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「静電気」を科学する(24) #静電気の歴史 #静電気と動電気 #静電気の授業

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▼いよいよ「静電気」を科学する シリーズを終りとする。
 最後に<ねらい>の三つめを繰り返す。

(3) 「静電気」の授業を考える!!

 歴史は教えてくれている!!
 「静電気」から「動電気」へのドラスティクな展開を!!
 「静電気」から「動電気」への文脈で授業を構想することは可能か!?
 原子論的物質観とのかかわりのなかで
 そのメリット、デメリットは!?

▼「これまで」の実践・提案の中から学ぶことの多かった一例をピックアップしてみよう。

●「静電気の学習~物とのかかわりで~」(古川千代男 『理科教室』1973年12月号P19~)
●「静電気と動電気を結ぶ」(古川千代男 『理科教室』1980年2月号P82~)

 文献としては、次がくわしい。

◆1976年4月10日 『やさしくて本質的な理科実験2』(高橋金三郎・若生克雄共編 評論社)
 26. 帯電する金属、帯電する水
 27. 静電気と動電気は同じか
 28. 静電気も移動する
 29. 電気力は真空中でも作用するか
 30. 電気の正負は真空管用電源で
  (いずれも古川千代男氏による)

▼最近の研究ではどうだろう。
 ネットで検索するうちにいくつかの興味深い研究・提案にもであうことができるようだ。
 同時に根本的な疑問もうかんでくる。

・「電位概念形成」と「箔検電器」
・はじめにボルタありき!! と関連して
・「静電気」を先行させるメリットは!?
・「回路学習」先行ばかりが定着したのはどうしてなんだろう!?
・「静電気」から「動電気」への文脈は今も有効か!?

▼まだまだ考えてみたいこといっぱいでてきそうだ。
 しかし、今回はここまでとする。
 最後の最後に再び 

◆【電気の学習】実践DB

 を見てみる。
 今回のシリーズであらたに多くのことを学んだ。
 「静電気」がより興味深く面白くなった!!
 この学びに協力してくださったみなさんに感謝します。深謝<(_ _)>

 再び 続・「静電気」を科学する を書くことはあるだろうか!?
 あれば、そのときはまたよろしく。

(了)

 


 

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