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2022年3月(弥生)の俳句「歳時記」!! #俳句 #歳時記 #オンライン句会

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▼俳人の稲畑汀子先生が亡くなった!!
 直接お会いしたことはない。テレビでお顔を拝見したり、朝日俳壇の選者としてお名前を知る程度だった。
 あるとき、急に「その世界」の空気を吸ってみたくなり、芦屋にある先生のご自宅を訪ねたことがある。
 それは、ご自宅の敷地に「虚子記念文学館」があるからである。
 高浜虚子は先生の祖父になる。

●虚子記念文学館

 とてもすばらしい空間だった。「その世界」の空気もいっぱい吸わせてもらった。
 また訪ねて行ってもいいですか。  合掌

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▼今月も名句の鑑賞 よりはじめる<俳句修業>をはじめよう!!
 名句の参考にさせてもらうのは、いつものように

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭の名句11句を引用させてもらう。

(1) 春の山たたいてここへ座れよと 石田郷子
(2) 雛壇を旅立つ雛もなくしづか 高山れおな
(3) 手のひらに色を遊ばせ雛あられ 上野章子
(4) 毎日に次の日のある土筆かな 小川軽舟
(5) 三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子
(6) 谷折りがぷつと開くや紙風船 青木空知
(7) 春燈や衣桁に明日の晴の帯 富安風生
(8) 日暮れまで日は遊びおり黄水仙 折笠美秋
(9) 死ぬ真似をして紫雲英田に倒れけり 山崎十生
(10) いづかたも水行く途中春の暮 永田耕衣
(11) 泥かぶるたびに角組み光る蘆 高野ムツオ

▼<俳句修業>の第一歩は「選句」から!!
 今月もシロウト「選句」を大いに楽しみたい!!

【私の選んだ名句ベスト3】

(5) 三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子

(4) 毎日に次の日のある土筆かな 小川軽舟

(6) 谷折りがぷつと開くや紙風船 青木空知

【次点】

(9) 死ぬ真似をして紫雲英田に倒れけり 山崎十生


【選評】
・今月はやっぱり真っ先にこの句だろう。それにしてやっぱりうまいもんだ!!
・「次の日のある」という表現がとても気に入った。「土筆」のところにいろんなもの入れて遊んでみた。
・「ぷつと開く」とは、みごとな観察眼だ!!

・人ってどうして同じような「体験」をもつものだろう!? あるある賞だ。


▼「あなたも俳句をおやりなさいな」
 稲畑先生は知り合った人たちにいつもこう言って俳句を勧めていたそうだ。
 俳句を知り尽くした人の含蓄のあるコトバだ。
 シロウトの私にはとてもそんなエラソウなことは言えない。
 言えるのは これだけ!!
「あなたも一緒に俳句を愉しみませんか」
 
●第19回オンライン句会「寅の日」3月例会案内!!


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