823個のヒガンバナ「種子」の実生実験をはじめた!!(1)(2022/03/11) #自然結実 #3倍体 #ヒガンバナの種子 #実生実験
▼2021年に採集・回収したヒガンバナの「種子」の数は823個であった。
ともかく膨大な数であった。
すでにナンバリングもすませ、花茎の採集場所、採集日、「種子」回収日が特定できるようにしていた。
どのように実生実験を展開するか、それにずっと思案していた。
そして、決めた!!
育苗プラグトレーで、ずっと育てる!!と
「発芽・発根」「出葉」を観察確認するだけならこれで充分である。
また、どこから・いつごろ採集回収した「種子」が発芽しやすいかも特定できる。
▼トレーの底に小さく切ったネットを入れた。
土は市販の「花と野菜の培養土(肥料入り)」を使用した。たっぷり水をやって、準備完了だ。
▼さあ、いよいよ指定された場所に「種蒔き」だ。
なにしろ823個は多い!!
気の遠くなるほど遠大なる作業である。
▼ひとつのトレーには72個の「種子」が種蒔きできた。
ひとつのトレーが完了するごとに、再度水やりをして、上から別のトレー(シェルター)をかぶせた。
トレー3つを設置場所に移動した。
これでやっと全体の1/4である!!
まだまだ道は遠い!!
(つづく)
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コメント
おはようございます。
これは壮観です。「ヒガンバナには種子ができない」という常識を覆す実験ですね。
投稿: sakamoto | 2022/03/17 13:04
sakamotoさん
コメントありがとうございます。
>これは壮観です。「ヒガンバナには種子ができない」という常識を覆す実験ですね。
実はわからないことだらけですが、やったことだけは「事実」として記録しておこうと思います。
後に、だれかがこの「ふしぎ!?」の謎解きをやってくれるかも知れない。
それに期待して、できるだけくわしく記録を残しておこうと思っています。
投稿: 楠田 純一 | 2022/03/17 15:20