実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2022/04/27) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験
▼庭の定点ビカンバナ、2019年以前に採集・回収した「種子」を使った実生実験中のヒガンバナと見てきた。
いずれもが枯れがはじまっていた。
2019年に「自然結実」ヒガンバナから採集・回収した530個の「種子」を使った実生ヒガンバナ実験ではどうだろう。
27個が「出葉」していた!!
前回の観察(2022/02/07)から年を越して、79日がたっていた。
「出葉」の様子はどう変化しただろう。
定位置に置いたまま観察してみた。
▼一昨日(2022/04/27)現在を「記録」しておく。
まず【安富】【夢前】の鉢が置いてある場所だ。
まわりの草、笹などがけっこうのびていた。それらをとりのぞいて観察した。
【安富】
・「出葉」している鉢はかわらず2つである。
・となりあわせの2つだ。
・一鉢の方の葉は完全に枯れてしまっていた。もうひとつの方も先からかれはじめていた。(13.0㎝)
【夢前】
・「出葉」している鉢はかわらず3つである。
・葉は確かに以前より少しだけのびてきていた。(12.0㎝、21.0㎝、19.0㎝)
・葉の先の方から少し枯れ始めている。
▼次は【福崎】である。
【福崎】
・「出葉」している鉢は前回と変わらず13鉢である。
・二枚の葉をのばしている鉢も2つあった。一鉢の葉は枯れてしまっていた。
・三枚の葉をのばしている一鉢ではもっとすごいことが起こっていた。
「分球」!?(球根は分かれかけているように見える!!)
・一枚の葉でもすごくのびているものもあった。それも前回より3㎝ものびていた。(26.0㎝)
・ふたつの鉢で枯れて完全消失!!
・多くで葉の先で枯れがはじまっていた。
【その他】
・「出葉」している鉢は前回と同じく3つあった。
・二枚の葉がでているものも前回より1㎝のびていた。(17.0㎝、17.0㎝)
・一枚の葉でもよくのびているものもあった。先は枯れ始めていた(19.0㎝)
▼その他に「育苗プラグトレー」のままになっていたものについては、2022/03/08に植木鉢に植え替えていた。
【育苗トレー】
・6鉢あった。
・二枚葉を出していた鉢はすっかり枯れてしまっていた。
全体をまとめて、葉の枯れははじまっている!!
すでに枯れて消失したものもあるほどである。
これで2021年の秋にはじまった2年目の「出葉」の観察は終わる。
いったんまとめてみよう。
【2019年採集分の実生実験】の現段階での結果(2022/04/27)
【2019年】 530個の「種子」採集・回収
【2020年】
・発芽率 140/530×100=26.4 %
・出葉率 54/140×100=38.6%
全体で 54/530×100=10.6%
【2021年】
・2年目の出葉率 27/54×100=50.0%
さて、3年目の今年の秋は!?
| 固定リンク
« 第21回オンライン句会「寅の日」5月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム | トップページ | 実生コヒガンバナは今!!(2022/04/29) #コヒガンバナ #二倍体 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会 »
コメント