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2022年・私の「ヒガンバナ研究」はどこまで!? (10) #ヒガンバナの種子 #種子のの保存 #ヒガンバナの実生実験 #種子の発芽 #Webテキスト試案 #日本ヒガンバナ学会

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▼Webテキスト『ヒガンバナ』の改訂作業をつづけよう。

◆Webテキスト『ヒガンバナ』(2013年版 2013.09.01解説版)
Ⅱ どうやって殖えるのか?
【発展研究】
 ここまでで「自然結実」花茎をみつけることができず、「種子」をみつけることができなければ、次のステップにつながらない。
 今年がダメなら来年にも再度挑戦してみてほしい。場所をかえて何度でも!!
 一度みつけたら、びっくりするほど何度でもみつけるようになるものである。
 これは体験的実感デアル!!

●2022年・私の「ヒガンバナ研究」はどこまで!? (2) #ヒガンバナの種子 #三倍体 #自然結実 #実生実験 #日本ヒガンバナ学会

 この段階で、情報を共有したいものである。
 誰かが「見つけたゾ」といえば、ナラバ きっと「私も…!!」となる。
 これはマチガイナイ!!
 ここでも

 情報は発信するところに集まる!!

▼Webテキスト改訂試案をつづける。

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【Step2】「種子」を保存する。

(5) 「種子」を1個ずつチャック付きナイロン袋(12 × 7 ㎝)に入れる。袋には採集場所、花茎採集日、「種子」回収日をマジックで記入しておく。(11月中旬~12月上旬)

(6) すべての「種子」が回収し終わったら、ナイロン袋をケースに入れ、冷蔵庫で保存する。(12月中旬~)

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 繰返し言っておきたい。
 これが必ずしもベストの保存方法とは思っていない。
 カビ被害等を克服しての現在の「到達地点」である。
 みんなで取り組むうちに改良されればうれしい。

▼ここが、ヒガンバナ実生実験のいちばん大切なところである。

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【Step3】「種子」を発芽・発根させる。

(7) 保存して置いた「種子」を冷蔵庫から出してくる。(2月~3月中旬)
(8) 「種子」を一粒ずつ「タネまき土ポット」(市販品)にまく。そのとき採集場所、花茎採集日、種子回収日の記録されたナイロン袋は工夫をしてつけておく。
 ポットを入れる容器は、プリンの空容器等を工夫する。
(発芽、発根だけであれば適当な容器に濡れたティシュを敷いて床としても可)
(9) 発芽・発根を観察する。(~5月中旬 もっと遅くなる場合もある)

(※採集・回収した「種子」の個数により実生実験の方法は工夫してみる。多数の場合は、育苗プラグトレー、培養土(市販のもの)も検討してみる。)

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 実際に多くの人の実践事例が出てくれば、いろんな実験方法が開発されてくるだろう。
 誰もが簡単に家で取り組める方法がいいナ!!

▼次のステップに行こう。

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【Step4】植木鉢に植え替える。

(10) 発芽してから、小さな鱗茎がふくらみ緑の部分が消えかかるまで観察して、土ポットごと植木鉢に植え替える。使用する土は市販の「花・野菜栽培用土」で可。(~6月中旬)

(※最初から、植木鉢、育苗プラグトレー、プランタン等で培養土を用いて実生実験をやっている場合は、このステップは省略可。ただし観察だけはしっかりやっておく。)

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 鱗茎(球根)が、どんどんふくらんでいく様子を観察するのは感動デアル!!
 光合成は偉大ナリ!!

(つづく)

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