
◆第332回オンライン「寅の日」 …11/21(月)「アインシュタインの教育観」(青空文庫より)
▼そんなこと今さら言ったら、しらけてしまうかも知れないが、私はずっと不思議でならなかった。
今から100年も前の大正時代に、何故人々はかくも熱く「アインシュタイン」に夢中になったのだろう!?
「科学」はそんなに身近にあったのだろうか!?
「科学」と「社会」は!?
正直言って、私はいまなお「アインシュタイン」の凄さがよくわかっていなかった。
今回を機に少しでもわかりはじめるといいな!!
そんな願いを込めて、私的テーマは
「寅彦とアインシュタインと私」
さて、どうなることやら。
| 固定リンク
« サイエンスコミュニケーター宣言(433) #寅の日 #理科の授業 #煮干しの解剖 #静電気 #原子論 | トップページ | 実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2022/10/20) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験 »
コメント