« 「原子論」を科学する(17) #原子論の歴史 #ラヴォアジエ #化学革命 #元素 #デーヴィ #電気分解 | トップページ | 「原子論」を科学する(19) #原子論の歴史 #ニュートン #質量 #質量保存の法則 #ロモノソフ #原子と分子 »

「原子論」を科学する(18) #原子論の歴史 #ラヴォアジエ #化学原論 #ドールトン #原子量 #元素重量不変の法則

Dscn9395_20220625035501

Dscn9442_20220625035501

「それで…!?」
 と言われると、困ってしまうのだが、飽きもせずやっぱりこれをやってしまうのだった。
 池のなか、周辺から可能なかぎり「花びら」「雄しべ」を拾い集めた!!

 【2022大賀ハス1号】(観察池)
「あこがれの4日間」: 2022/06/20~2022/06/23
 花びら : 18枚(4枚?を含む)
 がく : 2枚
 雌しべ : 14
 雄しべ : 131本 

あのラボアジェも「法則」(アタリマエ)みつけるまでは飽きずにくりかえしたのかな!?

▼「原子論」の歴史をつづけよう。
  再びラヴォアジエの仕事を見てみよう。

 ラヴォアジエはその理論と実験をいくつかの論文として発表したあと、それらの成果をまとめて一七八九年に『化学原論』と題する上下二巻の本を出版した。その英訳はすぐ翌年に、フランス語の題を忠実に英語に移した Elements of Chemistry という名前で出版された。Elementsという言葉には「入門」といった意味もある。ラヴォアジエ自身、初学者にもわかりやすいことを旨として執筆したといっているが、Elements-化学では元素のこと-は原理、原則という意味もある。だから私は『化学原論』をラヴォアジエの本の訳名とするのがふさわしいと思う。
(『原子論の誕生・追放・復活』P144より)

●1789年 ラヴォアジエ(フランス、1743~1794)『化学原論』を出版

▼次はドールトンに行こう。

 『化学原論』の出版からわずか一六年後の一八〇五年に、イギリスのマンチェスターで化学者のジョン・ドールトンの、その二年前発表した論文が印刷され、その論文の付録に「ガス状物質そのほかの物質の窮極粒子の相対的重量の表」というものがあった。「窮極粒子」とは原子のことである。それには、水素の原子の重量を一とすれば、酸素の原子の重量は五・五、水素原子と酸素原子とからできている水の分子の重量六・五などと書かれてあった。原子についての新しい考え方を述べたドールトンの著は『化学の新しい体系』と題して一八〇八年に出版された。ドールトンは原子の「相対的重量」のことを短く「原子重量」(atomic weight)といった。日本語では簡単に「原子量」といっている。
(『原子論の誕生・追放・復活』P145より)

●1808年 ドールトン(イギリス、1766~1844)『化学の新しい体系』出版

▼今一度、ラヴォアジエにもどろう。
 ここのところが、もっとも大切なところだからゆっくりゆっくり急ごう!!

ラヴォアジエは燃焼の理論から出発して、「元素」の概念を確立した。「元素」はもはや想像の産物ではなくて、つかまえ、重量をはかり、変化の過程のゆくえを追跡できるものとなった。そして元素は、どんな化学変化の中でも、不生不滅に保たれるものなので、一つの化学変化の前と後とで、変化にかかわりを持つ一つ一つの元素の重量は変わらず、したがって全体として見た重量も、変化の前後で変わらないことになる。
(『原子論の誕生・追放・復活』P145より)

くどいほど繰り返しておこう!!

 一つ一つの元素の重量は変わらず、したがって全体として見た重量は、変化の前後では変わらないことになる。このようにして、ギリシア人の考えた「物質不滅の原理」は、新しい意味での元素の言葉で、書き改められることになった。裏がえしにしていえば、ラヴォアジエは古来の物質不滅の原理に導かれて、元素の不生・不滅、元素の重量の保存をたしかめたのである。だからラヴォアジエにとって元素という概念の「発見」と「元素重量不変の法則」-今では物理学の正確な用語を採用して質量保存の法則という-の確立とは、一つのことだったといえる。化学の教科書などに質量保存の法則を確立したのはラヴォアジエであったように書いてあることがあるが、これは正しくない。
(『原子論の誕生・追放・復活』P146より)

(つづく)

|

« 「原子論」を科学する(17) #原子論の歴史 #ラヴォアジエ #化学革命 #元素 #デーヴィ #電気分解 | トップページ | 「原子論」を科学する(19) #原子論の歴史 #ニュートン #質量 #質量保存の法則 #ロモノソフ #原子と分子 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「原子論」を科学する(17) #原子論の歴史 #ラヴォアジエ #化学革命 #元素 #デーヴィ #電気分解 | トップページ | 「原子論」を科学する(19) #原子論の歴史 #ニュートン #質量 #質量保存の法則 #ロモノソフ #原子と分子 »